12月19日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2023」後楽園ホール 1343人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇パンチ富永(7分50秒 前方回転エビ固め)×加藤良輝
<第2試合 20分1本勝負>
Kzy 〇BIGBOSS清水 ストロングマシーン・J ジェイソン・リー U-T(11分14秒 エビ固め)ドン・フジイ 堀口元気 Kagetora、Eita ×柳内大貴
※ライガーボム
<第3試合 30分1本勝負>
〇ISHIN(3分12秒 リングアウト)×JACKY“FUNKY”KAMEI
<第4試合 30分1本勝負>
〇ウルティモ・ドラゴン VIENTO(12分14秒 片エビ固め)スペル・クレイジー ×デムース
※アサイDDT
<第5試合 30分1本勝負>
〇箕浦康太 Ben-K B×Bハルク(9分36秒 片エビ固め)望月マサアキ 望月ススム ×神田ヤスシ
※GoldenRose
<第6試合 45分1本勝負>
YAMATO ドラゴン・キッド 土井成樹 〇アレハンドロ(13分22秒 変型ヨシタニック)ドラゴン・ダイヤ ×田中良弥 近藤修司 Eita
<第6試合 60分1本勝負>
菊田円 〇ルイス・マンテ(4分58秒 反則勝ち)×シュン・スカイウォーカー KAI
<緊急決定試合 時間無制限1本勝負>
菊田円 ルイス・マンテ 〇JACKY“FUNKY”KAMEI(8分4秒 JACKYナイフ)×シュン・スカイウォーカー KAI ISHIN
DRAGON GATE2023年度最後の後楽園大会、第3試合ではKAMEIがISHINと対戦するが、場外戦になると、NATURAL VIBESやZ-BRATSを巻き込んで大乱闘になる。その間にISHINがリングに戻り、KAMEIがリングに戻ろうとしたところで、シュンがエプロンから引きずり降ろしてリングアウト負けとなると、激怒したKAMEIがシュンに襲い掛り、NATURAL VIBESや斉藤了GMが必死で制止する。
メインイベントは当初、豹とマンテが組んで、シュン&KAIと対戦する予定だったが、豹が体調不良となって欠場となり、豹の代わりにセミに出場するはずだった菊田がマンテと組むことになった。
菊田vsKAIで開始も、背後からシュンが強襲をかけると、マンテがKAIにクロスボディーからシュンにドロップキックを命中させる。
試合はKAIに任せて試合に加わる気がなかったシュンも、やっと試合に加わろうとしたところで、マンテがビックブーツを狙うと、菊田に誤爆すれば、菊田の尻爆弾もマンテに誤爆とチームワークが乱れるも、菊田とマンテがKAIにドロップキック&尻爆弾を決めて、マンテがカバーすると、シュンがイスで一撃してカットしたため、反則負けとなる。
試合後にシュンはマイクで菊田とマンテに対して「弱い」と詰り、「二人で組んだとしても天空にいるシュンには敵わない、マンテを底辺にいる」としてマンテを蹴飛ばし、菊田をZ-BRATSで袋叩きにする。
そこでKAMEIが駆けつけ、Z-BRATSを排除すると、シュンに対して怒りを露わにして、斎了GMもこんなんで客を返す訳にはいかないとして、緊急試合として菊田&マンテ&KAMEIvsシュン&KAI&ISHINの6人タッグ戦へと突入する。
菊田組は一時休戦してシュンを狙い撃ちするが、場外戦になるとKAIとISHINがイス攻撃で救出、 リングに戻ると、シュンがKAMEIを徹底的に痛めつけてブレーンバスター、Z-BRATSがトレイン攻撃からシュンがバイシクルキックと攻めるが、シュンとKAMEIの連係はマンテがミサイルキックで阻止すれば、菊田がミサイル尻爆弾でKAIを排除する。
マンテはシュンにみちのくドライバーⅡから、KAMEIを呼び込んで合体ポップアップボディープレスを決めるが、ダブルインパクト狙いは、意思の疎通が出来てなかったせいで、シュンが逃れてモンキーフリップでKAMEIとマンテを同士討ちさせる。
シュンがKAMEIにブラスター、BTボムで追い詰めるが、マンテがミサイルキックからKAMEIがJACKYナイフでシュンから3カウント勝利を収めた。
試合後にKAMEIがマイクで「シュンは大したことはない、その程度だ、俺より下だ!と言い放ってと高笑いすると、シュンは錯乱する。マンテも助けてくれたKAMEIに感謝し「ダイスキデス」叫ぶと、豹の承諾を得ているとして、KAMEIと組みたいとアピールするが、そこでシュンがKAMEIに抱き着きZ-BRATSに勧誘しようとする。
KAMEIはシュンを触んなと突き飛ばし、「自分はNATURAL VIBESだ」と丁重に断ると、メンバーと退場すれば、菊田は二人に「KAMEIに構っている暇があるのか、ドリーム王座を舐め過ぎだ」と怒り、24日のドリーム選手権へ向けて、シュンは「勝つのはオレだ」と叫べば、マンテは「ワタシハイチバン」と譲らず。最後は菊田が「防衛して2024年も自分の年だ」と断言して締めくくった。
今年最後の後楽園大会はKAMEIが主役を奪ったが、それと共にシュンと豹&マンテの間でKAMEIの争奪戦も始まった。KAMEIも6日の春日部で豹の保持するブレイブゲート王座に挑戦し敗れたものの、豹は「NATURAL VIBESに置いとくのはもったいない存在だ」と高く評価していた。豹&マンテも2人だけでは厳しいことからブレイクする予感があるKAMEIに目を付けたのだろうが、シュンにしてもマンテには渡したくないという意地だけでなく、Z-BRATSも現在4人だけなことから補充をしたいのが本音だろう。後はKAMEIの決断次第だろうが、それ次第では24日のドリーム王座戦にも大きく影響するかもしれない。
そしてKAIはZ-BRATSの新メンバーとして全日本プロレスに来日経験のあるギアニー・ヴァレッタを呼ぶことを予告した
大会前ÐCourageが登場するが、吉岡勇紀が軽度の網膜剝離のため欠場し、24日の福岡で行われるツインゲート選手権には間に合わないということで、ダイヤが王座返上を発表し、ベルトを斎了GMに返還、この時点で24日のツインゲート選手権は白紙となる。
そしてセミでは吉岡の欠場を受けて、NOAHからアレハンドロが急遽参戦し、YAMATO&土井&キッドと組んで、ダイヤ&田中&Eita&近藤と対戦、試合はキッドが長時間捕まるが、乱戦になるとアレハンドロがEitaを場外へ出してトペ狙うと、田中がミサイルキックで迎撃するが、ライオンサルトは自爆する。
アレハンドロが田中にスペースローリングエルボー、ジャンピングハイキック、ドロップキックと攻め、田中は首固め、カサドーラで丸め込んだが、突進を避けたアレハンドロがランニングニーからヨシタニックで3カウントを奪い勝利を収める。
試合後にアレハンドロが24日の福岡には予定通り参戦するとアピールすると、箕浦&Ben-KのGOLDCLASSが登場して、清宮&アレハンドロ組との王座決定戦をアピールする。斎了GMも二人の意志を確認して決定したところ、清宮海斗が登場し、「挨拶に来いと言った張本人である、吉岡がいない」と怒りつつも、アレハンドロとのコンビで王座奪取、そしてNOAHvsDRAGON GATEの対抗戦だとアピールすると、箕浦も「DRAGON GATEが上だと証明する」とアピールして清宮と睨み合いになった。
清宮と箕浦は2022年11月のNOAH&DRAGON GATEの合同興行以来の対戦となるが、あの時は清宮もGHCヘビー級王者となりながらもスランプで迷いが出ていた。あれから1年、清宮も大きく成長して迷いもなくなった。それを箕浦相手に見せることが出来るか…
第5試合前に斎藤了GMが1月10日、後楽園大会で行われる望月マサアキのデビュー30周年記念の相手を発表し、シングルで元DRAGON GATEで新日本プロレスの現NEVER王者である鷹木信悟とのシングルが決定したことをアナウンスする。
マサアキはススム&神田のM3Kで、箕浦&Ben-K&今大会から本格復帰となったハルクのGOLDCLASSと対戦。マサアキはハルクはファーストフラッシュ狙いを水面蹴り、Ben-Kのタックルもニーで迎撃し、神田がBen-Kにジョンウーから下剋上エルボードロップとM3Kが攻勢をかけるも、ハルクがススムに踵落としからミサイルキックで排除して、神田のジョンウーを箕浦がジャンピングニーで迎撃すると、GoldenRoseで3カウントを奪いGOLDCLASSが勝利、試合後はマサアキはマイクで鷹木戦が決まったことを報告すると、鷹木に対して「引導を渡しに来い!」とアピールした。
