6月22日 NOAH「STAR NAVIGATION 2023」後楽園ホール 1022人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇中嶋勝彦 吉岡世起(3分43秒 体固め)征矢学 ×大原はじめ
※ビンタ
<第2試合 30分1本勝負>
藤田和之 鈴木秀樹 〇谷口周平 ティモシー・サッチャー サクソン・ハックスリー(14分14秒 体固め)マサ北宮 稲村愛輝 齋藤彰俊 モハメド・ヨネ ×スタリオン・ロジャース
※ハーフネルソンスープレックス
<第3試合 30分1本勝負>
ジェイク・リー 〇ジャック・モリス(11分30秒 コブラツイスト)稲葉大樹 ×ショーン・レガシー
<第4試合 30分1本勝負>
〇清宮海斗 HAYATA Eita(12分24秒 エビ固め)小川良成 LEONA ×藤村加偉
※変型タイガードライバー
<第5試合 30分1本勝負>
〇近藤修司(5分57秒 体固め)×Hi69
※キングコングラリアット
<第6試合 30分1本勝負>
丸藤正道 〇AMAKUSA 小峠篤司(14分11秒 首固め)×イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ニンジャ・マック ダンテ・レオン
<第7試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】クリス・リッジウェイ 〇ダガ(21分29秒 ジャスティス)【第56代王者組】タダスケ ×YO-HEY
☆タダスケ&YO-HEYが3度目の防衛に失敗、リッジウェイ&ダガが第57代王者組となる
<第8試合 45分1本勝負>
〇拳王(23分11秒 エビ固め)×潮崎豪
※PFS
N-1 VICTORY 2023に関してはこちら↓
NOAH後楽園大会のメインは潮崎vs拳王のシングルマッチが組まれた。潮崎は5・4両国で復帰以降は中嶋とのAXIZでのタッグが中心だったが、今回は復帰後初シングル戦の相手として拳王を迎え撃った。
拳王の左脚を取った潮崎はレッグロック、サイキックからレッグロック、拳王の左膝へ逆水平、サイキックから逆水平、関節蹴りから逆水平、ニークラッシャーからエルボーを落として左脚攻めで先手を奪う。
ところが潮崎のフライングショルダーを、拳王はミドルキックで迎撃すると、場外へ逃れた潮崎に拳王ブルニードロップ、ミドルキックの連打、鉄柵へハンマースルーからビックブーツを浴びせて流れを変える。客席へ出された潮崎に拳王はイスからダブルニードロップを投下する。
リングに戻ると拳王はサッカーボールキック、キャメルクラッチと攻めて、潮崎はロープエスケープ、も拳王は放送席でゲスト解説を務めている中嶋を威嚇しつつミドルキックに対し、潮崎は逆水平とラリーとなるが、潮崎の突進を拳王がビックブーツで迎撃を狙うと、避けた潮崎がフライングショルダーを命中させ、潮崎はマシンガンチョップを放っていくが、体を入れ替えた拳王はマシンガンミドルで返す。
潮崎は逆水平を連打から袈裟斬りを浴びせ、フィッシャーマンバスターを決めるが、拳王はローキックの連打で返し、潮崎の足を払って背中へフットスタンプ、背後からランニングニーと畳みかけてからアンクルホールドで捕らえ、潮崎がロープエスケープする。
潮崎は逆水平に対し、拳王がミドルキックで返すとラリーになるが、拳王の連打をキャッチした潮崎は左膝へ逆水平からマッケンローを浴びせ、ゴリラクラッチは拳王はロープエスケープも、エプロンに逃れた拳王は潮崎をミドルキックで場外へ落とすも、潮崎が拳王の左膝裏へ足刈りラリアットを浴びせる。
潮崎は拳王の左膝を鉄柱めがけてニークラッシャーから鉄柵めがけて足横須賀を敢行して、拳王の左脚に大ダメージを与える。
リングに戻ると潮崎はゴリラクラッチを狙うが。逃れた拳王はアンクルホールドから逆立ちしてミドルキックを浴びせるも、PFSは避けられると着地した拳王の左脚へ潮崎はマッケンローを浴びせ、ゴリラクラッチで捕らえ、拳王はロープエスケープ寸前も潮崎は中央に戻すが、拳王は必死でロープエスケープする。
拳王はエルボーも受けきった潮崎が豪ハンマーを浴びせるが、豪腕ラリアットは避けた拳王がドラゴンスープレックスで投げるも、潮崎が豪腕ラリアットで応戦する。潮崎はミットブレイクから豪腕ラリアットを狙うが、避けた拳王が輪廻からハイキックを炸裂させると、PFSで3カウントを奪い逆転勝利を収めた。
試合後に拳王のハイキックのダメージで立てない潮崎に、中嶋が駆けつけて駆け寄るも、拳王はマイクでAXIZに対し、「N-1でボコボコにすること」を宣言、「必ずどっちでもいいから決勝リーグに上がってこい」と再戦をアピールし、「G1より、N-1こそ面白い、リーグ戦を熱くする」と断言して最後に徳島大会をPRして締めくくった。
潮崎も復帰後初シングルだったが、最後の最後で勝利を確信して調子に乗り過ぎたところを拳王に突かれる結果になるも、内容は悪くなかったことで、シングルでも復活へ向けて足掛かりを掴めた一戦になったと思う。
セミファイナルではGHCジュニアタッグ選手権、王者のGLG、タダスケ&YO-HEYにSTINGERのリッジウェイ&ダガが挑戦した。
YO-HEYvsリッジウェイで試合が始まるも、タダスケvsダガになると、ダガはティヘラから串刺しはタダスケが迎撃してランニングエルボーアタックを放っていくが、ダガは低空ドロップキックから後頭部へドロップキック、ニークラッシャーで反撃すると、リッジウェイが入ってビックブーツからダガとのミドルキック&アバランシュホールドの合体技でタダスケを捕らえて先手を奪う。
タダスケはダガにブレーンバスターで反撃すると、代わったYO-HEYが串刺しダブルニーアタック、ティヘラからドロップキックと流れを変えようとするが、読み合いになるとダガがパワースラムからYO-HEYの左腕へストンピング、ショルダアームブリーカーとYO-HEYの痛めている左腕を狙い撃ちにし、リッジウェイも左腕を攻めてアームロックと、今度はYO-HEYを捕らえてGLGにリードを渡さない。
長時間捕まったYO-HEYはリッジウェイにジャンピングトラースキックから代わったタダスケに代わり、タダスケはショルダータックル、エルボーアタックと反撃、リッジウェイを踏みつけてGLGコールからマンハッタンドロップ、椰子の実割り、フェイントDDTと流れを変えようとするも、ラリアットはリッジウェイがハイキックで迎撃する。
リッジウェイはタダスケにボディーエルボーを浴びせると。代わったダガが串刺しドロップキック!、ビックブーツのラリーからダガのラリアットはタダスケのラリアットと相打ちになる。
ここで代わったYO-HEYがダガにレッグシザースから後頭部へダブルニーアタック、カサドーラ式ブルドッキングヘッドロック、ミサイルキックと攻めるが、ハンマースルーを狙うYO-HEYの左腕をリッジウェイが捻り上げる。動きの止まったYO-HEYにリッジウェイがミドルキックを連打から串刺しは、YO-HEYが避けたところでタダスケがジャンピングハイキックを浴びせると、タダスケのオーヴィートラヴィスからYO-HEYが顔面Gと連係で捕らえるが、YO-HEYのツイストオブフェイドは逃れたリッジウェイが顔面ニーからジャーマンスープレックスホールドを連発し、フィッシャーマンスープレックスホールドからドラゴンスクリュー、PK、腕十字とYO-HEYを追い詰めにかかる。
慌ててタダスケがカットに入るが、リッジウェイがドラゴンスクリューで排除したところでYO-HEYがトラースキックから各選手が入って乱戦になり、YO-HEYのカサドーラ狙いをリッジウェイがジャーマンで投げ、YO-HEYがトラースキックを連打もリッジウェイが捻りを加えたアームブリーカードロップからランニングニー、垂直落下式ブレーンバスター、左腕へストンピングとYO-HEYを痛めつける。
代わったダガがディアブロウイングスを狙うが、YO-HEYがウラカンラナで切り返し、ダガが延髄斬りから突進も、YO-HEYがカサドーラから丸め込み合戦に持ち込む。ダガは突進するとYO-HEYがドロップキックで迎撃するがカバー出来ず、ならばとスーパー顔面Gを狙うと、リッジウェイがトップコーナーから叩き落とす。ダガがポップアップ式アバランシュホールドからディアブロウイングスを決めるが、YO-HEYはカウント2でキックアウトする。
ダガは再度ディアブロウイングスを狙い。逃れたYO-HEYに変形アームバーことジャスティスで捕獲、タダスケが必死でカットしてラリアットを放っていくが、リッジウェイがPKで排除し、その隙にYO-HEYはダガに顔面Gを炸裂させるも、リッジウェイがカットされてしまう。
YO-HEYはダガに再度スーパー顔面Gを狙ったが、ダガがコードブレイカーで迎撃するとジャスティスで捕獲、懸命に耐えたYO-HEYは無念のギブアップとなり、リッジウェイ&ダガが王座奪取に成功した。
リッジウェイ&ダガの狙いは最初から左腕を痛めていたYO-HEYで、YO-HEYも必死で粘ったものの粘れば粘るほど相手の狙い通りになってしまった。
第6試合では丸藤&AMAKUSA&小峠がワグナー&ニンジャ&ダンテと対戦し、終盤ではワグナーが体格差を生かしてワグナーはリフトアップからアバランシュホールドとAMAKUSAを攻めるも、丸藤が慌ててカットに入って虎王を浴びせる。
MAKUSAはワグナーにハリケーンラナを狙うが、ワグナーがシットダウンパワーボムで叩きつけてワグナードライバー狙いは、AMAKUSAが丸め込みを連発する。それでもワグナーが頭突きからワグナードライバーを狙うが、AMAKUSAが首固めを連発して3カウントを奪い、ワグナーはまさかの敗戦となる。
試合後はAMAKUSAがGHCナショナル王座への挑戦をアピールすると、ワグナーは握手で受諾し決定となる。
第5試合のHi69vs近藤の、金剛離脱ケジメマッチは、近藤のキングコングラリアットを丸め込んだHi69がトランスレイブを浴びせると、ライオンサルトを命中させる。しかしトランスレイブ避けた近藤が読み合いからザ・オリジナル、ショートレンジキングコングラリアットと畳みかけるも、突進はHi69がみちのくドライバーⅡで突き刺し、Hi69から突進したところで近藤がキングコングラリアットを連発して3カウントを奪い、近藤が勝利を収める。
第4試合の清宮&HAYATA&Eitavs小川&LEONA&藤村の試合前に、新日本プロレスのLIJのメンバーである辻陽太が突如現われ、「G1 CLIMAX33」の開幕戦で対戦する清宮を視察するために客席へ座って試合を見守る。
試合はEitaを狙うLEONAがテクニック合戦で渡り合う。そして清宮vs藤村になると藤村は旋回式クロスボディーからドロップキック、フライングフォアアームと攻めるが、清宮がドロップキックで反撃して改良した変形タイガードライバーで3カウントを奪い完勝。
試合後は辻が不敵な笑みを浮かべながらリングサイドまで迫って挨拶するが、清宮は相手にしないことを態度に示して退場すれば、辻は目的は果たしたとして会場から去って行った。
