11月5日 全日本プロレス「#ajpwジャイアントシリーズ2023~北海道篇~」北海道・ホテルエミシア札幌 596人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇綾部蓮(7分42秒 片エビ固め)×ヨシ・タツ
※ファルコンアロー
<第2試合 15分1本勝負>
青柳亮生 〇ライジングHAYATO(10分31秒 片エビ固め)佐藤光留 ×井上凌
※シドヴィシャス
<第3試合 20分1本勝負>
〇大森隆男 斗猛矢 吉田考志(7分38秒 片エビ固め)×ブラックめんそーれ 阿部史典 北海熊五郎
※アックスボンバー
<第4試合 30分1本勝負>
〇T-Hawk(10分51秒 片エビ固め)×田村男児
※ナイトライド
<第5試合 30分1本勝負>
宮原健斗 青柳優馬 〇石川修司(14分41秒 片エビ固め)諏訪魔 本田竜輝 ×安齊勇馬
※スプラッシュマウンテン
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第66代王者】〇エル・リンダマン(12分44秒 タイガースープレックスホールド)【挑戦者】×ジョナサン・グレシャム
☆リンダが4度目の防衛に成功
<第7試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第97代王者組】〇斉藤ジュン 斉藤レイ(21分33秒 片エビ固め)【挑戦者組】×大森北斗 鈴木みのる
※DOOM
☆SAITOBROTHERSが2度目の防衛に成功
全日本プロレス北海道巡業最終日の札幌大会は昼夜興行として開催され、昼の部のメインはジュン&レイのSAITOBROTHERSが保持する世界タッグ王座に、北斗&鈴木が挑戦。当初は地元出身の北斗による凱旋試合としてノンタイトルで行われる予定だったが、3日の岩見沢大会で大森隆男&ヨシ・タツを降し世界タッグ王座を防衛したSAITOBROTHERSに、北斗が鈴木とのコンビで挑戦を表明したことで、今大会で急遽世界タッグ選手権として行われることになった。
ジュンvs鈴木で開始となるが、鈴木はジュンを下げて、レイとの対戦を要求し、レイに代わって鈴木がガットショットからエルボーを放てば、レイは逆水平とラリーに、レイがダブルチョップで返すが、鈴木はローキックからエルボーの連打、ビックブーツと浴びせていく。
ここで鈴木は北斗に代わるが、鈴木がリング下からスパナを取り出しSAITOBROTHERSを牽制するため、神林レフェリーがスパナを取り上げると、今度は鈴木がイスを持ち出してSAITOBROTHERSを牽制する。
北斗とレイがロックアップから、北斗が体を入れ替えて押し込み、顔をなでてブレークすると、ぶつかり合いはレイが制し、突進するが北斗が場外へ逃れ、レイが鈴木に気を取られると、戻った北斗が低空ドロップキックと連係を見せるが、北斗がセカンドコーナーへ上がると、レイが場外へ突き落とし、場外戦でSAITOBROTHERSが北斗を痛めつけ、試合をリードする。
長時間捕まった北斗はジュンにボディースラムから鈴木に代わり、鈴木はエルボーの連打、串刺しビックブーツからエルボーの連打、スリーパーで順を捕らえるがロープエスケープされ、レイが入ると突進するが鈴木はビックブーツからローキック、スリーパーで絞めあげ排除し、鈴木はジュンにビックブーツを放つが、ジュンはスピアーで応戦する。
代わったレイは鈴木にマシンガンチョップ、串刺しラリアットと攻め、鈴木はエルボーの連打からフロントネックロックで捕らえても、強引に持ち上げたレイはブレーンバスターで投げる。
ジュンvs北斗に代わり、北斗がランニングエルボーを放ち、エルボーのラリーから、ジュンが張り手も、北斗はローリングエルボーを連発して突進するが、ジュンがビックブーツからレイが入り、SAITOBROTHERSがトレイン攻撃からダブルヒップトスと連係から、ジュンがチョークスラムを狙い、逃れた北斗はエルボーの連打、しかしRKOは逃れたジュンがラリアットからチョークスラムは、切り返した北斗が三角絞めからナルシストロックで捕らえて追い詰めにかかり、無想一閃が決まるも、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされ、北斗もまさかの表情を浮かべる。
それでも北斗はジュンにワールド・オブ・ザ・ワーストを狙ったが、レイがカークラッシュショルダータックルで阻止すると、ジュンがブレーンバスターから、レイがダイビングボディープレスを命中させ、鈴木がカットも、SAITOBROTHERSのダブルショルダータックルで排除される。ジュンは北斗にチョークスラムから、SAITOBROTHERSががDOOMを狙い、鈴木が阻止して、北斗がジュンに雪崩式狙いも、ジュンが突き落として鈴木も排除されると、SAITOBROTHERSがDOOMで3カウントを奪い、防衛に成功した。
試合後も敗れた鈴木が大荒れで退場する中、SAITOBROTHERSは防衛をアピール、ジュンは「ベルトはもう体の一部だ離すわけにはいかないと断言」レイも世界最強タッグに向けてSAITOBROTHERSの優勝を宣言。最後はDOOMで締めくくった。
北斗も鈴木との連係はなかったものの、アシストもあって無想一閃が決まったが。北斗がカバーに遅れたため勝機を逃し、そこから北斗が失速したのが大きかった。北斗もまだ世界最強タッグへの出場が決まってないが、おそらく鈴木とのコンビで世界タッグ王座を奪取することで、最強タッグにエントリーするはずだったと思う。果たして北斗は最強タッグには誰と組んでエントリーするのか…
セミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権、王者のリンダにグレシャムが挑戦、グレシャムはAEWやROHでも活躍し、2019年の新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr」にもエントリーした実力者で、今回は全日本プロレスに参戦して世界ジュニア王座に挑戦となった。
開始から握手、いきなりグレシャムがショルダークローからアームホイップと先手を奪い、フィンガーロックから押し込むと、リンダがタックルからレッグロックを仕掛ければ、グレシャムは切り返して逃れる、リンダの足を取って倒したグレシャムはヘッドロック、リストロックのままアームロックで捕らえ、そのまま押さえ込み、横十字固めと攻める。
グレシャムはアームホイップからヘッドシザースで捕らえるが、抜けたリンダはDDT、セカンドコーナーを利用したネックブリーカーで反撃、グレシャムの首筋へエルボースタンプからネックロック、首投げから後頭部へドロップキックと首攻めで流れを変える。
リンダはブレーンバスターを狙うが、切り返したグレシャムにリンダはエルボーも、グレシャムはリストロックのままでエルボーを浴びせ、リンダはエルボーでリストロックから逃れると、バックエルボーから突進を狙うと、いなしたグレシャムがジャーマンからランニングエルボーを放つ、
グレシャムはジャーマンを狙うが、リンダがバックを奪うと、グレシャムはアームロックを狙い、丸め込み合戦からグレシャムはジャックナイフ、オクトバスストレッチ狙いはリンダがロープエスケープする。
バックの奪い合いになると、グレシャムがヘッドロックを仕掛けるが、リンダがバックドロップで投げ、串刺しドロップキック、コーナーを利用したパワーボム、そして熊殺しを狙うと、逃れたグレシャムが延髄斬りからジャーマンスープレックスホールド、オクトバスストレッチで捕らえて追い詰めにかかり、抜けたリンダはグレシャムを強引にコーナーへ叩きつける。
グレシャムは左腕へエルボースマッシュ、ライオンサルト、場外へ逃れたリンダにトペスイシーダ、リングに戻って横十字固めと素早く攻めるが、リンダは切り返しからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い逆転勝利で防衛に成功、試合後も握手でノーサイドとなった。
