勝ち抜き戦はLIJが勝利!辻は上村と敗者髪切り戦、そしてIWGP世界ヘビー級挑戦と下剋上へ!


2月5日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1015人
(試合内容は実況ポストより)

<第0試合 10分1本勝負>
△嘉藤匠馬(10分時間切れ引き分けで)△村島克哉

<第1試合 20分1本勝負>
〇KENTA チェーズ・オーエンズ 石森太二(7分48秒 ジャックナイフ式エビ固め)エル・ファンタズモ ヒクレオ ×邪道

<第2試合 20分1本勝負>
〇海野翔太 本間朋晃 エル・デスペラード YOH ボルチン・オレッグ(8分57秒 片エビ固め)EVIL 成田蓮 ×高橋裕二郎 SHO 金丸義信
※デスライダー

<第3試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト 藤田晃生(10分33秒 腕固め)棚橋弘至 石井智宏 ×真壁刀義 矢野通

<第4試合 30分1本勝負>
グレート・O・カーン TJP 〇フランシスコ・アキラ カラム・ニューマン(1分11秒 反則勝ち)デビット・フィンレー アレックス・コグリン ×クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー

<第5試合 団体戦(勝ち抜き方式)>
内藤哲也 鷹木信悟 辻陽太 高橋ヒロム BUSHIvsSANADA タイチ 上村優也 DOUKI TAKAみちのく

①<10分1本勝負>【先鋒】△内藤(10分時間切れ引き分け)【先鋒】△SANADA
②<10分1本勝負>【次鋒】〇鷹木(6分55秒 裏STF)【次鋒】×TAKA
③<10分1本勝負>【次鋒】△鷹木(10分時間切れ引き分け)【中堅】△タイチ
④<10分1本勝負>【副将】〇DOUKI(1分27秒 ホルヘ・リベラ・スペシャル)【中堅】×BUSHI
⑤<10分1本勝負>【副将】△ヒロム(10分時間切れ引き分け)【副将】△DOUKI
⑥<時間無制限1本勝負>【大将】〇辻(19分12秒 片エビ固め)【大将】×上村
※ジーンブラスター

新日本プロレス後楽園大会の2連戦の2日目は、LIJvsJUST 5 GUYSによる団体戦が行われ、ルールは10分1本勝負の勝ち抜き戦も、JUST 5 GUYSの提案で大将戦のみ時間無制限1本勝負と完全決着ルールで行われることになった。

まず先鋒から、いきなり2.24きたえーるでIWGP世界ヘビー級王座をかけて対戦する内藤vsSANADA戦が実現し、開始からSANADAがロックアップを狙うと、内藤が丸め込みを連発に対し、SANADAはオコーナーノーブリッジで応戦、内藤は場外へ逃れるが、SANADAがロープを広げて招きいれる。
内藤は唾を吐いてからアームホイップ、マンハッタンドロップからジャックナイフ、変形ネックブリーカーから変型ネックロックで捕らえると、足も捕らえて捕獲式へ移行し、SANADAはロープエスケープする。

内藤はネックロックで捕らえるが、逃れたSANADAは連続リーブロックからドロップキックを放つと、場外へ逃れた内藤にプランチャを命中させる。

リングに戻るとSANADAのTKOを狙うが、逃れた内藤がSANADAを場外へ出すとスライディングキック、場外戦で鉄柵へハンマースルー、鉄柵越しでネックブリーカーと首攻めで流れを変え、リングに戻ると、内藤は引き込みエルボーから雪崩式フランケンシュタイナーを敢行する。

内藤は突進すると、SANADAが低空ドロップキックで迎撃してからドロップキックを放ち、内藤は場外へ逃れると、追いかけたSANADAを鉄柵への押し込みを連発、更に北側のステージ席へ雪崩れ込むとネックブリーカーは、逃れたSANADAがパラダイスロックを狙い、内藤が逃れるも、SANADAは低空ドロップキックを放ってから先にリングに戻る。
後から内藤がリングに戻るとSANADAが低空ドロップキックから足四の字狙いは、内藤が首固めで丸め込み、ネックスクリューを切り返してトルネードDDTを決めるが、読み合いからSANADAがオコーナーブリッジのところで時間切れ引き分けとなり、両者失格になる。

次鋒同士の対戦は、鷹木vsTAKAとなり、TAKAがポンプキックで奇襲をかけると、場外へ逃れた鷹木にケブラータ狙いは、鷹木が阻止して鉄柵へハンマースルーを連発する
鷹木がTAKAを先にリングに戻すが、TAKAが後から戻ろうとしてロープ跨いた鷹木にロープ越しのドラゴンスクリューを連発すると、鉄柱を使った左脚攻めから、鉄柱足四の字で捕らえて、得意の一点集中に出る。
TAKAは鷹木をバックステージへ連行すると、TAKAが先へリングに戻り、鷹木が後で戻ったところでTAKAがアンクルホールド、鷹木はナックルの連打に対し、切り返したTAKAがジャストフェースロックから裏足四の字固めへ移行して、鷹木はロープエスケープする。
TAKAはみちのくドライバーを狙うが、逃れた鷹木がナックル、バックエルボーから龍魂ラリアット、ブレーンバスターからキタキタタイムとなる。

鷹木はスライディングパンピングボンバーからパワーボムを狙うが、切り返したTAKAがジャックナイフからトランスレイブ、スーパーK、ニーからスーパーKと攻め、鷹木のナックル、バックエルボーに対し、TAKAは脛キックからオクラホマロールを狙うが、堪えた鷹木はパンピングボンバーで阻止すると、パワーボムから裏STFで捕らえ、TAKAはギブアップとなり、鷹木が勝利となる。

JUST 5 GUYSの中堅にはタイチが登場して、鷹木vsタイチとなり、開始からぶつかり合い、タイチがビックブーツ、鷹木はエルボーに対しタイチはローキックを連発、鷹木を場外へ蹴り出すと、通路で観戦していた関取の高安の前でサッカーボールキックを浴びせ、鉄柱攻撃からリングに戻ると、川田式逆片エビ固めで捕らえて、鷹木はロープエスケープする。
タイチは顔面蹴りを連打からステップキック、関節蹴りからステップキック、関節蹴りからミドルキックと攻めるが、、串刺しは鷹木が迎撃してバックエルボーからナックル、フェイントDDTで突き刺し、鷹木は串刺しパンピングボンバーからエルボーを連打、串刺し龍魂ラリアットからネックスクリューと攻めてからキタキタタイムとなる。

鷹木はパワーボムを狙って、タイチはリバースすると、読み合いからジャンピングハイキック、そして掟破りのキタキタタイムを狙うが、鷹木が阻止する。

タイチは串刺しジャンピングハイキックからパンタロンを脱いで、天翔十字鳳を狙うが、鷹木がキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、袈裟斬りのラリーでタイチがローリング袈裟斬り、そしてローキックからミドルキックを放ったに対し、鷹木はハツラツエルボー、タイチはスピンキックに対し、鷹木はショルダータックルで応戦する。
がっぷり四つからタイチが上手投げ、そしてアックスボンバーは、鷹木がグラウンドコブラで丸め込み、タイチのハイキックに対し、鷹木はパンピングボンバーで応戦すると、パンピングボンバーとアックスボンバーが相打ちからタイチがジャンピングハイキックで時間切れ引き分けとなって、両者失格となる。

中堅のBUSHIvs副将のDOUKIは、BUSHIが奇襲で開始となって、DOUKIを場外へ出すが、リングに戻ったDOUKIが、トペスイシーダ狙うBUSHIにバックエルボーを浴びせ、BUSHIは串刺しバックエルボーからDDT、延髄斬りに対し、DOUKIも延髄斬りで応戦する。
BUSHIはスピンキックからコードブレイカーを狙うが。切り返したDOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャルで3カウントを奪う。

そしてLIJの副将であるヒロムが登場すると、ヒロムがドロップキックで奇襲をかけ開始、串刺しヒロムちゃんボンバー、ドロップキックと攻めると、場外へ逃れたDOUKIにエプロンからジョンウーを命中させる。
リングに戻ると読み合いにから、ヒロムがエプロンのDOUKIにサンセットフリップボムを狙うと、阻止したDOUKIがラ・ケブラータを命中させ、リングに戻ってから、ヒロムのファルコンアロー狙いも、DOUKIが切り返し、読み合いから延髄斬り、トペレペルサ、ラ・サンサと攻める。
DOUKIは土遁の術を狙うが、逃れたヒロムが読み合いからDOUKIの串刺しを迎撃も、担いだDOUKIの土遁の術を狙い、ヒロムがアームホイップで切り返すが、ポップアップパワーボム狙いは、DOUKIがイタリアンストレッチNo32で捕獲して、ヒロムがロープエスケープする。
DOUKIはデイブレイクを狙うが、キャッチしたヒロムがコーナーデスバレーからTIME BOMBは、DOUKIが丸め込んでもヒロムが潰し、エルボーのラリーから、DOUKIが地獄突き、ダブル地獄突きと浴びせると。ヒロムちゃんボンバーとラリアットが相打ちから丸め込み合戦になる。
ヒロムはヒロムちゃんボンバーに対し、DOUKIはラリアットで応戦して突進は、ヒロムがトラースキックで迎撃してからTIME BOMBは、DOUKIが回転エビ固めで丸め込んでからイタリアンストレッチNo.32で捕獲も、DOUKIが回転したところでヒロムがビクトリーロイヤルを決めるが、TIME BOMBⅡはDOUKIが切り返したところで時間切れ引き分けとなって、両者失格、決着は大将戦に委ねられることにんなった。

大将戦となった辻vs上村は、開始からいきなりロープワークとなって読み合いになると、辻のエルボーに対し、上村は逆水平とラリーにとなって、辻が連打を浴びせてティヘラで場外へ出すと、トペ狙いは上村がエルボーで迎撃し、鉄柵へハンマースルー、ハンマーロックのまま鉄柱攻撃と左腕攻めを展開する。
リングに戻ると上村が逆水平を連打、足に左腕をかけて変形のアームブリーカー、ボディースラムからフラッシングエルボー、ハンマーロック、ハンマーロックのままボディースラム、アームロックと辻の左腕を狙い撃ちにして試合をリードする。
上村は逆水平を連打を浴びせるが、串刺しは、辻が迎撃して両脚カーブストンプで潰してからエルボーを連打、ビックブーツで反撃し、突進する上村に風車式バックブリーカー、逆エビ固め狙いは、上村がロープエスケープも、辻がスライディングキックで場外へ出してからトペスイシーダを命中させる。

リングに戻ると辻がショルダータックルから逆エビ固め狙いは、上村が辻の左腕を蹴って逃れると、アームブリーカーからドロップキック、逆水平からバックドロップ、アームロックで捕らえ、辻はロープエスケープする。
上村はドラゴンスープレックスを狙うが、逃れた辻は陽太コンポからのカーブストンプは、避けた上村は浴びせ蹴りに対し、辻はニーからコンプリートショットを決め、陽太コンポからカーブストンプ、ニーから逆エビ固めで追い詰めにかかり、上村は必死でロープエスケープする。
辻は上村を挑発すると足蹴にして張り手を浴びせ、上村は逆水平を連打で返すが、受けきった辻が前進してエルボー、そして雪崩式狙いは、上村が突き落としてからダイブを狙い、避けた辻は上村のフランケンシュタイナーを叩きつけて逆エビ固め、ジャイアントスイングで回転してから逆エビ固め、辻が解いてから、カーブストンプと攻める。
辻はジーンブラスターを狙うが上村がフランケンシュタイナーから腕十字を狙うと、辻が丸め込み、上村の延髄斬りを受けきった辻がジーンブラスターで3カウントを奪い勝利で、LIJが団体戦を勝利で収めた。

試合後にマイクを持った辻が上村に「教えてくれよ。オレに勝って何を得た、見えるかそこにあるベルトが、本来ならあのベルトをかけて戦わなきゃいけない、このまま二人が戦っても無意味だ」と呼びかけると、次できたえーる大会で決着戦として、敗者髪切り戦を要求し、上村は辻の髪は興味もないとしながらも受諾し、敗者髪切り戦が決定となる。
辻のアピールは内藤にも向けられ、「新日本プロレスはこのままじゃいけない、やりたいことがいっぱいある」として、上村を破った暁には内藤の保持するIWGP世界ヘビー級王座に挑戦を表明し、「時代はオレの時代だ!覚悟はいいか!新日本プロレスの頂点を取る」と断言して締めくくった。

辻のアピールはオカダ・カズチカがいない新日本プロレスの主役取りを狙っていると見ていいだろう。海野が成田と決着をつけNEVER王座を狙っている通り、辻も上村と決着をつけた暁にはIWGP世界ヘビー級王座挑戦を見据えている。王者は内藤かSANADAかわからないが、辻の中ではいつまでもオカダだけでなく、内藤の時代ではない、オレが天下を取るという下剋上を狙っているという野心に燃えている。新日本プロレスはオカダが抜けた時点で一気に時が進んだのか、野心ある次世代が頂点を狙っている。

セミファイナルのフィンレー&コグリン&コナーズ&モロニーのWARDOGSvsO・カーン&TJP&アキラ&カラムのUNITED EMPIREは、開始から乱戦となって、コナーズがフィンレーを攻めるアキラの顔面にイスを投げたため反則負けとなるが、コナーズは構わず浅見レフェリーをスピアーでKOする。

WARDOGSがUNITED EMPIREを痛めつけ、フィンレーはシレリイでO・カーン、TJPをKOすると、アキラにはドックカラーを装着して絞首刑で失神させ、フィンレーはマイクでウィル・オスプレイを挑発するなどやりたい放題で暴れまくる。

第2試合の海野&本間&デスペラード&YOH&ボルチンの本隊vsEVIL&成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureは、試合前にHouse of toutureが阿部リングアナをリングへ連行すると、海野に対し「試合中にテーブルを投げる行為は、ストロングスタイル、キング・オブ・スポーツの精神に反する」と自称・新日本プロレス社長であるEVILの声明文を読み上げさせるだけでなく、海野パーカーを着用しているスタッフを捕まえ、黒スプレーでパーカーを黒く染め上げる暴挙に出る。

これに怒った海野ら本隊が駆けつけて乱闘から試合が開始となり、裕二郎の鉄板入りプッシュアップバーを奪った海野は捨てると、ポップアップエルボーからのデスライダーで3カウントを奪い、試合後も海野がプッシュアップバーの使い方をHouse of toutureにレクチャーしてから、最終決戦を通告し、EVILに対してもNEVER王座奪取をアピールした。

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