12月31日 全日本プロレス「#ajpwMANIAx2023」東京・国立代々木競技場 第二体育館 2687人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇田中稔 土井成樹 岩本煌史(9分11秒 秘技・グラウンドコブラ)×ブラックめんそーれ 野村卓矢 阿部史典
<第2試合 30分1本勝負>
〇大森隆男 本田竜輝 井上凌(8分49秒 片エビ固め)長井満也 土肥こうじ ×羆嵐
※アックスボンバー
<第3試合 30分1本勝負>
〇青柳優馬 ヨシ・タツ(7分31秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)石川修司 ×綾部蓮
<第4試合 真・新人王決定戦スペシャルシングルマッチ 時間無制限1本勝負>
〇斉藤ジュン(12分6秒 片エビ固め)×斉藤レイ
※ビックブーツ
<第5試合 芦野祥太郎復帰戦 30分1本勝負>
〇黒潮TOKYOジャパン 立花誠吾(15分30秒 片エビ固め)×芦野祥太郎 T-Hawk
※イケメンスラッシュ
<第6試合 30分1本勝負>
安齋勇馬 〇チャーリー・テンプシー(8分46秒 アコーディオンストレッチ)藤波辰爾 ×LEONA
<第7試合 30分1本勝負>
〇上野勇希 小嶋斗偉(13分28秒 片エビ固め)青柳亮生 ×ライジングHAYATO
※WR
<第8試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者/Jr. BATTLE OF GLORY 2023】〇田村男児(17分0秒 エビ固め)【第66代王者】×エル・リンダマン
※パワーボム
☆リンダが5度目の防衛に失敗、男児が第66代王者となる
<第9試合 30分1本勝負>
鈴木みのる 〇デイビーボーイ・スミスJr. 大森北斗(15分47秒 エビ固め)諏訪魔 鈴木秀樹 ×佐藤光留
※ブルドックボム
<第10試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第71代王者】〇中嶋勝彦(25分51秒 腕固め)【挑戦者】×宮原健斗
☆中嶋が初防衛に成功
全日本プロレス大晦日初のビックマッチ、代々木大会が開催され、メインは中嶋の保持する三冠ヘビー級王座に宮原が挑戦、中嶋は”闘魂”スタイルを標榜しているということで、アントニオ猪木の元側近で”過激な仕掛人”と言われた新間寿氏の承諾を得て入場曲に「アリバンバイエ」使用するだけでなく、髪も丸坊主、タイツやリングシューズも城に統一、そして新間氏を従えて登場し、新間氏はセコンドに入った。
開始となると、間合いを長く図ってからロックアップとなり、宮原が押し込んでブレークすれば、ロックアップから宮原が押し込み、中嶋が体を入れ替えてブレークすると、中嶋はアリキックを連発してから、猪木アリ状態でアリキックを打ち込み、宮原はキックからヘッドロック、ビックブーツで反撃して嫌な空気を断ち切る。
場外戦になると、宮原が頭突きを連発し、鉄柵へハンマースルーは中嶋が切り返して叩きつけるも、突進はキャッチした宮原が鉄柵へギロチンホイップで叩きつけると、セコンドの新間氏に一礼、 エプロンに中嶋を連行した宮原はエプロンパイルドライバーを狙うが、中嶋がリバースすると、場外戦でミドルキックから鉄柵に叩きつけてビックブーツを浴びせて、SAMURAI放送席の斉藤ジュンを睨みつける 。
リングに戻ると中嶋が首投げからサッカーボールキックを浴びせ、張り手のラリーでは宮原が下がると低空ドロップキックから延髄斬り、ドラゴンスクリューからSTFで捕らえて、宮原はロープエスケープするが、中嶋は串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行し、反対側のコーナーへハンマースルーから串刺しビックブーツ、シャッターチャンスタイムとペースを握る。
宮原のエルボーをいなした中嶋はミドルキックを放つが、ビックブーツは避けた宮原が低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、串刺しは中嶋が迎撃してセカンドコーナーに上がると、宮原がビックブーツで場外へ落とし、 場外戦になるとエルボーを浴びせる中嶋に頭突きからエプロンへ連行してエプロンパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ると宮原は串刺しブラックアウトからジャーマンを狙うが、着地した中嶋がPKからジャーマンで投げてブレーンバスター狙いは、宮原が垂直落下式ブレーンバスターで投げ返す。 宮原が側頭部へブラックアウトからラリアットを狙うと、中嶋が右腕へのハイキックで迎撃し、宮原の突進を脇固めで捕らえた、一本背負いから再び脇固めで捕らえて、宮原はロープエスケープする。
中嶋は宮原の右腕へサッカーボールキックを連発すると、前後からサッカーボールキックを浴びせるが、PKは避けた宮原がブラックアウトを炸裂させる。
宮原はラリアットからシャットダウンスープレックスを狙うが、右手が痺れて外れてしまう。
中嶋がコーナーへレッグシザースから顔面蹴り、ミドルキック、PKと浴びせて、ヴァーティカルスパイクを狙うが、逆に宮原がブレーンバスター狙うと、不時着した中嶋がビンタを浴びせて、ヴァーティカルスパイクを決めるが、カウント2でキックアウトされる。中嶋のハイキックを狙うが、避けた宮原がブラックアウトを炸裂させ、中嶋の突進をブラックアウトで迎撃して、ブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙うと、逃れた中嶋は宮原の頭突きを受けきってハイキックを炸裂させる。
そしてノーザンライトボムを決めると、猪木vsアンドレ・ザ・ジャイアント戦を彷彿させる腕固めで捕らえ、腕が伸び切った宮原がギブアップとなって、王座防衛に成功した。
試合後に新間氏が中嶋を祝福しつつ、宮原に声をかける。中嶋は「宮原を最強で最高の挑戦者だ」と称えると。今日は大晦日ということで、来場した観客に感謝を示し、「最高の全日本プロレスのど真ん中に立っている、闘魂スタイルの中嶋勝彦だ。大晦日、今夜だけは許して欲しい」と「1・2・3ダー」で締めくくり、館内にはアントニオ猪木のテーマ曲である「イノキボンバイエ」が鳴り響いた。
勝負の分かれ目は中嶋の右腕攻めで、宮原のペースになりかけたところで脇固めで一気に流れが変わり、宮原もラリアットを放ったが、右腕に響いたのか、シャットダウンスープレックスを狙った際に右腕が痺れたのか外れてしまった。また最後のフィニッシュも猪木らしい腕固めだが、ノーザンライトボムでほとんど勝負が決まっていたにもかかわらず、最後でダメ押しで腕固めとは、猪木スタイルではなく、中嶋スタイルの勝利だった。
第8試合は世界ジュニアヘビー級選手権、王者のリンダにJr. BATTLE OF GLORY 2023を優勝した男児が挑戦、開始からリンダがドロップキックを連発するが、ダイビングクロスボディーはキャッチした男児がボディースラム、サイドスープレックス、背後からベアハッグで捕らえて先手を奪い、リンダがバックを奪うと、足を取った男児が逆エビ固めはリンダが逃れる
男児がタックルから男児ロックを狙うが、リンダが慌ててロープエスケープしエプロンに逃れると、男児はロープ越しでラリアット、そしてエプロンでのデスバレーボムは阻止したリンダが男児を場外へ落としてノータッチトペコンヒーロを命中させる。
場外でエルボーのラリーになると、男児が連打を浴びせるが、突進はリンダが避けて鉄柵に直撃させるとドロップキック、リングに戻ると足蹴で男児を挑発してフロントキックの連打で蹴り倒し、男児はタックルを狙うがリンダがロープエスケープも、男児が構わず水車落としで投げる。男児は串刺しショルダータックルを連打に対し、リンダはフロントキックを連打も、受けきった男児がショルダータックルからブレーンバスターで投げる
男児は読み合いからショルダータックル、そしてショートレンジラリアットを狙ったが、切り返したリンダが脇固めで捕らえ、腕十字へ移行するが、男児がバスターで叩きつける。
エルボーのラリーになると、リンダが右腕へエルボーを連打から突進するが、男児がラリアットで迎撃し、リンダはローリングエルボーからバックドロップも、男児がバックドロップで応戦する。
男児はリンダを起こそうとしたらリンダが腕十字で捕らえるが、男児は必死でロープエスケープ、リンダは熊殺し、ジャーマンスープレックスホールドはカウント2でキックアウトされると、タイガースープレックスは切り返した男児がデスバレーボムも、カバーに遅れてカウント2でキックアウトされる。
気合いを入れた男児はパワーボムを狙うが、足を取って切り返したリンダがジャーマンを狙い、男児がロープエスケープを狙ったが、リンダがセカンドコーロープに男児の後頭部を直撃させてからジャーマンで投げ突進するが、男児がラリアットで迎撃すると。男児はパワーボムを連発して3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後は念願だった世界ジュニア王座を奪取した男児は次期挑戦者に光留を指名、1・2後楽園での選手権をアピールした。、
セミファイナルでは諏訪魔&鈴木秀樹&佐藤光留が鈴木みのる&北斗&4年ぶりの来日を果たしたスミスJrと対戦、鈴木みのるvs鈴木秀樹で開始となると、エルボーのラリーでは鈴木みのるが殴りつけるエルボーに対し鈴木秀樹はエルボースマッシュを連打で返す。
試合は諏訪魔組が北斗を捕らえるが、北斗は諏訪魔に低空ドロップキックを連発、串刺しも迎撃してミサイルキックを命中させる。終盤に入ると諏訪魔組はスミスJrを捕らえるが、肝心なところで諏訪魔と鈴木秀樹が揉めてしまい、スミスJrのブルドックボムは光留が腕十字で切り返したが、スミスJrがバスターからブルドックブボムで3カウントを奪い勝利を収める。
第7試合の亮生&HAYATOvs上野&小嶋の全日本プロレスvsDDT対抗戦は、DDT組が亮生を捕らえてリードも、長時間捕まった亮生は小嶋にハンドスプリングレッグラリアットからHAYATOに代わり、HAYATOは小嶋を踏み台にして上野にドロップキック、小嶋にはエルボーアタックと反撃する。
HAYATOのトラースキックを避けた小嶋は逆水平、レッグラリアットを放つと、代わった上野は串刺しを避けてロープ越しのジャンピングハイキック、ロープ越しのニードロップ、HAYATOもレッグシザースでセカンドコーロープに上野をセットしてからエプロンめがけてDDTで突き刺す。
亮生が入ると、全日本プロレス組が上野に連係からHAYATOがジャックナイフで攻めるが、読み合いになると上野が低空ドロップキック、背後からニーアタックと反撃も、小嶋とのマッドマックスは亮生が阻止してHAYATOが十字固めで丸め込む。
HAYATOは上野にファルコンアロー、ライオンサルトからシドヴィシャスを狙ったが、上野が剣山で迎撃してからシャイニングウィザード、小嶋とのマッドマックス、HAYATOは張り手、上野は張り手とラリーとなって、上野がニーリフトから突進はHAYATOがドロップキックを放てば、上野もドロップキックで応戦して、WRで3カウントを奪ってDDT軍が勝利となった。
第6試合ではWWE NXTから参戦したテンプシーが安齋と組んで、藤波&LEONAの親子タッグと対戦、テンプシーは藤波相手にランカシャースタイルのプロレスを披露すれば、藤波もランカシャースタイルのプロレスで対応し、エルボースマッシュで攻めるテンプシーに本家ドラゴンスクリューを披露する。
終盤ではLEONAは読み合いからドラゴンスクリュー、足四の字固めでテンプシーを攻めるが、テンプシーはコブラクラッチからサイドスープレックス、ニーリフトからアームロックで捕らえ、藤波がカットも安齋がジャンピングニーで排除してから、LEONAにもジャンピングニーを放つと、テンプシーがドラゴンスクリュー、膝固めから変形弓矢固めことアコーディオンロックでLEONAがたまらずギブアップとなり、来日初戦を飾る。
第5試合では左腕尺骨骨折で欠場していた芦野が今大会ら復帰しT-Hawkと組んで、イケメン&立花のTOKYOヤンキースと対戦。
TOKYOヤンキースに左腕を攻められた芦野は連続ジャーマンで反撃、T-Hawkの援護を得てイケメンをアンクルロックで捕らえるが、逃れたイケメンは立花と同時イケメン落としを芦野&T-Hawkに決め、最後はイケメンがイケメンスラッシュで芦野から3カウントを奪い、芦野は復帰戦を勝利で飾れなかった。
第4試合のジュンvsレイのSAITOBROTHERS対決は両者は激しい肉弾戦を展開、レイがダイビングボディープレスを狙うと、ジュンが雪崩式ブレーンバスターで投げ、レイのパイルドライバーを食らっても、ジュンはスピアーで応戦する。
終盤でビンタ合戦になると、ジュンが競り勝ってビックブーツを連発し3カウントを奪い勝利を収める。
第3試合の青柳&ヨシ・タツvs石川&綾部は、青柳がジャパニーズレッグロールクラッチで綾部から3カウントを奪ったが、試合後にヨシ・タツが今大会をもって退団することを発表する。
第2試合では今大会で全日本プロレスを退団する大森が本田&井上と組んで、長井&土肥&羆嵐区と対戦し、羆嵐が大森に重爆セントーンから重爆ダイビングセントーンを狙ったが、自爆すると、井上と本田の援護から大森がダイビングエルボードロップ、アックスボンバーは羆嵐のラリアットと相打ちとなっても、羆嵐がショートレンジラリアットから突進は大森が切り返してフルネルソンバスターで叩きつけ、最後はアックスボンバーで3カウントを奪い、有終の美を飾った。
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