引退の迫った赤井が自らの限界を越えるもクリスに敗れKO-D王座奪取ならず、MAOを破ったTAKESHITAにクリス・ジェリコが対戦をアピール!


9月24日 DDT「Who’s Gonna TOP? 2023」後楽園ホール 917人超満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第6試合 30分1本勝負>
〇KONOSUKE TAKESHITA(11分28秒 体固め)×MAO
※ザーヒー

<第7試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第81代王者】〇クリス・ブルックス(21分0秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×赤井沙希
※変型オクトバスストレッチ
☆クリスが2度目の防衛に成功

DDT後楽園大会のメインはKO-D無差別級選手権試合、王者のクリスに赤井が挑戦、二人は2021年5月4日のコロナ渦の無観客での後楽園ホールで、クリスがEXTREME王座、赤井がアイアンマン王座をかけて、クリスのブレインマンティスボムに赤井は敗れた。しかし今回は有観客で赤井自身も初挑戦となるKO-D無差別級王座、8月の後楽園で男色ディーノから「意見が違うのは当たり前。オメーは違和感があっても全部背負って強くなり続けろ」とエールを送られた赤井は引退を前にしてKO-D無差別王座を奪取なるかに注目が集まった。
開始から赤井がビックブーツ、ミドルキックを連打、ジャンピングミドルを放って奇襲をかける。

場外戦でも赤井はクリスにミドルを連打から客席へハンマースルーで叩きつけ、エプロンからPKを狙ったが、キャッチしたクリスがデスバレーボムを敢行、更にリバースでのジャイアントスイングで南側に鉄板に叩きつける。

大ダメージを負った赤井はリングに戻るも、クリスが垂直落下式ブレーンバスター、ニードロップと攻め、赤井のエルボーの連打も受けきったクリスはニーからエルボーは、避けた赤井のコルタバ式アームホイップを狙っても、切り返したクリスがリバースアームバーで捕らえ、赤井はロープエスケープするが、クリスは構わず腕十字で捕らえる。

赤井はエルボーの連打もクリスはソバット、掌底からブレーンバスターで投げるが、読み合いから赤井もブレーンバスター投げ、クリスが場外へ逃れると赤井はエプロンからPKを浴びせてプランチャスイシーダを命中させる。

リングに戻ると赤井は串刺しビックブーツ、セカンドコーナーからコルタバ、リーマン銀河で捕らえ、クリスはロープエスケープする。

赤井は串刺し狙いは、クリスがトップコーナーにうつ伏せにすると坂口征夫ばりの神の右膝を浴びせ、ブレインマンティスボムを狙うが、逃れた赤井が高梨将弘ばりの鼻つまみチョップからタカタニックを決める。

エルボーのラリーからクリスが逆水平に切り替え、赤井が連打に対しクリスがソバット、ジャンピングニーから延髄斬り、読み合いから赤井がビンタ狙いも、避けたクリスがレッグクラッチスープレックスで投げるが、起きた赤井がクリスの後頭部へ振り子式ニーで応戦する。
赤井はトップコーナーへ上がり、クリスは駆け上がり雪崩式ダブルアームスープレックス狙うが、抵抗した赤井が抵抗して雪崩式ケツアルコアトルを敢行、クリスもまさかの技を食らって大ダメージを負うが、赤井のカバーが遅れ、やっとカバー寸前も、クリスが場外へ逃れる。

勝負所を逃したくない赤井はクリスをリングに戻しカバーするがカウント2でキックアウトされても、赤井はすぐさま三角絞めで捕らえて追い詰めるが、クリスが持ち上げてハイアングルでのバスターで叩きつける。
エルボーのラリーから、クリスは逆水平に対し、赤井はミドルキックでラリーにとなって、赤井が連打も。クリスが鼻つまみチョップからジョンウーに対し、赤井がナックルで返し、張り手の連打からスーパーガールパンチを浴びせ、ケツアルコアトルを決める。

クリスにカウント2でキックアウトされても、赤井は新人賞を狙ったが、クリスがジャンピングニーで迎撃しハイキックは相打ちを連続になってから、クリスがパイルドライバーで突き刺すと、ダイビングダブルニー、バスソーキックからブレインマンティスボムは赤井がカウント2でキックアウトしたため、クリスは逆片エビ固めを加えたオクトバスストレッチで捕らえ、赤井はギブアップせずも動けないため、松井レフェリーがこれ以上は危険と判断して試合を止め、クリスが防衛となった。

試合後のクリスが退場しかける赤井を呼び止めエールを送り、赤井が退場すると次期挑戦者に上野が名乗りを挙げ、クリスが受諾し11・12両国での選手権が決定した。

試合内容に関しては引退が決まった赤井が自らの限界を越える凄い試合を見せ、クリスも女子レスラーではなく一人のレスラーとして赤井を迎え撃ち、容赦なく痛めつけたことで素晴らしい試合となった。プロレスは男女とも分けるべきだという声もあるが、引退の迫っている赤井がクリス相手にこれだけの試合を見せることで、プロレスの在り方に新しい一ページが加わる可能性を見せてくれたと思う。
そして次期挑戦者に上野が名乗りを挙げたが、上野はTV出演で知名度上げるだけでなく、TAKESHITAとの戦いで一皮むけるきっかけをつかんだことから、いいタイミングでの挑戦かもしれない。

そのTAKESHITAはセミでMAOと対戦、

リングインしようとしてエプロンに立ったTAKESHITAにMAOがドロップキックで奇襲をかけるとラ・ケブラータを命中させ、リングに戻ってダイビングダブルニーを命中させてから試合開始となる。

奇襲に成功したMAOはタイナーからダイビングギロチンと攻め、旋風脚はTAKESHITAはニーで阻止も、ブルーサンダーはMAOが丸め込み、ジャーマンもも後頭部頭突き、クロスフェースととらえてリードを奪うが、持ち上げたTAKESHITAはMAOを場外へ放り投げる。

リングの戻るとTAKESHITAは投げ放しパワーボムから、MAOに後頭部へエルボーを連打を浴びせ、MAOのエルボーの連打も受け流してバックスピンエルボーコンポに対し、MAOは左右の騙し討ちナックルを浴びせるが、3度目は阻止されても、TAKESHITAの串刺しニーはMAOが避ける。
MAOがTAKESHITAに低空ドロップキックから膝十字固めで捕らえ、逃れたTAKESHITAにジャパニーズレッグロールクラッチ、梶トマトばりのレッドアイと攻め込む。

TAKESHITAはブルーサンダーからザーヒーを狙うが、逃れたMAOはトラースキックを連打も、TAKESHITAはサムソンクラッチからジャーマンで投げる。

MAOはスタナーからカサドーラ、大阪臨海アッパーと浴びせ、読み合いからTAKESHITAのジャーマン狙いは、MAOが身体をくねらせて逃れようとしても元に戻したTAKESHITAがジャーマンで投げる。
そしてTAKESHITAは串刺しビックブーツからBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を狙うが、逃れたMAOが雪崩式フランケンシュタイナー、スワンダイブ式切り込みセントーンと攻めたところで、TAKESHITAがAEWで属しているドン・キャリスファミリーのボスであるドン・キャリスが突如現れ、窮地のTAKESHITAに檄を飛ばす。

MAOはキャリスに構わずTAKESHITAに雪崩式を狙うが、逃れたTAKESHITAがエルボーから雪崩式人でなしドライバーを敢行、ザーヒーはキャッチしたMAOは掌底の打ち合いに持ち込んだが、TAKESHITAがザーヒーを連発で3カウントを奪い勝利となった。
試合後のTAKESHITAが退場するMAOに「お前のプロレス、絶対世界に通用すると思うよ」とエールを送り、MAOがバックステージへ下がった目の前に、伊藤を降してUNIVERSAL王座を防衛したマット・カルドナが愛妻であるステフ・デ・ランダーと一緒に待ち構えており、MAOが挑戦を表明して握手で決定と思いきや、カルドナはベルトでMAOを殴りつけ、MAOも怒りをあらわにする。
リングに残ったTAKESHITAは改めてキャリスを観客に紹介し、「ドン・キャリスファミリーで世界を変える」と断言したところで、スクリーンからAEWで敵対しているクリス・ジェリコが登場し、TAKESHITAに対戦を要求、11・12両国での対戦が決まった。
ジェリコは2020年1月5日の新日本プロレス東京ドーム大会以来の日本来日で、その間はコロナ渦もあって来日が途絶えていたものの、DDT参戦とは驚いたとしか言いようがなかった…

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