8月12日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 33」両国国技館 6579人
(試合内容は実況ツイートより)
<第0試合 ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE 5分1本勝負>
①〇ボルチン・オレッグ(2分40秒 体固め)×中島佑斗
※カミカゼ
②〇ボルチン・オレッグ(2分2秒 体固め)×オスカー・ロイペ
※カミカゼ
③〇ボルチン・オレッグ(3分10秒 体固め)×大岩陵平
※カミカゼ
<第1試合 20分1本勝負>
〇清宮海斗 HAYATA(10分57秒 片エビ固め)×天山広吉 マスター・ワト
※変型シャイニングウィザード
<第2試合 20分1本勝負>
鈴木みのる 〇成田蓮(10分18秒 コブラツイスト)海野翔太 ×本間朋晃
<第3試合 20分1本勝負>
〇デビット・フィンレー KENTA チェーズ・オーエンズ アレックス・コグリン ゲイブ・キッド(10分48秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×真壁刀義 矢野通 YOH
※INTO OBLIVION
<第4試合 30分1本勝負>
ジェフ・コブ グレート・O・カーン 〇HENARE(10分57秒 アルティマ)鷹木信悟 辻陽太 ×BUSHI
<第5試合 30分1本勝負>
棚橋弘至 石井智宏 〇エディ・キングストン 田口隆祐(11分40秒 エビ固め)ザック・セイバーJr. マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト ×藤田晃生
※バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャー
<第6試合 30分1本勝負>
タマ・トンガ タンガ・ロア ヒクレオ エル・ファンタズモ 〇邪道(11分56秒 体固め)SANADA タイチ 金丸義信 DOUKI ×TAKAみちのく
<第7試合 『G1 CLIMAX 33』準決勝 時間無制限1本勝負>
〇オカダ・カズチカ(18分8秒 片エビ固め)×EVIL
※レインメーカー
<第8試合 『G1 CLIMAX 33』準決勝 時間無制限1本勝負>
〇内藤哲也(29分58秒 エビ固め)×ウィル・オスプレイ
※デスティーノ
両国2連戦に突入した『G1 CLIMAX 33』、初日では準決勝が行われ、セミではまず3連覇を狙うオカダとEVILが対戦した。
EVILがガウンを着たままのオカダを襲撃しTシャツで首を絞めて開始となると、EVILがいきなりカバー、ストンピングを連打、サミングと先手を奪い、オカダを場外へ出し鉄柵へハンマースルー、鉄柵へ叩きつけて調子のバロメーターである本部席破壊、マイクコードで首を絞めるとスイッチの入ったマイクでオカダを詰る。
リングに戻るとEVILがボディースラムから足蹴で挑発すると、怒ったオカダがEVILを場外へ出すとツームストーンパイルドライバー狙いは、EVILが阻止して鉄柵へハンマースルー、イスを持ち出してオカダの首を絞める。
リングに戻るとEVILがまたオカダを場外へ出すと東郷がイスで一撃してからリングに戻し、EVILが連続カバーでスタミナを奪い、オカダの顔面を踏みにじって足蹴、怒ったオカダはエルボーの連打、読み合いからEVILがサミングも、突進はオカダがビックブーツで迎撃する。
オカダはエルボーの連打、エルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDTと攻めるが、リバースネックブリーカーはEVILが逃れて場外へ出ると、オカダは鉄柵へハンマースルーからDDT、リングに戻るとオカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが、EVILがサミングで逃れても、串刺しを避けたオカダはEVILをトップコーナーにセットしてドロップキックで場外へ落とす。
場外戦で東郷がオカダに襲い掛かるも、エルボーで蹴散らしたオカダはリングに戻って串刺しを狙うが、避けたEVILがレフェリーに直撃させ、オカダは構わずマネークリップで捕らえたところで、SHOと高橋裕二郎が乱入してオカダを襲撃しダブルフィッシャーマンバスターから、オカダを逆立ちにさせて、東郷がオカダの股間めがけてセカンドコーナーから手刀を投下する。、
EVILがダークネスフォールズからEVILを狙うが、切り返したオカダがマネークリップ、EVILがコーナーへ押し込んで串刺しはオカダが迎撃も、EVILがレフェリーに抱き着くと、裕二郎とSHOがまた乱入を狙うが、オカダが阻止してからEVILにバックブリーカーからのマネークリップで捕らえる。しかし東郷に気を取られるとSHOが襲撃して、東郷がスポイラーチョーカーで首を絞めるが、裕二郎とステッキ、SHOのレンチを狙うと、迎撃したオカダは3人をドロップキックで撃退する。
EVILはレフェリーにオカダに直撃させると、レインメーカー式急所打ちからラリアット、EVILは切り返したオカダがジャーマンからレインメーカーはEVILが倒れて避け、EVILは急所打ちもキャッチしたオカダがレインメーカードライバーからレインメーカーは切り返した、EVILが読み合いから左でのEVILを決めるもカウント2でキックアウトされる。
EVILはEVILを狙うが、逃れたオカダがショルダースルーからエビ固め、そして掟破りのEVILを敢行し、レインメーカーフロウジョンからレインメーカーで3カウントを奪い、優勝決定戦に進出し前人未到の3連覇に王手をかける。
メインではオスプレイが内藤と対戦、開始から互いに焦らし合って間合いをずらし、やっとロックアップでリストロックの応酬、オスプレイがヘッドロック、内藤がフロントネックロックからグラウンド、フルネルソンで捕らえるが、切り返したオスプレイがアームロックに対し、内藤がハンマーロックのまま押し込んでブレークすると、オスプレイがエルボーを放つ。
読み合いから内藤がティヘラを決め、再び読み合いから間を取り、内藤が場外で呼吸を整える。リングに戻ると内藤がフェイントからガットショット、ハンマーからハンマースルーは、オスプレイが逆水平で阻止し、串刺しを迎撃した内藤はセカンドコーナーも、オスプレイが逆水平でで場外へ落とすとプランチャを命中させる。
場外戦で内藤が鉄柵へハンマースルーを狙うが、飛び越えたオスプレイが鉄柵を利用してピッピーチェリオを命中させ、リングに戻ると、内藤の腰へニーを連打、逆水平、カワダキックから逆水平、ワンハンドバックブリーカー、キャメルクラッチとじっくり内藤の腰を攻め、逃れた内藤にコブラツイストで捕らえる。
内藤がヒップトスで逃れても、オスプレイがビックブーツを放つが、内藤はヒップトスで投げながらオスプレイの首にニーを当てる、まさかの攻撃を受けたオスプレイにアームホイップ、バックエルボーからドロップキック、コーナーミサイルと自身の流れに変える。
内藤はネックロック、ヒップトスで投げながらまたオスプレイの首にニーを当て、足をかけるネックロックで捕らえると、オスプレイはロープエスケープ、内藤はグロリアを狙うが、逃れたオスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキック、ピッピーチェリオで反撃してから、ラリアットで内藤を場外へ出すとトップコーナーへ上がる。しかし内藤が阻止してからエプロンの攻防になり、オスプレイがオスカッターを狙うと、内藤がエプロンでネックブリーカーで阻止して、エプロンからのネックブリーカーでダメ押しする。
内藤が先にリングに戻って、後でリングにオスプレイが戻ったところで、内藤がドロップキックからグロリア、プルマブランカで捕らえて追い詰めにかかり、オスプレイが必死でロープエスケープする。内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、オスプレイは落とすも、内藤が引き込みエルボーから雪崩式リバースフランケンはオスプレイが着地して逆水平を浴びせ、内藤はエスぺランサも阻止したオスプレイはトップロープに内藤を宙吊りにしてシューティングスタープレスを命中させる。
オスプレイはライガーボムからヒドゥンブレイドを狙うが、内藤は低空ドロップキックで迎撃し、オスカッターも叩き落してジャックナイフで丸め込むも、ロープワークでオスプレイがランニングヒドゥンブレイドを炸裂させると、ライガーボムは内藤がDDTで突き刺す。
両者ダウンからオスプレイが逆水平も、避けた内藤が延髄斬り、トルネードDDT、バレンティアと畳みかけるが、スターダストプレスは自爆すると、オスプレイがヒドゥンブレイドを炸裂させ、両者ダウンになる。
エルボーのラリー、オスプレイが連打を浴びせ、内藤がバックスピンエルボーから首へ引き込みエルボーを連打を浴びせてビンタも、オスプレイはカワダキックから逆水平、サイレントウィスパーを連打を浴びせて内藤がダウンしてしまう。ダウンカウントが数えられると、意地で立った内藤にオスプレイがヒドゥンブレイド、オスカッター、そしてリーブ・オブ・フェイドを命中させたが、内藤はカウント2でキックアウトする。
オスプレイはストームブレイカーを狙うが、内藤がフランケンシュタイナーで切り返し、オスプレイは顔面蹴りからヒドゥンブレイドは内藤が避けるも、内藤がダウンしてしまう。オスプレイはレインメーカー式ヒドゥンブレイドからストームブレイカー93を狙うが、内藤がデスティーノで切り返すと、再度ストームブレイカー93を狙っても内藤がデスティーノで切り返してから、デスティーノで3カウントを奪い、6年ぶりに優勝決定戦へ進出した。
オカダvs内藤は2022年に3度対戦し、2月の札幌ではIWGP世界ヘビー級王座をかけて対戦し、オカダがレインメーカーで勝利、3月の「NEW JAPAN CUP 2023」の準決勝では内藤が変化球技であるボルボデエストレージャで勝ち、5月の福岡ドームでは再びIWGPヘビー級王座をかけて対戦して、オカダがレインメーカーで勝利を収めるも、この頃の内藤は右目の不調に悩まされており、オカダに敗れた後は目の手術のため欠場、復帰後はIWGP戦線から大きく後退したこともあって、一歩引いたスタンスを取っていた。
その内藤が復活のきっかけをつかんだのはNOAH2月の東京ドーム大会での武藤敬司引退試合、武藤を介錯したことで復活をきっかけをつかむも、それが終わると沈黙するかのように再び一歩引いた。
そしてG1の優勝決定戦という大舞台でオカダと内藤が頂上対決という場で再び相まみえることになったが、今年は海野、成田、辻など新世代が台頭する中での優勝決定戦だけに、いかに二人が自分らの時代だと示す戦いになることは間違いないだろう…
第1試合では清宮と”強すぎる”GHCジュニアヘビー級王者であるHAYATAが組んで、天山&ワトと対戦、NOAH組が天山を捕らえてリードするが、HAYATAが天山にモンゴリアンチョップを放つと、怒った天山が頭突きから真モンゴリアンチョップを連打で返す。
終盤では天山は清宮に真モンゴリアンチョップを連打、頭突きから串刺しラリアット、ブレーンバスターで攻めるが。アナコンダバスターは清宮が逃れるとドラゴンスクリューを決め、清宮は突進は天山がマウンテンボムからアナコンダバイスで捕らえるが、HAYATAが慌ててカットに入る。
天山は頭突きに対して、清宮はローリングエルボーで返し、天山は真モンゴリアンチョップを連打から突進は清宮がジャンピングニーで迎撃すると、HAYATAが延髄斬りで援護してから変形シャイニングウィザードで3カウントを奪い勝利を収めた。
第5試合の棚橋&石井&エディ&田口vsザック&マイキー&シェイン&藤田のTMDKはバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーで藤田から勝利も、試合後に第4試合でBUSHIを粉砕したHENAREが乱入しエディをStreets of RageでKOすると、STRONG王座に挑戦を表明した。
