1月3日 全日本プロレス「新春ジャイアントシリーズ2024」後楽園ホール 1331人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
佐藤光留 土井成樹 〇岩本煌史 阿部史典(7分57秒 片エビ固め)田村男児 ライジング HAYATO ブラックめんそーれ ×井上凌
※孤高の芸術
<第2試合 30分1本勝負>
〇鈴木みのる 大森北斗(12分19秒 体固め)黒潮TOKYOジャパン ×立花誠吾
※ゴッチ式パイルドライバー
<第3試合 30分1本勝負>
〇本田竜輝 安齋勇馬(13分33秒 片エビ固め)青柳優馬 ×青柳亮生
※ファイナルベント
<アクトレスタイム>
〇皇希 後藤智香(9分55秒 アメジストバタフライ)青野未来 ×夏葵
<第4試合 30分1本勝負>
斉藤ジュン 〇斉藤レイ(12分6秒 体固め)芦野祥太郎 ×綾部蓮
※ダイビングボディープレス
<第5試合 30分1本勝負>
〇宮原健斗 デイビーボーイ・スミスJr.(20分2秒 前方回転エビ固め)×諏訪魔 鈴木秀樹
<第6試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第71代王者】〇中嶋勝彦(19分42秒 片エビ固め)【挑戦者】×チャーリー・テンプシー
※ノーザンライトボム
☆中嶋が2度目の防衛
2024年度最初の三冠ヘビー選手権が行われ、王者の中嶋に、WWENXTからの刺客であるテンプシーが挑戦した。
開始から中嶋がいきなりローキックを放ち、ロックアップでテンプシーが押し込みブレークすれば、中嶋はアリキックを連発する。
腕を取ったテンプシーはネックロックのまま押さえ込み、逃れた中嶋はヘッドロックも、抜けたテンプシーは押さえ込み、中嶋のヘッドシザースも変則的に抜けてヘッドロックで捕らえ、この流れを嫌った中嶋はロープエスケープする。
テンプシーはエルボー、エルボースマッシュからダブルアームを狙うが、逃れた中嶋がヘッドロックは、テンプシーは切り返し、場外戦を仕掛けた中嶋は鉄柵へハンマースルーからビックブーツも、テンプシーはエルボーを連打で返して鉄柵へハンマースルーで返す。テンプシーが中嶋を起こそうとすると中嶋はアリキックを放ってから鉄柱攻撃、鉄柵を使ったアームロックと試合の流れを変える。
リングに戻るとテンプシーはヘッドロック、中嶋のミドルキックをキャッチして変則的なドラゴンスクリューを決めると。逆片エビ固めから両足を固めつつレッグスプレット、更に回転式キャトルミューティレーションから脇固めで捕らえ、中嶋は慌ててロープエスケープする。
テンプシーはヒールホールドで捕らえ、中嶋はロープエスケープするが、テンプシーは関節蹴りからエルボーを放つと、中嶋は低空ドロップキックから延髄斬りで流れを変える
中嶋はドラゴンスクリュー、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行する。
テンプシーのエルボーをいなした中嶋はエルボーを放つと、バックドロップはテンプシーがエルボースタンプで逃れて、ダブルアームスープレックスホールド、アンクルロックで捕らえ、逃れた中嶋に首相撲からニーリフトから、ニークラッシャーと攻める。
テンプシーは串刺しを狙うが、中嶋がレッグシザースでコーナーに直撃させてからトラースキック、PKは避けたテンプシーがジャーマンも、中嶋がPKで返してからのヴァーティカルスパイクは。テンプシーがブレーンバスターで投げ返す。
エルボーのラリーとなると、中嶋がミドルキック、テンプシーはエルボースマッシュとラリーとなり、テンプシーはニーリフトからエルボースマッシュ、中嶋はビックブーツで返しても、テンプシーがエルボースマッシュ、中嶋はトラースキックを連打からヴァーティカルスパイクを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
中嶋はハイキックを避けたテンプシーがブリッジ式逆さ押さえ込み、そしてエルボースマッシュから必殺技であるリーガルプレックスが決まり、中嶋はカウント2でキックアウトする。
エルボーのラリーから中嶋がビンタを浴びせると、ノーザンライトボムで3カウントを奪い、王座を防衛した。
試合後に新年の挨拶をした中嶋は「日本プロレス界の地形を変えるため、三冠王座を上に上げるため、NXTに乗り込むことを宣言!三冠の本来の意味を取り戻す」とアピールすると、中嶋とは因縁浅からぬ芦野が現われて挑戦を表明、中嶋が去ると芦野が「全日本プロレス、皆様、いろいろ不安があったと思います。俺もたくさん不安があるよ。不安だけじゃなく不満もある。でもな、それはレスラーが変えなきゃいけない。俺たちが変えなきゃいけないと思ってます。だから、中嶋勝彦と闘魂スタイルをこの王道の全日本プロレスから追放します、いろんな思いがあるかもしれない。ただ、俺は覚悟を持って、この全日本プロレスで王道を守りたいと思っています。」とアピールして締めくくった。
テンプシーは選手権までは未知数で、小出しにはしていたけど、まだ隠し持っているものがあるのではと思ったら、選手権になると本領を発揮し、独特なランカシャー流のグラウンドや、中嶋の左脚を破壊するなどして、中嶋のペースを狂わせた。この選手が将来WWEのトップを担う選手だということから末怖ろしささえも感じさせた。
そして次期挑戦者には芦野が名乗りを挙げたが、昨年の「チャンピオンカーニバル」で優勝しながらも、芦野は左腕を骨折し欠場したたため、永田裕志の保持していた三冠王座には挑戦することが出来なかった。そして芦野が欠場している間に王座が代替わりして、因縁浅からぬ中嶋へと渡っていた。芦野は2020年2月、WRESTLE-1時代に王者だった中嶋に挑んだが、完敗を喫するだけでなく、WRESTLE-1の選手らで守り抜いてきたベルトまで放り投げられたという因縁がある。今度の芦野は全日本プロレスを守るために中嶋に挑戦する、中嶋に今までの因縁を全てぶつけて全日本プロレスを守ることが出来るのか…
セミファイナルの宮原&スミスJr.vs諏訪魔&鈴木秀樹は、諏訪魔&鈴木秀樹組の連係のチグハグぶりは相変わらずも、宮原を捕らえた諏訪魔は鈴木秀樹を呼び込み、何とかトレイン攻撃を成功させてから連係を見せ、諏訪魔が宮原に万力スリーパーで捕らえれば、鈴木秀樹は卍固めでスミスJrがをセーブするなど競演を見せる、宮原はロープエスケープする
諏訪魔は宮原に串刺しラリアット、ダブルチョップからローリングラリアットを狙うが、避けた宮原がジャーマンを投げる。
宮原は諏訪魔の側頭部へブラックアウトからmブラックアウトは諏訪魔がラリアットで迎撃してバックドロップは逃れた宮原がブラックアウトを連発、シャットダウンスープレックスは諏訪魔が逃れたところで鈴木秀樹がドロップキックで援護するが、連係を狙ったところで、諏訪魔が鈴木秀樹を突き飛してと、宮原にバックドロップで投げるが、ラストライドは宮原が回転エビ固めで丸め込んで3カウントを奪い、宮原&スミスJrが勝利となった。
