10月24日 新日本プロレス「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023 ~Road to POWER STRUGGLE ~」後楽園ホール 1020人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇グレート・O・カーン HENARE カラム・ニューマン(9分17秒 肩固め)海野翔太 成田蓮 ×オスカー・ロイペ
<第2試合 20分1本勝負>
内藤哲也 鷹木信悟 △辻陽太(20分時間切れ引き分け)SANADA タイチ △上村優也
<第3試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負>
【初代王者】〇ザック・セイバーJr.(13分38秒 腕ひしぎ逆十字固め)【挑戦者】×ボルチン・オレッグ
☆ザックが王座防衛
<第4試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇田口隆祐 ザ・DKC(8分26秒 エビ固め)【1勝1敗=2点】×BUSHI ティタン
<第5試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】ロビー・イーグルス 〇藤田晃生(11分2秒 エビ固め)【1敗=0点】DOUKI ×TAKAみちのく
※ショットガンスタナー
<第6試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=0点】〇YOH MUSASHI(12分7秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】エル・デスペラード ×マスター・ワト
※DIRECTDRIVE
<第7試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇SHO 金丸義信(10分43秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】KUSHIDA ×ケビン・ナイト
※ショックアロー
<第8試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(16分15秒 片エビ固め)【1勝=2点】×TJP フランシスコ・アキラ
※Fullclip
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』後楽園2連戦の初日、メインでは1勝同士のコナーズ&モロニーとTJP&アキラのCATCH22が対戦、Catch22がリングイン直前のWARDOGSに奇襲をかけ開始、両軍が場外戦を展開し、TJPは雛壇席でコナーズに顔面ウォッシュも、モロニーが襲い掛かって本部席に叩きつけてからイス攻撃はTJPが避けるが、WARDOGSは止めに入ったカラムを鉄柱攻撃で痛めつける。
リングに戻るとCatch22がモロニー、コナーズを連係で蹂躙、コナーズにクラウンズアップセントーンと見せかけてモロニーにクラウンズアップドロップキック、TJPがモロニーに顔面ウォッシュを連発して先手を奪う。
しかしモロニーからブラインドタッチしたコナーズが、TJPにジープフリップを炸裂させ、モロニーがアキラを場外で痛めつけいる間にコナーズがTJPの首筋に逆水平、代わったモロニーがエルボーウォッシュからショルダータックルとWARDOGSがTJPを捕らえて試合の流れを変える。
長時間捕まったTJPはコナーズにトルネードDDTで反撃すると、代わったアキラがモロニーにドロップキック、串刺しラリアット、TJPが入ってトラースキックの援護から、アキラがジャーマンスープレックスホールドと攻めるが、スピードファイヤーは逃れたモロニーがカタプルパからフットスタンプで突き刺す。
TJPvsコナーズに代わり、突進するコナーズにTJPが空中胴絞め落とし、絡みついてからの卍固めから十字固めと攻め、モロニーとアキラが入って乱戦も、アキラがコナーズにカサドーラからフットスタンプに対し、コナーズはアッパーからアキラをエプロンへ出すが、アキラは場外のモロニーにムーンサルトアタックを命中させると、気を取られたコナーズにTJPがファイナルカットからマンバスプラッシュを命中させる。
勝負に出たCatch22がコナーズにリーリングタワーを決めるが、モロニーが間一髪カットに入り、アキラはモロニーをカナディアンデストロイで排除する。
Catch22がコナーズに2/2を狙うが、避けられて同士討ちになると、コナーズはアキラにパワースラム、TJPにWARDOGSがゴアスピアーからFullclipを狙う。そこでアキラがコナーズに雪崩式フランケンシュタイナーで阻止すると、TJPはモロニーに逆さ押さえ込みもラリアットは相打ちになる。
代わったコナーズはトルネードDDTを狙うTJPを海野レフェリーに直撃させると、ベルトでの一撃を狙うが、TJPがもう一つのベルトを投げ渡し、海野レフェリーに注意されたところでTJPがコナーズを丸め込むが、キックアウトしたコナーズがTJPにNO CHASERを決めると モロニーはアキラをドリラキラーで排除、最後はWARDOGSがFullclipでTJPから3カウントを奪い公式戦2連勝となった。
試合後も、モロニーはカラムもドリラキラーでKOしてマイクで勝利をアピールし、コナーズがダウンしているアキラをイスでフルスイングする。これに怒ったHENAREが英語実況席、O・カーンがSAMURAITV実況席から駆けつけるが、WARDOGSが退散して客席で改めて勝利をアピールした。
WARDOGSもタッグを組んで半年足らずだが、ここまで安定感を出すチームになるとは思わなかった。それを考えるとCatch22が敗戦した理由は、しばらく対戦いないうちにWARDOGSがチームとして完成度を高めて成長していたからかもしれない。
セミファイナルでは1勝のKUSHIDA&ケビンのJET SETTERSが1敗のSHO&金丸のHouse of toutureと対戦、House of toutureが奇襲で開始、リング内では金丸がケビンを攻めるも、ケビンがボディースラムからボディープレス、SHOにもボディースラムからKUSHIDAとおんぶプレス、タッチワークで金丸を捕らえJET SETTERSが先手を奪う。
しかしSHOがKUSHIDAを場外へ引きずり出すと、南側の鉄扉に叩きつけてイス攻撃、リングに戻して金丸がバックエルボーとHouse of toutureがKUSHIDAを捕らえて試合の流れを変える。
KUSHIDAは連係を狙うHouse of toutureにハンドスプリングエルボーも、ケビンへの交代は後から駆けつけたディック東郷が阻止し、金丸がKUSHIDAにブレーンバスター、腰へのニーを連打、コーナーへのハンマースルーと痛めつける。
長時間捕まったKUSHIDAはHouse of toutureを同士討ちさせると、代わったケビンがスワンダイブクロスボディーを命中させ、House of toutureの連係を飛び越えてオーバーヘッドキック、二人まとめて串刺しボディーアタック、SHOにはアッパールームを決める。
金丸がカットもJET SETTERSが連係で排除、SHOにドロップキックインパクト狙いはEVILが乱入して阻止、それでもKUSHIDAはSHO&金丸、乱入を狙う東郷もコーナーに押し込み、EVIL、裕二郎をハンドスプリングキックで蹴散らすと、ケビンがKUSHIDAの援護でSHO、金丸、東郷をまとめてコーナートゥフロムコーナーを命中させる。
JET SETTERSがSHOにドロップキックインパクトを決め、ケビンがスパイクDDTを狙うがSHOがレフェリーと交錯させると、SHOがサミングからレンチを持ち出し、一撃は避けたケビンがフライングラリアットを放つ。
ケビンはSHOにブーメランクロスボディーを狙うが、金丸がウイスキーミストで迎撃してから角瓶で一撃すると、SHOがショックアローで3カウントを奪い、House of toutureが公式戦初勝利を収める。
第6試合では1勝のデスペラード&ワトは、1敗のYOH&MUSASHIの武蔵小松と対戦するが、入場の際に、ワトがデスペラードに揃いの友達Tシャツを着用を薦めるも、デスペラードは客席へ捨てて拒否したのに対し、武蔵小松も揉めながら登場して、入場テーマからやり直すと、みちのくプロレスのテーマ曲が流れ、お揃いのTシャツで登場したため、揉めているデスペラード&ワトへ当てつけ、陰湿なYOHの性格丸出しの行為と、武蔵小松の挑発にワトは怒る。
YOHvsワトで開始も、YOHがデスペラードめがけてワトを叩きつけ、MUSASHIとの連係でデスペラード組を場外へ出し、トペフェイントからアカンベーで挑発したため、デスペラードが怒ってイスを持ち出すがワトが必死で宥めるも、リング戻ると、タッチワークで武蔵小松がワトを捕らえて試合をリードする。
ワトはYOHにフェースクラッシャーから場外へ出すと、待ち構えていたデスペラードが鉄柱攻撃からビンタを浴びせ、なかなかリングに戻ろうとしないYOHをデスペラードがリングに戻すとボディースラムから逆エビ固め、代わったワトがミドルキックからキャメルクラッチとYOHを捕らえて流れを変える。
ワトの指示でデスペラード組が連係を狙うが、息が合わず失敗し、その隙を突いたYOHが同士討ちさせてドロップキック、代わったMUSASHIにも連係を狙うが、同士討ちを連発する。
MUSASHIがデスペラードに延髄斬り、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックと攻めると、デスペラードはアームホイップ、読み合いからバックドロップで反撃してギター・ラ・デ・アンヘルは、逃れたMUSASHIはハックエルボーの応酬、読み合いからネックブリーカー、トラースキック、エクスプロイダーも、デスペラードはスパインバスターで応戦する。
ワトvsYOHに代わり、ワトがビックブーツからゼロ戦キックで攻めるが、スワンダイブアッパーカットは、YOHがハンドスプリングキックで阻止して場外へ落としプランチャを命中させ、リングに戻るとYOHがワトにバルキリースプラッシュ、読み合いからワトがその場飛びネックブリーカーで反撃してレシエントメンテ、そして通天閣ジャーマン狙いは、ワトがコーナーへ押し込むと、MUSASHIが入って武蔵小松が連係、MUSASHIが低空ドロップキックからYOHがドラゴンスクリュー、トラースキック&ファルコンアローと連係を連発する。
デスペラードがカットに入るが、MUSASHIが場外へ出してトペコンヒーロで排除すると、武蔵小松がファルコンアロー式牛殺しからエストレージャフトゥーロ、YOHがDIRECTDRIVEで3カウントで公式戦初勝利となり、デスペラード&ワトに真の友情ぶりをアピールする。
第5試合では1敗同士のロビー&藤田のTMDKとDOUKI&TAKAのJ5Gが対戦、藤田vsDOUKIで開始、DOUKIがヘッドロック、ショルダータックに対し、、藤田はリーブロックからティヘラでDOUKI、TAKAにはドロップキックで場外へ出し、二人まとめてノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると代わったロビーとDOUKIにバックドロップ&ドロップキックと合体技を決めるが、同士打ちさせたDOUKIは二人まとめてネックブリーカー、代わったTAKAがヘッドロック、クルックヘッドシザース、藤田はロープエスケープ、首相撲からニーリフト、代わったDOUKIと連係とJ5Gが藤田を捕らえて試合をリードする。
DOUKIは突進するが藤田はニールキックで迎撃すると、代わったロビーが膝裏へエルボー、背後からのラリアットで反撃し、DOUKIの膝裏へ619、変形スパインボムからロンミラースペシャルで捕らえるが、DOUKIはロープエスケープも、ロビーは左脚へニードロップ、そしてアサイDDTは切り返したDOUKIが十字固めからイタリアンストレッチNo.32で絞めあげ、そのまま押さえ込むもカウント2でキックアウトされる。
DOUKIはデイブレイクを狙うが、キャッチしたロビーがアサイDDTを決める。
藤田vsTAKAに代わって藤田がドロップキック、串刺しをジャンプして避けて逆水平と攻め、ブレーンバスター狙うと、TAKAが切り返してジャストフェースロック狙いは、藤田は慌ててロープエスケープも、TAKAは再びジャストフェースロックからベビーキラーを狙い、再びジャストフェースロックからディックキラーへ移行したが、藤田は必死でロープエスケープする。
TAKAの援護でDOUKIがデイブレイク、TAKAがトランスレイブと藤田を攻めて、みちのくドライバーⅡ狙いは藤田が首固めで丸め込み、それでもTAKAはスーパーKからみちのくドライバーⅡを狙うが、ロビーは阻止すると、ブレーンバスターの体勢からスタナーを決めるショットガンスタナーで3カウントを奪い、TMDKは公式戦初勝利だけでなく、藤田が曲者であるTAKAに勝ったことで成長をアピールする。
第4試合では1勝のBUSHI&ティタンのLIJが、1敗の田口&DKCと対戦、ティタンはスワンダイブクロスボディー、トルネードDDTでDKCを場外へ出してから、トペ狙いは、控えの田口がストップをかけるも、ティタンは田口にオーバーヘッドキックで場外へ落とすと、二人まとめてトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻るとLIJがDKCを捕らえて試合をリード、DKCはBUSHIに手刀を連打、LIJの連係狙いその場飛びサマーソルトアタックで阻止すると、代わった田口がLIJにヒップアタックを連打、BUSHIにスワンダイブヒップアタックで続くが、オヤイからケツイエはBUSHIが避けると電気アンマで田口ダウンしてしまい、BUSHIがカバーしてもカウント2でキックアウトしたことで、田口が辛うじて生きていることを確認する。
BUSHIが回転エビ固めを狙うが、うっかり田口のタイツをずらして黄緑のアンダータイツを見せられたことで押さえ込れてしまい、ティタンが慌ててカットする。それでもLIJが連係で田口を蹂躙し、ティタンがスワンダイブボディープレス、LIJがアンヘル・インモルタルを狙うが、田口がBUSHIにオーマイガーアンクルで捕らえ、どどんの体勢から田口がアンダータイツでBUSHIを押さえ込んで3カウントを奪って公式戦初勝利、更にティタンにはアンダータイツでの前方回転地獄ケツでダメ押した。
第3試合ではNJPW WORLD認定TV選手権が実現し、王者のザックにヤングライオンのボルチンが挑戦、本来なら8・12両国で行われた「ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」を制したボルチンが、9・8後楽園で挑戦するはずだったが、ケガした手からバイ菌が入り化膿で熱が出たため急遽欠場となり、挑戦はNOAHに修行中である大岩陵平に譲るも、今大会で改めて王座挑戦となった。
開始、互いにタックルを狙うが、ボルチンがタックルを仕掛けると、ザックはロープエスケープ、ボルチンはバックを奪ってグラウンドも、ザックは逃れる。
ボルチンはファイヤーマンズキャリーからの投げを連発すると、ロックアップからボルチンはリストロック、ザックの切り返しも投げで阻止してアームロックで捕らえ、ザックがロープエスケープする。
ボルチンはショルダータックルを浴びせ、ザックは場外へ逃れてるとエルボースマッシュを連発するが。ボルチンはエルボー、逆水平で返すと、ザックが避けて鉄柱に誤爆してしまい、ザックは南側の鉄扉にボルチンの右腕を叩きつけ、腕を折りたたんでストンピングを浴びせる。
リングに戻るとザックは右手へストンピング、左腕を折りたたんでニードロップとパワー封じに出ると、ボルチンの逆水平もザックは受け流し、キャッチしてエルボースマッシュも、切り返しからボルチンが旋回式スパインバスターで叩きつける。
ボルチンはボディースラム、コーナーへハンマースルー、ボディースラム、フロントネックロックを狙うザックにフロントスープレックスから袈裟固め、逆エビ固めを狙うがザックがエルボーで逃れる。
エルボーの連打も、ボルチンが一撃で返し、ブレーンバスターはザックが左腕へオーバーヘッドキック、右腕へハイキックから側頭部へハイキック、胸板へサッカーボールキックを連打と攻めるが、PKはキャッチしたボルチンがフロントスープレックスから逆エビ固めで追い詰めにかかり、ザックは必死でロープエスケープする。
ボルチンはカミカゼを狙うと、逃れたザックが卍固めで捕らえるが、持ち上げたボルチンはカミカゼが決まるも、ダメージでカバー出来ない。
エルボーのラリーでボルチンが制し、ジャーマンからカミカゼを狙うが、ザックがそのまま腕を固めて変形腕十字でボルチンはたまらずギブアップとなって、ザックが防衛するも、思わぬ大苦戦でキャリアで振り切っての勝利だった。
