青柳優馬が永田を破り三冠奪取で六冠王に!そして北斗の挑戦で三冠戦線は新たなるステージへ


7月2日 全日本プロレス「#ajpw サマーアクションシリーズ 2023」後楽園ホール 1049人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
ライジングHAYATO 〇井上陵 渡辺壮馬(9分59秒 チキンウイングアームロック)佐藤光留 田村男児 ×川村亮

<第2試合 20分1本勝負>
〇鈴木鼓太郎 ハートリー・ジャクソン(7分12秒 エビ固め)ヨシ・タツ ×ブラックめんそーれ
※三沢魂タイガードライバー

<第3試合 20分1本勝負>
〇大森北斗 谷嵜なおき(4分26秒 片エビ固め)×本田竜輝 花畑正 男
※エルボー

<第4試合 30分1本勝負>
〇斉藤ジュン 斉藤レイ KONO 歳三(8分51秒 体固め)×諏訪魔 小島聡 カズ・ハヤシ 田中稔
※サイコブレイク

<第5試合 30分1本勝負>
〇宮原健斗 T-Hawk(12分52秒 片エビ固め)本間朋晃 ×綾部蓮
※ブラックアウト

<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇エル・リンダマン(12分25秒 ジャーマンスープレックスホールド)【第65代王者】×青柳亮生
☆亮生が初防衛に失敗、リンダが第66代王者となる

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇青柳優馬(21分18秒 片エビ固め)【第69代王者】×永田裕志
※THE FOOL
☆永田が4度目の防衛に失敗、青柳が第70代王者となる

全日本プロレス後楽園大会のメインは三冠ヘビー級選手権、王者の永田に青柳が挑戦、これまで5度にわたって三冠に挑戦してきた青柳だったが王座奪取には至らず、今回は満を持しての挑戦となった。
リストロックから腕の取り合いになると、ロックアップから永田が押し込んでブレークし、永田が差し合いを狙うと、青柳が押し込んでエルボーを放つ。

これに怒った永田がローキックの連打からストンピングで制裁を加えて場外へ出すも、戻った青柳がエプロンの永田にドロップキックを放ち、場外戦で鉄柵にハンマースルーで叩きつける。
リングに戻ると青柳がストンピングからキャメルクラッチ、エルボードロップ、エルボーの連打からエルボースマッシュと攻めるが、永田は切り返しからキチンシンクで反撃すると脇固めで捕らえ、青柳がロープエスケープするも、場外戦になると永田がショルダーアームブリーカーから鉄柱攻撃で左腕攻めで試合の流れを変える。
リングに戻ると永田はショルダーロック、キーロックで捕らえた。腕十字へ移行、青柳はロープエスケープし、、永田は串刺しビックブーツ、首投げからサッカーボールキック、チキンウイングアームロックと攻め、また青柳はロープエスケープするも、永田はショルダーアームブリーカー、ミドルキックを連打を放つ。
青柳のドロップキックを自爆させた永田のミドルキックを狙うが、キャッチした青柳がドラゴンスクリューでやっと反撃すると、串刺しエルボー、旋回式クロスボディー、ダイビングクロスボディーと攻めてからエンドゲームで捕らえるが、永田はロープエスケープする。
青柳は場外戦を仕掛けると、永田をエプロンに上げて断崖ジャーマンを狙うが、逃れた永田はビックブーツからエプロン上でのエクスプロイダーを敢行、リングに戻ると永田はミドルキックを連打から串刺しビックブーツ、再度の串刺し狙いは青柳がフライングフォアアームで迎撃し、エルボーのラリーからロックボトムで叩きつけるも、突進は永田がエクスプロイダーで投げる。
エルボーのラリーになると、青柳が連打からエルボースマッシュ、永田はビックブーツに青柳がドロップキックで迎撃すると、ジャーマンからジャーマンスープレックスホールド、ロックスターバスターと畳みかけるが、永田はカウント2でキックアウトする。

青柳はザ・フールを狙うが、永田は切り返してネックスクリューを決め、ナガタロックⅡから白眼式腕固めへ移行する。
永田はショルダアームブリーカー、タイナーから雪崩式エクスプロイダー、バックドロップは青柳がニーで逃れても、永田がビックブーツから延髄斬り、そしてバックドロックを連発するが、青柳はカウント2でキックアウトする。
永田はハイキックを狙うが、避けた青柳がスピンキックを浴びせ、再度のハイキックもガードした青柳が永田の後頭部へスピンキックを浴びせると、ロックスターバスターからザ・フールで3カウントを奪い、念願だった三冠ヘビー級王座を奪取、保持している世界タッグ、UNタッグも含めて六冠王になるだけでなく、最年少での戴冠という偉業も達成した。
試合後の青柳はベルトを受け取ると、去り行く永田に「永田さん、ありがとうございました。次はチャレンジャーとしてお待ちしております」とふてぶてしい態度で言い放つと、永田は一礼してから入場ゲートの奥に消え、更に青柳は「本当に皆さん、今まで応援していただき、ありがとうございました。もう、この目標にしていたベルトを取ることができて悔いはありません。本日をもって青柳優馬、引退します」と引退宣言をするが、北斗が現われると「7・23大阪でお前の持ってる世界タッグに俺が挑戦するわけなんだけど、その前日の22日の松江で三冠戦をやることはもう発表されてる。そのベルトかけて俺と三冠戦やれよ」と挑戦表明し、「やってやろうじゃん。やってやるよ。三冠のベルトも世界タッグのベルトも俺は全てかけてやる。だからお前には何一つ譲るつもりはないし、何も与えるつもりはない。お前に与えられるのはこのベルトに挑戦する権利だけだ。いいか、松江でお前と勝負してやるよ。かかってこい」と受諾、最後は青柳が「このままどんどん青柳優馬がこのベルトを持ち続け、防衛し続けるんで、そのうち三慣れることでしょう。本当に今日このベルトを手にできたのは皆さんの応援があったからです。ありがとうございました。この三冠ヘビー級のベルトの価値を高めるとともに全日本プロレスの新時代の先頭に立ち、どんどん全日本プロレスを盛り上げていきます。どうか皆さん、厳しくも温かい目で見守ってください、三冠のチャンピオンとしてリング上の先頭に立ち、広報活動の先頭に立ち、全日本プロレスを右肩上がりで盛り上げていきますので、これからも応援よろしくお願いします、本日はご来場ありがとうございます。またどこかでお会いしましょう。バイバイ」で締めくくった。
内容的には永田がリードしていたが、青柳の長所は粘りだけに、青柳の粘りの前に永田自身も勝負を焦ったのか、ハイキックをガードしたところで青柳がスピンキックも永田の後頭部を捕らえことで決定打になった。
そして北斗が三冠挑戦に名乗りを上げたが、5月には安斎が挑戦するなど、三冠戦線にも次世代の波が押し寄せるようになった。新王者となった青柳がいかに押し寄せる波を乗り越えることが出来るか…

セミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権、王者の亮生にGLEATのリンダが挑戦、亮生がヘッドロックで捕らえると、ロープへ振ったリンダはリーブロックを狙うが高さが足りなかったのか失敗する。そこで亮生がドロップキックでリンダを場外へ出すとムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻るとハンドスプリングを狙う亮生にドロップキックを放ち、亮生の串刺しを避けてセカンドコーナーを利用して宙吊り式ネックブリーカー、亮生のエルボーを受け流してサミング、ドロップキックを自爆させると、インディアンデスロックのままで羽根折り固めと亮生の動きを止めにかかってリードを奪う。

リンダは一本背負いからDDTと攻めるが、フットスタンプからダイビングボディープレスは亮生が避けると、スワンダイブミサイルキックで反撃し、串刺しバックエルボー、ブーメランアームホイップからドロップキック、連続フィッシャーマンスープレックスホールドと攻めるが、ムーンサルトプレスは避けられるとリンダがコーナーへエクスプロイダーで投げる。
リンダはジャーマンを狙うが、逃れた亮生が延髄斬りからハンドスプリングレッグラリアット、ムーンサルトプレスからファイヤーバードスプラッシュは、リンダが雪崩式飛びつき腕十字狙いは腕が離れて失敗するも、それでも熊殺しを決め、ジャーマンは亮生がロープに逃れても、リンダは亮生の後頭部をサードロープに直撃させる。
亮生の旋風脚をリンダが避けてジャーマンは、亮生が着地してトラースキック、旋風脚、パウザーインパクトと畳みかけるが、ファイヤーバードスプラッシュは自爆してしまう。

リンダがジャーマンからジャーマンスープレックスホールドは亮生がカウント2でキックアウトしても、再度のジャーマンは逃れた亮生のミステリオラナ狙いは、リンダがシットダウンパワーボムで叩きつけ、最後はジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後に第1試合で男児をアームロックで降した井上が現われ「おい、エル・リンダマン、お前がこのベルト獲ったことに対して、全日本プロレス側からしたら、他団体が持つことにうんざりする人がたくさんいるんだよ。単刀直入に言う。この世界ジュニアのベルトかけて俺と勝負しろ」と挑戦表明すると、リンダも「俺がこのベルトを取って喜ぶファンがいるだろ。こんな価値のないベルト獲っても喜ぶヤツいねぇよ。いいか、このベルトに価値があるんじゃない。この俺が持つから価値があるんだ。この壊れたゴミみたいなベルト、俺が持つことによってようやく価値が出るんじゃねぇか、ここまで言われたらわかるだろ。この団体にはライジングHAYATO、田村男児、青柳亮生しかいないと思ったよ。お前、名前なんていうんだ?」と挑発、井上は俺の名前は井上凌だ。しっかり覚えとけ」と言い放つとリンダは受諾したところで井上がビンタを浴びせ宣戦布告する。

第5試合では宮原がT-Hawkと組んで本間&綾部と対戦するも、宮原とT-Hawkが連係を狙ってもT-Hawkのアッパー掌底が宮原に誤爆、終盤でも宮原のビックブーツがT-Hawkに誤爆するなど息が合わない。それでも宮原&T-Hawkはブラックアウト&ケルベロスのサンドウィッチ攻撃を綾部に炸裂させると、宮原がブラックアウトで綾部から3カウントを奪い勝利を収めるが、試合後に宮原はバックステージで世界タッグ王座に挑戦する北斗の襲撃を受けてしまう

第4試合の諏訪魔&小島&カズ&稔vsSAITOBROTHERS&&KONO&歳三のVMは、カズと稔がKONOと歳三を排除すると、小島&カズがジュンにコジコジカッター&DDTの合体技を決め、諏訪魔がラストライドを狙う。
ところが和田京平レフェリーがTARUに気を取られている間に、レイが諏訪魔にパウダーを投げつけると、ジュンがサイコブレイクで諏訪魔から3カウントを奪い勝利、試合後もレイが7・8横浜ラジアントで開催されるEvolution興行の破壊を予告する。

第3試合の北斗&谷嵜vs本田&花畑正は、北斗がロープ際の本田にジャンピングエルボーを放つと、本田が場外へ転落するが、そのまま動けなくなるハプニングが発生する。
花畑正が動けない本田をなんとかリングに戻し、自軍へ引っ張りこもうとするが、北斗と谷嵜が排除すると、谷嵜が本田を羽交い絞めにしてから北斗がローリングエルボーを放って3カウントを奪い、どうにか試合を成立させるも、本田は大の字のまま立ち上がれず、担架に乗せられて退場となった。

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