デビュー50周年70歳の渕正信が安齋勇馬に拷問技を伝授!世界タッグ王座取りに失敗した中嶋が不穏発言…


1月14日 全日本プロレス「新春ジャイアントシリーズ2024~渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会~」後楽園ホール 1258人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 30分1本勝負>
佐藤光留 鈴木鼓太郎 〇岩本煌史 阿部史典(7分11秒 片エビ固め)×田村男児 青柳亮生 ライジングHAYATO 井上凌
※孤高の芸術

<第2試合 30分1本勝負>
〇黒潮TOKYOジャパン 西村修(6分33秒 イケメン固め)×綾部蓮 土井成樹

<第3試合 GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負>
【挑戦者】〇立花誠吾(9分32秒 片エビ固め)【第24代王者】×ブラックめんそーれ
※ヤンキーハンマー
☆めんそーれが初防衛に失敗、立花が第25代王者となる

<第4試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第97代王者組】斉藤ジュン 〇斉藤レイ(14分41秒 片エビ固め)【挑戦者組/2023世界最強タッグ優勝チーム】×中嶋勝彦 大森北斗
※アッパー掌底
☆SAITOBROTHERSが3度目の防衛に成功

<第5試合 ロイヤル渕ランブル>
〇安齋勇馬(14分40秒 オーバー・ザ・トップロープ)×宮原健斗
※退場順₌本田竜輝、諏訪魔、鈴木秀樹、青柳優馬、芦野祥太郎、鈴木みのる
宮原健斗 諏訪魔 青柳優馬 芦野祥太郎 本田竜輝 安齋勇馬 鈴木みのる 鈴木秀樹

<第7試合 渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念試合 時間無制限1本勝負>
〇安齋勇馬(21分5秒 三沢式フェースロック)×渕正信

今回の全日本プロレス後楽園大会はデビュー50周年と70歳を迎えた渕正信の記念大会として開催され、大会前にはOBを代表してグレート小鹿、同期でDDT鶴見大会を控える大仁田厚が駆けつけ、VTRでは川田利明、小橋建太、蝶野正洋、天龍源一郎が祝福のメッセージを送った。

渕との対戦をかけた時間差バトルロイヤルがセミで組まれ、その優勝者がメインで渕と対戦することになった。安齋vs本田のNew period対決で開始となると、1分ごとに選手が登場、3番手に鈴木秀樹、4番手に青柳優馬が登場して、青柳がリングインするなり本田が襲い掛かって1・2・3・4カウントも、本田はうるさい神林レフェリーをオーバー・ザ・トップロープさせようとする。

5番手に芦野、6番手に宮原が登場も、長すぎる入場の間にカウントダウンとなり、7番手が登場する寸前に宮原が本田をオーバー・ザ・トップロープで失格させる

7番手は鈴木みのるも、同じく長すぎる入場の間にカウントダウンとなって、最後に諏訪魔が登場、
諏訪魔は青柳にラストライドを狙うが、青柳は場外めがけてリバースしたところで、鈴木秀樹もまとめてオーバー・ザ・トップロープで失格となり、宮原&青柳が連係で芦野を攻めるが、宮原のビックブーツが青柳に誤爆させたところで、芦野がオーバー・ザ・トップロープさせて青柳が失格となる。」
芦野は安齋にサイドスープレックスでオーバー・ザ・トップロープを狙ったが、安齋が逃れると宮原のビックブーツで芦野がオーバー・ザ・トップロープで失格となり、鈴木みのると宮原がエプロンでエルボーのラリーとなると、安齋が二人まとめてドロップキックでオーバー・ザ・トップロープを狙ったが、鈴木みのるだけがオーバー・ザ・トップロープで失格となって、宮原vs安齋の一騎打ちになる。
安齋の突進は避けた宮原はオーバー・ザ・トップロープを狙い、堪えた安齋にシャットダウンスープレックスも、逃れた安齋がジャンピングニーを放てば、宮原もブラックアウトで応戦しブレーンバスターでオーバー・ザ・トップロープを狙うが、体を入れ替えた安齋がブレーンバスターで宮原をエプロンへ出すと、ジャンピングニーで宮原がオーバー・ザ・トップロープで失格させ。メインで渕と対戦する権利を得ると、即メインで渕と対戦することになった。

握手で開始、安齋のタックルを渕が切ってブレーク、安齋はリストロックに対し渕はレッグシザースから脇固め、バックグラウンドを奪うが安斎は無理せずロープエスケープする。

渕はアームロックを狙い、安齋は押し込みブレークも、渕は”遠慮なく来い”と言わんばかりにビンタを浴びせる。

渕はヘッドロックからショルダータックル、ヘッドシザース&アームロックの複合技で捕らえ、ヘッドロックを狙う安齋にバックドロップも、安齋はドロップキックで応戦してジャンピングニーを放つが、館内はブーイングを浴びせ、その隙に渕はたまらず場外へ逃れたる。
リングに戻ると安齋はコブラツイストで捕らえ、渕はなんとかロープエスケープするが、立てないためダウンカウントが数えられる。 安齋はエルボーを連打に対し、渕は脳天チョップで返してラリーとなると、渕がビックブーツからドロップキック、 渕はサーフボードストレッチで捕らえる、そのまま力比べになるも、渕は元に戻し、安齋は切りかえうとするが、渕が逃さないため、安齋は根負けしてロープエスケープする。
渕と安齋はぶつかり合いも両者ダウンとなり、安斎はボディースラムは渕が浴びせ倒すが、疲れて追撃できない。それでも渕は滞空式ボディースラムを連発からヘッドロックパンチを浴びせ、和田京平レフェリーがチェックも、本人はパーと主張し、クレームを入れるセコンドの本田にもパンチを浴びせる。
渕はバックドロップで投げると、三沢式フェースロックで捕らえるが、安齋がロープエスケープするも渕は立てない。
それでも渕はバックドロップで投げると、安斎はジャンピングニーで応戦して、三沢式フェースロックで捕らえ。渕は抜けるも、安齋はジャンピングニーから再度三沢式フェースロックは、渕がサミングで逃れるも、安齋はジャンピングニーを連発から三沢式フェースロックで捕らえ、力尽きた渕は無念のギブアップとなった。
試合後も渕がマイクで「古希の試合が出来るなんて…」と昔を振り返り、最後はファンやスタッフに感謝を示し、最後は「もうちょっとやってみるかな」と現役続行を示唆、安齋には三沢式フェースロックを伝授したことで檄を飛ばし、和田京平レフェリー、この試合のコールを務めた木原文人リングアナ交えて記念撮影となって記念試合を締めくくった。

自分あ渕正信というレスラーを知ったのは昭和58年6月、海外武者修行中だった渕がジョージア州でインターナショナルジュニアヘビー級王者のチャボ・ゲレロに挑戦、両者リングアウトなって王座は奪取できなかったが、この頃の全日本プロレスジュニアは、インターナショナルジュニアヘビー級王者として活躍していた大仁田厚が、左膝蓋骨粉砕骨折の重傷を負ってしまい欠場。ベルトはチャボの手に戻っていた。
この結果を受けて渕の凱旋が決まり、8月31日の蔵前国技館という大舞台で再びチャボの保持するインターナショナルジュニアヘビー級王座に挑戦したが、チャボに敗れて王座奪取に失敗、その後は前座戦線に格下げとなってしまった。
その渕が再び浮上するきっかけになったのは、長州力らジャパンプロレスが乗り込んでからで、対抗戦男として浮上、小林邦昭との抗争を得て世界ジュニアヘビー級王座を奪取、また三沢光晴ら超世代軍との抗争では様々な拷問技を駆使して超世代軍を苦しめ、世界ジュニアヘビー級王者として14度にわたって防衛。菊地毅との防衛戦ではバックドロップ12連発で菊地を完膚なきまでに叩き潰すも、ジャイアント馬場さんからは「やりすぎだ」とこっぴどく叱られてしまった。

また裏方でもマッチメーカーとして馬場さんの片腕となり、馬場さんが死去し、三沢らが離脱してNOAHを旗揚げしても、全日本プロレス一筋まで通し、新日本プロレスとの対抗戦でも最前線で活躍した。その渕さんも気が付けば70歳、馬場さんより現役を長く勤めてしまい、今では都内限定参戦ながらも現役を続けている。
記念試合での安齋勇馬戦も、かなりバテていたが20分も試合をした。渕さん自身もまだやれるという自信を深めたと思う。

最後に渕正信選手、誕生日、またデビュー50周年おめでとうございます。

セミファイナルでは世界タッグ選手権が行われ、王者のジュン&レイのSAITOBROTHERSに、2023年度の世界最強タッグを優勝した中嶋&北斗が挑戦。SAITOBROTHERSが奇襲で開始、場外戦を仕掛けてリードを奪い、リングに戻るとSAITOBROTHERSが中嶋を狙い撃ちにして、北斗がカットに入るが排除される。

長時間捕まった中嶋はジュンのチョークスラムを逃れてドラゴンスクリューで反撃すると、代わった北斗がエルボーを連打、ドロップキック、エルボーを連打に対し、ジュンもエルボーを連打で返す。
北斗のエルボーの連打を受け切って前進したジュンはビックブーツを浴びせると、レイが入るとSAITOBROTHERSがトレイン攻撃、ダブルヒップトス、中嶋がカットもダブルショルダータックルで排除する。
SAITOBROTHERSは北斗にDOOMを狙うが、北斗が逃れてレイにRKOからローリングエルボー、突進はジュンがビックブーツからチョークスラムは北斗が三角絞めで捕らえ、中嶋もレイをスリーパーでセーブし、北斗はナルシストロックへ移行するが、ジュンはロープエスケープする。
北斗はジュンにジャーマン、中嶋がミドルキックの援護から、北斗はワールド・オブ・ワースト、無想一閃はジュンが逃れ、北斗のローリングエルボーをキャッチしてチョークスラムで叩きつける。
レイvs中嶋に代わると、中嶋は低空ドロップキックから延髄斬り、ハイキックから脇固め、腕固めへ移行するが、ジュンが入ってカットする。

ジュンの串刺しを避けた中嶋が串刺しトラースキックからシャッターチャンスタイムを敢行すれば、レイがカットも、中嶋が串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行する。

今度はジュンがカットに入ると、SAITOBROTHERSの連係は同士討ちになったところで北斗がミサイルキックを命中させ、ジュンをプランチャで排除する。

中嶋がレイに前後からサッカーボールキックからPKから人でなしパントキックを浴びせ、ジュンが慌ててカットも北斗が排除する、
中嶋はレイにトラースキックを狙うが、レイはラリアットで阻止し、北斗には突っ張りからジュンが入って、SAITOBROTHERSがDOOMでKOする。
SAITOBROTHERSは、ジュンが孤立した中嶋にチョークスラムからレイがボディープレスと畳みかけると、SAITOBROTHERSがいぎなりスマッシュ、レイがアッパー掌底で中嶋から直接3カウントを奪い防衛に成功した。

ところが試合後に中嶋がマイクを持つと「俺は外敵だ。外敵だが、俺がここに来たのは、最高の全日本プロレスだからだ。今全日本プロレス、そしてファンのみんなも不安だろう。プロレスのジャイアント神様からお告げがあったよ。どうやら今、この全日本に不穏な空気が流れ始めている。なぜか知ってるか? どうやら他社からの引き抜き、そしてクーデターが起ころうとしている。契約書もまだ出されていない選手がいるみたいだ。本当かどうかわからない。だが、俺が言いたいことはこの全日本プロレス、他にいくところがないってことだ。おい選手たち、それだけ、この全日本プロレスが最高だってことだ」と不穏な発言をして締めくくってしまった。
中嶋は発言の真意は明かさなかったが、全日本プロレスはただでさえでも、サイモン・ケリー氏を側近にした福田社長と、諏訪魔や宮原の現場サイドとの不協和音が聞こえることから、中嶋の発言は無視することが出来ない。言えることは今の全日本プロレスは何が起きても不思議ではない、その何かが起きないことを祈るしかないのだ。

第4試合のGAORA TV選手権、王者のめんそーれvs挑戦者の立花は、立花はショルダータックルを連発すると、場外へ逃れためんそーれを鉄柵へハンマースルーで叩きつけ、再度狙ったがめんそーれが切り返して叩きつけるも、立花はケンカキックで応戦する。
リングに戻ると立花はブレーンバスター頭突きから串刺しは避けためんそーれがロープ越しでショルダーアームブリーカー、トップロープを掴む立花の右腕へダイビングフットスタンプ、右腕へデスロックと右腕攻めで流れを変える

めんそーれは突進するが、立花は大外刈りで迎撃、マンハッタンドロップからケンカキック、場外へ逃れためんそーれにヤンキー座りからトペコンヒーロを命中させ、館内のアンコールに応えて連発狙いはリングに戻っためんそーれがドロップキックで迎撃する。
めんそーれはシャーコンポからシャミング、串刺しを迎撃して丸め込みトラースキックを連打、背中へセカンドコーナーからスネークスパイクと攻めるが、トップコーナーからのスネークスパイクは避けた立花がスピアーを浴びせてからバックドロップ、イケメン落としはめんそーれが回転エビ固めで丸め込み、、立花はエルボーからローリングエルボーは切り返しためんそーれが丸め込むが、立花は逆さ押さえ込みからイケメン落とし、ヤンキースラム、ヤンキーハンマーで3カウントを奪って王座奪取し、イケメンも立花の戴冠を祝福した。

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