TMDKがドリームチームに勝利、藤田の挑発にオカダが怒る!UEとWARDOGSが金網戦へ!石森が省エネでKOPW2024を奪取!元WWEスーパースターが棚橋に挑戦を表明!


1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」東京・墨田区総合体育館  
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負>
【第2代王者】〇棚橋弘至(5分40秒 エビ固め)【挑戦者】×田口隆祐
※棚橋が初防衛に成功

<第2試合 20分1本勝負>
後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(7分40秒 片エビ固め)清宮海斗 ×大岩陵平
※消灯

<第3試合 20分1本勝負>
ヒクレオ 〇エル・ファンタズモ(8分6秒 片エビ固め)×中島佑斗 オスカー・ロイペ
※サンダーキス’86

<第4試合 20分1本勝負>
タマ・トンガ 〇海野翔太 真壁刀義 本間朋晃 エル・デスペラード マスター・ワト(9分2秒 片エビ固め)EVIL 成田蓮 高橋裕二郎 SHO 金丸義信 ×ディック東郷
※デスライダー

<第5試合 30分1本勝負>
ウィル・オスプレイ ジェフ・コブ HENARE TJP フランシスコ・アキラ(5分10秒 無効試合)デビット・フィンレー アレックス・コグリン ゲイブ・キッド クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー

<第6試合 30分1本勝負>
SANADA タイチ 上村優也 DOUKI 〇TAKAみちのく(8分47秒 片エビ固め)内藤哲也 鷹木信悟 辻陽太 高橋ヒロム ×BUSHI
※みちのくドライバーⅡ

<第7試合 KOPW2023決定4WAY 10ミニッツラストピンフォールマッチ>
〇石森太二(10分0秒 横入り式エビ固め)×グレート・O・カーン
あと二人は矢野通、YOH
※試合時間10分間の中で最後に3カウントを奪った選手が勝利、それ以外では何度3カウントを奪っても試合は続行になる。

<第8試合 30分1本勝負>
サック・セイバーJr. マイキー・ニコルス 〇シェイン・ヘイスト 藤田晃生(13分50秒 体固め)ブライアン・ダニエルソン オカダ・カズチカ ジョン・モクスリー ×石井智宏
※タンクバスター

新日本プロレスの2024年度の開幕戦である1・5が墨田区で開催され、今年もカードは当日発表だけでなく、入場曲でカードが決定となる方式が取られた。

第1試合から棚橋が登場し、1・4東京ドームで奪取したばかりのNJPW WORLD認定TV王座をかけて田口の挑戦を受け、棚橋が田口のお株を奪う腿パットを繰り出せば、田口も回転地獄ケツで棚橋を場外へ追いやり三角飛びプランチャで反撃する。
終盤ではタイツを下げた田口がどどん狙いを丸め込もうとする棚橋に尻で押し潰そうとしたが、棚橋は間一髪逃れ。田口の回転エビ固めを棚橋が堪えた際に、田口が棚橋のタイツを掴んで下げて丸め込むが、棚橋は構わずアンダータイツが見えたまま田口を押さえ込んで3カウントを奪い王座を防衛する。

試合後に退場しかけた棚橋にVTRが公開され、元WWEのマッド・リドルが挑戦を表明する。

リドルは元総合格闘家でUFCにも参戦、2018年からWWEと契約してプロレスデビューを果たし、WWE US王座、またランディ・オートンと組んでRAWタッグ王座も奪取するなど活躍した、新日本プロレスは1・4東京ドームに登場したドルフ・ジグラーことニック・ネメスに続いて、また元WWEスーパースターを獲得したようだ。

第2試合では後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門が、清宮&大岩と対戦し、清宮&大岩はダブルアームホイップからのダブルドロップキックで毘沙門相手に攻めていったが、ジャンピングニー&ジャーマンの合体技が阻止されると、毘沙門が大岩を捕らえて隠し狭間、激烈一閃、消灯と畳みかけて3カウントを奪い勝利、試合後のバックステージでは清宮は新日本プロレスとはひと段落をつけ、大岩とのタッグを継続しつつNOAHの中心へ向かうことを明かした。

第3試合では、海外武者修行が決まった中島&ロイペが、タッグ二冠王であるヒクレオ&ファンタズモのG.o.D相手に壮行試合を行い、中島&ロイペが奇襲をかけるが、チーム力に優るG.o.Dにリードを奪われてしまう。
ファンタズモが中島に旋回式クロスボディーからライオンサルトを狙ったが、中島が剣山で迎撃して、逆さ押さえ込みなど丸め込みを連発する。

しかし、ファンタズモが中島にドロップキックからスピニングネックブリーカーを決めると、ロイペがカットもヒクレオがパワースラムからゴットセンドでKOし、中島にはファンタズモがサドンデスからヒクレオがゴットセンドを決めると、スーパーサンダーキス84で二人まとめて3カウントを奪い、完勝を収める。中島とロイペは壮行試合の相手を務めてくれたG.o.Dに座礼する。

ところが試合後にカードに入ってないチェーズ・オーエンズがG.o.Dを襲撃すると、ファンタズモをパッケージドライバーでKOし、KENTAとのコンビでIWGPタッグ王座に挑戦を表明する。

第4試合のタマ&海野&真壁&本間&デスペラード&ワトvsEVIL&成田&裕二郎&金丸&SHO&東郷のHouse of toutureは、チーム力の優るHouse of toutureが海野を捕らえて試合をリードし、トレイン攻撃からEVILがフィッシャーマンズバスターから、東郷がスポイラーチョーカーで捕らえるが、タマがカットから乱戦になり、その間に海野がデスライダーで東郷から3カウントを奪って逆転勝利も、House of toutureの勢いは止まらず、試合後に成田が鉄板入りプッシュアップバーで首を絞め殴打すると、これに怒ったデスペラードが成田に詰め寄るが、金丸が角瓶でデスペラード、SHOがレンチでワトを殴打すれば、EVILがタマに急所打ちからEVILでKOするだけでなく、手錠で拘束して髪切りの暴挙を働く。

EVILはNEVER王座に挑戦を表明すれば、金丸はデスペラードにウイスキーを振りまいてIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦をアピールする。

第5試合のオスプレイ&コブ&HENARE&Catch22(TJP&アキラ)のUNITED EMPIREvsフィンレー&コグリン&ゲイブ&コナーズ&モロニーのWARDOGSは、開始から両軍が乱闘を繰り広げ、アキラも2階席からのプランチャを命中させる。

リングに戻っても両軍の乱闘は収まらず、制止に入った坂本レフェリーもコナーズがスピアーでKOしてしまい、ゲイブがアキラによって剥き出しコーナーに直撃して流血すれば、アキラもモロニーのフォーク攻撃で流血となり、WARDOGSがイスや柵を投げ入れると、サブレフェリーに入った浅見レフェリーが試合収拾不可能と判断して無効試合の裁定を降す。

オスプレイがフィンレーに殴りかかりサイレントウィスパーからオスカッターを決めるが、ヒドゥンブレイドは外道が乱入して急所打ちで阻止し、テーブルを投げ入れてコーナーに斜めにセットすると、フィンレーがテーブル貫通パワーボムを狙ったがCatch22が阻止する。オスプレイは外道を捕まえるとテーブル貫通パワーボムでKOすれば、TJPはコナーズを毒霧で排除する。
怒りの収まらないオスプレイは2・11大阪で新日本プロレスでのラストマッチとしてUNITED EMPIREvsWARDOGSの完全決着戦を要求し、ルールをフィンレーに委ねると、フィンレーは金網デスマッチを提案して引き上げていく、新日本プロレスにおける金網デスマッチはアントニオ猪木が「(観客に)表情が見えない」という理由で実現できなかったが、2003年8月28日の大阪で蝶野正洋vs高山善廣、2004年に無観客のスタジオの中で棚橋vs村上和成と2度を行われており。実現すれば約20年ぶりとなる。またオスプレイは13日のサンノゼでオカダとのシングル戦が決定となった。

第6試合で行われた内藤&鷹木&辻&ヒロム&BUSHIのLIJvsSANADA&タイチ&上村&DOUKI&TAKAのJUST 5 GUYSは、開始から両軍が一進一退の攻防を繰り広げる。

終盤でBUSHIvsTAKAになると、TAKAが串刺しニーからトランスレイブ、ジャストフェースロックで攻めるが、内藤がカットに入ってからLIJが連係で蹂躙するも、TAKAがBUSHIにスピンキックを食らいながらも本家みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い勝利を収める。

試合後は両軍が睨み合いになると、SANADAがマイクを持ってJUST 5 GUYSvsLIJで対抗戦だけでなlく、内藤に対して前王者の権利として再戦も要求するが、内藤は返事を出さないまま去っていくも、バックステージで内藤はSANADAの再挑戦を受諾、結成一周年となったJUST 5 GUYSはTAKAのマイクで「JUST 5 GUYS」で締めくくる

セミファイナルで行われたKOPW2024争奪4WAY戦は、10分間闘って最後にピンフォール獲った選手がKOPW2024王者となる、10ミニッツラストピンフォールマッチで行われ。O・カーンがモンゴリアンチョップを放つと、矢野が作った崇コーナーへハンマースルーからモンゴリアンチョップ、地獄突きと攻め、崇コーナーで玉座で痛めつけるが、YOHがO・カーンにコーナーパットでフルスイングから石森が雪崩式フランケンシュタイナーを決めたところで、YOHが矢野を丸め込んで3カウントを奪い権利を獲得する。

石森はYOHを鉄柱に左肩を直撃させてからショルダバスター、ミスティカ狙いはYOHがトラースキックで迎撃するが、O・カーンはYOHと石森を排除してから、その隙を突いた矢野が丸め込みを連発、しかしO・カーンは矢野にFGOからTTDで突き刺し。肩固めのままで押さえ込み、絞めあげてからカバーするが、矢野はカウント2でキックアウトする。
O・カーンは矢野にイリミネーターからカバーはするが、YOHがカットしてからトラースキックはキャッチしたO・カーンがリストクラッチ式エリミネーターで2度にわたって3カウントを奪い権利を獲得する。
ところが残り時間が少なくなったところで、石森がO・カーン急所打ちから丸め込みで3カウントを奪い、権利を奪った石森が逃げ回る。慌てたO・カーンはグロッキーとなった矢野を押さえ込むが、石森にカットされ、O・カーンは石森を追いかけたが、石森が逃げ切って10分経過となってしまい、石森がKOPW2024所持者となるも、これに納得できないO・カーンは石森に挑戦を表明した。

メインはオカダ&石井&ブライアン&モクスリーでCHAOS&ザ・ブラックプール・コンバット・クラブによるドリームチームが結成され、ザック&マイキー&シェイン&藤田のTMDKと対戦した。

ブライアンvsザックで開始となると、両者はグラウンド中心に目まぐるしい攻防を展開すればmドリームチームはマイキーをトレイン攻撃で蹂躙するなど連係も披露する。

ところが1・4ドームで右腕を痛めたオカダがTMDKに捕まると試合の流れが変わりリードを奪われるが、 オカダはマイキーにフラップジャックを決めると、代わったモクスリーがRKOから場外戦を仕掛けシェイン、藤田に鉄柵へハンマースルー、リングに戻ってマイキーにコーナーナックルから噛みつき、背中を引っ掻いてから雪崩式ブレーンバスター、PK と攻める。
モクスリーはマイキーにテキサスクローバーホールドで捕らえると、シェインがカットには入り、マイキー&シェインが合体リバースガンスタンを決めると、ハイウェイトゥヘル狙いは、阻止したモクスリーが二人まとめてDDT!で突き刺す。
代わった石井がシェインに串刺しラリアットからショルダータックル、バックドロップと攻めるが、パワーボムは、ザックが入ってスリーパーでカットも、背後からブライアンスリーパーでザックを捕らえ、スリーパーの奪い合いからブライアンが場外へ出すと、エプロンからブサイクニーを命中させる。
ところがリング内ではシェインは石井にバックドロップ、藤田とマイキーが入ってトレイン攻撃から3人でのハイウェイトゥヘルを決め。オカダカットに入ってマイキーにドロップキック、シェインにリバースネックブリーカーを決めるが、石井のリキラリアットはシェインがハイキックで迎撃してファルコンアローを決める。
マイキー&シェインは石井にタンクバスターを狙ったが、石井が阻止し、モクスリーと同時ジャーマンでマイキー&シェインを投げれば、ブライアンとオカダが連係でザックを排除、モクスリーの援護で石井がシェインにリキラリアットを炸裂させて垂直落下式ブレーンバスターを狙ったが、藤田が阻止して場外のオカダにノータッチトペコンヒーロを命中させ、 石井は再度シェインに垂直落下式ブレーンバスターを狙うがマイキーが入ってタンクバスターで3カウントを奪い、ドリームチームはまさかの敗戦となった。
試合後にザックがブライアンに対戦を要求すれば、藤田はマイキー&シェインとのタッグでNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦を表明しオカダの口調をまねて「挑戦させろ、コノヤロー!」と挑発、これを受けたオカダは「このベルトはオマエより天高くあるんだよ、簡単に口出すんじゃねえぞ!わかったか!」ろ怒りをにじませながら退場し、放送席で解説していた棚橋、そして既に退場していた石井までも呼び捨てて挑発、最後は藤田が「The Migthy Don’t Kneel!!」で締めくくり、バックステージでは高木がモクスリーにサンノゼでノーDQでの対戦を要求した。
オカダもブライアンやモクスリーとのドリームチームで、TMDKに敗れるだけなく、藤田にまで挑発されて、大会を締めくくられるなど思ってもみなかったが、こういった藤田の生意気な態度も成長で、オカダも棚橋も怒りつつも内心は喜んでいると思う。2024年度は去って旅立つ選手もいれば、新しく台頭する選手もいれば、ネメスやリドルのように新しく来る選手もいる、今年の新日本プロレスも充実した1年になりそうだ。

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