デスペラードのデスマッチ愛をモクスリーが打ち砕く!毘沙門が最後の砦IWGPタッグを死守!エディが涙の戴冠!ジュリアがSTRONG女子を奪取


7月5日 新日本プロレス「NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY」後楽園ホール 1401人
(試合内容は実況ツイートより)

<第0試合 15分1本勝負>
田口隆祐 〇マスター・ワト ボルチン・オレッグ(11分37秒 通天閣ジャーマンスープレックスホールド)ドラゴン・リブレ 香取貴大 ×レッカ

<第1試合 20分1本勝負>
〇小島聡(5分23秒 片エビ固め)×オスカー・ロイペ
※ラリアット

<第2試合 20分1本勝負>
TJP 〇フランシスコ・アキラ(12分9秒 片エビ固め)ホミサイド ×大岩陵平
※2/2

<第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権 60分1本勝負>
【第73代王者組】ドリラ・モロニー 〇クラーク・コナーズ(12分5秒 片エビ固め)【挑戦者組】YOH ×ロッキー・ロメロ
※Full Clip
☆モロニー&コナーズが初防衛に成功

<第4試合 20分1本勝負>
〇ランス・アーチャー アレックス・ゼイン(9分31秒 片エビ固め)バット・デュード・ティト ×藤田晃生
※ラリアット

<第5試合 30分1本勝負>
〇棚橋弘至 石井智宏 ザ・DKC(13分10秒 首固め)トム・ローラー ×ロイス・アイザックス ジョレル・ネルソン

<第6試合 STRONG女子選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇ジュリア(13分29秒 片エビ固め)【初代王者】×ウィロー・ナイチンゲール
※ノーザンライトボム
ウィローが3度目の防衛に失敗、ジュリアが第2代目王者となる

<第7試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第99代王者組】後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(11分29秒 エビ固め)【挑戦者組】アレックス・コグリン ×ゲイブ・キッド
※消灯
☆毘沙門が初防衛に成功

<第8試合 STRONG無差別級選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇エディ・キングストン(13分30秒 片エビ固め)【第5代王者】×KENTA
☆KENTAが初防衛に失敗、エディが第6代王者となる

<第9試合 FINAL DEATH 60分1本勝負>
〇ジョン・モクスリー(20分33秒 片エビ固め)×エル・デスペラード
※デスライダー

『NJPW STRONG』後楽園2連戦の2日目、メインではデスペラードがモクスリーとシングルで対戦し、試合形式もノーDQマッチということで、リング上には有刺鉄線ボートが二つ設置され、南側から登場したデスペラードはギターと花束を持参、同じく南側から登場したモクスリーは何も持参せず登場した。

開始、ロックアップになり、互いに有刺鉄線ボードへ押し込もうとする。モクスリーがハンマースルーに対しデスペラードは場外へスライディングして逃れたが、すぐさまモクスリーがトペスイシーダを命中させ、フォークを持つも、デスペラードはトラッシュ缶の蓋で往復ビンタを浴びせる。
客席へ雪崩れ込んでデスペラードはトラッシュ缶の蓋でモクスリーを殴打すると、テーブルを持ち出しひな壇の下へセットするも、モクスリーは反撃してひな壇からダブルスレッジハンマーを命中させる。
それでもデスペラードはモクスリーを鉄柵へハンマースルーで叩きつけると、テーブルを二つ並べてセット、しかしモクスリーはデスペラードをイスでフルスイングすると、イスに座らせてビックブーツを浴びせ、ひな壇からテーブルめがけてヒップトスで投げると、デスペラードをテーブルに寝かせて、ひな壇からテーブル貫通ダイビングエルボードロップを連発する。
モクスリーはデスペラードを鉄柱に叩きつけると、イスを並べて4脚セットしてから、その上へブレーンバスタースラムで叩きつけ、デスペラードの左脚をイスで挟み込み、エプロンからイスめがけてストンピングを命中させる。
リングに戻るとモクスリーはフォークでデスペラードの額を刺しまくるだけでなく、背中をフォークで引っ掻きてから有刺鉄線ボードへ被弾させ、パイルドライバーで突き刺すと、ブレーンバスターからチキンウイングアームロックで捕らえる。
デスペラードはなんとか逃れるも、モクスリーはニーリフトを浴びせ、デスペラードは場外へ逃れてギターを持ってギターショットを狙うが、モクスリーに奪われ逆にギターショットを食らってしまい、更にギターの破片でデスペラードを刺し、リングに戻ってもフォークで刺しまくった上で噛みつく。

リングに戻ってデスペラードはエルボーの連打で抵抗も、モクスリーはジョンウーを放ってから天龍コンポ、そして有刺鉄線ボードへのハンマースルーを狙うが、デスペラードが切り返し逆に被弾させる。
これでモクスリーが怯むと、デスペラードはモクスリーの背中に有刺鉄線ボードを被せてからイスで滅多打ちにし、バックドロップから葛西譲りのパールハーバースプラッシュを命中させる。

デスペラードはバラの花束からチーズスライサーを持ち出すと、モクスリーの額をこすり上げ、場外でテーブルをセットして、その上へ有刺鉄線ボードをセットすると、エプロンの攻防となって、デスペラードは断崖バックドロップでモクスリーとの心中を図る。
デスペラードは拳に有刺鉄線を巻きつけると、モクスリーも拳に有刺鉄線を巻きつけ殴り合いを展開、そしてデスペラードが竹串の束を持ち出し、モクスリーと分けると、二人で頭部を刺しまくる。

エルボーのラリーになると、モクスリーがダイヤモンドカッターからデスペラード首へのエルボーを連打、そしてブルドックチョークで絞めあげ、デスペラードが中指で耐えると、モクスリーはデスライダーを狙うが、切り返したデスペラードがスパインバスターからバックドロップ、ピンチェロコと畳みかけ、モクスリーがカウント2でキックアウトする。
デスペラードが垂直落下式リバースタイガードライバーからピンチェロコを狙うが、切り返したモクスリーがデスライダーを決めるも、デスペラードはカウント2でキックアウトする。しかしモクスリーがカーブストンプを浴びせ、デスペラードが意地でダブル中指を見えるも、モクスリーがラリアットからデスライダーで3カウントを奪い、死闘を制した。
試合後のモクスリーはヤングライオンの肩を借りて退場するデスペラードにハートを指さしてデスペラードを称え、自らのマイクで大会を締めくくった。
内容的にはデスマッチの経験値のあるモクスリーにリードを奪われ、デスペラードの用意した策も裏目に出ていたが、後半からデスペラードが、やっとエンジンがかかったように追い上げ、これまでデスマッチで得たものをすべてぶつけた。デスマッチはその場の閃きなどプロレス頭も問われるだけに、デスペラードもやっとデスマッチファイターらしくなってきたのかもしれない。

セミファイナルではSTRONG選手権、王者のKENTAにAEWのエディが挑戦、ロックアップでエディが押し込んで逆水平を狙うが、KENTAがガードし、再度のロックアップではエディが押し込み、KENTAが体を入れ替えて張り手からビンタを浴びせ、、怒ったエディが迫るも、KENTAが場外へ逃れ、KENTAがリングに戻って追いかけるエディにストンピングと、KENTAがインサイドワークでエディを翻弄する。
エディはダブルアームスープレックスから逆水平で反撃するが、場外戦になると逆水平を鉄柱に誤爆させてしまい、これを逃さなかったKENTAは鉄柵を使ったアームロック、ハンマーロックのままで鉄柵に叩きつけ、リングに戻ってもエディが逆水平をキャッチしたKENTAが脇固めと右腕攻めに出て、エディがロープエスケープする。
KENTAはミドルキック、サッカーボールキックとエディに打ち込むが、エディは袈裟斬りで反撃するとエクスプロイダーからバックドロップで投げ、ハーフネルソンスープレックスはKENTAが逃れるとショルダアームブリーカー狙いは、エディがスリーパーで捕らえても、KENTAがレフェリーを掴んで逃れる。
KENTAが自らの首にTシャツを巻くと、エディがKENTAを掴んだところで「エディが首を絞めている」とアピールする。そこでレフェリーがエディに注意したところで、KENTAはエディとレフェリーを交錯させ、KENTAはベルトで一撃を狙い、エディがキチンシンクからベルトを奪ってリングアナに返すも、KENTAはもう一つのベルトでエディを殴打する。KENTAはダイビングフットスタンプ!go2Sleepを狙うが、逃れたエディがストレッチプラムで捕らえ、KENTAはロープエスケープする。

エディはバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーを狙うと、避けたKENTAがローリング袈裟斬りから掌底の連打を浴びせ、ブサイクへの膝蹴りからgo2Sleepを狙うが、エディがキャッチする。KENTAは掌底を放つも、エディは延髄斬りで応戦し、ローリング袈裟斬りバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーを炸裂させる。

エディはノーザンライトボムを狙うが、KENTAが首固めで丸め込み、エディがローリング袈裟斬り、ラリアット、フロントキックを連打を浴びせると、バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーからノーザンライトボムで3カウントを奪い王座を奪取、ベルトを受け取ったエディは思わず涙を流す。

第6試合ではIWGPタッグ選手権、王者の後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門に、前夜の大会で毘沙門を破りSTRONGタッグ王座を奪取し、タッグ戦線制圧に王手をかけたコグリン&ゲイブが挑戦し、入場中の毘沙門をコグリン&ゲイブが襲撃するが、今回は毘沙門が返り討ちして、後藤は入場コスチュームでコグリンの首を絞めて鉄柱攻撃、リングに戻るとYOSHI-HASHIがゲイブに天龍コンポ、代わった後藤がバックエルボーからコグリンを襲撃し鉄柵に叩きつけて先手を奪う。
しかしコグリンが後藤を場外へ引きずり出すと鉄柵へハンマースルーから場外戦に持ち込み、ゲイブはイスでYOSHI-HASHIを痛めつければ、コグリンはロープで後藤の首を絞める。

リングに戻るとコグリン&ゲイブは後藤を捕らえて試合をリードし、ゲイブも場外でYOSHI-HASHIを痛めつける。長時間捕まった後藤はコグリンにローリングラリアットからYOSHI-HASHIに代わり、ゲイブにショルダータックルを連打、トラースキックからネックブリーカー、逆水平からゲイブをトップロープに宙吊りさせてドロップキックを放つ。
YOSHI-HASHIはブレーンバスターを狙うがゲイブがサミングで阻止し、後藤が入って毘沙門が後藤ごとハントを狙っても、場外のコグリンがYOSHI-HASHIをイスで殴打するなど、毘沙門の連係をことごとく阻止する。
コグリン&ゲイブはYOSHI-HASHIにダブルマッスルバスターからハイジャックツームストーンパイルドライバーを狙うが、後藤が阻止すると今度は毘沙門がコグリンを捕らえてデンジャラスニーブラを狙っても、ゲイブに阻止されてしまう。
ゲイブはYOSHI-HASHIにパイルドライバーを狙うが、YOSHI-HASHIがリバースし、YOSHI-HASHIとゲイブがラリアットも相打ちから逆水平のラリーになると、ゲイブが噛みつく、これに怒ったYOSHI-HASHIがダブルチョップ、後藤が入ると毘沙門が隠し狭間を決め、コグリンを後藤が牛殺しでゲイブの膝へ直撃させて排除すると、最後は毘沙門がゲイブに消灯で3カウントを奪い、王座を防衛する。

第5試合のSTRONG女子選手権、王者のナイチンゲールにスターダムのジュリアが挑戦、開始からジュリアがドロップキックからエルボーの連打、張り手で攻めて先手必勝を狙うが、アームホイップは潰されてしまい、蜘蛛の巣も持ち上げられるが、ジュリアは回転エビ固めで丸め込む。
ジュリアはフィンガーロックをフェイントにしてガットショット、ナイチンゲールを足をかけて倒すとクロスフェースで捕らえるが、ナイチンゲールはロープエスケープ、ジュリアは突進もバックエルボーで迎撃したナイチンゲールがスパインバスターから引き込みラリアットを連発、ジュリアはカウンターエルボーからブレーンバスターを狙うも、ナイチンゲールの体重で潰される。
ナイチンゲールが串刺しヒップアタックからマシンガンラリアット、フィッシャーマンスープレックスホールドと畳みかけてからベアハッグで絞めあげる。そこでジュリアはフロントネックロックで捕らえ、強引にブレーンバスターを狙うナイチンゲールにDDT、張り手をいなして張り手を浴びせるとレッグシザースからSTF、ナイチンゲールはロープエスケープも、ジュリアはトップコーナーからクレイモアキックを命中させる、ナイチンゲールはぶつかり合いからカークラッシュショルダータックルでジュリアを弾き飛ばす。

ナイチンゲールはキャノンボールからデスバレードライバーと畳みかけるが、Babe With The Powerbomb狙いは、逃れたジュリアがジャックナイフも、切り返したナイチンゲールがコーナーめがけてBabe With The Powerbombで叩きつける。
ナイチンゲールはムーンサルトプレスを狙うが自爆すると、ジュリアは強引に丸め込んでからビアンカで捕らえ、ナイチンゲールはロープエスケープ、ジュリアはハンマーロックスープレックス、エルボーのラリーになると、ナイチンゲールが張り手に対し、ジュリアはビンタで応戦してラリーに、ジュリアが連打で怯ませるが、突進はナイチンゲールがラリアットを連発する。
ナイチンゲールはBabe With The Powerbombを狙うが、ジュリアが回転エビ固めで切り返し、読み合いからジュリアはバックドロップで投げる。

ジュリアのビンタをガードしたナイチンゲールがエルボーからトラースキックを放って、トップコーナーへ上がるも、ジュリアは雪崩式ダブルアームスープレックスで投げると、ビンタ、ニーアッパーからノーザンライトボムで3カウントを奪い王座奪取に成功する。
内容的にもジュリアがインサイドワークで翻弄した上で、強引に絞め技で捕らえるなどして、ナイチンゲールのスタミナを奪い、ガス欠状態にした上で一気に勝負に出た。ベルトを奪取したジュリアだがSTORONG女子は基本的にアメリカのベルトであることから、これを足掛かりに海外遠征へと打って出ると見ていいだろう。同じスターダムの林下詩美も短期間ながらGCWへ遠征に出ることから、スターダムの海外進出は本格化しそうだ。

第3試合ではYOH&ロメロがモロニー&コナーズと対戦も、当初ノンタイトルの予定がロメロが過去IWGPジュニアタッグを何度も戴冠した実績を盾にして、ノンタイトルからIWGPジュニアタッグ選手権への変更を要求、これにはモロニー&コナーズも了承し、菅林直樹会長も承諾して急遽選手権へと変更する。

モロニーー&コナーズが奇襲で開始となって、場外戦でロメロが反撃しリングに戻るとYOH&ロメロがコナーズを捕らえて先手を奪うが、コナーズがYOHにブレーンバスターで反撃すると、代わったモロニーが逆水平、コナーズがエルボードロップとモロニー&コナーズがYOHを捕らえて流れを変える。
長時間捕まったYOHはモロニーにドラゴンスクリュー、コナーズにドロップキックからロメロに代わり、モロニー、コナーズとフランケンシュタイナーから、往復フォーエバーラリアット、セカンドロープにモロニーを宙吊りにしてフットスタンプと猛反撃し、スライスロッキーはモロニーが逃れて逆水平もYOHが入ってダンブジャンピングー、ロメロのバッククラッカーからYOHがファルコンアローと連係から、3Kはモロニーが逃れ、コナーズがYOHをジープフリップで排除してから、ロメロにゴア&ジープフリップのサンドウィッチ攻撃を敢行する。
モロニー&コナーズはロメロにFull Clipを狙うが、ロメロが逃れるとYOHが入ってコナーズにパワーボム&スライスロッキーの合体技を決める。

コナーズがYOHにスピアー、モロニーがロメロにフットスタンプから、コナーズのジープフリップ狙いは、リーブロックしたロメロが回転エビ固め、逆さ押さえ込みと丸め込み、乱戦からロメロ&YOHが3Kをコナーズに決まったが、モロニーがカットされる。

YOHはトラースキックを狙うがロメロに誤爆すると、コナーズはNoChaserでYOHを排除し、粘るロメロをモロニーがドリルキラーからモロニー&コナーズがFull Clipで3カウントを奪い王座防衛に成功した。

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