7月16日 大日本プロレス 後楽園ホール 581人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇野村卓矢 永尾颯樹(9分58秒 両腕固め)神谷英慶 ×朱鷺裕基
<第2試合 20分1本勝負>
〇浜亮太 アンディ・ウー(8分21秒 体固め)×星野勘九郎 高橋匡哉
※オオキドプレス
<第3試合 有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ 20分1本勝負>
竹田誠志 〇塚本拓海 菊田一美(10分5秒 片エビ固め)×伊東竜二 宮本裕向 木髙イサミ
※ドラゴンキッカー
<第4試合 30分1本勝負>
橋本大地 〇トリスタン・アーチャー(14分27秒 片エビ固め)×関本大介 大門寺崇
※クーデター
<第5試合 30分1本勝負>
阿部史典 橋本和樹 〇チチャリート・翔暉(14分32秒 片エビ固め)梶トマト 関札皓太 ×吉野達彦
※フロラシオン
<第6試合 BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【第21代王者】〇青木優也(18分53秒 タイガースープレックスホールド)【挑戦者】×中之上靖文
☆青木が2度目の防衛に成功
<第7試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯4面+Wタワーデスマッチ 30分1本勝負>
【挑戦者】〇石川勇希(16分16秒 体固め)【第47代王者】×アブドーラ・小林
※ラザロ・エフェクト
☆アブ小が初防衛に失敗、石川が第48代目王者となる。
大日本プロレス後楽園大会のメインはBJWデスマッチヘビー級選手権、王者のアブ小に石川が挑戦、試合形式も蛍光灯4面+Wタワーデスマッチということで、4面ロープには蛍光灯が吊るされ、蛍光灯が2つ設置された。

開始から互いに蛍光灯束を手にして投げつけると、石川がトラースキックから蛍光灯タワーへクラッシュ、場外へ逃れたアブ小を鉄柱に叩きつけ、蛍光灯束を投げつけ、切っ先でアブ小の額をえぐり、更にバケツの中の蛍光灯の破片をアブ小の頭から被せて先手を奪う。


リングに戻ると流血したアブ小を蛍光灯の切っ先で額をえぐり、エルボーの連打から串刺しトラースキックを放つも、ドロップキックが自爆する、とアブ小がバカチンガーエルボーを狙い、避けようとする石川を蹴りつけると蛍光灯へハンマースルーでクラッシュ、切っ先で石川の額をえぐる。
アブ小は蛍光灯へハンマースルーから背中に蛍光灯束をセットして手刀を落とし、3本重ねで石川の頭部に蛍光灯束をセットすしての手刀、蛍光灯頭突きを連発するが、4本重ねへのトライは石川が体を入れ替えて頭突きで蛍光灯をクラッシュさせる。


石川はミサイルキック、イスでアブ小を埋めてセントーン、頭部へトラースキック、蛍光灯束をセットしてダイビングフットスタンプでクラッシュさせると、蛍光灯タワーを寝かせ、アブ小からTシャツを脱がし、ラザロ・エフェクトを狙うが、切り返したアブ小が蛍光灯タワーへ河津掛けでクラッシュさせる。


アブ小はラリアットからカモイエ、バカチンガーエルボー、蛍光灯での建前攻撃、地獄突きからダイビングバカチンガーエルボードロップを命中させるが、石川はカウント2でキックアウトする。



アブ小は数十本の蛍光灯を石川に投げつけるが、石川も投げつけ、アブ小は背中で受けるとナックルを連打、石川を蛍光灯で埋めてからダイビングバカチンガーエルボー狙いは、石川がジャンピングハイキックで動きを止めると、破片をアブ小の顔面へこすりつけてから雪崩式ブレーンバスターで投げる。



アブ小は頭突きも石川も頭突きで返してラリーになるが、アブ小が怯むと石川はエルボー、ソバット、延髄斬りを放ち、ラザロ・エフェクトを決めると、蛍光灯を数十本セットしてからのラザロ・エフェクトで3カウントを奪い王座奪取に成功した。

試合後の石川は「デスマッチヘビー、取ったぞ! 小林さん、大日本のデスマッチの歴史を作って大日本を支えてきた小林さんから、このベルトを取れたことを光栄に思います。きょうはありがとうございました」とアピールして、アブ小が無言で去ろうと思ったら名残惜しそうに残る。そんなアブ小に石川は「おい何してんだこの野郎、文句あんのかこの野郎。なんだこの野郎! なんもねえなら帰れ、この野郎! 帰れこの野郎! いまならまだ終電あんだろ」と言い放つと、アブ小も「帰るよ。帰るよ、流行ってんじゃねえかよ!」とやっと帰り、石川は「まあ小林さんに帰れ帰れ言いますけど、プロレスラーとしてホントに尊敬してます。そんな小林さんからきょうベルト取れたのも、応援してくださる皆様のおかげです! 本当にありがとうございます!(でもベルト取って終わりじゃない。チャンピオンになったからこそリベンジしたい相手、いやリベンジしなくちゃいけない相手が俺にはたくさんいるんです。そのためにも、このベルトと一緒に上向いて突っ走っていきます。応援して下さる皆様と一緒に、新しい大日本プロレスの歴史を作っていきたいと思ってますんで、これからも応援よろしくお願いします! きょうはありがとうございました!」で大会を締めくくった。
石川もデスマッチ戦線に乗り出してからは、なかなか結果が残せず、アブ小からも「オマエは大日本プロレスじゃない」と言い放たれたが、アブ小も石川には期待しているからこそ厳しく言い放ったと思う。また石川自身もケガによる欠場も多かったが、大日本プロレス魂というものを厳しく叩きこまれたアブ小からの戴冠は石川にとっても感慨深いものがあるのかもしれない。
セミファイナルではBJW世界ストロングヘビー級選手権、王者の青木に中之上が挑戦、青木はバックを奪うも中之上がグラウンドを仕掛け、青木が首を取って首投げからスリーパー、ヘッドロックから首投げも、中之上はヘッドシザースで捕らえてから距離を置く。
ロックアップから中之上がヘッドロックで絞めあげるが、逃れた青木はヘッドロック、ビックブーツは中之上がキャッチしてヘッドロックからショルダータックル、再びヘッドロックでリードを奪い、青木はロープエスケープしてビックブーツから突進は中之上が迎撃も青、木は袈裟斬りで中之上を場外へ出してからトペコンヒーロを命中させる。

リングに戻ると青木はチンロック、マシンガン張り手、コーナーに逆さ吊りにしてから顔面へ低空ドロップキックを放ち、中之上が場外へ逃れると青木は鉄柱攻撃も、中之上はエプロンめがけてフラップジャックで反撃すると、青木をリングに上げてエルボーを浴びせる。

中之上がリングに戻るとエルボー、バックエルボーのコンポからネックブリーカー、首筋へエルボースタンプを連打、青木は張り手で反撃も中之上がキチンシンクからエルボースタンプ、大外刈りから変形三角絞めで捕らえ、青木はロープエスケープする。

中之上は串刺しも迎撃した青木はビックブーツ、ハンドスプリングエルボー、ヒップトスからサマーソルトドロップと反撃、読み合いからブレーンバスター、ロープ越しの延髄斬りからスワンダイブミサイルキックは自爆してしまうと、中之上は串刺しラリアットからDDT、三沢式フェースロックで捕らえるが、青木はロープエスケープする。

中之上はダイビングエルボーを狙うも、青木は雪崩式フランケンシュタイナーを狙う、ところが下からすり抜けた中之上が雪崩式ブレーンバスターからラリアットは前転した青木が逆さ押さえ込みから袈裟斬りを連打、中之上もブリティッシュホールで応戦する。
中之上はショートレンジラリアット、ラリアットは避けた青木はブルーストームで丸め込み、読み合いから中之上がラリアットに対し、青木も袈裟斬りで応戦すれば、中之上もラリアットで応戦する。


青木はスワンダイブもエルボーで阻止した中之上はハングマンDDTで突き刺し、ダイビングエルボードロップを狙うが、青木がハイキックから雪崩式狙いは中之上がラリアットで落とし、ラリアットからダイビングエルボードロップを命中させるも、青木がカウント2でキックアウトする。


中之上はシュミット流バックブリーカーからムーンサルトプレスを狙うが、青木が阻止してジャーマンで投げると、袈裟斬りからスパイラルボムを決め、最後はタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。


試合後に青木が「中之上さん! メチャクチャきつかったけど、それ以上に、すげえ楽しかったです。僕と中之上さんが見せたかったプロレス、きょう集まってくれたお客さんのこの声援がすべてですよ!中之上さん、これで終わりじゃないですよ。僕がまだベルトを持っているということは、何回でも挑戦しに来てください。そして、何回でも大日本プロレスを盛り上げていきましょうよ!」と呼びかけ、中之上も「嬉しい言葉ありがとうございます。もう一回鍛え直して、チャンピオン青木優也に挑戦します。それまで、必ず圧倒的に防衛して、大日本プロレス引っ張っていってください、待ってろ!」とエールを送った。青木も中之上相手には苦戦するだろうと思っていたが、互角以上に渡り合った。岡林裕二がいなくてもストロングBJWを盛り上げると掲げた以上、青木も王者として相応しい戦いを続けなければいけないことから、新時代の担い手となった石川、青木の厳しい戦いはこれからも続く、
第6試合の梶&関札&吉野vs阿部&和樹&翔暉は、翔暉がペナドリラーからのフロラシオンで吉野から3カウントを奪い勝利、試合後は翔暉も梶の保持するBJWジュニア選手権に挑戦を表明して、梶も2AW時代の後輩である翔暉の成長を認めて受諾し握手を求めるが、いつまでも2AWの先輩面している梶に怒った翔暉がドロップキックを放って、退散する梶に宣戦布告した。




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