ゼンニチ新時代を破壊…中嶋が青柳を破り三冠王座奪取、全日本プロレスを闘魂イズムに染めると宣言!そして宮原と三冠をかけて大晦日決戦へ!


11月5日 全日本プロレス「#ajpwジャイアントシリーズ2023~北海道篇~」北海道・ホテルエミシア札幌 797人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇大森隆男 ヨシ・タツ(8分19秒 片エビ固め)佐藤光留 ×シドニー昌太スティーブンス
※アックスボンバー

<第2試合 15分1本勝負>
〇吉田考志 北海熊五郎(6分29秒 片エビ固め)×ブラックめんそーれ 斗猛矢
※本人公認イナズマレッグラリアット

<第3試合 15分1本勝負>
〇鈴木みのる 大森北斗(7分50秒 体固め)諏訪魔 ×井上凌
※ゴッチ式パイルドライバー

<第4試合 15分1本勝負>
石川修司 〇綾部蓮(5分34秒 片エビ固め)×斉藤ジュン 斉藤レイ
※ラストシューティング

<第5試合 20分1本勝負>
田村男児 〇ライジングHAYATO ジョナサン・グレシャム(13分59秒 片エビ固め)青柳亮生 エル・リンダマン ×阿部史典
※シドヴィシャス

<第6試合 30分1本勝負>
〇宮原健斗 T-Hawk(17分46秒 シャットダウンスープレックスホールド)×本田竜輝 安齊勇馬

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇中嶋勝彦(24分16秒 エビ固め)【第70代王者】×青柳優馬
※ノーザンライトボム
☆青柳が6度目の防衛に失敗、中嶋が第71代王者となる

全日本プロレス札幌昼夜興行、夜の部のメインは三冠ヘビー級選手権、王者の青柳に、NOAHを退団してフリーに転身したばかりの中嶋が挑戦し、実況席ではゲスト解説を務める宮原が試合を見守った。

開始から、中嶋がいきなりローキックを放つと、牽制し合ってから、差し合いになって、中嶋が体を入れ替え押し込みブレークになる。中嶋はインローからローキックと放っていくが、嫌った青柳がバックを奪うが、ヘッドロックに来たところで中嶋がバックドロップで投げマウントエルボーを連打で青柳がダウンするも、なんとか起きた青柳に、中嶋が足蹴、首投げからサッカーボールキックを連発し、踏みつけカバーをするが、神林レフェリーがカウントを認めない。
中嶋は場外へ青柳を蹴り出し、腹部へキックに対し、青柳はエルボーを連打で返し、中嶋はサミングで返せば、青柳はエルボーを連打で返してからラリーになっても、中嶋はミドルキックで蹴り倒す。
リングに戻ると、中嶋が串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを狙うが、青柳は阻止してエルボーを連打、中嶋の突進をキャッチしてコーナーにセットすると、ドロップキックで場外へ落とす。
場外戦で青柳は鉄柱攻撃を連発すると、場外DDTと流れを変え、リングに戻るとスリーパーは中嶋がロープエスケープも、青柳はパイルドライバーと首攻めに出る。
エルボーのラリーになると、青柳はエルボースマッシュから、串刺しフライングフォアアームを連発、ダイビングクロスボディを命中させ、バタフライロックからエンドゲームで捕らえるが、中嶋はロープエスケープする。
青柳はロープへハンマースルーするが、中嶋は低空ドロップキックから延髄斬りをを放ち、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイム、青柳のエルボーをいなしてミドルキック、ドラゴンスクリューからSTFで捕らえ、青柳は必死でロープエスケープする。

中嶋は青柳をエプロンへ蹴り出すとエルボーを浴びせるが、青柳はエプロンでバックドロップを敢行し、リングに戻ると、青柳は串刺しドロップキックからジャーマンで投げるが、中嶋が着地してジャーマンで投げ、青柳もジャーマンで応戦も、中嶋がトラースキックから腹部へパントキックを浴びせ、ヴァーティカルスパイクは青柳がブレーンバスターで投げ返して両者ダウンになる。
エルボーのラリーになると、青柳が崩れ、中嶋がミドルキック、青柳がエルボースマッシュとラリーに切り替え、青柳が連打も、青柳の串刺し狙いは、中嶋がレッグシザースでコーナーパットに直撃させてから顔面蹴り、トラースキックで青柳はダウンする。

中嶋は前後からサッカーボールキックからPKを狙うが、青柳がキャッチしてエルボーを連打を浴びせ、中嶋のハイキックを避けてジャーマンからロックボトムで叩きつけると、雪崩式ロックスターバスターを決めるが、中嶋はカウント2でキックアウトする。
青柳はザ・フールを狙うが、逃れた中嶋はトラースキックを連打を浴びせ、青柳はスピンキックからロックスターバスター、そしてザ・フールを狙うが、逃れた中嶋がビンタで青柳がダウンする。そこで中嶋はヴァーティカルスパイクはカウント2でキックアウトされるも、続けて奥の手であるノーザンライトボムを決め3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後にベルトを手にした中嶋はマットに置き、また手にしてベルトをじっくり眺める。そしてマイクを持つと、王座を「一発で取れた」とアピールし、「明るく楽しい激しい、新生全日本プロレス、それを今日から新王者がイズムで染める」と断言する。この発言に安齋や本田、石川、亮生、HAYATOが怒り、リングに上がろうとにするが、中嶋は「これだけか、もっと出てこい、宮原健斗はどうした!」と呼び出すと、実況席の宮原がスタッフの制止を振り切りリングサイドまで現れる。中嶋は「前回は悔しかっただろう、やるか?」と宮原に迫り、「ベルトをかけてもう一度やろうぜ」と宮原を挑戦者に指名する。
宮原は「あんたはどこの所属だろうが関係ない、10年ぶりの再会を果たしたが、全日本プロレスをなめんなよ!2023年のうちに終わらせる!」と決戦の場を12月31日、代々木での大晦日決戦を指定し「中嶋はお前ごときに決める権利があるのか」といいつつ、「新しい闘魂スタイルの俺が逆指名してやると受諾」宮原は「2023年最後の勝負だ!」とアピールすれば、中嶋は「他の選手にも力で奪ってみろ!」として締めくくった。

内容的にも青柳は最強の挑戦者ということで、持てる力を全て出し切るつもりだったが、中嶋のビンタ一発で意識が飛び、ヴァーティカルスパイクまではキックアウトできたが、奥の手であるノーザンライトボムまではキックアウトすることは出来なかった。だ惨敗にはならなかった。それが青柳にとってせめてもの意地かもしれない。
試合後には神林レフェリーが勝った中嶋の腕を上げたが、神林レフェリーもWRESTLE-1時代に中嶋が稲葉大樹を破って王座を奪取したときのレフェリーで、その時も「レフェリーだって感情があるんだ、けどあんな複雑な心境でカウント3を叩いたのは初めてだった」とコメントした通り、今回も三冠を奪取した中嶋の腕を苦渋の表情で上げた、神林レフェリーも何たる皮肉だったと思う。
そして大晦日決戦で中嶋vs宮原による三冠選手権が濃厚となったが、7月にNOAHのリングで対戦し中嶋が勝利を収めたが、まだ二人のストーリーは終わったわけでなく、点から線になってしっかり繋がっていた。しかし中嶋も青柳や宮原だけで終わらせるつもりはない、宮原と全日本プロレスという美味しい素材をしゃぶりつくすつもりのようだ。
そしてバックステージインタビュー中の中嶋の前に北斗が現われ、タッグ結成と世界最強タッグにエントリーを呼び掛けた。世界最強タッグはまだX、XXと一枠が残っており、北斗はまだエントリーを果たしていなかった。本来のパートナーは鈴木みのるなれど、昼の部で世界タッグ奪取に失敗どころか、鈴木みのるが新日本プロレスの「WORLD TAG LEAGUE」で永田裕志と組んでエントリーが噂されていることから、北斗は一匹狼である中嶋に目を付けたのかもしれない…

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