タマがEVILの罠に敗れてNEVER王座から陥落も、新日本プロレスLOVEをアピールして惜別!退団発表直後のオカダも地元名古屋に涙の別れ…


1月20日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in NAGOYA」愛知県体育館 2710人
(試合内容は実況ポストより)

<第0試合 10分1本勝負>
△嘉藤匠馬(10分時間切れ引き分け)△村島克哉

<第1試合 20分1本勝負>
〇成田蓮 高橋裕二郎(9分47秒 体固め)海野翔太 ×本間朋晃
※ダブルクロス

<第2試合 20分1本勝負>
デビット・フィンレー アレックス・コグリン ゲイブ・キッド クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(11分53秒 体固め)ジェフ・コブ HENARE TJP フランシスコ・アキラ ×カラム・ニューマン
※パワーボム

<第3試合 20分1本勝負>
金丸義信 〇SHO(8分22秒 片エビ固め)エル・デスペラード ×マスター・ワト
※ショックアロー

<第4試合 30分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト 藤田晃生(10分41秒 変型レッグロック)オカダ・カズチカ 棚橋弘至 石井智宏 ×真壁刀義

<第5試合 30分1本勝負>
〇SANADA タイチ 上村優也 DOUKI TAKAみちのく(9分1秒 ScullEnd)内藤哲也 鷹木信悟 辻陽太 高橋ヒロム ×BUSHI

<第6試合 「KOPW 2024」争奪戦 10ミニッツ イシモリング フィットマッチ 10分1本勝負>
【挑戦者】〇グレート・O・カーン(10分0秒 ベルト奪取)【KOPW2024所持者】×石森太二
☆O・カーンがKOPW2024所持者となり
※(ルール)10分間、最後までベルトを持っていた選手の勝利。3分ごとに試合時間がストップし、30秒間でできるサーキットトレーニングが行われる。

<第7試合 STRONG無差別級タッグ選手権試合 30分1本勝負>
【第6代王者組】ヒクレオ 〇エル・ファンタズモ(21分33秒 片エビ固め)【挑戦者】KENTA ×チェーズ・オーエンズ
※CRⅡ
☆G.o.Dが5度目の防衛に成功

<第8試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第42代王者】タマ・トンガ(2分34秒 無効試合)【挑戦者】EVIL

<再試合 NEVER無差別級選手権試合 ランバージャックデスマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者】〇EVIL(18分1秒 体固め)【第42代王者】×タマ・トンガ
※EVIL
☆タマが初防衛に失敗、EVILが第43代王者となる

新日本プロレス愛知大会のメインはNEVER無差別級選手権となり、メインはタマの保持するNEVER無差別級王座にEVILが挑戦、1・5墨田区大会でEVILが挑戦表明した際にベルトを奪うだけでなく、タマの髪切りの暴挙を働き、また公式HPでも社員を脅して嫌がらせをするなどしてきたが、EVILがHouse Of Tortureを従えて入場した際に、東郷が「UP FIRE」のプラカードを掲げ、Fの部分には、切り取ったタマの髪の毛が貼られるなど、嫌がらせ行為を続ける

これに一人で登場したタマがいきなりラリアットからナックルを浴びせて開始となり、場外戦で鉄柵へハンマースルーを連発する。そしてリングに戻ったタマは背後からハンマーから、隠し持っていたハサミでEVILの髪切りを狙うと、House of toutureが総出で乱入してタマを袋叩きにする。これに海野、デスペラード、セミを終えたばかりのヒクレオ、ファンタズモ、邪道が駆けつけて、House Of Tortureと大乱闘になる。

この事態に海野レフェリーは試合収拾不可能と判断して、試合終了のゴングを鳴らし無効試合となるも、両軍が収まりがつかない。そこでタマがランバージャックデスマッチを要求し、両軍の意志を確認して、ランバージャックデスマッチとして再試合へと突入する。

開始からタマはエルボースマッシュ、バックエルボーと攻め、EVILが場外へ逃れても海野らがリングに戻す。今度はEVILがサミングからタマを場外へ出すと、House of toutureが袋叩きにしてから。東郷と金丸が場外マットを剥がしてダブルブレーンバスターで投げ、EVILがタマを鉄柵に叩きつけて調子のバロメーターである本部席破壊を敢行し、EVILがマイクで「テメエはクビだ!YOU FIRE!」と言いたい放題からストンピングを浴びせる。
リングに戻るとEVILは剥き出しコーナーにタマを叩きつけ、Tシャツで首を絞めてからカバーするが、海野レフェリーがカウントを拒否する。EVILはタマを場外へ出して、SHOがリングに戻すキャッチボール攻撃でタマのスタミナを奪いにかかると、これに怒ったヒクレオがHouse of toutureに襲い掛かれば海野も襲い掛かり両軍が乱闘になる。
SHOがタマをリングに戻すと、EVILがチンロックで捕らえるが、逃れたタマはボディーへエルボーからロープへ走るが、場外の金丸が転倒させると、今度はEVILがロープへ走るが、場外のファンタズモが転倒させる。
タマはEVILにナックルを連打からラリアットを連打、火の玉ボムからシュプリームフローを狙うが、EVILが射程距離から逃れると、タマは介入を狙うSHOと金丸にプランチャを命中させている間に、EVILがベルトをもって逃亡を図るも、ヒクレオに捕まってしまってから、ファンタズモが乳首攻撃で攻めて、リングに連行する。
タマはSRCからシュプリームフローを命中させると、ガンスタンを狙うが、海野レフェリーを利用して阻止したEVILが急所蹴りから、海野レフェリーを利用したマジックキラーを決め、タマが場外へ逃れると裕二郎がDDTで追撃している間に、他のHouse Of Tortureのメンバーは海野らを痛めつける。
リングに戻されたタマにEVILがダークネスフォールズからEVILを狙うが、阻止したタマにEVILがラリアットを連発するも、受けきったタマは切り返してトンガンツイストを決める。
タマはEVILに逆水平を連打、剝き出しコーナーに叩きつけて、後方回転エビ固めも、キックアウトされた反動で場外の東郷がイスでタマを一撃し、EVILがタマに突進するが、場外の邪道が竹刀でEVILを一撃する。
しかしタマの串刺しは海野レフェリー誤爆してしまうと、両軍が大乱闘になり、ファンタズモがヒクレオの補助でケブラータを命中させ、House of toutureを撃退する。
EVILはベルトでの一撃を狙うが、タマがドロップキックで迎撃、読み合いから海野レフェリーを飛び越えたタマがガンスタンからDSDを決める。

これで勝負あったかに見えたが、東郷がレフェリーを引きずり出して乱入し、スポイラーチョーカーでタマの首を絞め、邪道が駆けつけて東郷に竹刀で一撃すると、東郷をガンスタンでKOするが、EVILへのDSD狙いは、成田が鉄板入りプッシュアップバーで一撃して阻止すると、EVILがEVILで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
だがさすがのEVILもガンスタンを食らっただけでなく、DSDを食らったダメージが大きく、House Of Tortureのメンバーの肩を借りて無言で退場し、試合後に残ったタマはファンにサンキューを連呼して感謝を示し、ファンに「I LOVE YOU」を言い残して去っていった

1月をもって契約満了で新日本プロレスからの卒業が決まったタマ、EVILには敗れたもののすべてを出し切った。タマも気が付けば新日本プロレスに14年も在籍したが、まだ新日本プロレスに残りたかったというのが本音だったかもしれない。

セミファイナルではSTRONGタッグ選手権、王者のヒクレオ&ファンタズモにBULLET CLUBからKENTA&オーエンズが挑戦した。
ファンタズモvsKENTAで開始となるが、KENTAはすぐオーエンズに代わり、オーエンズも場外に出て焦らしにかかる。ファンタズモが追いかけると、オーエンズがすぐリングに戻って、KENTAと一緒に待ち伏せを狙うが、背後からヒクレオに捕まってしまい、G.o.Dが同時アトミックドロップ、トレイン攻撃からヒクレオがオーエンズにサイドバスター、ファンタズモがダイビングニードロップとオーエンズを捕らえて先手を奪う。
ファンタズモはオーエンズに旋回式クロスボディーからライオンサルトを狙うが、KENTAが場外へ落とすと鉄柱に叩きつけ、リングに戻してオーエンズがエルボーアタック、代わったKENTAがバックエルボーからヘッドロック、代わったオーエンズとダブルレッグスプレットと、ファンタズモを捕らえて試合の流れを変える。

長時間捕まったファンタズモはBULLET CLUBの連係を阻止し、同士討ちさせてからヒクレオの代わり、ヒクレオはオーエンズにショルダータックル、KENTAにはコーナーへギロチンホイップからショルダータックルと反撃し、BULLET CLUBの連係も両腕ラリアットで阻止する。
ヒクレオはオーエンズにアッパーからブレーンバスターを狙うが、逃れたオーエンズはニーアッパーからの、パッケージドライバーはヒクレオがリバースすると、オーエンズが回転エビ固めを狙った際に、KENTAがヒクレオの髪を掴んで、オーエンズの膝にヒクレオの背中を叩きつける。
KENTA組ははヒクレオにトレイン攻撃から、KENTAがダイビングフットスタンプ、そしてgo2Sleepを狙うが、逃れたヒクレオはビックブーツも、キャッチしたKENTAがレッグブリーカーから掌底の連打を浴びせて、ブサイクの膝蹴りを狙ったが、ヒクレオがパワートリップで叩きつける。
代わったファンタズモがKENTAにスワントーンボムからライオンサルトを命中させてから、場外のオーエンズにスイングDDT、リングに戻ってKENTAにサンダーキス86を狙ったが、避けたKENTAが串刺しビックブーツからグリーンキラーで突き刺す。
KENTAはgo2Sleepを狙うが切り返したファンタズモがCR2を狙い、KENTAがローリング袈裟斬りを連打からgo2Sleepを狙うも、ファンタズモが首固めで丸め込み、後方回転エビ固めは、KENTAがキックアウトしたところでオーエンズがCトリガーを放ち、KENTAが丸め込んでからGAME OVERで捕らえ、ファンタズモがロープエスケープする。
ヒクレオが入ると、KENTAのビックブーツを狙ったが、オーエンズに誤爆すると。ヒクレオがKENTAにビックブーツからファンタズモがスピニングネックブリーカーと連係を見せ、サドンデス&ゴットセンドを狙いは。、オーエンズが阻止して、KENTAがファンタズモにローリングラリアットを放つ。
代わったオーエンズはKENTAと共にファンタズモに合体ネックブリーカーを決めるが、ファンタズモがオーエンズのCトリガーも避けてサドンデスを炸裂させ、ブレインサラダを決める。そこでKENTAがカバーするファンタズモにダイビングフットスタンプでカットを狙ったが、オーエンズにまた誤爆すると、ヒクレオがゴットセンドでKENTAをKOしてから、最後はファンタズモがオーエンズにCRⅡで3カウントを奪い王座を防衛した。G.o.Dも個々でも強さを発揮したが、KENTA&オーエンズは誤爆が目立った。2・11大阪ではIWGPタッグに挑戦するが、この誤爆が何か意味するものなのか…

第6試合ではKOPW2024が行われ、保持者の石森にO・カーンが挑戦となるが、ルールはファン投票の結果、石森が提案する”10ミニッツ イシモリング フィットマッチ”となり、10分間、最後までベルトを持っていた選手の勝利となるも。3分ごとに試合時間がストップし、30秒間でできるサーキットトレーニングが行われるというルールで行われることになった。

開始からO・カーンがハンマーからモンゴリアンチョップを放てば、石森もナックルで応戦して、ブーメランフェイントでO・カーンを翻弄してからスワンダイブ雷電ドロップ、ナックルから突進するがO・カーンはブレーンクローで捕らえ、石森はロープエスケープする。
O・カーンはハンマースルーするが、石森がスライディングで場外へ逃れるとベルトを持って逃げ、O・カーンが追いかけたところで、1R終了となる。

二人は強制的にリングに戻され、ジャンプ5回、腿上げ10回、バービー10回のサーキットトレーニングを行ってから、試合再開となるが、O・カーンはバテ気味となる。

O・カーンは地獄突きを浴びせるとブレーンバスター、モンゴリアンチョップ、ナックルと攻め、石森のハンドスプリングをキャッチしてブレーンバスターから肩固めで捕らえたところでえ、2R終了も、O・カーンは構わず絞めあげる。
二人は腕立て5回に、V字腹筋が10回、エアスクワット10回とサーキットトレーニングを行い、石森は素早く終えるが、肩固めのダメージで石森も疲れが見え始める。

試合再開となると、石森が足にきているO・カーンに関節蹴りを連打からハンマースルーを狙うが、疲れ気味のO・カーンが崩れてしまい、これを逃さなかった石森は左肩へ鉄柱攻撃から、左腕へコードブレイカー、丸め込みからBoneLockで捕らえ、O・カーンは噛みつきで逃れようとするが、石森が絞めあげてO・カーンがロープエスケープしたところで、3Rが終了する。
両者はジャンプ5回、ジャンピングラウンジ10回、マウンテンクライム15回のサーキットトレーニングを行うが、30秒を迎えると、全てこなした石森は、O・カーンがジャンピングラウンジを終えてないことを指摘したため、O・カーンは仕方なく再開しなんとか全てをこなす。

試合再開となると、石森がベルトで一撃狙ったが、O・カーンは王統流正拳突きで迎撃し、石森のBoneLockを狙うも、、O・カーンエリミネーターで叩きつけてからベルトを手にし、10分経過でO・カーンが大逆転勝利でKOPW2024の所持者となった。

第4試合では前日で退団が発表したオカダが棚橋&石井&真壁と組んで、ザック&マイキー&シェイン&藤田のTMDKと対戦した。

TMDKは棚橋を捕らえて試合をリードも、棚橋はブレーンバスターをツイストアンドシャウトで切り返すと、代わったオカダがマイキーにビックブーツからエルボーアタック、串刺しバックエルボーからシェインもまとめてDDTと猛反撃し、マイキーにリバースネックブリーカー、そしてダイビングエルボードロップ狙いは、藤田が阻止してマイキーがデットリードライブで落とす。
代わった藤田がオカダにドロップキック、エルボーの連打から逆水平を連打、スワンダイブミサイルキックと攻めるが、突進はオカダがフラップジャックで叩きつける。

終盤では両軍乱戦になる中、オカダは藤田にドロップキックを命中させる。しかし真壁はザックにラリアットからキングコングニーを狙ったが自爆すると、ザックがPKから変形インディアンデスロックで真壁がたまらずギブアップとなってTMDKが勝利。試合後は退場しかけるが、再びリングに戻って地元・名古屋のファンに一礼し、涙を流しながらリングを後にした。

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