7月15日 NOAH「One Night Dream」後楽園ホール 1515人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇藤村加偉(5分53秒 逆エビ固め)×大和田侑
<第2試合 20分1本勝負>
アンソニー・グリーン タダスケ 〇YO-HEY(7分40秒 片エビ固め)ジミー・ヤン ×スペル・クレイジー スタリオン・ロジャース
※顔面G
<第3試合 20分1本勝負>
〇ジャジー・ヤン 高瀬みゆき(9分46秒 片エビ固め)×ハイビスカスみぃ 優宇
※ムーンサルトアタック
<第4試合 30分1本勝負>
〇ランス・アノアイ アダム・ブルックス サムソン・ハックスリー ジャック・モリス(11分17秒 片エビ固め)マサ北宮 ×征矢学 稲葉大樹 稲村愛輝
※サモアンスプラッシュ
<第5試合 30分1本勝負>
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. 〇潮崎豪(16分15秒 片エビ固め)ジェイク・リー ×拳王
※豪腕ラリアット
<第6試合 30分1本勝負>
〇ドラリスティコ AMAKUSA ニンジャ・マック(13分29秒 ラ・ミスティカ)HAYATA ×レイ・スコルピオン ダンテ・レオン
<第7試合 時間無制限1本勝負>
〇中嶋勝彦(34分12秒 片エビ固め)×宮原健斗
※ヴァーティカルスパイク
NOAH後楽園大会のメインは中嶋が全日本プロレスのエースである宮原と対戦、二人は健介officeの先輩、後輩に間柄で10年ぶりに対戦も、2013年に宮原がダイヤモンドリングを退団し全日本プロレスへ移籍して以降は接点なかった。しかし2月のNOAH東京ドーム大会で6人タッグながらも二人が対戦、そして今回のシングル戦実現へとつながった。
開始から睨み合ったまま動かず、やっとロックアップになると、宮原が押し込んでエルボーは中嶋がいなす。中嶋ばバックを奪ってから押し込み牽制しながらブレークする。
中嶋はフィンガーロックと見せかけてガットショットに対し、宮原はビックブーツを連発するが、中嶋はミドルキックからR-15を炸裂させ、いきなりの一撃にダウンした宮原は場外へ逃れる。
中嶋は場外の宮原にエプロンからPKを浴びせ、場外戦で中嶋が鉄柵へハンマースルーからビックブーツを連発、放送席でゲスト解説を務める北宮の眼前でスリーパーで絞めあげる。
リングに戻ると中嶋は首投げからサッカーボールキック、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを狙うが、宮原がエルボーで阻止して頭突きを浴びせ。セカンドコーナーの中嶋をビックブーツで場外へ落とす。
場外戦になると宮原が頭突きから中嶋を鉄柵へハンマースルーで叩きつけるが、突進は中嶋がレッグシザースで宮原を鉄柵に直撃させる。しかし宮原は鉄柵へギロチンホイップで反撃すると、頭突きを連打し浴びせ流れを変える。
リングに戻ると宮原がフロントキック、中嶋はエルボーを連発で返すも、宮原がビックブーツを放つが、中嶋は低空ドロップキックから延髄斬りで応戦し、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行する。
宮原はラリアットもいなした中嶋がミドルキック、ビックブーツをキャッチしてドラゴンスクリュー、そしてローキックから監獄固めで捕らえ、宮原は必死でロープエスケープし、場外へ逃れる。
中嶋はエプロンからPKを狙うが、宮原がビックブーツで迎撃してエプロンパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ってから宮原が串刺しブラックアウト、ジャーマンの応酬から中嶋がトラースキック!宮原がラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボーのラリーから中嶋がミドルキックに対して、宮原はビックブーツとラリーになり、宮原がビックブーツを連打で蹴り倒すが、受け切った中嶋がミドルキックで返し、宮原が崩れる。
中嶋はショートレンジでエルボーからマウントエルボーを連打で宮原はダウンするが、起こした中嶋が前後からサッカーボールキック、しかしPKは避けた宮原がブラックアウトを炸裂させる。
宮原は突進するが、中嶋がレッグシザースでターンバックルへ直撃させてから顔面蹴り、トラースキックからPK、しかしヴァーティカルスパイクは、宮原が垂直落下式ブレーンバスターで投げ返す。
宮原は中嶋の側頭部へブラックアウトからラリアットを放つと、シャットダウンスープレックスを狙い、逃れた中嶋にブラックアウトを連発、二段式ジャーマンスープレックスホールドを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
宮原はシャットダウンスープレックスを狙い、逃れた中嶋は宮原のブラックアウトをキャッチし、ビンタを狙う宮原をいなしてビンタを浴びせ、崩れた宮原に人でなしパントキックからヴァーティカルスパイクで3カウント奪い、中嶋が勝利となった。
試合後に中嶋が宮原を抱き起こすが宮原が突き飛ばし、中嶋が怒ってエルボーのラリーで乱闘なり、中嶋は場外へ出すも、宮原は鉄柵に八つ当たりする。
マイクを持った中嶋は去り行く宮原に「健斗!最高なレスラーになったな。でもな、健斗。俺は譲れねぇよ!」とエールを送り、最後は中嶋の挨拶で締めくくった。
試合前の予想はと聞かれると、自分は答えられなかった。理由は二人は勝敗すら超えた関係であり、だからこそ予想しづらかった。今回は中嶋がこれまでの過去や現在も飲み込んだうえで勝ったという結果が残ったが、それをまた線にして点として繋ぐのは二人次第なのかもしれない。だが宮原の中では中嶋に勝つまでは終わりたくない気持ちがある限り、見えない線が次なる点へと向かっている。今はそういいようがない。
そしてNOAHは来年は元日ではなく1・2で有明アリーナの開催を発表。また9・17後楽園大会で行われる丸藤25周年大会にウィル・オスプレイの参戦が発表された
