15年越しで実現した丸藤vs飯伏は2024年正月の問題作となった


1月2日 NOAH「THE NEW YEAR 2024」有明アリーナ 5135人
(試合内容は実況ポストより)

<第11試合 スペシャルシングルマッチ DESTINY 2024 60分1本勝負>
〇飯伏幸太(33分26秒 体固め)×丸藤正道
※カミゴエ

NOAHの2024年度が有明アリーナから開幕し、メインは丸藤と飯伏幸太が対戦、両者は15年前に対戦する予定だったが、互いの負傷で実現できなかったものの、念願かなってやっと今大会で実現となった。

試合は開始となるも、飯伏が涙を流す。

飯伏がタックルからバックを奪うと、丸藤はリストロックに対し、切り返した飯伏はハンマーロック、丸藤は足を取るが、飯伏はキーロックを狙えば、丸藤が足を固める、飯伏がバックを奪うが丸藤がロープエスケープする。
丸藤がバックを奪うと、飯伏がヘッドロックで捕らえ、丸藤は連続で押さえ込む。丸藤はバックを奪うと飯伏がレッグシザースからヘッドロックで捕らえて絞めあげる。丸藤はコーナーへ押し込んでブレークもカンガルーキックを放ち、丸藤はレッグシザースから読み合い、飯伏にキックをキャッチして睨み合い、置いて距離を置く
飯伏は丸藤を押し込んでブレークすると、、丸藤は飯伏の顎を掴んでから鞭のようにしなる逆水平を浴びせれば、飯伏はミドルキックからエルボーの連打も、丸藤はリストロックからショルダアームブリーカーを決め、場外戦でハンマーロックのまま鉄柱攻撃を連発する。、

リングに戻ると丸藤がストンピングから足蹴で挑発すると、飯伏は張り手を連打で返すが、丸藤は飯伏の左腕へ虎王を浴びせ、飯伏はエルボーの連打、串刺し狙いは丸藤がキャッチしてロープを使った左腕攻め、スワンダイブ狙いも丸藤が左腕を取って阻止し、腕四の字固めで捕らえ、飯伏はロープエスケープする。

丸藤は足蹴にすると、飯伏のエルボーに対し、丸藤は逆水平を浴びせるが、飯伏はエルボーからネックロック、首四の字で捕らえた。丸藤はロープエスケープすると、飯伏は首筋へエルボースタンプ、首投げからサッカーボールキックを浴びせる。飯伏はハンマースルーを狙うが、丸藤は側転からドロップキック、逆水平から串刺しバックエルボーから突進はすると、飯伏がソバットで迎撃、読み合いからパワースラム、ムーンサルトプレスを命中させる。

飯伏は突進するが、丸藤が時間差ロープワークからドロップキック、エプロンの攻防で丸藤がパイルドライバーを狙うが、飯伏がリバースしてリングに戻り、スワンダイブジャーマンを狙うが、丸藤が蹴り上げて切り返すとエプロンでエメラルドフロウジョンを敢行する。

飯伏がリングに戻ると、丸藤のコーナーフロムトゥコーナーは飯伏が避け、丸藤のスライディングキックも避けて場外へ出すとバミューダトライアングルを命中させる。

リングに戻ると飯伏の串刺しを丸藤がトラースキックイリュージョンで迎撃も、受けきった飯伏はバックホームラリアットで応戦、丸藤は逆水平、飯伏はエルボーとラリーとなって、丸藤は側頭部へ逆水平、ステップキックからフックキックを浴びせる。そこで飯伏の表情が変わると狂気が宿ってボクシングスタイルでナックルの連打からストンピングを浴びせるが、丸藤はレフェリーを踏み台にして虎王を命中させる。

丸藤はトラースキックから不知火を狙うと、飯伏が垂直落下式バックドロップで投げ、シットダウン式ラストライドは切り返した丸藤が前方回転不知火から不知火を決める。

丸藤はボディー虎王、雪崩式不知火を狙うが、頭突きで阻止した飯伏はトップコーナーからのカミゴエで落とす。

ボマイエからシットダウンラストライド、そしてカミゴエは、切り返した丸藤が回転エビ固め、そしてパーフェクトキーロックから裏腕十字へ移行するが、飯伏はロープエスケープ、読み合いから丸藤がフックキック、虎王!真虎王を炸裂させる。

丸藤はタイガーフロウジョン、そしてポールシフトを狙ったが、切り返した飯伏がハイキックから。ニー、カミゴエから裏カミゴエ、カミゴエで3カウントを奪い勝利となるも、館内は微妙な空気となった。

試合後は丸藤が無言で退場しようとするが、ジェイクと清宮がすれ違いでリングインし、2人は飯伏と睨み合うも、飯伏は何も言わず去っていく。残った二人はジェイクが二人の試合に怒りを露わにして、NOAHの舵取りを奪還をアピールして、締めを清宮に託し、託された清宮は「2024年はNOAHの戦いに専念する」と約束して「みんなで一緒にNOAHを作り上げていこう」と叫んで締めくくった。

念願だった丸藤vs飯伏は作品で言えば問題作で、ファンは破天荒な動きをする飯伏に丸藤がいかに対応するか期待していたと思う。だが試合は意外にも静かな攻防から始まり、静かな雰囲気のままで試合が進んでしまっていた。飯伏にしても所々で技をミスりかけ、試合途中でもバミューダトライアングルのあたりから右脚を引きずるなど動きの悪さが目立ってしまい、丸藤のそんな飯伏に合わせてしまった。
なんでこんな試合になってしまったのか、飯伏は本人はなるべくベストで行こうと心掛けても、長年のダメージの蓄積から来るものなのか、身体がついていけない、新日本プロレスどころかDDT時代の動きが出来なくなりつつある。それを考えると実現するまでに時がかかり過ぎてしまったのか、飯伏だけでなく丸藤にもとっても慰めにはならないだろうが、ファンにとって大きく期待を裏切る問題作となってしまった…

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