9月23日 全日本プロレス「#ajpw ジャイアントシリーズ」後楽園ホール 1161人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ヨシ・タツ 〇西村修(9分3秒 逆さ押さえ込み)×ブラックめんそーれ 綾部蓮
<第2試合 20分1本勝負>
T-Hawk カズ・ハヤシ 〇ジャック・カートウィール(8分30秒 片エビ固め)斉藤ジュン 斉藤レイ ×歳三
※ジャックアロー
<第3試合 20分1本勝負>
石川修司 △安齋勇馬(20分時間切れ引き分け)△鈴木秀樹 岩本煌史
<第4試合 30分1本勝負>
鈴木みのる 土井成樹 〇大森北斗(9分5秒 片エビ固め)宮原健斗 ×青柳亮生 ライジングHAYATO
※無想一閃
<第5試合 30分1本勝負>
諏訪魔 〇田村男児 井上凌(11分50秒 片エビ固め)納谷幸男 高鹿佑也 ×瑠希也
※デスバレーボム
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第66代王者】〇エル・リンダマン(9分56秒 首固め)【挑戦者】×佐藤光留
☆リンダが3度目の防衛に成功
<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第70代王者】〇青柳優馬(22分46秒 片エビ固め)【挑戦者】×本田竜輝
※THE FOOL
☆青柳が4度目の防衛に成功
全日本プロレスシリーズ最終戦の後楽園大会、メインでは三冠ヘビー級選手権が行われ、メインは王者の青柳に本田が挑戦、本田は「王道トーナメント10th」では小島聡に敗れ準優勝に終わるも、1回戦で青柳を破るだけでなく、2回戦で宮原、準決勝で諏訪魔と全日本プロレスのトップ3を破ったこともあって、その実績を掲げての挑戦となり、青柳も本田に対するリベンジをかけた防衛戦となった。
ロックアップから本田が押し込んでブレークすれば、バックの奪い合いからリストロックの応酬になり、青柳がヘッドロックに対し、本田がヘッドシザースで返してから距離を置く
青柳はヘッドロックからドロップキックを放つが、受けきった本田がショルダータックル、場外戦で鉄柵へハンマースルー、鉄柱攻撃と先手を奪い、エルボーのラリーでも本田がリードしてから、鉄柵へハンマースルー狙いは、切り返した青柳が逆に鉄柵に叩きつけ、リングに戻ると、青柳がエルボースマッシュからロープを使ったチョーク攻撃狙いは本田が逃れて逆にロープを使ったチョーク攻撃をやり返し、反則カウントである1・2・3・4コールを煽る。
本田は青柳にバックエルボーを浴びせて、青柳が場外へ逃れると、鉄柵へハンマースルーはまた青柳が切り返して叩きつけ、金丸義信ばりの鉄柵ギロチンを敢行を敢行し、青柳は本田に鉄柵へのハンマースルーを連発、リングに戻ると本田ばりのロープを使った首攻めを敢行、1度目はレフェリーが反則カウント寸前で解くも、2度目は反則カウントである1・2・3・4コールを煽るなど、本田に揺さぶりをかける。
本田はエルボーを連打に対し、青柳がエルボースマッシュで返したからパイルドライバーで突き刺し、串刺しフライングフォアアーム、ブーメランクロスボディー、ダイビングクロスボディーと畳みかけるが、ブレーンバスターは逃れた本田がエルボーのラリーに持ちこみ、青柳のブレーンバスターを本田がブレーンバスターで投げ返す。
本田は串刺しラリアットからスパインバスター、キャメルクラッチで捕らえるが、青柳はロープエスケープし、本田の串刺しを迎撃した青柳はコーナーへ上がると、本田が場外へ突き落とし、青柳がエプロンへ上がると本田がジャーマンを狙うが、逃れた青柳がエプロンでロックスターバスターを敢行し、
思わぬ技を食らった本田は大ダメージを負う。
リングに戻ると青柳が垂直落下式ブレーンバスター、串刺しドロップキックと攻め、本田はエルボーのラリーに持ち込んでも、青柳がエルボースマッシュからジャーマン、そしてブーメランダイビングクロスボディーを狙ったが、本田が切り返してナガタロックⅡで捕らえ、青柳はロープエスケープする。
本田はファイナルベントを狙うが、逃れた青柳がジャーマンで投げるも、すぐ立った本田はスピアーで応戦し、エルボーのラリーでは青柳が連打からエルボースマッシュに対し、本田がバックエルボーからスピアーはキャッチした青柳がフロントネックロックで捕らえ、立った本田は逃れてラリアットもキャッチした青柳がロックボトムで叩きつける。
青柳が雪崩式ロックスターバスターからザ・フールを決め、勝負あったかに見えたが、本田がカウント2でキックアウトしたため、青柳が動揺する。本田は立てずダウンし、起こした青柳はエルボーの連打も、受け流した本田が前進してエルボーの乱打を浴びせて青柳が崩れる。
本田は串刺しラリアットからエクスプロイダー、ラリアットからファイナルベントを決め、勝負あったかに見えたが、青柳はカウント2.5でキックアウトする。
本田は再度ファイナルベントを狙ったが、逃れた青柳は突進する青柳にビックブーツ、スピンキックを放ち、本田はショートレンジラリアットを乱打も受けきった青柳がスピンキックからロックスターバスター、ザ・フールで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後にマイクを持った青柳は「今日、後楽園ホールにお集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。今日は本田竜輝戦でV4達成だ!どうでしょうか? 1つ皆さんと全日本プロレスに提案があります。今日、このベルトを4度防衛した。次、10月9日角田で世界タッグをSAITO BROTHERSから守ることができたら、いいんじゃないですか。来月は旗揚げ記念シリーズなんで、三冠戦と世界タッグ同日開催をやりたいと思う!もうチャンピオンとしてだいぶ安定してきたでしょう。どうですか?」と9日の角田では三冠、世界タッグのダブルヘッダーでの防衛戦を提案する。
そして青柳は「まあ、今日無事なんとかV4達成することができた。今日は誰が来るか? 誰も来ないでほしいな。次、この後楽園ホールに帰ってくる時も、僕はまたチャンピオンとして帰ってきますよ。僕の目標としてはまだまだまやったことのない選手と」とアピールしたところで、世界タッグ王座のパートナーである宮原がスーツ姿で現われる。
リングインした宮原は「次のチャレンジャーは俺だ。おい、青柳。ついにこの時が来たな。チャンピオン青柳優馬、チャレンジャー宮原健斗。ついにこの時が来たようだ。今、この全日本プロレス、そしてプロレス界には世代交代がつきものだ。どうやら、宮原健斗には世代交代は通用しないようだ。その三冠ベルトを懸けて、青柳優馬と宮原健斗が戦うのは、この全日本プロレスの歴史的な日、旗揚げ記念日、10月21日、ここ後楽園ホールで俺の挑戦を受けてくれないか?」と挑戦を表明すると、青柳も「正直に言わせてもらおう。後輩に土下座させている大人げない先輩ではありますが、満を持してドヤ顔で来られても困るんですけど、まあ、いい。せっかくの記念日だ。全日本プロレスの新たなステージをお見せする戦いのためにも、チャンピオン青柳優馬は挑戦者宮原健斗の挑戦を受けて立つ」と10・21後楽園での選手権が決定した。
試合内容的には本田が不敵な態度で青柳に挑んでいったが、選手権では余裕を持ち、厳しい攻めに出る青柳がリードを奪うも、切り札のザ・フールがキックアウトされたことで青柳が動揺し、そこが本田の勝負どころとなって青柳を追い詰めていったが、持ち直した青柳が振り切ることが出来た。
そして次期挑戦者は世界タッグ王座のパートナーである宮原となったが、今回は青柳が王者として宮原を迎え撃つことから、青柳が王者ぶりを見せて防衛できるかがポイントになってくると思う。10・21は全日本プロレスの旗揚げ記念日にあたることもあって、青柳にとって大きなプレッシャーになることは間違いないだろう。
第5試合の前には11・12後楽園から開幕する「Jr.BATTLE OF GLORY 2023」の出場選手が発表された。
そしてセミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のリンダに光留が挑戦、開始から光留がミドルキックを連打からグラウンドに持ち込み、バックマウントからナックルを浴びせて、腕十字で捕らえるが、リンダはロープエスケープするが、光留はキックにを放つ右足にローキックを浴びせ、ミドルキックの連打からヒールホールで捕らえ、リンダは必死でロープエスケープする。
光留はリンダに首投げからサッカーボールキックを連打を浴びせて腕十字を狙い、リンダは逆水平も光留はヘッドロック、リーブロックも読んでキックを浴びせる。リンダはドロップキックを連発するが、威力がないところで光留が逆片エビからフロントネックロックで捕らえるが、リンダは強引に後ろへ投げて逃れると、場外へ逃れた光留にノータッチトペコンヒーロを命中させる。
起死回生に成功したリンダはリングに戻って串刺しバックエルボーを連発、光留の膝を折り曲げてからドロップキック、そしてフットスタンプを決めたが、キャッチした光留がアンクルホールドで捕らえると、腰へのエルボーから延髄斬り、ミドルキックはキャッチしたリンダは光留に飛びつき腕十字でと合えても、光留がバスターで逃れて腕十字、アームロックから脇固めで捕らえ、リンダがロープエスケープ寸前で光留はバックドロップで投げる。
リンダはコーナーへエクスプロイダーで反撃して場外へ逃れ、すぐ戻ってジャーマンからぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドを決めたが、光留がチキンウイングアームロックで切り返し、水車落としはリンダが丸め込んでも光留が左腕へミドルキック、オーバーヘッドキックを放って行く。ところが一瞬の間を突いたリンダが首固めで3カウントを奪い、逆転防衛に成功した。試合後にほとんどリードを奪いながらも逆転負けを喫し悔しさを露わにする光留にリンダはマイクで「佐藤光留、お前は予想通り、最も怖くて、最も強い全日本ジュニアだったよ。この先も防衛していくけど、お前の挑戦はもう二度と受けないからな」と言い切り、「まあ、そんなことは置いといて、佐藤光留にも一応勝った。他のヤツらも軒並み潰してきた。そろそろ俺が三冠ヘビーを挑戦したっていいんだぞ。俺は自分がジュニアなんて思っちゃいねえぞ。俺は無差別級の男エル・リンダマンだからな…と言おうと思ったけどな、俺が知らないところでJr. BATTLE OF GLORYが発表されたな。『勝手にやりやがれ。どんなヤツが来ても挑戦なんて受けねえ』と言おうと思ったんだけど、そのメンバーの中には土井成樹がいるな。おい、土井成樹、土井成樹、土井成樹。あのメンバーの中だったら、土井成樹が上がってくることは間違いない。次の防衛戦が土井成樹対エル・リンダマン、楽しみにしといてください」と土井の優勝を予想して熱望した。
第5試合では全日本プロレスvsDDTが行われ、諏訪魔が男児&井上と組んで、DDTの納谷&高鹿&瑠希也を迎え撃った。
DDT軍が奇襲で開始となると、納谷は諏訪魔を踏みつけるが、場外戦で諏訪魔が納谷を鉄柵へハンマースルーで叩きつけるなど、両軍が乱闘を繰り広げる。
リングに戻ると高鹿が井上に左腕攻めからDDT軍が井上を捕らえて試合をリードも、井上は高鹿にミドルキック、ソバット、延髄斬りで反撃、諏訪魔vs納谷に代わるとエルボーのラリーになると、納谷がニーリフトを浴びせてから串刺しボディーアタック、セカンドコーナーからエルボードロップと攻めるが、バックドロップは諏訪魔が逃れ、ダブルチョップから万力スリーパーで捕らえると、逃れた納谷はキチンシンクからコブラツイスト、拷問コブラツイストへ移行し、諏訪魔は腰投げで逃れ、ラリアット合戦になるが、諏訪魔が制する。
代わった男児が納谷に串刺しエルボーからダイビングショルダーと攻めるが、デスバレーボムは納谷が逃れると突進する男児にビックブーツを浴びせ、代わった瑠希也は串刺しバックエルボーからフェースクラッシャー、エルボーのラリーとなってバックエルボーから高鹿の援護で火の玉ボムを決めるも、諏訪魔がカットする。
納谷が諏訪魔を排除するが、瑠希也は突進を男児がラリアットで迎撃すると、ラリアットからデスバレーボムで3カウントを奪い全日本プロレス軍が勝利となるも、エキサイトした諏訪魔と納谷が場外で乱闘を繰り広げ、両軍のセコンドが必死で分けた。
