1月28日 DDT「Sweet Dreams!2024」後楽園ホール 1120人超満員
(試合内容は実況ポストより)
KO-D6人タッグ、DDTEXTREME選手権はこちら↓
<第7試合 30分1本勝負>
〇KONOSUKE TAKESHITA(10分58秒 体固め)×土井成樹
※ワガママ
<第8試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第82代王者】〇上野勇希(22分35秒 ツイスター)【挑戦者/D王 GRAND PRIX 2023優勝者】×納谷幸男
☆上野が初防衛に成功
2024年度初のKO-D無差別級選手権が行われ、王者の上野にD王 GP2023を優勝した納谷が挑戦した。開始となると、ロックアップから納谷が押し込んでブレークすれば、上野はバックを奪うと、納谷はリストロックで、上野はロープエスケープ、上野はヘッドロックからぶつかり合いは、納谷が制してエルボードロップは自爆したところで、上野はダブルニードロップ、納谷が突進すると、上野が場外へ出しトペを狙うが、納谷がエプロンに上がって張り手を浴びせ、ショルダータックル、コーナーに上野を押し込んでから両脚で踏みつけ、アトミックホイップと、納谷がパワーでリードを奪う。
納谷はヒップトスからエルボードロップ、上野は張り手も受け流してエルボーを一閃し、ブレーンバスターを狙うが、着地した上野は読み合いからロープ越しのハイキック、ロープ越しのダブルニードロップ、場外へ逃れた納谷にトルニージョを命中させる。
場外戦で上野はボディースラムを狙うが、逃れた納谷はパワーボム狙いは、上野がリバースしてボディースラムで投げ、エプロンへ上がって納谷の首筋へニードロップ、ヒートシーカー、フェースロックと首攻めに出て、逃れた納谷に上野がスタンガンから後頭部へランニングニーと首攻めに出る。
上野はおっぴろげアタックから、飛びつき雪崩式フランケンシュタイナー狙うが、納谷が雪崩式ノド輪落としで叩きつける。
納谷はニーリフトを連打から風車式バックブリーカーを決めると、逆エビ固めで捕らえ、上野はロープエスケープする。上野は場外へ逃れるが、納谷はリング内からネックハンキングでエプロンへ上げるとノド輪落とし狙いは、上野がニーで阻止し、スワンダイブを狙い、キャッチした納谷はノド輪落とし狙いは、上野がフランケンシュタイナーで切り返すと、納谷のボディーアタックに対し上野はシャイニングウィザードで応戦し。納谷はジャーマンからニーリフトを浴びせてとブレーンバスターを狙うが、上野がブレーンバスターで投げ返す。
上野は突進するが、納谷はラリアットで迎撃するが、ダイビングエルボーは自爆すると、上野のフロッグスプラッシュは納谷が剣山で迎撃、エルボーのラリーで納谷が連打を浴びせてから、重爆ミドルキック、串刺しボディーアタック、ダイビングエルボードロップ、雪崩式ブレーンバスター、ランニングニーリフトを連打、ノド輪落としと怒涛の猛ラッシュをかける。
納谷は世界一のバックドロップを狙うが、上野がロープにしがみついて逃れ、コーナーに上がった上野に納谷がビックブーツでエプロンへ落とすと、断崖式ノド輪落としは、上野がDDTで逃れ、場外へ落ちた納谷めがけてムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ると上野はハーフネルソンスープレックス、シャイニングウィザード、フロッグスプラッシュと畳みかけるが、BMEは納谷が両脚で迎撃し、ビックブーツから世界一のリストクラッチバックドロップが決まり、勝負あったかに見えたが、上野はロープを手にしてニアロープとなる。
納谷は世界一のバックドロップを狙うと、上野が逃れて後頭部へドロップキックからジュライⅡ、しかしWRは切り返した納谷はラリアットに対し、上野はドロップキックから、納谷の顔面へドロップキックを命中させる。
上野は顔面へニーリフトからBME、往復ビンタからラリアットと攻め、納谷がビンタから突進したところで、上野が飛びついてからの変形フェースロックことツイスターで捕らえ、納谷は無念のギブアップ、上野は防衛を果たした。
試合後に悔し涙を流して退場しようとする納谷に、上野はエールを送ると、納谷は「ありがとうございました」と一礼してバックステージに下がり、今林久弥GMが登場して次回3.17後楽園での選手権を指定するが、上野はその前に防衛戦をしたいとして、2・14新宿FACEで行われるThe 37KAMNAプロデュース興行での上野vsディーノ戦に王座をかけたいと要望する。
上野の突然の自己主張に高木大社長だけでなく、ディーノ本人もリングに上がり、高木大社長と今林GMは本隊の興行ではない大会にベルトはかけられないと猛反対するが、上野は会場の規模は関係ないと譲らない、上野の硬い意志に折れた高木大社長は自分の権限で、2・14新宿での上野vsディーノ戦はKO-D王座がかけられることになり、指名を受けたディーノは涙を流しながら、「ワタシだってここに生きてるの! それが欲しいの!」と挑戦することになった。
上野vs納谷は、納谷が怪物ぶりを見せつけたが、上野も敢えて真正面から受け止めた。最初こそマイペースで攻めていた納谷も最後で焦ったのかリストクラッチバックドロップも、上野がカバーさせまいと必死で抵抗するだけでなく、ロープ際だったことで勝負所を逃してしまっていた。
そして上野の指名でディーノが挑戦することになったが、ディーノの挑戦は2021年4月以来で、その時の王者はDDTに移籍したての秋山で、ディーノは秋山にDDTというものをぶつけて挑んだが敗れ、悔し涙を流した。それ以降のディーノはフェロモンズとなって飯野を全面に押し出すことで一歩引いていたが、まさかまた自分に挑戦する機会が来るとは思ってみなかったのかもしれない。上野がディーノがDDTのアイコンと称するように、ディーノがDDTをけん引してきた一人、普段が男色殺法のイメージがあるだろうが、シリアスとなると、とてつもない力を発揮する。上野はそのシリアス・ディーノとどう立ち向かっていくのか、楽しみな一戦になりそうだ。
セミファイナルではTAKESHITAが土井と対戦し、リングインしたTAKESHITAに土井が奇襲をかけて場外へ落とすと、トペスイシーダを命中させる。
しかし場外戦になると、TAKESHITAのエルボーで土井が崩れ、TAKESHITAは土井をイスに座らせてからビックブーツを浴びせ、更に硬いフロアで垂直落下式ブレーンバスターして、土井に大ダメージに与える。
リングに戻るとTAKESHITAがチンロックで捕らえ、ロープエスケープした土井は張り手の連打に対し、TAKESHITAがエルボーの連打からタケシタライン、ニーリフトの連打を浴びせ。土井はビックブーツを連打から低空ドロップキック、ドラゴンスクリューから串刺しバックエルボーと流れを変えようとしたが、大暴走はキャッチしたTAKESHITAがパワーボムからコーナーパワーボムで叩きつけるなど。土井はリードを奪うことが出来ない。
TAKESHITAがBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を狙うが土井はスタナーで切り返し、読み合いからサムソンクラッチ、回転エビ固めと丸め込むが、カサドーラ狙いは、TAKESHITAが人でなしドライバーで突き刺す。TAKESHITAはザーヒーを狙ったが、キャッチした土井がピンプジュース、DOI555からバカタレスライディングキックを狙ったが、TAKESHITAがクローズラインで迎撃し、土井のV9クラッチを持ち上げたTAKESHITAは掟破りのDOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させる。
TAKESHITAはクローズラインを連打から突進すると、土井がV9クラッチで丸め込むが、キックアウトしたTAKESHITAがローリングクローズライン、土井はエルボーを連打、張り手の連打を浴びせても、受け流したTAKESHITAがエルボーからブレーンバスター狙いは、土井が垂直落下式ブレーンバスターで投げ返し、DOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させる。
土井はマスキュラーボムを狙ったが、逃れたTAKESHITAがエルボー、ロールスルージャーマン、ザーヒー、そして生膝ザーヒーことワガママで3カウントを奪い完勝を収めた。
