12月21日 新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1457人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇マスクドホース マスクドボルチン(4分21秒 キドクラッチ)矢野通 ×タイガーマスク
<第2試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. 藤田晃生(10分22秒 レフェリーストップ)中島佑斗 ×オスカー・ロイペ
※変型ドラゴンスリーパー
<第3試合 20分1本勝負>
〇TJP フランシスコ・アキラ カラム・ニューマン(9分40秒 片エビ固め)クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー ×外道
※2/2
<第4試合 30分1本勝負>
〇EVIL 成田蓮 SHO(8分35秒 片エビ固め)海野翔太 ×本間朋晃 マスター・ワト
※EVIL
<第5試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム(7分43秒 片エビ固め)×小島聡 エル・デスペラード
※パンピングボンバー
<第6試合 30分1本勝負>
SANADA 〇上村優也 DOUKI(10分17秒 閂スープレックスホールド)内藤哲也 辻陽太 ×BUSHI
<第7試合 「KOPW 2023」争奪戦 『ウィスキーボトルラダーマッチ』時間無制限1本勝負>
【KOPW2023保持者】〇タイチ(25分24秒 片エビ固め)【挑戦者】×金丸義信
※ブラックメフィスト
☆タイチが「KOPW2023」覇者となる
<第8試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第26代王者組】オカダ・カズチカ 棚橋弘至 〇石井智宏(33分31秒 片エビ固め)【挑戦者組】ジェフ・コブ グレート・O・カーン ×HENARE
※垂直落下式ブレーンバスター
☆オカダ&棚橋&石井が7度目の防衛に成功
新日本プロレス2023年度最後の後楽園2連戦の初日、大会前には木戸修さんの追悼セレモニーが行われ、棚橋が遺影を掲げると、本隊とCHAOS、JUST 5 GUYSがリングに揃う中、追悼の10カウントが鳴らされ、故人をしのび、第1試合でもマスクドホースが木戸さんの技であるキドクラッチを披露した。
セミではタイチと金丸の間でKOPW2023争奪戦が行われるが、当初は場外カウントなしで、金丸指定「ウイスキーボトルを手にした選手が自由に使用できる」ルールだったが、開始直前で金丸が「最初に取った選手のみに使える」ルールに変更を要求し、タイチは承諾、ルール変更が認められて試合が開始となる。
開始から金丸が場外戦を仕掛け、鉄柵へハンマースルーからラダーをリングに入れて立てると、天井に吊るされているウイスキーボトルを奪いにかかるが、タイチが阻止して金丸を場外へ落として、逆にウイスキーボトル奪いにかかるも、金丸が阻止する。
場外戦でタイチが金丸に鉄柵へハンマースルーを狙ったが、金丸が鉄柱を利用してリングに戻り、タイチをラダーへ叩きつけてから畳んでタイチを一撃、剥き出しコーナーを作ると、コーナーにラダーをセット、タイチを剝き出しコーナーへ叩きつけ、コーナーのラダーに叩きつけると、急ブレーキかけたタイチは突進する金丸の迎撃を狙うが、タイチの足を取った金丸はラダーにタイチの左脚を叩きつける。
金丸はラダーを縦にして突進するが、キャッチしたタイチが金丸を剝き出しコーナーめがけて押し込み、もう一つのラダーをリングに入れると、金丸に叩きつけてからビックブーツを浴びせ、ラダーを立ててウイスキーを奪いにかかるが、金丸がタイチの脚めがけてラダーを直撃させると、ウイスキーボトル奪取して成功し、ウイスキーを口に含んでタイチにウイスキーミストから、ダイブはタイチがボディーブローで迎撃して、ウイスキーボトルを奪うが、タイチに使用する権利がないためレフェリーが止める。
その隙を突いた金丸が低空ドロップキックから、タイチにウイスキーを無理やり飲ませ、場外戦で鉄柵へハンマースルーから、場外マットの上へニークラッシャー、リングに戻ると低空ドロップキックから逆片エビ固めと脚攻めに出る。
金丸はハンマースルーを狙うが、タイチは切り返してスピンキック、金丸のビックブーツを受けきってジャンピングハイキックから天翔十字鳳を狙うが、キャッチした金丸が軸足へ低空ドロップキックから足四の字固めで捕らえつつ、ウイスキーボトルを手にすると、ウイスキーミストを噴射するが、タイチはロープエスケープする。
金丸が低空ドロップキックから、またタイチにウイスキーを飲ませて足四の字固めを狙うが、タイチがウイスキーミストで阻止すると、串刺しを避けて串刺しジャンピングハイキックから、ウイスキーボトルを手にするが捨てる。
タイチはエルボーを狙う金丸をいなしてデンジャラスバックドロップで投げると、タイチ式ラストライドを狙ったが、突然館内が暗転したところで、House of toutureが乱入し、タイチを袋叩きにしてから、コーナーのラダーへタイチを叩きつけ、、東郷がラダーからのパイプカットを命中させる。そこで裕二郎と成田が大容ボトルのウイスキーをバケツに注ぎ入れると、タイチの顔面をウイスキー入りバケツに押し付け溺死寸前にする。
これに怒ったSANADAらJUST 5 GUYSが駆けつけHouse of toutureを排除すると、これに気を取られた金丸に、タイチ千鳥足アックスボンバーから、鶴田式バックドロップホールドを決めるも、金丸はカウント2でキックアウトする。
タイチはブラックメフィストを狙うが、切り返した金丸が剝き出しコーナーへ叩きつけてからサムソンクラッチ、そしてタッチアウトを決めたが、ダメージでカバーが遅れカウント2でキックアウトされる。
金丸はラダーにタイチを寝かせるとムーンサルトプレスを命中させたが、、金丸も膝を打ったかカバーに遅れてカウント2でキックアウトされ、金丸はラダーからディープインパクトを狙うが、タイチが小川良成式急所蹴りで迎撃している間に、東郷がバケツにまた大容量ボトルのウイスキーを注ぐ。
金丸はブリティッシュホールからウイスキー入りバケツを手にするが、タイチがトラースキックで迎撃して金丸をウイスキーまみれにすると、天翔十字鳳からブラックメフィストで3カウントを奪い、2023年度のKOPW覇者となり、タイチは覇者になったことでマイクで喜びを露わにする。
リング内はウイスキーまみれになったため清掃時間が設けられるが、思ったより時間がかかるため、シートごと取り換えることになり、やっと別のシートに敷き直したところでメインへと突入する。
新日本プロレス2023年度最後の選手権はNEVER無差別級6人タッグ選手権、王者のオカダ&棚橋&石井にUNITED EMPIREからコブ&O・カーン&HENAREが挑戦、オカダvsコブで開始ロックとなると、ロックアップの攻防から、コブがYesコールで牽制し、、オカダがガットショットからヘッドロック、ショルダータックルを仕掛けるが。コブが受け流してショルダータックル、オカダが飛びつくもキャッチしたコブはブレーンバスタースラム、バックブリーカーからレインギターで棚橋を挑発する。
コブはオカダにバックフリップを狙うが、オカダが逃れたところで棚橋が入って低空ドロップキック、代わった棚橋がリストロックからエアギター式コブラツイスト、代わった石井がエルボーの連打からショルダータックルを連発、エルボーのラリーとなるが、コブがショートレンジラリアットからエルボードロップ、ハンマーパンチを連打と石井を圧倒し、代わったO・カーンがモンゴリアンチョップを連打から玉座とUNITED EMPIREが石井を捕らえる。
コブはブレーンバスターを狙うが石井がブレーンバスターで投げ返すと。棚橋に代わると低空ドロップキックからフライングフォアアーム、ドラゴンスクリュー、カットを狙うHENAREにもロープ越しでドラゴンスクリューを決めるが、太陽ブローからスリングブレイドはキャッチしたコブがアスレチックスブレックスで投げる。
代わったO・カーンが棚橋をレッグロックで脚攻め出るが、モンゴリアンチョップは避けた棚橋がツイストアンドシャウトを決めると、代わったオカダがエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDT、マネークリップで捕らえ、カットに入るHENAREにはフラップジャックで排除する。
オカダはダイビングエルボーを狙うが、O・カーンが避けると読み合いから一本背負い、肩固めで捕らえると、石井にぶつけてからフロントスープレックス、そしてコブとHENAREが入ってUNITED EMPIREがトレイン攻撃から、O・カーンがパンケーキホールド、石井がカットもUNITED EMPIREの三方向トリプルキックで排除される。
UNITED EMPIREはオカダに合体技を狙い、棚橋がカットするが、コブがその場飛びムーンサルトで排除すると、、O・カーンはエリミネーター式バックブリーカーでオカダを捕らえ、地獄突きから突進すると、石井が入ってリキラリアットで迎撃すれば、HENAREにはオカダがドロップキック、棚橋も入って王者組がO・カーンに連係から合体フェースバスターを決める。
オカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズ、レインメーカーは避けたO・カーンがエリミネーター式バックブリーカーからエリミネーターは、逃れたオカダがローリングラリアットを炸裂させる。
石井に代わると。O・カーンがストマックブロックから俵返しで投げると、代わったHENAREが石井にミドルキックの連打からバーサーカーボム、TOAボトムは逃れた石井がバックドロップで投げ、串刺しラリアットから突進は、キャッチしたHENAREがサモアンドロップ、石井はぶちかましも、HENAREが旋風脚で迎撃する。
HENAREは石井にランペイジを狙うが、棚橋が入って低空ドロップキックからビンタで阻止し、コブがドロップキックで排除も、オカダがコブにドロップキック、O・カーンがオカダに王統流正拳突き、石井はコブにジャーマン、HENAREはスピンキックは避けた石井がドラゴンスープレックスと乱戦になる。
石井とHENAREがぶつかり合いからビンタのラリーになると、HENAREが縦肘からタイナーを狙ったが。キャッチした石井が龍魂パワーボム、リキラリアットはガードしたHENAREはエルボーも、受けきった石井は延髄斬りからリキラリアットを炸裂させる。
コブとO・カーンが入ると、UNITED EMPIREが石井を捕らえて合体シットダウンパワーボムを決め、
O・カーンが大空スバル式羊殺し狙いは、石井が逃れると、O・カーンの王統流二段蹴りがHENAREに誤爆すれば、棚橋がカットもビンタは石井に誤爆してしまう。
HENAREが石井にタイナー、TOAボトム、二段式膝蹴りからStreets of Rageは石井が逃れると、オカダが入ってビックブーツを浴びせ、コブがカットも棚橋がスリングブレイドから、オカダは旋回式ツームストーンパイルドライバー、、O・カーンにはオカダ&棚橋がダブル低空ドロップキックで排除する。
石井がHENAREにリキラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、逃れたHENAREはアルティマで捕らえ、、石井が逃れてもバックスピンエルボーからランペイジ、頭突きからラクビーラボールキック、そしてStreets of Rageを狙ったが、逃れた石井が頭突きからスライディングラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、30分越えの激闘を制して防衛した。
選手権は激戦だったが、UNITED EMPIREもHENAREに取らせたかったのか前半はHENAREを温存するも、石井はまだまだHENAREには負けないと意地を見せたが、敗れはしたがHENAREは石井と互角以上に渡り合える存在になっている。
第4試合では海野&本間&ワトがEVIL&成田&SHOと対戦し、成田はHouse of touture仕様の新テーマ曲と新タイツで登場する。
試合はHouse of toutureがワトを捕らえて試合をリードするが、ワトは成田にゼロ戦キックから海野に代わり、海のは成田をコーナーに押し込んでエルボーの連打を浴びせ、レフェリーが制止に入っても、海野が突き飛ばし、海野は串刺しアッパーカットからドロップキック、カットに入るEVILとSHOを同士討ちさせ、EVILにエクスプロイダー、成田にフィッシャーマンスープレックスホールドと試合を盛り返す。
成田は海野にサミングから剝き出しコーナーに叩きつけ、代わったEVILが逆水平を連打、サミングと攻めるが、ハンマースルーは切り返した海野はトルネードDDTで突き刺すと、代わった本間がEVILに逆水平の連打、本隊が連係からワトがスワンダイブアッパーカット、本間が小こけしと連係でEVILを攻める。
EVILがサミングからラリアットは、受けきった本間がラリアットからこけしロケット、頭突きからこけし落としを狙うが、成田がプッシュアップバーで本間を殴打すると、EVILがEVILで3カウントを奪いHouse of toutureが勝利を収める。
試合後にHouse of toutureが海野をリングに連行し袋叩きにすると、NOAHの清宮海斗、武者修行中の大岩陵平が駆けつけHouse of toutureを排除、そして清宮が海野に握手を求めると、海野も迷った末、清宮と握手を交わし、大岩を交えた新世代によるドリームチームが誕生した。
清宮と海野は11月のSAMURAI TVのイベントで武藤敬司、蝶野正洋を交えて介したことがあったが、特に話し合うわけでなかったが、vsHouse of toutureで利害が一致したようだ。これにより海野のNOAH1・2有明アリーナに参戦が決まり、清宮も1・4東京ドームへの参戦が決まった。
第5試合では鷹木&ヒロムが小島&目の手術を終え、今大会から復帰のデスペラード組と対戦、ヒロムvsデスペラードで開始となると、グラウンドの攻防で出方を伺い、ロックアップでデスペラードが押し込み、ヒロムが体を入れ替え、デスペラードのビンタはヒロムが避けてショルダータックルに対して、デスペラードもヘッドロックからショルダータックルで返し、エルボーのラリー、デスペラードが連打、ヒロムの突進はデスペラードがボディースラム、ヒロムはエルボーの連打と火花を散らす。
終盤では鷹木がキタキタタイムから、小島にショートレンジパンピングボンバー、ハツラツエルボーと攻めるが、パンピングボンバーは小島がラリアットで迎撃するも、ラリアットは避けた鷹木がパンピングボンバーを炸裂させて3カウントを奪い、LIJが勝利となる。
第6試合のSANADA&上村&DOUKIのJUST 5 GUYSvs内藤&辻&BUSHIのLIJは、終盤で両軍が乱戦からSANADAが内藤にパラダイスロックで捕らえると、BUSHIにドラゴンスリーパーから上村がダイビングクロスボディーを命中させ。閂スープレックスホールドで3カウントを奪い勝利を収めた。
