8月25日 DDT「夏休みの思い出2023」後楽園ホール 680人
(試合内容は実況ツイートより)
<ダークマッチ 10分1本勝負>
〇飯野”セクシー”雄貴 彰人(8分38秒 ケツゴエ)夢虹 ×イルシオン
<第1試合 30分1本勝負>
藤田ミノル 〇KANON MJポー(8分49秒 片エビ固め)火野裕士 大石真翔 ×瑠希也
※スリーピーホロウ
<第2試合 赤井沙希写真集「GRACIA」インフォマーシャルマッチ 30分1本勝負>
〇赤井沙希写真集「GRACIA」(8分22秒 脇固め)×平田一喜 ×アントーニオ本多
<第3試合 赤井沙希デビュー10周年記念試合vol.3~スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
〇赤井沙希(6分51秒 TKO)×男色ディーノ
<第4試合 30分1本勝負>
樋口和貞 〇岡谷英樹 正田壮史(9分57秒 エビ固め)納谷幸男 岡田佑介 ×高鹿佑也
※ダブルアームスープレックス
<第5試合 HARASHIMAデビュー22周年記念試合 30分1本勝負>
〇HARASHIMA ヤス・ウラノ 大家健(14分15秒 体固め)関本大介 高木三四郎 ×坂口征夫
※蒼魔刀
<第6試合 30分1本勝負>
〇佐々木大輔(10分34秒 クロスフェース)×小嶋斗偉
<第7試合 30分1本勝負>
〇クリス・ブルックス 上野勇希(19分45秒 片エビ固め)×入江茂弘 秋山準
※ブレインマンティスボム
DDT後楽園大会の第3試合では赤井がフェロモンズでないディーノと対戦、この試合は7・30後楽園で赤井がディーノとの試合を志願して実現させたものだが、肝心のディーノが6日の山形大会で鼻骨を骨折し、13日の後楽園には出場するも、その後は鼻の手術を受けるため欠場しており、今大会から復帰となったが、フェースガードを着用して試合に臨むことになり、不安を抱えたままで赤井戦に臨まなければならなくなった。
開始からディーノが赤井と握手からバックドロップを仕掛け、垂直落下式ブレーンバスターからいきなりナイトメアを敢行する。
ディーノはファイト一発から男色ドライバーと速攻勝負を狙うが、赤井が阻止してブレーンバスター、水面蹴りからPKを浴びせ、ディーノは場外へ逃れるが、鼻骨骨折の影響で鼻呼吸が満足に出来ず、息が荒くなり始める。
リングに戻ると赤井がミドルキックの連打から串刺しビックブーツを狙いが、ディーノの鼻のダメージを考えて躊躇すると、ディーノはラ・マヒストラルで丸め込み、キックアウトした赤井に躊躇したことに怒り、ディーノが「ワタシはこの生き様で、このやり方でここまで来た! テメー、打てるのかよ? テメーの弱い心出てるぞ!」と迫る。
赤井がミドルキックもキャッチしたディーノは男色スープレックスから男色ドライバーを決めるが、ディーノの呼吸が苦しくなったところで赤井が三角絞めで捕らえ、ディーノはロープエスケープも、赤井はビックブーツ、雪崩式ブレーンバスター、ハイキック、新人賞、ビックブーツと浴びせる。それでもディーノはフェースガードだけでなくテーピングまで外して迫り、赤井は容赦なくビックブーツを連打からバスソーキックを炸裂させ、新人賞を狙ったところで、松井レフェリーが試合をストップ、赤井が勝利を収めた。
試合後のディーノはベストコンディションでないどころか、まだドクターストップがかかっていた状態だったことを明かし、「赤井は強くなった」と称え、「DDTを好きになってくれてありがとう」を示し「これもプロレス、みんなプロレス、辞めるその瞬間まで強くあり続けろ、違和感があっても全て背負って強くあり続けろ」とエールを送り、赤井も「残りの2か月間、DDTのすばらしさを訴える」と約束しディーノと抱き合って締めくくった。
まるでこれからもDDTに留まってレスラーを続けるディーノと、引退する赤井の立場が逆のような試合で、赤井が最悪のコンディションだったディーノに介錯したような試合だったが、ディーノの本音は辞めてもらいたくない、まだプロレスを続けて欲しいと言いたかったのかもしれない。
久しぶりにシリアスディーノを見せてもらったが、ドクターストップがかかっていたにも関わらず強行出場というマネは2度としないでほしい、DDTにとってディーノはまだまだ必要な存在であるから…
第5試合ではHARASHIMAのデビュー22周年記念試合が行われ、HARASHIMAはウラノ、ガンプロの大家と組んで高木&坂口&大日本プロレスの関本組と対戦し、HARASHIMA組のセコンドには休業中のKUDOが着いた。HARASHIMAvs坂口で開始となると、差し合いからグラウンドになり、坂口が腕十字を仕掛けるがHARASHIMAがロープエスケープする。
坂口は高木に代わったが、高木のドラゴンリングインはHARASHIMAにやっぱり迎撃され、代わったウラノがHARASHIMA、大家と共にトレイン攻撃で捕らえる。
高木はウラノにニーリフトの連打から坂口に代わり、坂口の顔に怯えるウラノがエルボーの連打も、坂口がキチンシンクからPK、ミドルキックの連打を浴びせ、キャッチしたウラノがエビ固めに対し、読み合いから坂口が三角絞めで捕らえ、ウラノはロープエスケープする。
代わった関本がウラノにエルボードロップ、ストンピング、アトミックドロップから逆エビ固めと攻めるがパワーボム狙いは、ウラノが必死でリバースして大家に代わり、大家がショルダータックルも関本は受け流し、エルボーの連打も受け流され、ならばと大家は炎のスピアーを狙うがキャッチした関本がブレーンバスターで投げられるも、代わった高木がドラゴンリングインは、大家がやっぱり迎撃してカミカゼを決め、久しぶりに対決ということで、HARASHIMAの22周年を祝いながら張り手のラリーを繰り広げる。
高木が大家にダブルチョップから各選手が場外戦になると、坂口が大家をテープでぐるぐる巻きにして、リングに戻し両手が使えない大家にミドルキックを連打を浴びせるが、ハイキックは頭突きで迎撃した大家はテープをぶち破って炎のスピアーを浴びせる。
HARASHIMAvs関本に代わると、HARASHIMAが串刺しビックブーツから雪崩式ブレーンバスターで関本を投げ、エルボーのラリー、HARASHIMAはミドルキックに対し関本は逆水平とラリーになり、HARASHIMAが連打から突進は、関本がバックフリップで投げると、串刺しスピアーからサイドスープレックス、ボディープレスと浴びせる。
そこで代わったHARASHIMAに高木はドラゴンリングインからドラゴンスクリューを3度目の正直で完成させ、エプロンのHARASHIMAに雪崩式ぶっこ抜きブレーンバスターから、代わった坂口がミドルキックの連打、HARASHIMAをコーナーでうつ伏せにしてニーリフト、PKと攻めるが、煉獄はガードしたHARASHIMAがリバースフランケンからスタンディング蒼魔刀、カバーは関本がジャーマンでカットしてから各選手が乱戦になる。
HARASHIMAは坂口に延髄斬りも、坂口は神の右膝で応戦するが、2発目の神の右膝が避けられると、ウラノのウラカンラナ、大家の炎のスピアーの援護からHARASHIMAが蒼魔刀で3カウントを奪い、デビュー22周年を勝利で飾った。試合後は25周年に向けて意気込みを述べ「鍛えているからだ!」で締めくくる。
セミファイナルではKOUNOSUKE TAKESHITAの全面支持で、DAMNATION TAにThe 37KAMINAの吸収を狙うカリスマはMAOと対戦する予定だったが、MAOが前日になって頬骨骨折の疑いがあるため急遽欠場となり、代役には小嶋が抜擢された。
後入場のカリスマは小嶋にジャケットを投げつけナックルを連打で開始となり、小嶋はエルボーの連打も、串刺しはジャンプして避けたカリスマは十字固めからクロスフェース、ペティグリーを決めて速攻勝負を狙う。
カリスマはヒットマンダイビングエルボーを狙うが、小嶋がドロップキックで阻止して場外へ落とすと、逆水平を連打も、小嶋のセコンドである勝俣瞬馬を利用したカリスマは小嶋を鉄柵に叩きつけ、鉄柵の上へネックブリーカーを敢行、リングに戻るとカリスマは小嶋の首筋へエルボースタンプを連打からバックエルボー、スリーパーで捕らえる。
そこで勝俣が小嶋に声援を送るが、カリスマがリングから降りると勝俣を襲撃し松葉杖でフルスイングを狙い、背後から小嶋がカリスマを捕らえ、勝俣は松葉杖でフルスイングを狙うと小嶋に誤爆する。
リングに戻るとカリスマはネックブリーカー、グラウンド卍固めから押さえ込み、小嶋は逆水平もカリスマがサミングで黙らせ、小嶋の旋回式レッグラリアットも避けるが、小嶋は逆さ押さえ込みからブレーンバスターで反撃すると、串刺しドロップキックを連発、ロープへ走るとポーが足を取って転倒させるが、エプロンへカリスマを追いやった小嶋はドロップキックで場外へ落とすとトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると小嶋はカリスマにドロップキックからレッグラリアット、そしてコジマワンダーランドを狙うが、DDTで切り返したカリスマがライトニングスパイラル。ヒットマンダイビングエルボードロップ!ナックルを連打からエルボースタンプと攻め、トラースキックを受けきった小嶋がショルダータックル、カリスマの急所蹴りを阻止してコジマワンダーランドを決めるが、ととのえスプラッシュは剣山で迎撃したカリスマがスピアーからみちのくドライバーⅡを決め、最後はクロスフェースで小嶋がギブアップとなり、カリスマが勝利を収める。
試合後にカリスマは「オマエはいらない」と小嶋をイスで滅多打ちにすると、メインを控える上野が現われるが、カリスマは改めてDAMNATION TA入りを迫り、上野に何やら耳打ちして引き上げていく。
上野はモヤモヤした状態のままでメインでクリスと組んで入江&秋山と対戦、試合はKO-D王座奪取を狙い前哨戦全て勝利を収めている入江が秋山と共にクリスを長時間にわたって捕らえるも、クリスは秋山の串刺しを延髄斬りで迎撃してネックスクリューで反撃し、代わった上野は秋山におっぴろげアタックからブレーンバスターで攻め、ブリザードスープレックスは逃れた秋山がラリアットを放つ。上野と秋山はエルボーのラリーから、上野がMAOばりの騙し討ち張り手からシャイニングウィザードを放つ。
上野はBMEを狙うが、避けた秋山がランニングニー、代わった入江が背面セントーンで続くも、突進は上野がドロップキックで迎撃する。
代わったクリスが入江にジョンウーに対し、入江はエルボー、クリスが逆水平とラリーになり、クリスがジャンピングニーから延髄斬りに対し、入江はヘッドアタックで応戦する。
入江はクリスをエプロンに座らせて重爆トペを狙うが、セコンドに誤爆すると、上野がムーンサルトアタックから場外で乱戦、、入江は改めてクリスをエプロンに座らせて重爆トペスイシーダを命中させる。
リングに戻ると入江はトップコーナーは、クリスが駆け上がって雪崩式ダブルアームスープレックスで投げるが、秋山に檄を受けた入江はエルボー、クリスが逆水平とラリーになると、入江は串刺しビーストボンバーからキャノンボールは上野がおっぴろげアタックで阻止して、クリスのコードブレイカー&上野のフロッグスプラッシュの合体技から、クリスのブレインマンティスボムは逃れた入江は頭突き、秋山のランニングニーからエクスプロイダーの援護を受けてキャノンボールを浴びせ、ビーストボンバーを炸裂させる。
入江は雪崩式を狙うが、クリスが後頭部頭突きで阻止すると。上野がスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーからBME、クリスがダイビングダブルニーと攻め、最後はみちのくドライバーⅡからブレインマンティスボムで3カウントを奪い前哨戦を制する。
第2試合の赤井沙希写真集「GRACIA」インフォマーシャルッチ、平田vsアントンvs写真集の3WAY戦は、アントンが写真集にアリキックからカバーすると、平田がカットし場外へ排除して、平田が写真集をカバーするが写真集はカウント2でキックアウトする。怒った平田が写真集にストンピング!写真集を開いてストンピングはキャッチした写真集がドラゴンスクリューで反撃する。
そこでアントンが入ると平田に張り手から突進するが、平田が写真集を開くと、急ブレーキしたアントンは写真集の中身を見て説明し興奮しながら失神してしまう、ダウンカウントも立ったアントンは平田を場外へ排除して写真集にシュミット流バックブリーカー、コーナーへ上がるが転倒してゴンギツネタイムとなって、写真集と平田を整列させるとアントンはトムヤムクンバージョンのゴンギツネをするが。やっぱり下ネタでゴンギツネは平田に炸裂、しかし写真集はキャッチして腕固めで捕らえる。
平田がカットには入ると、写真集にエルボードロップからスライディングキックで攻めるが。!写真集が平田に腕固めからカナディアンデストロイで応戦、アントンは平田と共に写真集にダブルバイオニックエルボーから二人掛りでカバーはカウント2でキックアウトする。
怒った二人は写真集を破ろうとするが、写真集は鉢合わせして二人まとめて脇固めで捕らえ、二人ともギブアップとなってしまう。
ダークマッチでは決戦を控える飯野と彰人が組んで夢虹&イルシオンと対戦すが、飯野のセクシーポーズを彰人がドロップキックで阻止し、セクシーエルボーの途中でも彰人が代わるなど、味方にも関わらず飯野のセクシー技を封じようとする。
遂に怒った飯野が彰人に逆水平のラリーになり出すと、互いに脱ぎ始めてしまい、彰人は西京コーチン彰人に変身してしまう。
飯野はコーチンが戻ってきたと喜び、イルシオンにセクシーシーソーを敢行、飯野は地獄門をセットしてするが、彰人は夢虹にコーチンマスクを被せて飯野の地獄門へハンマースルーし、彰人の援護で夢虹は飯野を丸め込む、彰人の裏切りに気づいた飯野は3人ががりで攻められるが、夢虹を排除した飯野がイルシオンにラリアットから彰人を巻き込んで前後でのケツゴエを浴びせ、イルシオンがギブアップで勝利となった。
そして11・12両国に新日本プロレスから高橋ヒロムの参戦が発表された。
