棚橋は声援の戻った愛知で後藤との接戦を制する!鷹木はタマと痛恨のドロー!コブは矢野の仕掛けた落とし穴に敗れ公式戦初黒星!


7月30日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 33」愛知県体育館 3545人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 『G1 CLIMAX 33』Cブロック公式戦 20分1本勝負>
【4勝1敗=8点】〇デビット・フィンレー(11分54秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×HENARE
※INTO OBLIVION

<第2試合 『G1 CLIMAX 33』Dブロック公式戦 20分1本勝負>
【1勝4敗=2点】〇矢野通(1分49秒 赤霧)【4勝1敗=8点】×ジェフ・コブ

<第3試合 『G1 CLIMAX 33』Cブロック公式戦 20分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇エディ・キングストン(8分33秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×マイキー・ニコルス
※バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャー

<第4試合 『G1 CLIMAX 33』Dブロック公式戦 20分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇内藤哲也(10分7秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×アレックス・コグリン

<第5試合 『G1 CLIMAX 33』Cブロック公式戦 20分1本勝負>
【4勝1敗=8点】〇EVIL(14分36秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×石井智宏
※EVIL

<第6試合 『G1 CLIMAX 33』Dブロック公式戦 20分1本勝負>
【4勝1敗=8点】〇ザック・セイバーJr.(13分23秒 ヨーロピアンクラッチ)【2勝3敗=4点】×シェイン・ヘイスト

<第7試合 『G1 CLIMAX 33』Cブロック公式戦 20分1本勝負>
【2勝2敗1分=5点】△鷹木信悟(20分時間切れ引き分け)【3勝1敗1分=7点】タマ・トンガ

<第8試合 『G1 CLIMAX 33』Dブロック公式戦 20分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇棚橋弘至(14分40秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】×後藤洋央紀
※ハイフライフロー

『G1 CLIMAX 33』愛知大会ではC,Dブロック公式戦が行われ、メインは2勝2敗同士で棚橋と後藤が対戦した。
ロックアップから棚橋が押し込み、後藤が体を入れ替えてトーキックからエルボーの連打を浴びせ、ヒップトスからいきなりGTRを狙うが、棚橋は首固めで丸め込む。
後藤はショルダータックルを浴びせると、場外へ逃れた棚橋をリングに戻し、ロープを跨いで戻ろうとするが、棚橋は低空ドロップキックからロープ越しでドラゴンスクリューで反撃し、リングに戻ると棚橋はロープ越しでドラゴンスクリュー、サイキックの連打から脇腹へストンピング、両膝を押し当てて足攻めから脇腹攻めに出ると、今度はコーナーへ押し込んで後藤の左脚をセカンドロープにセットすると低空ドロップキック!
後藤は張り手の連打で返すが、棚橋は関節蹴り、串刺しも迎撃してロープへ走るが、後藤は時間差ラリアットで迎撃すると、村正からバックドロップで投げ、ラリアットから、ダイビングエルボードロップ狙いは、棚橋が雪崩式を狙うも、後藤が頭突きで落とすと、棚橋が雪崩式ドラゴンスクリューを敢行する、
棚橋はスリングブレイドを狙うが、避けた後藤は後頭部ラリアットも、受け切った棚橋はスリングブレイドで応戦し、だるま式ジャーマンスープレックスホールドからハイフライフローは自爆すると、後藤の牛殺しは逃れ、棚橋がビンタから突進するが、後藤が牛殺しを決め、頭突きを連発からGTWを決める

後藤はGTRを狙い、棚橋が切り返すと、後藤は昇天をんらウが、痛めている脇腹に響いたのか崩れてしまい、これを逃さった棚橋はショートレンジスリングブレイド、ハイフライアタックからハイフライフローで3カウントを奪い3勝2敗とした。

試合後の棚橋は名古屋に声援が戻ってきたことに大興奮して倒れ込んでしまい、プロレスを心から楽しめる状況を再び作り上げることを約束、最後はエアギターパフォーマンスから「G1ちょっくら優勝してきます、愛してまーす」で締めくくった、
棚橋がシングルのメインで締めくくるのも久しぶりかもしれないが、それだけ棚橋がメインに立つことと締めくくることが貴重なものになってきたのかもしれない。そんな棚橋がいつまでエースとして君臨し続けるのか言われているが、棚橋自身は棚橋弘至のプロレスをできるうちはまだまだ最前線に立ち続けると思う。

セミファイナルではCブロック公式戦、3勝1敗のタマが2勝2敗の鷹木と対戦、エルボーのラリーになると、タマが連打からぶつかり合いはタマがフライングショルダーで制し、エルボーの連打も、鷹木はバックエルボー、グーパンチ、龍魂ラリアットからパンピングボンバーでタマを場外へ出すと、エプロンへギロチンホイップ、リングに戻ると鷹木はブレーンバスター、ランニングエルボードロップで先手を奪う。
鷹木はグーパンチを連打、キチンシンクから突進は、タマがドロップキックで迎撃し、ボディーブローを連打からエルボースマッシュを連打、鷹木はコーナーへハンマースルーもタマはラリアットで返してからプロテクターを外す。
タマはスティンガースプラッシュを連発するとアバランシュホールドは、鷹木がエプロンへ逃れてもタマはトップロープへガンスタン、リングに戻ると鷹木は天龍コンポも、タマは切り返しからアバランシュホールド、ブレーンバスター、コンプリートショットは鷹木は逃れてバックエルボー、グーパンチ、フェイントDDTで突き刺す。
鷹木はショルダータックル、ボディースラムからセントーン、串刺しパンピングボンバーからスライディングパンピングボンバーと畳みかけてキタキタタイムになると雪崩式ブレーンバスターで投げ、タマのヴェレノ狙いをパワーボムで叩きつけてからスリーパーで絞めあげ、グラウンドコブラで捕らえるが、タマはロープエスケープする。

鷹木はショートレンジパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、切り返したタマがシャープシューターで捕らえ、鷹木はロープエスケープ寸前もタマが中央に戻し、鷹木は必死でロープエスケープし、エルボーのラリー、タマが連打に対し、鷹木はハツラツエルボーも、タマはSRCからシュプリームフローを命中させる。

タマはガンスタンを狙うが。鷹木は叩き落すと、読み合いから鷹木ドライバー98!首へのエルボーを連打からラスト・オブ・ザ・ドラゴンはタマが切り返してトンガンツイスト!グーパンチからブラディサンデー!DSDは鷹木がリバースして掟破りのポップアップ式ガンスタンからパンピングボンバー!

頭突き合戦から鷹木がスライディングTを炸裂させ、パンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、タマがガンスタンで切り返すも、カバーに入るのは遅くカウント2でキックアウトされ、鷹木はジャックナイフで丸め込んだところで時間切れ引き分けとなり、タマは3勝1敗1分、鷹木は2勝2敗 1分となった。

第6試合はDブロック公式戦、3勝1敗のザックvs2勝2敗のシェインのTMDK対決となり、序盤はグラウンドの攻防で出方を伺うも、腕の取り合いでザックがリストロックから押さえつけるも、シェインはヘッドスプリングからサッカーボールキックに対し、ザックはフロントキックで返すと、エルボースマッシュのラリーになり、シェインが連打もザックが一撃で返し、ビックブーツの応酬からシェインがドロップキックを放つ。
ザックは場外へ逃れると鉄柵へハンマースルーと見せかけてリングに戻り、シェインはザックの左腕を踏みつけながら右腕をアームバーも、ザックは足を絡めて膝十字狙い、シェインはロープエスケープ、シェインはローキックからミドルキック、ローキックの連打もキャッチしたザックはヒールホールド、逃れたシェインにドロップキックを放つ。
ザックは首投げからサッカーボールキック、ネックツイスト、シェインはコーナーへ押し込んでも、両足でシェインの頭部を掴んだザックがネックツイスト、ハーフラッチスープレックス、ネックロックと首攻めも、ブレーンバスター狙いをザックがアームロックを狙うが、シェインは強引にオレンジクラッシュで叩きつける。
シェインのエルボーに対しザックがビンタを浴びせると、シェインも張り手で返して張り手のラリーになり、相打ちからザックがビックブーツ、サッカーボールキックからザックドライバーは、切り返したシェインがザックの太腿へニーで逃れると田上明譲りのダイナミックボムを決め、ランニングニーはキャッチしたザックが足を絡めてクラーキーキャットで捕らえると、シェインはロープエスケープする。
ザックはミドルキックからPKを浴びせるが、突進はシェインがラリアットで迎撃し、バックドロップからショートレンジラリアット、そしてボムバレーデスを狙うが、ザックが三角絞めで捕らえ、バスターを狙うシェインをヨーロピアンクラッチで3カウントを奪い勝利、試合後の両者はノーサイドとなった。

第5試合ではCブロック公式戦、1勝3敗の石井vs3勝1敗のEVILは、後入場の石井がリングインするなりEVILが奇襲をかけて開始となると、場外戦を仕掛けるが、石井は鉄柵へハンマースルーを連発で反撃し、リングに戻ると石井が足蹴、天龍コンポと浴びせていく。
ところが石井は東郷に気を取られるとEVILが場外戦を仕掛け、調子のバロメーターである本部席前の鉄柵へ叩きつけるとリングアナが巻き込まれるが、EVILが石井の首にイスをかざしてEVILホームランは空振りに終わると、怒ったEVILは石井を鉄柱に叩きつける。
リングに戻るとEVILは石井を剥き出しコーナーに叩きつけ、連続カバーでスタミナを奪うが、石井は体を入れ替えて押さえ込み、EVILはサミングからブレーンバスターは石井がブレーンバスターで投げ返すと、逆水平の連打に対し、EVILはサミングからレフェリーを使ったトラースキックも、石井はバックドロップで投げる。
石井とEVILが読み合いになるが、ディック東郷が乱入して石井とレフェリーを交錯させ、東郷が石井にスポイラーチョーカーからEVILが石井のレボリューションTシャツを引き裂き汗を拭くと、EVIL&東郷はマジックキラーを決める。

EVILはEVILを狙うが、石井が逃れると、剝き出しコーナーにEVILを叩きつけてからジャーマンで投げ、EVILはサミングも、石井は逆水平、ノド笛チョップから延髄斬りを放ってWARスペシャルで捕らえ、そこでまた東郷に気を取られると、EVILのイス攻撃は東郷に誤爆して石井がラリアットを放つ。
石井はリキラリアットを炸裂させるが。読み合いからEVILがラリアットを連発してダークネスフォールズを決めるも、EVILは石井が逃れて読み合いから掟破りのEVILを敢行し、スライディングラリアットうを放つ。

石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、EVILがレフェリーを巻き込んで逃れると、乱入した東郷が急所蹴りからEVILで3カウントを奪い4勝1敗、石井は1勝4敗で脱落となる。

第4試合のDブロック公式戦、2勝2敗の内藤vs1勝3敗のコグリンは、開始からコグリンが突進も、内藤は場外へ逃れて焦らし、リングに戻っても内藤はコグリンをいなして寝そべり場外へ逃れても、コグリンが追いかけるが、内藤はリングに戻る。
内藤は戻ってきたコグリンにティヘラを狙うが、コグリンはファールアウェイスラムで反撃すると、場外へ逃れた内藤を鉄柵へ叩きつける。
リングに戻ったコグリンはロープ越しでサイドスープレックス、ロープを使ったチョーク攻撃からヘッドロック、腕を決めながらの袈裟固めで捕らえる。

コグリンは内藤に逆水平を連打を浴びせると、フェイントから唾を吐くが、串刺しを避けた内藤はネックブリーカー、アームホイップからバックエルボー、後頭部へドロップキックで反撃し、唾吐きからフェイント式コーナーミサイルを命中させる。
内藤はネックロックも、持ち上げたコグリンがワンハンドバックブリーカーからバックドロップで投げ、内藤のトルネードDDTもコグリンはポップアップパワーボムで叩きつける。

コグリンはジャックハマーを狙うが、着地した内藤がバックエルボーから延髄斬り、コリエント式デスティーノは、切り返したコグリンがジャックハマーを狙うも、内藤が着地して引き込みエルボーを連発を浴びせる。
コグリンはブラックホールスラムからショートレンジラリアットを浴びせるが、ジャックハマーは内藤がデスティーノで切り返すと、デスティーノで3カウントを奪い3勝2敗、コグリンは1勝4敗で脱落する。

第3試合のCブロック公式戦、2勝2敗のエディvs1勝3敗のマイキーは、マイキーが押し込んでビンタを浴びせると、エディのバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーを避けてバックドロップで投げ、場外へ逃れたエディにプランチャを命中させる。
リングに戻ると、マイキーがサミングから滞空式ブレーンバスター、再びサミングからニードロップ、スリーパーで捕らえるとキャメルクラッチへ移行する。
マイキーはバックドロップを狙うが、ロープを使って逃れたエディがDDTで突き刺し、串刺しも迎撃してセカンドコーナーからブルドッキングヘッドロック、マシンガンチョップから顔面ウォッシュ、旋回式フィッシャーマンズバスターと流れを変える。
エディのバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーは、マイキーが避けてDDTで突き刺すと串刺しラリアットを連発してスパインバスター、デスバレーボムからスライディングラリアットと攻めるも、エルボーに対し、エディが逆水平で返すとエクスプロイダーで投げ、バックドロップからハーフネルソンスープレックス、アメリカンDと畳みかける。
エディのバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーはガードしたマイキーは延髄斬りも、エディはバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーで3カウントを奪い3勝1敗、マイキーは1勝4敗で脱落となった。

第2試合のDブロック公式戦、4勝のコブvs4敗の矢野は、開始前に矢野のTシャツに怪しげな膨らみがあったため、コブがレフェリーに抗議も、矢野は”何も持っていない”ととぼける。
コブは膨らみの中身を暴くために襲い掛かって開始となるが、矢野のTシャツをまくるといつも使用しているテーピングだけでなく缶ビールやおつまみも出てくる。
コブはアスレチックブレックスから缶ビールを飲むと、その場飛びムーンサルトを狙うが、矢野は剣山で迎撃し、急所蹴りから逆さ押さえ込みも、キックアウトしたコブはドロップキックで応戦する。そこで矢野はイスを持ち出すがレフェリーに制止されると、代わりにコブの顔面にスプレーを噴射してから赤霞で3カウントを奪い、矢野は1勝4敗、コブは公式戦初黒星で4勝1敗とする。

第1試合のCブロック公式戦、3勝1敗のフィンレーvs1勝4敗のHENAREは、開始から殴り合いになると、HENAREが頭突きからショルダータックル、ラクビーボールキックからセントーンで先手を奪う。エプロンに逃れたフィンレーはスタンガンからサイドを奪ってナックルの連打を浴びせ、場外戦を仕掛けてもナックルを連打から後頭部を何度も鉄柵に叩きつけ、エプロンでエルボースタンプを連発する。
リングに戻ってもフィンレーはレッグドロップを連発、ネックブリーカーと首攻めでリードを奪い、チンロックで絞めあげ、逃れたHENAREにアイリッシュカーフバックブリーカーからスリーパーで絞めあげる。
フィンレーはネックロック、エルボースマッシュを連打と攻めるが、串刺しを迎撃したHENAREはポップアップサモアンドロップ、ボディーブローを連打から串刺しラリアット、バーサーカーボムで反撃する。
HENAREはラクビーボールキックを狙うがフィンレーがキャッチも、HENAREはスピンキックからラクビーボールキック、ランペイジを狙うがフィンレーはDDTで突き刺す。

フィンレーは背後からハンマーを連打、HENAREの後頭部へスライディングラリアット、ブルーサンダーは逃れたHENAREのタイナーを狙うも、フィンレーが避けて場外へ落とす。
フィンレーはHENAREを担いで側頭部から鉄柱に叩きつけ、リングに戻ってからブルーサンダー、生膝INTO OBLIVIONを狙うが、着地したHENAREがニーストライク、Streets of Rageは逃れたフィンレーがHENAREをコーナーへ直撃させ、頭突きからローリングエルボーも、HENAREは頭突きで返すと、タイナーからランペイジ、そしてStreets of Rageを狙うが、フィンレーが逆さ押さえ込みからINTO OBLIVIONで3カウントを奪い4勝1敗、HENAREは1勝4敗で脱落となった。

愛知大会までのC、Dブロックの経過は、CブロックはフィンレーとEVILが並んでトップも、直接対決ではフィンレーが勝っていることから単独トップも1点差でタマが追いかけており、タマはEVILに敗れているが、フィンレーには勝っている。2点差で追いかけるエディはタマとフィンレーとの直接対決を残し、3点差で追いかける鷹木はフィンレー、EVILとの公式戦を残しているが厳しい状況だ。Dブロックはコブがザックと同点もコブが直接対決に勝っていることから、事実上単独トップのまま、内藤と棚橋にも可能性が残っているが、棚橋はコブとザックに敗れており、内藤はコブには敗れているが、8・2広島でザック戦を残していることから結果次第になるだろう。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑