2月7日、坂口征夫が引退し静かにリングを去る…。遠藤&飯野がKO-Dタッグ王座を奪取、 New Periodが挑戦表明でDDTvs全日本プロレスは次なるステージへ


2月7日 DDT「Into The Fight 2024 TOUR in SHINJUKU」新宿FACE
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 30分1本勝負>
〇クリス・ブルックス 高梨将弘(6分47秒 片エビ固め)×平田一喜 男色ディーノ
※ブレインマンティスボム

<第2試合 30分1本勝負>
秋山準 ヨシ・タツ 〇高尾蒼馬(9分10秒 エビ固め)大鷲透 彰人 ×須見和馬
※パーフェクトドライバー

<第3試合 DDT EXTREME王座次期挑戦者決定戦 60分1本勝負>
〇岡谷英樹(9分53秒 ケツアルコアトル)×MJポー

<第4試合 30分1本勝負>
本田竜輝 〇安齊勇馬(12分40秒 ジャーマンスープレックスホールド)正田壮史 ×瑠希也

<第5試合 30分1本勝負>
〇上野勇希 MAO 勝俣瞬馬(12分27秒 胴絞めスリーパーホールド)樋口和貞 納谷幸男 ×大石真翔

<第6試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇遠藤哲哉 飯野雄貴(18分38秒 エビ固め)【第81代王者組】×佐々木大輔 KANON
※バーニングスタープレス
☆カリスマ&KANONが初防衛戦

<第7試合 坂口征夫引退試合 60分1本勝負>
〇HARASHIMA(15分37秒 片エビ固め)×坂口征夫
※蒼魔刀

DDT新宿大会のメインでは、坂口征夫の引退試合が行われ、これまで何度も激しい試合をしてきたHARASHIMAが最後の相手を務めた。
開始、HARASHIMAから打って来いと迫ると、坂口はビンタを浴びせ、牽制するHARASHIMAにミドルキックを放ち、HARASHIMAはタックルからグラウンドを仕掛けて攻防を展開する。

スタンディングになると、ミドルキックのラリーとなって相打ちになるが、再びミドルキックのラリーで坂口が崩れる。しかし、HARASHIMAが”まだ終わらないだろ”とHARASHIMAが檄を飛ばと。再びミドルキックのラリーを繰り広げる。

坂口がエルボーを放つと、HARASHIMAはビンタを連打で返し、坂口は掌底のラッシュから神の右膝を炸裂させてmHARASHIMAがダウンする。
坂口は突進すると、HARASHIMAが延髄斬りで迎撃してから蒼魔刀を炸裂させ、カウント2でキックアウトした坂口は大きく構えると、HARASHIMAがは容赦なく蒼魔刀を炸裂させて3カウントを奪い、坂口を介錯した。

試合後はノーサイドとなり、マイクを持ったHARASHIMAは「最後の相手に自分を指名してくれてありがとうございます。同世代としてベストコンディションでいて、それで自分も励みになって頑張ってきた、まだ強いのにリングを後をするのは寂しくて、悲しくて、でも坂口さんは選んだことは決めないし、曲げないのはわかっているから。最後も全力で試合をさせてもらいました、本当に最後までカッコ良かったです、リングの上でなく酒の席や、他団体でもいざこざがあった時でも坂口さんがいてくれたし助けてくれた。その坂口さんが去るなんて悲しくて、悔しくて…本当にありがとうございました」と引退を惜しみ、坂口も「HARASHIMAさん。本当にありがとうございました、勝ちたかったです。旨い事言えないけど。今日でリングを降りますけど、このまま強いHARASHIMAさんでこのDDTを守ってください」と握手を交わす。
そして弟である坂口憲二さんからのビデオメッセージが公開されると、「11年このリングに立てたことを誇りに思います。これからもこのリングはどんどん変わってくると思います、どんどん大きくなって、多くのファンに夢を与えていくと思います、オレ以外にもいい選手いっぱいいるから、これからもDDTをお願いします」とスピーチした後で、DDTの選手だけでなくBASARAの木髙イサミ、フリーのヤス・ウラノ、赤井沙希さんまで駆けつけて記念撮影、胴上げの後で、各選手と握手を交わし、静かにリングを降りると、井上マイクさんのラストコールで去っていった。

自分が憶えているのは2013年1月13日、レジェンドプロレスリングで坂口は長州力、藤波辰爾と組んで蝶野正洋、天山広吉、獣神サンダーライガーとの試合で、ライガーの掌底を浴びた坂口は天山のモンゴリアンチョップ、蝶野のSTFを食らうなど徹底的に痛めつけられ、試合は天山が天山プレスで長州が敗れたものの、試合後に蝶野からは「ガキの遊びじゃねえんだ!、プロレスやるなら1・4東京ドームを目指せ、オメエなんてクズだ!」と言われ、ライガーからも「一騎打ちしてやる」と言われたが、蝶野らは親である坂口征二を意識してか、新日本プロレスに参戦するようにと促していた。

この時の坂口はMMAから一線を退いてDDTにスポット参戦していた。蝶野らは親である坂口征二が新日本プロレスに上がっているんだから、息子も新日本プロレスに参戦するべきだと考えていたんだと思う。

しかし、坂口は蝶野らに反発するようにDDTを本格的な主戦場として選んだ。理由は橋本大地が橋本真也の息子でしか見てくれないことで、大日本プロレスの所属になったように、新日本プロレスの選手らは坂口征二の息子でしか見てくれなかったからだった。

DDTは坂口征二の息子としてではなく、一人の坂口征夫として扱ってくれた。プロレスでは遅咲きのデビューだったが、柔道もやって、MMAの下地もあり、血筋もあってプロレスに順応することが出来た。2014年には「自分の最後の格闘家人生をこのDDTで終わらせたいです。自分をDDTの所属の選手にしてください。」所属にもなった。DDTは坂口にとってプロレスでの居場所であり、いろんなことを経験させてくれて、いろんな選手にも巡り合った夢の団体だった。

その坂口も気づけば50歳、節目でDDTの更なる発展を次の世代に託すためにリングを去ることを選んだ。坂口征夫選手、本当にありがとうございました、そしてご苦労様でした。

第3試合ではDDT EXTREME王座挑戦者決定戦が行われ、岡谷とポーがハードコアルールで対戦、開始、互いにイスをもってイスチャンバラはポーが制したが、場外へ逃れた岡谷は竹刀で面となるも、ポーはイスを投げて殴打する。

ポーはテーブルをリングサイドにセットすると、エプロンからテーブル貫通チョークスラムを狙うが、逃れた岡谷はドロップキックを放つ、
ポーはイスで岡谷をフルスイングすると、リングに戻ってテーブルを斜めにしてコーナーへセット、岡谷をテーブルに叩きつけてから、イスの上へDDT、岡谷をイスで埋めてからボディープレスを浴びせる。
ポーはイスをセットしてからのブレーンバスターを狙うが、逃れた岡谷はポーをイスに座らせてドロップキック、ポーにイスを投げ渡してからダイビングショルダーを命中させる。
岡谷はポーを椅子の上へレッグシザースからトラッシュ缶でフルスイングするが、ダブルアームスープレックスは、ポーがリバース、串刺しは避けた岡谷はポーをテーブルに直撃させてからドロップキックに対し、串刺しはポーがイスを持ったままでのフライングボディーシザースドロップで迎撃する
ポーはバックフリップを狙うが、逃れた岡谷が低空ドロップキック、トラッシュ缶を頭から被せてから竹刀でドラム攻撃、竹刀でフルスイングするも、イスを持っての突進は、ポーがラリアットで迎撃する。

ポーはショルダータックルからテーブルをセットし、岡谷をテーブルに寝かせた上にイスをセットしてからの、テーブル貫通リバーススプラッシュは狙いは、イスで一撃して阻止した岡谷がテーブル貫通パワーボム、ポーの首にイスをかざしての岡谷ホームランから、イスの盛りへのケツアルコアトルで3カウントを奪い勝利、試合後には挑戦者となった岡谷の前に勝俣が現われ、勝利を祝って熱波WARではなく握手でエールを交わす。

第4試合の正田&瑠希也vs New Periodの本田&安齋による、DDTvs全日本プロレスの対抗戦は、

New Periodが瑠希也を捕らえてリード、長時間捕まった瑠希也は安齋にブレーンバスターから、代わった正田がミドルキックを連打、コンプリートショットと反撃するが、ハンマースルーは切り返した安齋がフロントスープレックスで投げる。
代わった本田が串刺しラリアットからスパインバスター、キャメルクラッチと正田を攻めmファイナルベントを狙うが、逃れた正田に本田がバックエルボーに対し、正田はバイシクルキック、本田はスピアーで応戦するが、正田はブレーンバスターで投げる、

安齋vs瑠希也に代わってエルボーのラリーとなり、瑠希也はランニングエルボーに対し、安齋はボディースラム、本田が入って New Periodがトレイン攻撃と攻めるが、サンドウィッチ攻撃は、瑠希也が同士討ちさせると、正田が本田に三角蹴りを浴びせ、トラースキックの援護を得た瑠希也が安齋にランニングエルボー、フェースクラッシャー、火の玉ボムと攻めるが、本田がジャーマンでカットする。
瑠希也が必死で抵抗するが、 New Periodがサンドウィッチジャンピングニー&ラリアットを連発し、正田がカットも本田がラリアットで排除する。粘る瑠希也は安齋に丸め込みを連発してランニングエルボーを放つが、突進は安齋がジャンピングニーで迎撃し、最後はジャンピングニーからジャーマンスープレックスホールドで瑠希也から3カウントを奪い、全日本プロレスが勝利を収める。

セミファイナルではKO-Dタッグ選手権が行われ、王者のDAMNATION TAのカリスマ&KANONにバーニングの遠藤&飯野が挑戦。
KANONとのぶつかり合いを制した飯野はボディースラムからバーニングエルボーは自爆するも、遠藤がアトミコで援護すると、飯野はバーニングエルボードロップから、遠藤と一緒にバーニングポーズも、カリスマがカットに入る。

代わった遠藤がKANONにドロップキックからロープへ走るが、カリスマが場外へ引きずり出してイスを投げると、遠藤の首にイスをかざして鉄柱攻撃とDAMNATION TAが遠藤を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった遠藤はカリスマにハンドスプリングオーバーヘッドキックを放つと、代わった飯野がショルダータックルを連打、カリスマのスピアーも弾き飛ばしてブレーンバスター、逆水平を連打に対して、カリスマがサミングからナックルを浴びせても、飯野が突き飛ばし、読み合いからバックフリップ、しかしショルダータックルはカリスマが低空ドロップキックで迎撃する。
代わったKANONが飯野にショルダータックルからエルボーのラリーとなって。KANONはキチンシンクからラリアットは相打ちは、飯野が競り勝ったところで、KANONがラリアットで応戦する。
飯野はKANONをカークラッシュショルダータックルで弾き飛ばすと、代わった遠藤がドロップキックでKANONを、カットに入ったカリスマにはフランケンシュタイナーで場外へ出すと遠藤スペシャルを命中させる。

リングに戻ると遠藤はKANONにスワンダイブフォアアームからトーチャーラックは、逃れたKANONがコブラツイスト狙いも、逃れた遠藤はトラースキック、ハンドスプリングはキャッチしたKANONがフェースバスターで叩きつける。
代わったカリスマが遠藤にダイビングラリアット、ナックルを連打で続くが、遠藤はエルボーの連打で返すとエクスプロイダー狙いは、カリスマが切り返してクロスフェースは、遠藤が丸め込んでゆりかもめを狙うも、、カリスマが押さえ込んでからDDTで突き刺す。
カリスマはヒットマンダイビングエルボードロップ狙いは自爆すると、遠藤はパワーボムの体勢から変形ネックブリーカー、トーチャーラックはカリスマがスリーパーで捕らえ、KANONが入ってクロスフェースとコブラツイストの複合合体技から、カリスマがクロスフェースで捕らえるが、遠藤はロープエスケープする。
DAMNATION TAは合体技ベトナムドライバーを狙うが、逃れた遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーでカリスマをKANONに叩きつけ、飯野のラリアットの援護から遠藤はカリスマにエクスプロイダーを決めたが、カバーはKANONがレフェリーを場外へ引きずり出し、気を取られた遠藤にカリスマがイス攻撃も、怒った飯野がカリスマのイス攻撃を弾き飛ばしてスピアーを浴びせる。

カリスマのミスティカを叩きつけた遠藤はジャーマンで投げるが、突進はカリスマがスピアーで迎撃し、ペティグリーからトラースキック、そして突進すると、遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイを決める。
遠藤はバーニングスタープレスを投下するが、カリスマが剣山で迎撃してから、KANONが入ってラリアット、そしてDAMNATION TAが合体ベトナムドライバーから、カリスマがクロスフェースで捕らえて。クロスオーバーフェースロックへ移行も、遠藤が押さえ込む、
遠藤のその場飛びを避けたカリスマが佐々木式ウラカンラナで丸め込んだが、飯野がスピアーでカットすると、遠藤がカリスマにトーチャーラックボムから、バーニングスタープレスで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
王座を奪取した遠藤は次期挑戦者を募ると、本田&安齋のNew Periodが名乗りを挙げ、3・17後楽園での選手権が決定となり、DDTvs全日本プロレスはタイトルを絡めた次なるステージへと進んでいった。

第2試合後にMCタイムが終わった後で、3月をもってCyberFightから独立するガンバレ☆プロレスの大家健が現われ、高木三四郎に対して対戦を要求する。リングに現れた高木は対戦を要求を受諾し3・17後楽園での対戦が決定した。

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