12月24日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2023」福岡国際センター 2286人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
ジェイソン・リー U-T 〇JACKY“FUNKY”KAMEI(8分57秒 JACKYナイフ)しゃちほこBOY 田中良哉 ×永野海斗
<第2試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第50代王者】〇豹(9分2秒 サムソンドライバー)【挑戦者】×堀口元気
☆豹が2度目の防衛に成功
<第3試合 30分1本勝負>
〇望月マサアキ 望月ススム 神田ヤスシ(5分30秒 体固め)ドン・フジイ Kagetora ×問題龍
※ツイスター
<第4試合 THE FINAL GATE 2023 クリスマススペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負>
Kzy 土井成樹 BIGBOSS清水 〇ストロングマシーンJ(9分52秒 魔神風車固め)ウルティモ・ドラゴン ×B×Bハルク 近藤修司 ドラゴン・ダイヤ
<第5試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
挑戦者組】KAI ISHIN 〇加藤良輝(13分25秒 片エビ固め)【第87代王者組】YAMATO ドラゴン・キッド ×パンチ富永
※カデーレ・ルナ
☆YAMATO&キッド&富永が3度目の防衛戦
<第6試合 オープン・ザ・ツインゲート王座決定戦 60分1本勝負>
〇清宮海斗 アレハンドロ(13分17秒 片エビ固め)×箕浦康太 Ben-K
※変形シャイニングウィザード
☆清宮&アレハンドロが第65代王者組となる
<第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権 サバイバル3WAYマッチ 60分>
①【挑戦者】〇ルイス・マンテ(19分20秒 反則勝ち)【挑戦者】×シュン・スカイウォーカー
②【挑戦者】〇ルイス・マンテ(27分50秒 ヴェルタ・フィナーレ)【第37代王者】×菊田円
☆菊田が4度目の防衛に失敗、マンテが第38代王者となる
DRAGON GATE2023年度最後のビックマッチである福岡大会が開催され、メインは菊田のドリーム王座にシュン、マンテが挑戦し、試合形式はサバイバル形式の3WAY戦となった。
3選手でフィンガーロックとなって力比べとなるが、シュンとマンテが切り返して菊田をリストロックをリストロックで捕らえ、ヘッドロックの数珠繋ぎから、菊田とマンテがシュンにダブルショルダータックル、シュンがマンテを利用して菊田にミドルキックも、菊田は二人まとめて尻爆弾で返す。
シュンが場外へ逃れ、菊田とマンテだけとなると、菊田がマンテに串刺しラリアット、逆水平と攻めるが、ブレーンバスターはマンテが逃れるとハンドスプリングエルボー、キャメルクラッチ、逆水平を連打からロープへ走るが、シュンが入ると菊田に首固めで丸め込めば、マンテは二人まとめてスワンダイブミサイルキックで場外へ出し、トペ狙ってロープへ走ると、場外のISHINがボックスで一撃して阻止し、場外戦となってZ-BRATSが菊田とマンテを袋叩きにする
リングに戻ると、シュンはマンテを挑発しながら叩き、サミング、串刺しバイシクルキック、バイシクルキック、ビンタのラリーになるとシュンが往復ビンタから頭突きと攻めるが、ナックルから突進はマンテがケブラド―ラトトで反撃し、菊田にはティヘラ、二人まとめてフランケンシュタイナーからヘッドシザースホイップを決める。
マンテvs菊田だけになると、菊田の串刺しを避けたマンテは、コーナーへハンマースルーも菊田がブレーンバスターで投げたところで、シュンが菊田にムーンサルトダブルニーを命中させれば、マンテがシュンにパワースラム、菊田には雪崩式ブレーンバスター狙うと、シュンが下を奪って二人まとめてパワーボムを狙い、阻止されたところで、菊田が尻爆弾を炸裂させる。
マンテがシュンを肩車したところで菊田がビックブーツを浴びせると、シュンはリバースフランケンのような形で叩きつけられたが、シュンのマスクが取れてしまうハプニングが発生する。場外戦になるとZ-BRATSが襲撃をかけるが、斎藤了GMが強権を発動し、Z-BRATSを強制退場させ、その間にシュンはマスクを元に戻す。
3選手がリングに戻ると、キックは3選手で相打ちとなるが、菊田とマンテが共闘してシュンにトレイン攻撃、しかし菊田のビックブーツはマンテに誤爆すれば、マンテのビックブーツも菊田に誤爆する。
シュン&マンテが菊田にかつての合体技シエロ・フィナーレを決めると、シュンがマンテにブラスターからムーンサルトダブルニー、そしてSSWは逃れたマンテがヴェルタフィナーレを決めてカバーすると、レフェリーのカウントをISHINが阻止したところで、戻ってきたZ-BRATSがマンテを襲撃して袋叩きからトレイン攻撃、KAIがラリアットから、イスを持ったシュンがマンテへの一撃は、避けたマンテがドロップキックを放ち、Z-BRATSをラリアットからノータッチトペコンで排除する。
リングに残ったシュンはマンテに一騎打ちを要求するが、ISHINがマンテを捕らえると、シュンがイスで一撃したところで、リングに戻った八木レフェリーがシュンの反則負けの裁定を降し、怒ったシュンは八木レフェリーに抗議するが、激怒した斎了GMがシュンを場外へ叩き出し、若手に命じて強制退場させる。
その間に花道で休んでいた菊田がリングに戻ると、マンテにエルボーの連打、マンテもエルボーで打ち返してラリーになり、マンテはビックブーツ、菊田は逆水平とラリーにとなる。
菊田はショルダースルーからパイルドライバーを狙うが、逃れたマンテが菊田の左腕へアームバー、そして突進すると、菊田がトップロープへギロチンホイップからファイナルカットを決める。
菊田がショートレンジラリアットからラリアットを狙うが、マンテがドロップキックで迎撃してかららみちのくドライバーⅡ、そしてスペルディクレは菊田がパワーボムで叩きつけると、スライディング尻爆弾からラリアットは、マンテがキャッチしてシットダウンパワーボムで叩きつけ、ヴェルタフィナーレ2を決める。
マンテはヴェルタフィナーレを狙うが、逃れた菊田が尻爆弾からラリアット、しかしローリングラリアットは、マンテがスペルディクレで丸め込み、菊田が頭突きからラリアットを放っても、マンテばドロップキックからヴェルタフィナーレで3カウントを奪い王座を奪取、リコシェ、PACに次いで3人目のドリーム王者が誕生した。
試合後は豹も駆けつけ、二人でシングル王座独占をアピールしビックハグのところで、シュンがステージに現われ、素晴らしい権利としてドリーム王座をかけての決着戦を要求を要求、マンテはシュンを黙れと一喝しつつ挑戦を受諾する
シュンが去るとマンテはマイクで「ワタシハイチバン、ドリームゲートオウジャデス、コレハミンナノベルトデス、オウエンアリガトウゴザイマシタ、フクオカノミナサンアイシテマース」で締めくくった。
内容的にはマンテの粘り勝ちというか、シュンが反則負けで自滅したことで、マンテの流れとなっていったが、最後の菊田との一騎打ちでも、マンテは自分の手数を出し切っていたにもかかわらず、諦めずにヴェルタ・フィナーレを決めていった。まさに執念の王座奪取だった。
だが、シュンとの決着戦は来年への持ち越しとなり、今度は一騎打ちという形で行われることになった。果たして今度こそマンテとシュンの間で決着となるのか…
セミファイナルは空位となったツインゲート王座を巡って、GOLDCLASSの箕浦&Ben-Kと、NOAHの清宮&アレハンドロの間で王座決定戦となった。
清宮&アレハンドロとダブルフライングクロスチョップと箕浦に編隊飛行を披露するが、箕浦&Ben-Kがアレハンドロにダブルショルダータックルで反撃し、GOLDCLASSがアレハンドロを捕らえて試合をリードする。
箕浦&Ben-Kは連係を狙うが、アレハンドロがドロップキックで阻止してから、清宮に代わり、清宮はGOLDCLASSにアームホイップを連打からドロップキックを連打、箕浦にランニングネックブリーカー、ブレーンバスターホールド、Ben-Kが入ると清宮がローリングエルボーと攻め、アレハンドロが入ると清宮の援護でクロスボディー、清宮がフラッシングエルボーとBen-Kを攻める。
清宮がBen-Kにジャンピングニーを放つが、エルボーはいなしたBen-Kがバックドロップで投げると、箕浦が入ってスライディングボンベロ、Ben-Kもアレハンドロのダイブをキャッチしてフロントスープレックスで投げる。
箕浦はアレハンドロにスライディングボンベロからエクスプロイダー、ダブルアームスープレックスからBen-Kがラリアットと攻めるが、清宮がカットに入ると箕浦にドラゴンスクリュー、Ben-Kにブーメランフォアアームを狙うが、Ben-Kはラリアットで阻止する。
アレハンドロはBen-KにメサイヤDDTからヨシタニック、Ben-Kが逃れところで、箕浦がボンベロから、Ben-Kがスピアー、清宮と箕浦がジャンピングニーが相打ちになっても、箕浦のジャンピングニーをキャッチした清宮がドラゴンスクリューからシャイニングウィザードは、ガードした箕浦がシャイニングウィザードで応戦し、R301を決める。
箕浦は清宮にGoldenRoseを狙うが、アレハンドロがカットしてから箕浦にヨシタニック、清宮がシャイニングウィザードで続くと、アレハンドロが場外のBen-Kにノータッチトペコンで排除する。勝負に出た清宮が箕浦に変形タイガードライバーから変形シャイニングウィザードで3カウントを奪い王座を奪取、ベルトがNOAHに流出する事態となってしまった。
清宮をライバル視していた箕浦だったが、ここ1年で清宮に圧倒的差をつけていたこと試合で見せつけられ、箕浦も清宮からどうしても勝とうとしていたところで深追いしてしまった。箕浦にしても負けたくなかった清宮に負けたのは一番悔しいところだったのかもしれない。またアレハンドロもNOAHに移籍後初戴冠となるが、1・2有明で行われるGHCジュニアタッグ戦に向けて弾みがついたようだ。
第5試合のオープン・ザ・トライアングルゲート選手権、王者のYAMATO&キッド&富永にKAI&ISHIN&加藤のZ-BRATSが挑戦。Z-BRATSが奇襲で開始、いきなり場外戦となって、KAIがYAMATOをケーブルで首を絞めるなどして試合をリードし。リングに戻ってもISHINが鉄柱を使った急所攻撃、KAIがトップロープへギロチンホイップからクローと富永を捕らえ、劣勢の富永にYAMATOが檄を飛ばす
KAIはラリアットを狙ったが、マトリクスで避けた富永がロケットパンチを放ち、代わったYAMATOが加藤&ISHINにgo to HospitalⅡ、富永がPTミサイル、場外戦でキッドがバミューダトライアングル、富永がケブラータと王者組が一気に流れを変える。
YAMATOはKAIに絶対投げるぞブレーンバスターで投げるが、キッドが入って、YAMATOと連係は阻止した加藤がダブルチョップ、ISHINが入ってキッドにトレイン攻撃、加藤が椰子の実割りからISHINがフルネルソン式フェースバスターと連係で攻める。
加藤がトップコーナー上がると、富永が止めたところで、キッドが盛り上がれ雪崩式フランケンシュタイナー、各選手が乱戦から、ISHINがYAMATOにフェースクラッシャーから突進は、YAMATOがgo to Hospital1からキッドがウルトラウラカンラナは、KAIがカットも、富永がKAIにロケットロパンチに対し、KAIは延髄斬りからラリアット、サンダーファイヤーパワーボムで富永を追い詰める。
加藤が富永にエルボーを狙ったところで、富永が飛びつき腕十字、パンチクラッチで丸め込むが。三角絞めは加藤がバスターからデスバレーボム、変形バックブリーカーことカデーレ・ルナで3カウントを奪い、Z-BRATSが王座を奪取する。
第2試合のブレイブゲート選手権、王者の豹vs挑戦者の堀口は、豹がダブルチョップ、ニーリフト、セントーンと先手を奪ってプッシュアップする余裕ぶりを見せ、河津掛けからグラウンド卍固めで捕らえて、堀口はロープエスケープする。
豹は串刺しを迎撃した堀口がスイングDDTを狙っても、放り投げた豹はセントーン、そしてブレーンバスターは堀口が振り子式DDTで切り返し、ネックブリーカーと首攻めから、GHロックで捕らえる。
堀口はハンマースルーを狙うが、切り返した豹がドロップキック、串刺しバックエルボーからダブルリストアームサルト、オルファからニーアッパー、ゼロ戦キックと攻めるが、串刺しは堀口がレッグシザースでコーナーに豹を直撃させ、スイングDDTは豹がヘッドスプリングで立ち上がるも、堀口に髪が宿ってバックスライドフロムヘブンを決めると、丸め込み合戦から豹がフットスタンプ、ダイビングセントーンは堀口が剣山からビーチブレイクを決めたが、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされる。
堀口はビーチブレイクを狙うが、豹が逆さ押さえ込み、オルファは堀口が切り返し、髪が宿ってモダンタイムス式バックスライドフロムヘブンも、キックアウトした豹がサムソンドライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。
