9月8日 全日本プロレス「#ajpw ジャイアントシリーズ」東京・国立代々木競技場 第二体育館 1675人
(試合内容は実況ツイートより)
<第8試合 G-INFINITY選手権試合 30分1本勝負>
【第3代王者組】〇斉藤ジュン 斉藤レイ(13分19秒 片エビ固め)【挑戦者組】石川修司 ×綾部蓮
※サイコブレイク
☆SAITOBROTHERSが5度目の防衛に成功
<第9試合 宮原健斗デビュー15周年記念試合 30分1本勝負>
〇宮原健斗(18分33秒 シャットダウンスープレックスホールド)×安齋勇馬
全日本プロレス代々木大会のメインはデビュー15周年を迎えた宮原が、デビュー2年目を迎え、NOAH 『N-1 VICTORY 2023』を終え、全日本プロレスに戻ってきた安斎とシングルで初めて対戦した。
開始、ロックアップから宮原が押し込み安斎が体を入れ替えてブレークし、宮原がタックルからリストロックに対して、安齋もリストロックで切り返すと。切り返した宮原が押し込み、張り手からビックブーツを放つと。安齋はドロップキックで応戦して宮原は場外へ逃れる。
追いかけた安齋はエルボーの連打から鉄柵へハンマースルーで叩きつければ、宮原が鉄柵へハンマースルーからビックブーツで反撃し、鉄柵外へ出された安齋にビックブーツを狙うが、キャッチした安齋は鉄柵越しのスワンダイブフォアアームを命中させる。
安齋はエプロンからダイブを狙うが、避けた宮原が頭突きを浴びせ、ビックブーツ、頭突きとペースを握り、安齋はエルボーの連打も受けきった宮原が頭突き、エプロンから安齋を鉄柵めがけてフェースクラッシャー、リングに戻るとビックブーツを連発、首投げから首四の字固めで捕らえ、安齋はロープエスケープも宮原が離さない。
宮原が首四の字を離したところで、怒った安齋がエルボーを連打も、受け流した宮原がエルボー、そして低空ドロップキックから側頭部へドロップキックを狙いが、安齋はフロントスープレックスで投げ、串刺しフライングフォアアームからダブルアームスープレックス、串刺しは宮原が迎撃してセカンドコーナーへ上がっても、安齋がドロップキックで場外へ落とし、再びエプロンからダイブを狙うと、宮原がビックブーツで迎撃してエプロンでパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ると大ダメージの安齋に宮原が串刺しブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙い、安齋が逃れても宮原がジャーマンで投げれば、立った安齋がジャーマンで応戦する。
両者ダウンからエルボーのラリーになると、宮原がビックブーツからストンピングを連打、ニーリフト、フロントキックを連打、ビックブーツを連打と浴びせるも、受けきった安齋がエルボーから初公開のドラゴンスープレックスで投げる。
安齋は突進し、宮原がラリアットで迎撃してからブラックアウトは、キャッチした安齋がエルボーから突進は、宮原がブラックアウトで迎撃も、安齋はジャンピングニーを連発し、ジャーマンスープレックスホールドを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
安齋はジャンピングニーを狙うが、宮原のブラックアウトと相打ちになるも、安齋は宮原の後頭部へジャンピングニーからジャンピングニーを放って、生膝ジャンピングニーを狙うと、宮原がブラックアウトで迎撃してからラリアットを放ち、ブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪いデビュー15周年を勝利で飾り、試合後も安齋とノーサイドとなった後で、恒例の宮原劇場で大会を締めくくった。
安齋も初公開のスワンダイブフォアアーム、ドラゴンスープレックスとN-1で得た成果と変化を見せたが、変化を出してもなかなか点から点と線に結びつかず、終盤の攻めも試合の組み立てができていればわからなかった部分もあったことからもったいない部分はあったものの、攻められていても目は決して死んでおらず、最後まで勝負を捨てなかった姿勢だけが崩していなかった。その安齋に本田が共闘を求めてきた、意外な組み合わせだが組むことで安齋に大きな変化が生まれるのか…
宮原は15周年を迎えたが、2015年に全日本プロレスがピンチになった時に飛躍し今ではエースにまで上り詰めた。全日本プロレスは体制が代替わりして浮き沈みがあったとしても、宮原が全日本プロレスを浮上させる気持ちは崩していない、その気持ちがある限り全日本プロレスは大丈夫だと思う。
セミファイナルではINFINITY選手権、王者のジュン&レイのSAITOBROTHERSに石川&綾部が挑戦、
レイvs綾部で開始も背後からジュンが強襲をかけ、レイは逆水平、綾部は逆水平でラリーもレイがダブルチョップに対し、綾部がビックブーツを狙うが、セコンドの歳三が腰ベルトで殴打すると、ジュンとの連係でSAITOBROTHERSが綾部を捕らえて試合をリードする。
長時間捕まった綾部がレイにネックブリーカーから石川に代わり、石川はレイに串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプと攻め、スプラッシュマウンテンはレイがリバースすると串刺しラリアットに対して、石川も串刺しラリアットで応戦し。石川のエルボー、レイのが逆水平とラリーから。ラリアット合戦、頭突きのラリーになると崩れたレイに石川がジャイアントニーリフトを浴びせる。
石川は突進するがレイがビンタで迎撃してからラリアットを放つと、ジュンvs綾部に代わってエルボーのラリー、ジュンが突進を綾部がキチンシンクも、ジュンはショルダータックルで応戦する。そこでレイが入るとSAITOBROTHERSが連係で綾部を捕らえ、ジュンが突進すると綾部がランニングネックブリーカーで迎撃する。
石川が入ると綾部と共にジュンにトレイン攻撃を決めると、石川がジャイアントニーリフトから綾部がミサイルキックを命中させカバーするが、TARUがレフェリーを引きずり出して阻止する、
綾部はSAITOBROTHERSにビックブーツを放って、TARUと歳三をラリアットで排除すると、ジュンとエルボーのラリーとなって、ジュンが張り手も綾部がエルボーで返し、ジュンが突進すると綾部がドロップキックからファルコンアローを決める。
そして石川が入ると綾部は連係を狙うが、TARUが石川にパウダーを投げつけて石川を排除すると、レイが綾部にプッシュアップボードで殴打からSAITOBROTHERSがダブルチョークスラム、ジュンがラリアットからブレーンバスター、レイがダイビングボディープレス、ジュンがサイコブレイクと畳みかけて3カウントを奪い防衛に成功した。
