8月27日 NOAH「N-1 VICTORY 2023」神奈川・カルッツかわさき 1694人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
アンソニー・グリーン タダスケ 〇YO-HEY(6分48秒 片エビ固め)近藤修司 ×大原はじめ 吉岡世起
<第2試合 『N-1 VICTORY 2023』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗₌6点】〇サクソン・ハックスリー(9分28秒 エビ固め)【2勝4敗₌4点】×安齋勇馬
※ネックハンキングボム
<第3試合 『N-1 VICTORY 2023』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗₌8点】〇吉岡勇紀(7分26秒 エビ固め)【7敗₌0点】×稲村愛輝
※バトルフックSP
<第4試合 『N-1 VICTORY 2023』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗₌6点】〇ティモシー・サッチャー(10分26秒 フジワラアームバー)【3勝3敗1分₌7点】×マサ北宮
<第5試合 『N-1 VICTORY 2023』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗₌1分₌9点】〇ジャック・モリス(10分11秒 コブラツイスト)【2勝6敗₌4点】×アダム・ブルックス
<第6試合 30分1本勝負>
クリス・リッジウェイ 〇ダガ 小川良成(11分17秒 片エビ固め)小峠篤司 Hi69 ×藤村加偉
※ディアブロウイングス
<第7試合 30分1本勝負>
〇清宮海斗 藤田和之 ランス・アノアイ HAYATA Eita(14分14秒 片エビ固め)丸藤正道 田中将斗 ×スタリオン・ロジャース アレハンドロ 宮脇純太
※変形シャイニングウィザード
<第8試合 『N-1 VICTORY 2023』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗1分₌9点】〇征矢学(12分7秒 片エビ固め)【4勝3敗₌8点】×イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
※ジャンピングDDT
<第9試合 『N-1 VICTORY 2023』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗1分₌8点】〇潮崎豪(14分53秒 エビ固め)【4勝3敗₌8点】×中嶋勝彦
※豪腕ラリアット
<第10試合 『N-1 VICTORY 2023』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝2敗₌10点】〇拳王(22分38秒 片エビ固め)【4勝1敗2分₌10点】×ジェイク・リー
※炎輪
☆拳王とジェイクは同点も、直接対決で拳王が勝っていることから優勝決定戦に進出
<第11試合 『N-1 VICTORY 2023』優勝決定戦Bブロック進出者決定戦 時間無制限1本勝負>
〇潮崎豪(22分23秒 体固め)×征矢学
※豪腕ラリアット
☆潮崎が優勝決定戦に進出
いよいよ、かわさき大会で最終公式戦を迎えた『N-1 VICTORY 2023』、ここまでの経過を振り返ると、Aブロックはジェイクと拳王に絞られ、Bブロックは中嶋、ワグナー、アノアイ、潮崎、ワグナーに絞られるも、アノアイは全公式戦を終えているため結果待ち、ワグナーが征矢に勝てば、その時点で優勝決定戦に進出となる。
まず第8試合のBブロック公式戦、征矢vsワグナーは、征矢はショルダアームブリーカーからヘッドロック、ショルダータックルと先手を狙うが、読み合いからワグナーがドロップキックで征矢を場外へ出す。
征矢がリングに戻るとワグナーがヘッドロックからロープへ振るが、征矢がショルダータックルで返し、逆水平からネックロック、首投げからスリーパー、ニードロップ、エルボースタンプと首攻めを展開、征矢は逆水平に対して、ワグナーは張り手も、征矢は逆水平でなぎ倒し、串刺しバックエルボー、ワグナーの串刺しは征矢が迎撃する。
ワグナーは切り返しから打撃のコンポ、ダイヤモンドカッターを決め、場外へ逃れた征矢にトペスイシーダを命中させると、リングに戻ってからラ・マヒストラルで丸め込むが、読み合いから征矢がスピアー、ぶっこ抜きブレーンバスターで投げる。
征矢は弾道を狙うが、ワグナーがカサドーラで丸め込み、トラースキックからシットダウンひまわりボム、ワグナードライバーを決めるが、征矢はカウント2でキックアウトする。
ワグナーは再度ワグナードライバーを狙うが、切り返した征矢がデスバレーボムを決め、弾道からジャンピングDDTで3カウントを奪い、ワグナーは4勝3敗で公式戦を終え脱落、征矢は4勝2敗1分で公式戦を終え、中嶋vs潮崎の結果待ちとなる。
セミファイナルの中嶋vs潮崎は、二人は握手を交わして開始、ロックアップから潮崎が押し込んで逆水平を浴びせれば、ロックアップから中嶋が体を入れ替えてミドルキックで返す。潮崎がガットショットからヘッドロックで捕らえロープへ振るが、中嶋がビックブーツで返し、潮崎のジャーマンは中嶋が着地してPKは、避けた潮崎がフライングショルダー、しかし串刺しを避けた中嶋がバックドロップで投げると、潮崎はジャーマンで返すが、中嶋のトラースキックに対し、潮崎は豪腕ラリアット、ゴーフラッシャー狙いは中嶋がヴァーティカルスパイクで投げ返して応戦する。
潮崎は逆水平を連打も、中嶋が低空ドロップキックから延髄斬りを放ち、ドラゴンスクリュー、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムでリードを奪い、潮崎の逆水平をいなしてミドルキック、潮崎の左脚へソバットからトラースキックを放つ。
中嶋は雪崩式フランケンシュタイナーは堪えた潮崎が雪崩式デスバレーボムを敢行、マシンガンチョップを浴びせ、袈裟斬りからフィッシャーマンバスターを決める。
潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、キックで迎撃した中嶋がミドルキック、潮崎が逆水平とラリーになると、潮崎が連打からゴーフラッシャーを決める。
潮崎は逆水平から串刺しを狙うが、中嶋がレッグシザースで潮崎をコーナーへ直撃させてから顔面蹴り、トラースキック、腹部へパントキック、前後からサッカーボールキック、PKと畳みかけた後で、ヴァーティカルスパイクは、逃れた潮崎に読み合いから中嶋がビンタを浴びせる。
中嶋は再度ビンタからヴァーティカルスパイクを狙うが、着地した潮崎がフランケンシュタイナーから豪腕ラリアットで3カウントを奪い、中嶋は4勝3敗で脱落、潮崎は4勝2敗1分で全公式戦を終え、征矢と同点になり、前夜で行われた潮崎vs征矢の直接対決では引き分けているため、メイン終了後に潮崎vs征矢でN-1史上初の優勝決定戦進出者決定戦が行われることになった。
メインのAブロック公式戦、ジェイクvs拳王は、バックの奪い合いからジェイクが押し込みジェントルブレークをすれば、ロックアップからジェイクが押し込み、拳王が体を入れ替えてビンタを浴びせる。
拳王はまたビンタを浴びせ、ジェイクは首相撲狙いも、拳王はビンタの連打から往復ビンタを浴びせる。ジェイクはコーナーに押し込んで張り手を浴びせれば、拳王のビンタをガードしてビンタを浴びせ、ビンタのラリーで拳王が崩れると、ジェイクはスリーパーで捕らえる。
拳王がロープに押し込むと往復ビンタからビックブーツ、側転で牽制してジェイクを挑発、向かってくるジェイクを場外へ追いやって鉄柵へハンマースルーしてビックブーツ、鉄柱攻撃をからミドルキックでリング一周を仕掛けると最後の一つで鉄柱に誤爆させてしまう。
これを逃さなかったジェイクは鉄柵を使ったレッグロック、リングに戻るとジェイクが逆片エビ固めで捕らえ、拳王はロープエスケープするも、ジェイクは拳王の右脚へストンピングを連打、拳王はエルボーで返してローキックはmキャッチしたジェイクが肘を落としレッグロックで捕らえ、拳王がロープエスケープ。
ジェイクはショルダースルーを狙うが、蹴り上げた拳王が足を払ってフットスタンプ、背後からランニングニーアタック、ミドルキックを連打、串刺しはジェイクがコーナーへフラップジャックで叩きつけ、拳王をコーナーに叩きつけてからボディースラム、レッグドロップを投下する。
ジェイクはバックドロップを狙うが、着地した拳王が輪廻も、ジェイクはレッグラリアットで応戦、拳王はローキック、ジェイクはエルボーとラリーになると、拳王がミドルキック、ジェイクの打撃のコンポを避けてアンクルホールドで捕らえてから、ジェイクを逆立ちさせてミドルキック、蹴暴からPFSはジェイクが避けると、ジェイクがジャイアントキリングを炸裂させる。
ジェイクはチョークスラムからFBSを狙うが、避けた拳王が丸め込んでショートレンジで蹴暴!拳王スペシャルは逃れたジェイクがバックドロップで投げる。
ジェイクはチョークスラムを狙うが。膝蹴りで逃れた拳王は腕十字はロープエスケープ、ジェイクのビックブーツを避けてドラゴンスープレックス、スピンキックを放つも、ジェイクはハイキックで応戦する。
ジェイクはFBSを狙うが拳王がハイキックで迎撃してPFSは、ジェイクがカウント2でキックアウトすると、拳王は奥の手・炎輪で3カウントを奪い、5勝2敗で優勝決定戦に進出だけでなく、NOAHに参戦してから黒星のなかったジェイクに初黒星をつける。
そしてメイン終了後に行われたBブロック進出者決定戦の潮崎vs征矢は、開始から征矢がいきなり弾道を炸裂させ、潮崎はカウント2でキックアウトしても、征矢は串刺し弾道、潮崎の串刺しを迎撃してダイビングネックブリーカードロップと攻める。
潮崎は逆水平を連打からハンマースルーを狙うが、征矢が切り返して潮崎をロープへギロチンホイップ、ネックブリーカー、ニードロップからスリーパーで捕らえ、フルネルソンで絞り上げる。
潮崎は振りほどくが、征矢は潮崎の首筋へエルボースタンプ、河津掛け、ダブルチキンウイングで捕らえ、潮崎はロープエスケープし、逆水平を連打を放っていくが威力がない。
征矢は逆水平を放つと、潮崎も逆水平で打ち返してからエルボースタンプ、ショルダータックルから征矢の弾道を避けてフライングショルダー、マシンガンチョップで流れを変えようとするが、征矢も体を入れ替えてマシンガンチョップで返す。
潮崎は逆水平を連打で押し返すとランニング袈裟斬り、フィッシャーマンバスターを狙うが、潮崎が首を押さえて崩れてしまう。
これを逃さなかった征矢は潮崎の首へエルボーを連打からマシンガンチョップ、しかし串刺しは避けた潮崎が征矢の右腕へカマイタチを浴びせ、右腕へストンピングからスライディングキック、エプロンに右腕を叩きつけてアームバー、場外から右腕へドロップキック、リングに戻ると潮崎は征矢の右腕へエルボーを連発、ミドルキック、パントキック、ロープを使ってアームロック、逆水平、ショルダアームブリーカーを連発と右腕攻めで流れを変える。
征矢は張り手から逆水平を放っていくが、潮崎が逆水平で打ち返してグラウンドコブラから羽根折り固めで捕らえ、征矢はロープエスケープする。
潮崎はロープへ走るが、征矢がバックエルボーで迎撃してからブルドッキングヘッドロック、潮崎のブレーンバスターは征矢が切り返してネック,ブリーカーからフルネルソンで絞り上げるが、立った潮崎は振りほどき、征矢はヘッドロックで捕らえると潮崎はバックドロップ、切り返しから左のラリアットを放つ。
征矢はブレーンバスターは着地した潮崎はジャーマンも、征矢はフライング弾道で応戦、逆水平のラリー、征矢がダブルチョップを連打で潮崎が崩れるとぶっこ抜きブレーンバスターから弾道を狙うが、潮崎がカマイタチで迎撃し、豪腕ラリアットと弾道が相打ちになるが、、征矢が打ち勝ってカバーはカウント2でキックアウトされる。征矢はジャンピングDDTを狙うが、潮崎が首固めで丸めこみ、弾道を避けて横入り式エビ固め、逆さ押さえ込みから豪腕ラリアットを炸裂させて3カウントを奪い、優勝決定戦に進出を決める。
試合後にボロボロになった潮崎の前に拳王が現われ、潮崎と睨み合い、拳王は何も言わず退場する。そしてマイクを持った潮崎は今日対戦した中嶋、征矢、そして観客に感謝を示し、「大阪で優勝頂きます、ありがとう」とアピールしてぶっ倒れてしまった。
終わってみれば拳王vs潮崎で優勝決定戦も、予想の観点で言えば予想通りなのかもしれない、だが潮崎は簡単に勝ち抜いたわけでなく、仙台での征矢戦でも引き分けに終わったことで、脱落寸前にまで追い詰められ、最終公式戦でも中嶋、征矢とダブルヘッダーで戦い抜いて勝ち、ギリギリで優勝決定戦に進出に漕ぎつけた。
優勝決定戦の相手はこれまでNOAHに参戦してから黒星がなかったジェイクに初黒星を付けた拳王、潮崎にとって完全復活を示す相手としては文句はない、かわさき大会を終えた潮崎は「I’m NOAH」とアピールしなかったが、疲れていたからなのかわからないが、大阪の観客の前で「I’m NOAH」の大合唱となるのか、それともジェイクを破った勢いで拳王が勝つのか…
その他の公式戦は第2試合のBブロック公式戦、ハックスリーvs全日本プロレスの安齋は、ハックスリーがパワーで圧倒する。
安齋がドロップキックで反撃すると、串刺しフライングフォアアームからフロントスープレックス!ダブルアームスープレックスは、ハックスリーがリバースする。
ハックスリーの串刺しは迎撃した安齋がミサイルキック、ジャーマンは逃れたハックスリーがエルボー、ネックハンキングボムはドロップキックで阻止した安齋がジャンピングニーを放つも、ハックスリーが空中胴締め落としからネックハンキングボムで3カウントを奪い、3勝4敗、安齋は2勝5敗で公式戦を終える。
第3試合のAブロック公式戦、吉岡勇vs稲村は、開始から稲村が円陣を全開させて吉岡勇を攻めるが、ボディースラムからアバランシュホールドは、逃れた吉岡勇は突進する稲村にドロップキック、稲村は構わずショルダータックルも、吉岡勇はブレーンバスターで応戦する。
吉岡勇は串刺しバックエルボーからデスバレーボムを狙うが、稲村は逃れ、読み合いから吉岡勇のダイビングクロスボディーはキャッチした稲村がアバランシュホールド、激突からフロントスープレックスで追い詰めにかかる。
しかし稲村の無双は吉岡勇が切り返して左右エルボーからローリングエルボーを放ち、稲村はフォアアームも吉岡勇はバトルフックからデスバレーボム、バトルフックSPで3カウントを奪い、4勝3敗でリーグ戦勝ち越し、敗れた稲村はリーグ戦は全敗に終わると、バックステージインタビューで無期限で海外武者修行に出ることを明かした。稲村は拳王から素晴らしいものを持っていると言われながらも結果だけでなく内容も散々に終わってしまった。稲村にしてみれば足りないものは何なのか日本では限界を感じ、海外に出ることで何かを自分が納得するまで探そうとしている。
第4試合のAブロック公式戦、北宮vsサッチャーは、エプロンでの足横須賀でリードを奪った北宮は、北宮はパイルドライバーから監獄固めで追い詰めにかかり、サッチャーがロープエスケープも、北宮は左脚へエルボードロップを連打から監獄固めを狙う、しかしサッチャーがフジワラアームバーで切り返し北宮はたまらずギブアップとなり、サッチャーは4勝3敗、北宮は3勝3敗1分で公式戦を終える。
第5試合のAブロック公式戦、モリスvsブルックスは、読み合いからブルックスがバッククラッカーも、モリスがGLKで応戦し、ロープ越しのブレーンバスターはブルックスがスタンガンで阻止すると、エプロンのモリスにダイブは避けたモリスがタイガードライバーを狙うが、ブルックスは断崖式フランケンシュタイナーを敢行して、エプロンからメテオラを命中させる。
リングに戻るとブルックスがロープ越しで飛びつきDDT、顔面キックを連打から延髄斬りと攻めるが、突進はモリスがスパインバスターからタイガードライバーは、逃れたブルックスが低空ドロップキックからパイルドライバーで突き刺すも、スワントーンボムは剣山で迎撃したモリスがコブラツイストで捕らえ、ブルックスがたまらずギブアップで勝利、モリスは4勝2敗1分、ブルックスは2勝5敗で公式戦を終えた。
