時代という分岐点…オカダが最後の後楽園でのラストタイトル戦で涙、海野が成田とのケンカマッチを制し、新エース宣言!


1月24日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1506人札止め
(試合内容は実況ポストより)

<第0試合 20分1本勝負>
〇ボルチン・オレッグ 嘉藤匠馬(6分24秒 片エビ固め)矢野通 ×村島克哉
※カミカゼ

<第1試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr.(6分30秒 クラーキーキャット bad bailoon remix)×タイガーマスク

<第2試合 20分1本勝負>
KENTA チェーズ・オーエンズ 〇石森太二(6分17秒 変形エビ固め)ヒクレオ 田口隆祐 ×邪道

<第3試合 20分1本勝負>
〇EVIL SHO 高橋裕二郎 金丸義信(10分53秒 片エビ固め)タマ・トンガ エル・デスペラード YOH ×本間朋晃
※EVIL

<第4試合 30分1本勝負>
デビット・フィンレー アレックス・コグリン ゲイブ・キッド 〇クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(6分15秒 片エビ固め)グレート・O・カーン HENARE TJP ×フランシスコ・アキラ カラム・ニューマン
※No Chaser

<第5試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 辻陽太 BUSHI(10分6秒 エビ固め)タイチ 上村優也 ×TAKAみちのく
※天龍公認龍魂パワーボム

<第6試合 30分1本勝負>
SANADA 〇DOUKI(9分18秒 ホルヘ・リベラ・スペシャル)内藤哲也 ×高橋ヒロム

<第7試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第26代王者組】〇オカダ・カズチカ 棚橋弘至 石井智宏(22分15秒 片エビ固め)【挑戦者組】マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト ×藤田晃生
※レインメーカー
☆オカダ&棚橋&石井が8度目の防衛に成功も、試合後に王座を返上

<第8試合 60分1本勝負>
〇海野翔太(33分45秒 片エビ固め)×成田蓮
※デスライダー

新日本プロレス後楽園大会2連戦の2日目のセミファイナルで、NEVER無差別級6人タッグ選手権が行われ、王者のオカダ&棚橋&石井にTMDKのシェイン&マイキー&藤田が挑戦、オカダは今大会で所属ラストマッチで、最後の選手権に臨んだ。

オカダvs藤田で開始となると、差し合いから藤田がバックを狙うが、オカダは下がってエスケープすると、藤田は構わずエルボーの連打から逆水平を浴びせるが、ドロップキックは自爆してしまう。オカダは場外戦を仕掛けるとボディースラムで投げ、リングに戻して棚橋に代わるが、藤田は石井にエルボーの連打で食い下がるも、受け流した石井が一撃から、棚橋がセカンドコーナーからのサマーソルトドロップ、石井が逆水平の連打と蹂躙し、藤田は逆水平からエルボーで反撃を狙っても、石井がノド笛チョップからの逆エビ固めと、王者組が徹底的に藤田を痛めつける。
長時間捕まった藤田は棚橋のエルボーをいなすとニールキックから掟破りのドラゴンスクリューを敢行し、代わったシェインが棚橋にドロップキック、カットに入ったオカダと棚橋を、同士討ちさせて二人まとめて串刺しゼロ戦キックからキャノンボールを浴びせるが、棚橋はエルボースマッシュで反撃し、ブレーンバスターを狙うシェインにツイストアンドシャウトを決める。
代わった石井がシェインに突進するが、シェインがビックブーツで迎撃してからハイキックは、避けた石井がバックドロップで投げ、サッカーボールキックからエルボーを連打に対し、シェインはエルボースマッシュの連打で返すと雪崩式を狙うが、石井が落としたところでマイキーが入ると、TMDKが裏摩周を決める。
代わったマイキーが石井に串刺しラリアットを連発、デスバレーボムからスライディングラリアットと攻めるが、ブレーンバスターは石井が逃れたところで、オカダが入りシェインもまとめてDDT、カットに入った藤田にフラップジャックで叩きつけ、王者組がマイキーに連係から合体DDTを決め、石井がリキラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、マイキーが逃れたところで藤田がドロップキックを放ち、カットに入った棚橋をティヘラで場外へ排除するしてからトペコンヒーロを命中させる。
TMDKは石井にハイウェイトゥキルからタンクバスターを狙うが石井が逃れると、入ったオカダのドロップキックは自爆したところで、シェインがPKで排除し、TMDKが石井にタンクバスターはカウント2でキックアウトされ、再度のタンクバスターを狙うも、棚橋が阻止すると、棚橋&石井がTMDKに同時ドラゴンスクリューを決める。
オカダvs藤田に代わると、藤田が逆水平に対し、オカダはエルボーで藤田が崩れるが、食い下がった藤田が逆水平からミサイルキックを命中させ、オカダの後頭部に足蹴にすると、オカダがエルボーからハンマーを連打に対し、藤田はレッグシザースからオカダのかつての必殺技であるレッドインクで捕らえ、棚橋がカットも藤田が排除する。
藤田はオカダにエルボーを狙ったが、切り返したオカダがマネークリップで捕らえると、カットに入ったTMDKが合体リバースガンスタンで援護から藤田がジャーマンスープレックスホールドを決め、藤田はAbandon Hopeを狙うも、阻止したオカダはエルボースマッシュ、ビックブーツからジャーマン!ドロップキック、引き込みラリアットを連発と畳みかけてレインメーカー狙いは、避けた藤田がジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込む。

棚橋と石井が入ると、藤田は一人で王者組に必死で抵抗するが、棚橋がスリングブレイド、石井がスライディングラリアット、そしてオカダがドロップキックと立て続けに浴びせる。

そしてオカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取ると、レインメーカーで3カウントを奪い防衛に成功した。

試合後のオカダはTMDK、ザックと握手でノーサイドとなり、オカダは館内の声援に応え、マイクをもって涙を流しながら後楽園のファンに感謝を述べ、館内はオカダコールが巻き起こる。そしてオカダは王座返上を宣言し、タッグで初めて取れたベルトということで棚橋と石井に感謝、「所属としては最後だけど大阪、札幌までしっかり戦い抜きます、メインもありますので新日本プロレスをまだまだ楽しんでください、また必ず会いに来ますのでこれからもよろしくお願いします」と締めくくった。

この選手権の主役はオカダと藤田で、おそらく今大会でしか藤田はオカダと対戦する機会がないことから、積極的にガンガン攻めていった。結果は玉砕だったかもしれない、けどオカダと絡めたことは藤田にとって大きな財産に間違いなくなるはず、オカダも最後の選手権の相手が藤田でよかったと思っているのではないだろうか…

メインは海野vs成田の新世代の二人による遺恨マッチ、House of toutureを従えず登場した成田は、コールを終えフードを取ると、海野がドロップキックで奇襲をかけ開始、場外戦で鉄柵へハンマースルーを連発し、リングに戻ると海野が変形前落としからドロップキック、足蹴にして成田を挑発しエルボースタンプ、エルボースマッシュからSTFで捕らえるが、成田はロープエスケープして場外へ逃れる。

場外でじっくり休む成田を海野が追いかけるが、リングに戻った成田はエプロンに上がった海野にビックブーツから鉄柵へハンマースルーを連発で仕返し、ビックブーツで客席へ蹴り出し、鉄柱やエプロンに叩きつけてから鉄板入りプッシュアップバーで首を絞め、エプロンへバックドロップで叩きつける。
リングに戻るが、また成田が場外戦を仕掛けると南側の柵に海野を叩きつけ、東側看板に何度も叩きつける。リングに戻ると成田はハーフラッチスープレックスホールド、フェースロックで捕らえ、逃れた海野にストンピングに対し、海野はエルボーの連打、成田はサミングからハンマースルーを狙ったが。海野が往復式エルボーアタックを浴びせる
海野は串刺しバックエルボーからフィッシャーマンスープレックスホールド、読み合いからドロップキック、そしてアンビルエルボーを乱打からドロップキックを狙ったが、避けた成田がサミング、読み合いからキチンシンクを浴びせ、串刺しビックブーツからロープを使った顔面こすり、サードロープへシーソーホイップとラフで試合の流れを変える。
成田は挑発しながら海野の後頭部を足蹴にして往復ビンタを浴びせ、エルボーやストンピングを乱打するが、表情が変わった海野は成田のエルボーを受け流すも、成田がカウンターのビンタから雪崩式狙いは、下へ潜った海野がチーキーナンドスキックから顔面蹴りを連打、両腕を掴んだまま顔面蹴りを連打し、エプロンめがけてロープ越しでDDTを敢行する。
場外戦で海野が成田に鉄柵へハンマースルーからジョンウーを放つと、南側へ成田を連行して通路でイスに成田を座らせてから、通路ダッシュでスライディングキック、そしてリングサイドに戻って本部席のテーブルを持ち出すと、成田の顔面にイスを投げつけ、ゲートの上にテーブルをセットしてから、テーブル貫通パワーボムを敢行して、成田はロビーめがけて階段落ちになる。

リングサイドに戻ると、また海野がテーブルを持ち出して鉄柵へ斜めへセット、リング内に逃げた成田にコーナーフロムトゥコーナーを命中させ、リバースツイストアンドシャウトからトライデント、イグナショフと畳みかける。

海野はデスライダーを狙うが、成田は場外へ逃れ、追いかけた海野に対し、海野がセットしたテーブルめがけてテーブル貫通スロイダーを敢行し、リングに戻ると成田は断頭台からダイビング式断頭台と畳みかける。

そして鉄板入りプッシュアップバーを持ち出すとレッドシューズ海野レフェリーが取り上げたところで、成田が海野に急所打ちからジャーマンスープレックスホールド、そしてコブラツイストで捕らえ、ブリザードスープレックスホールドからダブルリストアームサルトを決めるが、ダブルクロス狙いは海野が阻止してデスライダーで突き刺す。
海野が雄叫びから、成田の後頭部へ串刺しランニングニー、トルネードDDTから変形デスライダーを決めたところで、House of toutureが駆けつけると成田がレッドシューズ海野レフェリーを海野を巻き込だ形でKOすると、House of toutureが海野を袋叩きにして総攻撃をかける。
そしてSHOがレンチで一撃を狙うが館内が暗転すると、明るくなってところでタマが現われ、House of toutureの撃退にかかるが、EVILが急所打ちで動きが止まってしまい、SHOのレンチでの一撃を狙うも、今度は第3試合でSHOによってマスクを剥がされたデスペラードが阻止し、タマがEVILをガンスタン、デスペラードがSHOをピンチェロコでKOする。
海野は成田にハーフネルソンスープレックスからハーフネルソンスープレックスホールドを決め、デスライダーを狙ったが、成田が切り返してスリーパーからフロントスープレックスホールド、再びスリーパーで捕らえてからダブルクロスを狙うと、海野が阻止してポップアップエルボースマッシュからローリングエルボー、旋回式デスライダー、ブレインズブレイドからデスライダーで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後にマイクを持ったデスペラードが、SHOの挑戦はNOと返答すると、「代わりにマスクを返せ、選手権をやる顔じゃない」と言い放ってからスペシャルマッチでの対戦を提案してから、タマにマイクを渡し、タマは涙を流しながら海野に自分に代わってEVILに挑戦してほしいと託すと、新日本プロレスにアイラブユーとつぶやいて去ろうとするが、海野はタマとデスペラードに感謝を示し、House of toutureに対し、「タマさんの想いも背負っている、簡単に地獄に落とされてたまるか、タマさんの愛は本物だよ、明日の新日本プロレスはどうなるか不安だと思うが、自分が新日本プロレスをもっと大きくして世界に轟かせる!新日本プロレスはもうすぐ雨がやんで雲一つない晴天になるだろう、自分が光る道しるべになって照らし続ける、だからお疲れさまでした、これから新日本プロレスを新時代が来る、新日本プロレスの新時代のエースはオレだ!この野郎!だからオレから眼を離すな!パラダイムシフトをする!」と宣言して締めくくった。
所属ラストとなったオカダの試合の後だったこともあって、惜別ムードを変えることが、二人のテーマだったが、介入はあったものの、想像以上のケンカマッチとなり、これぞ新日本プロレスに将来系、いやこれからの新日本プロレスであることを見せつけた。
オカダはまもなく去り、タマも今大会をもって新日本プロレスを去るが、新日本プロレスには将来背負って立つ若者たちがまだ残っていることから、オカダもタマも安心して新日本プロレスを離れることが出来ると思う。

第6試合で行われた内藤&ヒロムvsSANADA&DOUKIは、内藤&ヒロムが息の合った連係でDOUKIを捕らえ、ヒロムがダイナマイトブランジャー、ヒロムちゃんボンバー、TIME BOMBⅡで勝負を狙ったが、切り返したDOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャルで逆転3カウントを奪う。
ヒロムからの勝利にDOUKIは歓喜するも、敗れたヒロムは内藤に八つ当たりするなど、大荒れで引き上げてしまい、ヒロムの荒れように、さすがの内藤も戸惑うしかなかった。

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