12月2日 NOAH「NOAH the BEST 2023」横浜武道館 1156人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇LEONA 藤村加偉(9分19秒 足四の字固め)小澤大嗣 ×大和田侑
<第2試合 20分1本勝負>
ニンジャ・マック 〇アレハンドロ エクストリーム・タイガー(10分22秒 )スペル・クレイジー ×TERRY YAKI アルファ・ゾー
※空回弾
<第3試合 30分1本勝負>
〇マサ北宮 稲葉大樹(11分47秒 監獄固め)ヴィニー・マッサーロ ×スタリオン・ロジャース
<第4試合 30分1本勝負>
HAYATA 〇Eita(8分16秒 エビ固め)×小峠篤司 Hi69
※ドロップキック
<第5試合 30分1本勝負>
〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. 清宮海斗 大岩陵平(17分2秒 片エビ固め)サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー ×谷口周平
※ワグナードライバー
<第6試合 GHCナショナル選手権 60分1本勝負>
【第10代王者】〇ジャック・モリス(13分56秒 エビ固め)【挑戦者】×大原はじめ
※タイガードライバー
☆モリスが初防衛に成功
<第7試合 45分1本勝負>
ジェイク・リー アンソニー・グリーン LJクリアリー 〇YO-HEY タダスケ(22分40秒 片エビ固め)丸藤正道 杉浦貴 潮崎豪 近藤修司 ×宮脇純太
※ドロップキック
<第8試合 60分1本勝負>
〇征矢学 藤波辰爾(26分18秒 ドラゴンスリーパー)×拳王 新崎人生
NOAH横浜武道館大会のメインではGHCヘビー級選手権前哨戦として、拳王&新崎vs征矢&藤波の師弟タッグ対決が実現したが、征矢は2007年に藤波の無我ワールドプロレスリングでデビューするも、デビューして半年後に西村修に追随する形で全日本プロレスへ移籍する”不義理”をやってしまった経緯があることから、負い目を抱えたまま藤波とタッグを組むことになった。
藤波はそんな征矢にビンタで気合いを入れて開始となる。
拳王vs征矢で開始となると間合いを図るなど慎重な立ち上がりとなり、拳王のビックブーツに対し、征矢はショルダータックルで返してから、読み合いになり、フィンガーロックでのパワー合戦は。征矢が圧倒するが、拳王が押し返してローキックの連打、ロックアップから拳王がリストロックに対し征矢がパワーで切り返す。
ここで藤波が代わると拳王とロックアップからバックを奪って押しこみブレーク、拳王が押し込むと藤波が体を入れ替えてブレーク。ロックアップからバックを奪った藤波は丸め込み、拳王はドラゴンスープレックス狙いは、征矢がカットに入る。
しかし征矢vs新崎になると、新崎が側転からアッパーブロー、ドロップキックと攻めてから、拳王に代わってミドルキックの連打と拳王組が征矢を捕らえて試合をリードするが、長時間捕まった征矢が新崎にフライング弾道で反撃すると、代わった藤波がヘッドロック。本家ドラゴンスクリュー、スリーパーからドラゴンスリーパーで捕らえ、拳王がカットも、藤波はドラゴンビンタで返り討ちにする。
ここで代わった征矢が藤波とダブルショルダータックルから、征矢がダブルニードロップ!串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロックを狙うが、抜けた新崎が曼荼羅捻りを決めれば、代わった拳王も曼荼羅捻りで続いてからアンクルホールドで捕らえる、
藤波がカットも今度は拳王が返り討ちにして、征矢にローキックの連打から蹴暴を狙うが、キャッチした征矢が串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロック、ぶっこ抜きブレーンバスターと反撃する。
征矢はデスバレーボムを狙うが、逃れた拳王がスピンキックからアンクルホールドで捕らえ、藤波がドラゴンビンタでカットも、新崎が排除、拳王が征矢を逆立ちさせてミドルキックから蹴暴を放つが、藤波がカットに入る。
拳王はPFSを狙うが、避けた征矢をドラゴンスープレックスを狙うと、振りほどいた征矢は拳王のミドルキックをキャッチして一本背負い式ドラゴンスクリューを披露、そして藤波が入って連係を狙うが。同士討ちを誘発させた拳王に新崎が入って同時拝み渡りからブレーンチョップを命中させ、拳王が征矢を拳王スペシャルで捕らえて追い詰めるが、藤波が間一髪カットに入る。
拳王はドラゴンスープレックスを狙ったところで新崎のブレーンチョップで援護を狙ったが、拳王に誤爆すると、藤波、征矢が同時ドラゴンスクリューを決める。
征矢が拳王に弾道からジャンピングDDTの必勝パターンに出るが、ドラゴンスリーパーを披露し一気に絞めあげる。
新崎がカットに入るが、藤波が新崎をコブラツイストでセーブし、拳王はハイキックを避けた征矢がスリーパーからドラゴンスリーパーで絞めあげ、拳王は耐えたが無念のギブアップで、征矢が前哨戦を制した。
試合後に征矢は16年前の不義理を涙を流しながら謝罪するが、とっくの間に許していた藤波は檄を飛ばしてビンタで再び気合いを入れ、征矢を激励した。
16年前も征矢はまだデビューしたてで、業界の事もまだ右も左もわからないことから、西村に言われるままついていくしかなかった、それは藤波も一番よくわかっていたと思う。
そして征矢は藤波からドラゴンスリーパーを伝授される形となったが、征矢は弾道やジャンピングDDTをフィニッシュにしても、フィニッシュになる絞め技は持っていなかった。征矢は腕が太い分、ドラゴンスリーパーは拳王の拳王スペシャルに匹敵する大きな武器になることは間違いない。
セミファイナルでは丸藤&潮崎&杉浦&近藤&宮脇のNOAH軍がジェイク&グリーン&クリアリー&タダスケ&YO-HEYのGLGと対戦するが、試合前にタダスケが近藤をマイクで挑発すると、いきなり近藤がキングコングラリアットを炸裂させて開始となり、開始後もNOAH軍の集中砲火を受けたタダスケは再び近藤のキングコングラリアットを食らってKOされ、戦線離脱してしまう。
それでもGLGは宮脇を捕らえて試合をリードし、ジェイクが逆エビ固めで追い詰めると、たまりかねた丸藤がカットに入ろうとするが、近藤がギブアップ禁止を言い渡していた宮脇のためにならないと止め、宮脇は必死でロープエスケープする。
終盤では戦列に戻ったタダスケがクリアリーから後退を受けると、丸藤にランニングエルボースマッシュからGLGコールを煽るが、串刺しは丸藤のトラースキックイリュージョンで迎撃されると、代わった近藤がタダスケにKUBINAGEからランセルセを決める。
タダスケ&YO-HEYの連係を近藤がブルドッキングヘッドロック&ネックブリーカーで阻止すると、代わった宮脇がYO-HEYにミサイルキックからドロップキックと攻めるが。ブレーンバスターは着地したYO-HEYはレッグシザースからダブルニーアタック、ツイストオブフェイド、顔面Gを決め、宮脇は意地でカウント2でキックアウトしたものの、YO-HEYはドロップキックで3カウントなってGLGが勝利となった。
ところが試合後にテーマ曲が変わると、飯伏幸太が現われリングインする。
そしてリングサイドに残っていた丸藤が上がると、二人は対戦する意志を確認し1・2有明アリーナでの一騎打ちが実現することになった。
2010年7月にDDT両国大会で丸藤vs飯伏が実現する予定だったが、直前に肩のケガが悪化したため無念の欠場となり、飯伏の代わりにゴールデンラバーズのパートナーだったケニー・オメガが丸藤の相手を務めたが、丸藤もこのケニー戦で首を負傷してしまい欠場に追いやられてしまった。
そういう経緯もあって丸藤vs飯伏は幻のまま実現しないかと思われていたが、13年ぶりに実現することになった。気づけば二人も40代になっており、体調面も考えると、やるには今しかないと考えたと思う。
またバックステージでは潮崎も小島聡との対戦をアピールした。
第6試合ではモリスのGHCナショナル王座に大原が挑戦、開始からモリスがパワーの差を誇示して圧倒するが、モリスはリストロックで捕らえると、切り返した大原はレッグシザースからグラウンドを仕掛け、切り返してヘッドシザースで捕らえて反撃を狙うと、モリスがロープエスケープで場外へ逃れる。
リングに戻るとモリスがガットショットからヘッドロック、ロープへ振った大原にショルダータックルを浴びせるが、大原のアームホイップをモリスが堪えたところで、大原が飛びつき腕十字で捕らえ、ロープエスケープし、モリスは苦し紛れに場外へ出すと大原の顔面を踏みつけて、エプロンへバックドロップからポージングで観客にアピールするなど余裕ぶりを見せる。
リングに戻るとモリスがブレーンバスターを狙うと、着地した大原はヘッドロックをモリスがバックドロップ、コーナーへハンマースルーで叩きつけ、大原は張り手から突進も、モリスがバックエルボーで迎撃する。モリスは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、大原はトップロープめがけてアームブリーカーで阻止すると、場外戦でハンマーロックのままで鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると大原はモリスの背中べジョンウー、串刺しフライングフォアアーム、変形バッククラッカーから腰へランニングエルボードロップと攻めるが、バックブリーカー狙いは切り返したモリスがヒップトスから生膝GLK狙いは、大原がアームホイップで阻止して風車式バックブリーカー、担ぎ上げてからのバックブリーカーから、ムイビエンで捕らえたが、モリスはロープエスケープする。
大原はフィンランド式フォアアームを狙うが、避けたモリスがバイシクルキックから延髄斬り、ファルコンアローと畳みかけ、タイガードライバーは逃れた大原がムイビエンクラッチはカウント2で橘花うとされ、、ミスティカ式ムイビエンも、モリスはロープエスケープする。
大原は突進するが、モリスがバイシクルキックで迎撃してからタイガードライバー狙いは。大原がウラカンラナで切り返すが、フィンランド式フォアアームは、モリスがGLKで迎撃し、掟破りのフィンランドフォアアーム狙いは、大原がハイキックで迎撃してから突進するが、モリスがスパインバスターからタイガードライバーで3カウントを奪い防衛に成功。大原も善戦したが一発の重みの差でモリスが優った。
第5試合のワグナー&清宮&大岩vsハックスリー&サッチャー&谷口のレアルは、レアルが大岩を捕らえて試合をリードするが、代わった清宮がドロップキックで反撃し、大岩とのクロスボディーインパクトでサッチャーを攻める。
終盤でもレアルがワグナーを捕らえるが、ワグナーが谷口にツイスターからワグナードライバーで3カウントを奪い勝利を収める。
第4試合のHAYATA&Eita vs小峠&Hi69は、HAYATAの援護を得たEitaがドロップキックで小峠から3カウントを奪うと、負傷欠場中のダガが現われ、有明アリーナまで間に合わないとしてEitaにベルトを贈呈し返上の意志を見せる。
ところがダガが信用しきったEitaを杖で殴打すると、実況席で解説をしていた小川も加勢してEitaを袋叩きにし、HAYATAも慌てて駆けつけたが返り討ちされ、ダガは元気に歩いて退場し回復ぶりを見せる。
第3試合では北宮がロジャースを監獄固めで降したが、試合後のバックステージで新日本プロレスの石井智宏とのシングル戦を要求した。
