11月9日 DRAGON GATE「THE GATE OF EVOLUTION 2023」後楽園ホール 1356人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇パンチ富永(6分24秒 エビ固め)×柳内大貴
※PTキック
<第2試合 20分1本勝負>
〇BIGBOSS清水 U-T(7分59秒 エビ固め)×堀口元気 吉田隆司
※パワーBOSS
<第3試合 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン ドン・フジイ 〇Kagetora(10分9秒 影縫)望月ススム ×神田ヤスシ 新井健一郎
<第4試合 30分1本勝負>
YAMATO ドラゴン・キッド 近藤修司 Eita()箕浦康太 Ben-K B×Bハルク 土井成樹
<第5試合 30分1本勝負>
〇加藤良輝(5分0秒 反則勝ち)×望月マサアキ
※望月ジュニアの乱入
<第6試合 45分1本勝負>
Kzy ストロングマシーン・J ジェイソン・リー JACKY“FUNKY”KAMEI(16分36秒 JFK)菊田円 吉岡勇紀 ドラゴン・ダイヤ ×田中良弥
<第7試合 1 vs 4 ハンディキャップマッチ 時間無制限1本勝負>
〇ルイス・マンテ(13分40秒 ウラカンラナ)シュン・スカイウォーカー KAI H・Y・O ×ISHIN
11・5大阪大会を終えたばかりのDRAGON GATEの後楽園大会、オープニングではDCourageが登場し、菊田がドリーム、吉岡&ダイヤがツイン王座奪取を報告した後で、5日の大阪でブレイブ王座に挑戦した良弥を呼び出し将来性を買ってDCourageに勧誘すると、良弥も「よろしくお願いいたします。」と握手してDCourage入りが決定する。
その入れ替わりにシュン率いるZ-BRATSが登場すると、11・5大阪でマサアキ&ジュニアの望月親子を裏切りZ-BRATS入りを果たした加藤を紹介、メインのハンディキャップ戦でも対戦するマンテに対し、「悲しい現実を見せる」と宣言する。
第5試合ではマサアキが加藤とシングルで対戦し、マサアキは左脚を負傷し欠場し松葉杖姿となったジュニアを従えて登場すれば、加藤はシュンに言われた通りにセコンドには誰も入らず登場する。
開始もマサアキはコーナーを背にしたまま動かないため、加藤が挑発すると、マサアキが動いてナックルを放って加藤がダウンし、制裁モードになってストンピングを連打と徹底的に痛めつけにかかる。
加藤は頭突きからショルダータックルで反撃しすると、場外戦で加藤がジュニアにビックブーツを放ち、リングに戻ってから加藤は逆水平も、受け流したマサアキはローキック、ミドルキック、ローキックの連打を浴びせてから、加藤の頭を軽く叩き、加藤は張り手も、マサアキはビンタを浴びせる。
マサアキはブレーンバスターを狙うが、加藤がブレーンバスターで投げ返してからリストクラッチ式アルゼンチンバックブリーカーで捕らえると、マササキはスリーパーで逃れてPK、前後からサッカーボールキック、PKと浴びせるが、バスソーキックは避けた加藤がラリアットから、リストクラッチ式クルセントバックブリーカーで担いで、カデーレ・ルナを狙うが、マササキが着地したところで、ジュニアが乱入して加藤に襲い掛かったため、マサアキの反則負けとなってしまう。
試合後にマサアキは加藤を場外へ叩きだすと、マイクを持った加藤は「学のないバカは嫌いだ!自分はZ-BRATSでやりたいようにやる」と言い放って退場すれば、マサアキは「うだつが上がらない木偶の棒が安易な道を選んだ、あのバカマスクマンにいいように利用されるな」と言い放つも、ジュニアは「自分はどうして裏切られてばかりなのか。いつも親父とセットからなのか?」とマサアキに迫る。だがマサアキは「そんなこと覚悟してたんじゃないのか、人は裏切られるより、裏切られた方がましだろう、今は焦らずその足治せ」と励ます。ジュニアはケガの治療に専念するが、この状況を打開するために、復帰戦の相手にマサアキを指名するも。マサアキはジュニアにはケガの治療に専念させるために、返答を避けた。
ジュニアにしても、望月マサアキの息子ということで、同期からの嫉妬もあり、下からの突き上げというものは当然あるはずで、デビューして2年目となったジュニアもそういったことを実感しているはず。現在のジュニアは壁にぶち当たり、いろんな意味で焦りを感じているが、負傷欠場もまた修行みたいなもので、今は休みつつも、自分を見つめ直すべきなんじゃなかと思う。
セミファイナルでは新メンバー・良弥を加えたDCourageがKzy&マシーンJ&ジェイソン&KAMEIのNATURAL VIBESと対戦、先発を買って出た良弥はいきなりKAMEIにドロップキックを放つも、すぐ入ってきたKzyのランニングアッパーカットを食らってから乱戦となるも、良弥は場外のNATURAL VIBESにノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻るとDCourageはKzyを捕らえてリードを奪い、良弥はダイヤと二人同時その場飛びムーンサルトも披露するも、NATURAL VIBESもDCourageの連係を阻止してから良弥を捕らえ、試合の流れを変える。
長時間捕まった田中はマシーンJの串刺しを迎撃し2ステップ式旋回式クロスボディーを命中させると、代わった吉岡はKzy、ジェイソン、KAEMIにボディースラム、マシーンJにはブレーンバスターと反撃。、菊田とダイヤが入ってKzyにトレイン攻撃から連係、ダイヤがその場飛びシューティングスタープレスを命中させれば、良弥もローリングエルボーを連打で続く。
吉岡とダイヤがKzyにダブルドロップキックから乱戦も、NATURAL VIBESはダイヤにトレイン攻撃から連係で捕らえ、四方向からエルボー、マシーンJがライガーボムと見せかけて変形パワースラムと攻めれば、吉岡と菊田が連係からKAMEIをとらえ、良弥がハンドスプリングRKO、ライオンサルトと攻める。
乱戦から良弥がKAMEIにスパニッシュフライを決めるが、KAMEIがJFKで3カウントを奪い勝利を収め、良弥はDCourage入り初戦を勝利で飾ることが出来なかった。
そしてメインのマンテvsシュン&KAI&H・Y・O&ISHINのZ-BRATSによる1vs4のハンディ戦は、Z-BRATSはマンテを取り囲むと総出で襲い掛かり開始となり、いきなり袋叩きにしてからトレイン攻撃、シュンがバイシクルキックと蹂躙するなど、マンテは防戦一方になる。
シュンはクロー、エルボー、バイシクルキックとマンテを痛めつけ、マンテのスワンダイブもドロップキックで迎撃し、マンテが場外へ逃れても加藤も加わってZ-BRATSが徹底的に痛めつける。
リングに戻ってもZ-BRATSがナックルを浴びせてからKAIがラリアットを放ってカバーするが、八木レフェリーが総がかりで攻めているためフォールは認めず、KAI、H・Y・O、ISHINは渋々コーナーへ下がる。
マンテはシュンにエルボーを連打で反撃を狙うが、受け流したシュンは軽くハンマーを連打、マンテがロープへ走ってもH・Y・Oが足を取って倒すも、マンテはH・Y・Oにドロップキック、シュンとISHINを同士討ちさせ、シュンにドロップキック、KAIにもドロップキックで場外へ落としてからプランチャを命中させ反撃する。
リングに戻るとマンテはISHINにビックブーツ、H・Y・Oに風車式バックブリーカーからストマックブロックと攻め、シュンのバイシクルキックを狙うとH・Y・Oに誤爆する。マンテはKAIとISHINを排除してからH・Y・Oにヴェルタフィナーレを狙うが、シュンが八木レフェリーをマンテへぶつけて阻止する。
八木レフェリーがKOされている間に、シュンがイス盛りを作り、シュンがイス盛りへブラスターから、その場飛びムーンサルトダブルニー、ISHINのボックス攻撃の援護からロックボトム、そしてSSWを狙うが、マンテが切り返したところで、H・Y・Oがシュンの顔を確認してからパウダーを投げつける。H・Y・OはKAIにも襲い掛かると、大混乱となったZ-BRATSの隙を突いたマンテが前転からのウラカンラナでISHINから3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後にH・Y・Oがルイスに抱き着くと、シュンは錯乱しながらH・Y・Oに問いただすが、H・Y・Oは自己中のシュンに三下り半を突きつけ、Z-BRATSからの離脱を宣言する。H・Y・Oの行動にISHINも怒りを露わにして制裁を宣言し「地獄を見せてやる」と、シングルでの対戦を要求も、H・Y・Oはブレイブ王座への挑戦を条件にすれば、ルイスもシュンとのシングルを要求する。H・Y・Oとルイスの行動にシュンは怒りつつも対戦は拒否し、代わりにKAIとの対戦を提案すると、ルイスは納得しないが、H・Y・Oの説得でシュンの提案を受け入れる。
そこで斉藤了GMが登場すると、迫ってくるシュンをビンタでKOし、12・5後楽園でKAIvsルイス、ISHINvsH・Y・Oのブレイブ戦を決定した。
Z-BRATSは退散すると、H・Y・Oは改めてマンテに抱き着いて共闘の意思を確認、H・Y・Oは「やっとマンテの隣に帰ってこれた」と喜び、優しく受け入れてくれたマンテに感謝を示し、マンテと一緒にDRAGON GATEのトップに立つと宣言する。そして4年間ヒールをやってきたことに関して反省してファンに頭を下げて謝罪すると、観客も許し、「これからは心を入れ替えてマンテとやっていく、そしてブレイブ王座の奪還を約束、そしてこれまでファンに0点と採点してきたが100点を採点し、自分らも100点と採点。、最後は日本語勉強中のマンテに締めを任せ、マンテは無茶ぶりに困りながらも、「ワタシハヒョウガダイスキデス、コウラクエンミナサン、ヨロシクオネガイシマス」で締めくくった。
H・Y・Oも4年もヒールをやってきたなら、十分やり切っているし、DRAGON GATEを辞めた兄弟分もヨソへ行ってしまったから、シングルプレーヤーとして次なるステージへ向かう時期になっていたと思う。マンテと一緒に頂点を目指すなら、いつまでたってもシュンの下では上に立てない、自己中のシュンについていけなくなったのもあったが、独立するにはいい機会だったのではないだろうか。だがマンテと二人だけでやっていくのかは現時点ではわからない、だた気になるのは、欠場中で未だ一匹狼のT.N.Revolucionの存在、TNRもケガをした以上、そろそろ一匹狼でやっていくのに限界を感じているんじゃないだろうか…
