12月8日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2023」鹿児島・霧島市まきぞのアリーナ 1104人
(試合内容は実況ポストより)
<第0試合 10分1本勝負>
〇ボルチン・オレッグ(4分30秒 逆片エビ固め)×村島克哉
<第1試合 20分1本勝負>
バットラック・ファレ 〇ジャック・ボンザ 石森太二(8分44秒 体固め)マスター・ワト オスカー・ロイペ ×中島佑斗
※ナパームサンダードライバー
<第2試合 20分1本勝負>
鈴木みのる ランス・アーチャー 〇アレックス・ゼイン(10分1秒 片エビ固め)グレート・O・カーン HENARE ×カラム・ニューマン
※TACOドライバー
<第3試合 20分1本勝負>
EVIL SHO 〇金丸義信(9分23秒 横入り式エビ固め)清宮海斗 大岩陵平 ×田口隆祐
<第4試合 30分1本勝負>
〇成田蓮 高橋裕二郎(0分43秒 体固め)海野翔太 ×本間朋晃
※Xファクター
<第5試合 30分1本勝負>
ビショップ・カーン 〇トーア・リオナ アトランティスJr. ソベラーノJr.(10分3秒 体固め)オカダ・カズチカ 棚橋弘至 石井智宏 ×矢野通
※フォール・フロム・ヘブン
<第6試合 30分1本勝負>
SANADA タイチ 〇上村優也 DOUKI(10分5秒 閂スープレックスホールド)鷹木信悟 辻陽太 サンドカンJr. ×BUSHI
<第7試合 「WORLD TAG LEAGUE 2023」 準決勝 時間無制限1本勝負>
【Bブロック1位】〇ヒクレオ エル・ファンタズモ(16分44秒 片エビ固め)【Aブロック2位】マイキー・ニコルス ×シェイン・ヘイスト
※ゴットセンド
<第8試合 「WORLD TAG LEAGUE 2023」 準決勝 時間無制限1本勝負>
【Bブロック2位】後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(20分47秒 頂狩)【Aブロック1位】×アレックス・コグリン ゲイブ・キッド
「WORLD TAG LEAGUE 2023」は鹿児島大会で準決勝を迎え、まずセミファイナルではヒクレオ&ファンタズモのG.o.Dが、マイキー&シェインのTMDKと対戦。G.o.Dはマイキーを捕らえると、トレイン攻撃からファンタズモの援護でヒクレオが超高層ショルダースルーと攻めるが、ファンタズモがマイキーと切り返し合いになると、マイキーがDDTで切り返す。
マイキーがファンタズモを場外へ出すと、待ち構えていたシェインがエプロン、鉄柱とファンタズモを叩きつけ、リングに戻ってからTMDKが合体リバースネックブリーカーとファンタズモの首を狙い撃ちにして、TMDKが試合の流れを変える。
長時間捕まったファンタズモはTMDKの連係を阻止するとヒクレオに代わり、ヒクレオはマイキーにショルダータックル、シェインにはコーナーへギロチンホイップと反撃、TMDKが連係を狙っても両腕ラリアットで阻止し、マイキーとエルボーのラリーとなると、マイキーが連打からブレーンバスターはヒクレオがブレーンバスターで投げ返す。
ファンタズモに代わると、G.o.Dがマイキーに連係を狙うが、マイキーが阻止してファンタズモにデスバレーボム、代わったシェインがフロントキックで続くと、ファンタズモのハンマースルーを切り返してバックドロップからクロスフェース、変形ハンマーロックへ移行するが、ファンタズモはロープエスケープする。
そこでマイキーに代わると、ファンタズモが串刺しラリアットからTMDKがハイウェイトゥキルを決める。
そしてTMDKはファンタズモにサンダーバレーを狙うが、ファンタズモがDDTで切り返す。
代わったヒクレオがTMDKの連係を阻止してシェインにビックブーツを浴びせ、突進するマイキーにアバランシュホールドで叩きつける。ここでファンタズモに代わると、ファンタズモがマイキーにサドンデスからヒクレオがゴットセンドを決めるが、スーパーサンダーキス86は避けられると、マイキーがG.o.Dを同士討ちさせてから、ファンタズモにジャーマン、ヒクレオにはTMDKが合体ブレーンバスターを決めて排除する。
TMDKはファンタズモにタンクバスターを狙うが、逃れたファンタズモが雪崩式フランケンシュタイナーでTMDKを同士討ちさせ、シェインにラリアットからCRⅡを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
ここでヒクレオに代わり、ファンタズモはがシェインにサドンデスを狙うが、マイキーが身代わりになって食らってしまい、G.o.Dの連係が乱れた隙を突いたシェインがヒクレオを丸め込むも、キックアウトしたヒクレオがシェインをパワートリップからゴットセンドで3カウントを奪い、優勝決定戦に進出する。
メインイベントのコグリン&ゲイブのWARDOGSvs後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門は、WARDOGSが後入場中の毘沙門を襲撃すると、毘沙門がジャラジャラ棒と如意棒で返り討ちして、両軍場外で乱闘を繰り広げるが、ゲイブが痛めつけた後藤をリングに上げて開始となる。
ゲイブは後藤弐突進するが、YOSHI-HASHIが入って毘沙門がダフルショルダータックルからザンマイ、後藤がコグリンをブレーンバスターでゲイブめがけて投げ、毘沙門がゲイブに太鼓の乱れ打ちと連係でゲイブを捕らえて先手を奪う。
後藤はゲイブに牛殺しを狙うが、ゲイブが噛みついて逃れると、再び場外戦でコグリンが後藤を痛めつけ、リングに戻ってゲイブがエルボースタンプからネックロック、セントーン、代わったコグリンがマウントエルボーバットと、後藤を捕らえて試合の流れを変え、IWGPタッグベルトを奪って場外へ放り投げる。
WARDOGSは後藤の首を狙い撃ちにするが、ゲイブが後藤を花道へ連行してパイルドライバーを狙うと、後藤がリバースして、コグリンにもエルボーを放ってリングに戻り、YOSHI-HASHIへの交代は阻止されても、後藤はコグリンに村正、ゲイブを振り切ってからYOSHI-HASHIに代わり、YOSHI-HASHIはゲイブにバックエルボー、逆水平、ソバットと攻め、ネックブリーカーはコグリンが阻止されても、YOSHI-HASHIがコグリンを低空ドロップキックで排除してから、ゲイブにネックブリーカーを決める。
YOSHI-HASHIはゲイブにブレーンバスターを狙うが、ゲイブは噛みつきで逃れ、コグリンが入ると、WARDOGSのダブルマッスルバスター狙いは、後藤がカットには入り、毘沙門がゲイブにトレイン攻撃から後藤ごとハントを決める。
毘沙門はゲイブに消灯を狙うが、ゲイブが逃れると、後藤にを垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、WARDOGSがYOSHI-HASHIにダブルマッスルバスター、ゲイブのネックハンキング式フロントネックロックから、WARDOGSがダブルインパクトを決めるも、後藤が間一髪カットに入る。
後藤を排除したWARDOGSはYOSHI-HASHIにハイジャックツームストーンパイルドライバーを狙うがYOSHI-HASHIが阻止してWARDOGS同士討ちさせると、後藤が入って毘沙門がコグリンにダブルデットリードライブからデンジャラスニーブラを決め、消灯を狙うが、ゲイブが阻止すると、コグリンが海野レフェリーめがけて後藤を押し込んでKOする。
ゲイブは後藤をイスでフルスイングすると、コグリンが鉄階段を持ち出して、YOSHI-HASHIに叩きつけようとするが後藤が阻止してから乱戦も、YOSHI-HASHIがゲイブにしゃちほこラリアットで4選手ダウンとなる。
海野レフェリーが戻ると、YOSHI-HASHIvsコグリンがエルボーのラリーから逆水平のラリーを繰り広げ、YOSHI-HASHIが打撃のコンポから逆水平、しゃちほこラリアットはコグリンのラリアットと相打ちとなって、YOSHI-HASHIが再度しゃちほこラリアット狙ったところで、コグリンがブラックホールスラムから新技のパンプハンドルデスバレーボムを決める。
コグリンはYOSHI-HASHIにジャックハマーを狙うが、後藤が入って頭突きで阻止すると、YOSHI-HASHIが頂狩で逆転3カウントを奪い、毘沙門が優勝決定戦に進出して前人未到の3連覇に王手をかけた。
試合後にバックステージで試合を見ていたG.o.Dが邪道を従えて現れると、両軍の中央に邪道が優勝トロフィーを置き、ヒクレオが片言の日本語で「ビシャモン、ガンバッテ」とエールを送り、両軍握手でエール交換する。
そしてG.o.Dが去ると、YOSHI-HASHIが「満身創痍の後藤を自分がサポートする。どんなにやられても、どんな時でも立ち上がるのが本当の強さだと思う、明後日は本当の絆と強さを見せる。みんなにエールを与えるような試合をして、3連覇をする」とアピールして締めくくった。
優勝決定戦はIWGPvsSTRONGのタッグ王者同士となったが、毘沙門は3連覇をかけるも、G.o.Dはヒクレオがトップ外国人選手の一角になれるか、ファンタズモがヘビー級へ転向して正解だったかどうか試される試合になることは間違いだろう。ただ両軍のポイントは後藤とファンタズモが満身創痍だということ、それをYOSHI-HASHIとヒクレオがどうカバーするかにかにかかってくる。
第3試合の清宮&大岩&田口vsEVIL&SHO&金丸は、House of toutureが大岩を捕らえて試合をリードするが、大岩はEVILにアナコンダスープレックスで反撃すると、代わった清宮がエルボーの連打、ドロップキックを連打、コーナーナックル、ブレーンバスターと攻め、EVILが場外へ逃れても、待ち構えていた田口がリングに戻し、、EVILが清宮にサミング、レフェリーと交錯させてから、乱入した東郷とのマジックキラーを狙うが、大岩が阻止すると、清宮はEVILにジャンピングネックブリーカーを決める。
そこで代わった田口はデスペラードコラボ焼酎を飲みながら、SHOに酔拳式ヒップアタック、金丸にスワンダイブヒップアタックと攻めるが、ベスト・キッドポーズからのオヤイ狙いは、EVILに捕まってしまうと、House of toutureがトレイン攻撃、東郷が入ってベスト・キッド式パイプカットで田口を蹂躙し、代わった金丸がブリティッシュフォールを決める。
金丸の延髄斬りに対し、田口も延髄斬りで応戦し、金丸の延髄斬りを避けてオーマイガー&アンクルを狙ったが、金丸が切り返したところでSHOがレンチで一撃して、金丸が丸め込んで3カウントとなり、試合後はHouse of toutureが大岩を袋叩きにするが、清宮が駆けつけてHouse of toutureが退散していく。
第4試合は海野が本間と組んで、House of touture入りして初戦となった成田&裕二郎組と対戦するが、海野が入場時にファンサービスをしたところで、花道に入場する本間を成田が襲撃をかけ、海野が駆けつけても、裕二郎に返り討ちされる。
成田が本間をリングに上げて試合開始となると、成田がいきなりスリーパーからのXファクターで3カウントを奪い、秒殺勝利を収める。
試合後に成田の挑発に怒った海野がリングに上がるが、成田が逃げたところで、駆けつけたEVILらによって袋叩きにされ、最後も成田がスリーパーからのXファクターで海野をKO、そしてHouse of toutureが全員で海野を踏みにじってToo Sweetポーズを取り高笑いする。
第6試合のSANADA&タイチ&上村&DOUKIのJUST 5 GUYSvs鷹木&辻&サンドカンJr.&BUSHIのLIJは、辻vs上村に代わると、上村はヒップトスからアームホイップ、ドロップキック、串刺しフライングフォアアームからフェースクラッシャー、ダブルチョップと辻を攻めるが、無双を狙いは、切り返した辻は読み合いから陽太コンポからカーブストンプを決める。
代わったBUSHIが上村にミサイルキックを命中させると、場外へ逃れた上村にトペスイシーダ、リングに戻って鷹木のキタキタタイムからLIJが連係を狙うが、SANADAがBUSHIに低空ドロップキックでカットに入ると上村がダイビングクロスボディーから閂スープレックスホールドで3カウントを奪い、JUST 5 GUYSが勝利。
試合後はSANADAが退場しようとすると、リングサイドで試合を見ていた内藤哲也が迫っていったかと思われたが、互いに素通りしていった。
