6月18日 大日本プロレス 後楽園ホール 618人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
野村卓矢 〇阿部史典(8分39秒 お逆さ押さえ込み)加藤拓歩 ×吉田和正
<第2試合 20分1本勝負>
橋本和樹 〇土井成樹(9分53秒 片エビ固め)関札皓太 ×吉野達彦
※バカタレスライディングキック
<第3試合 凶器持ち込みタッグデスマッチ 20分1本勝負>
神谷英慶 〇高橋匡哉(9分45秒 首固め)伊東竜二 ×星野勘九郎
<第4試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ 30分1本勝負>
菊田一美 〇石川勇希(10分16秒 エビ固め)木髙イサミ ×宮本裕向
※ラザロ・エフェクト
<第5試合 30分1本勝負>
〇岡林裕二 関本大介(12分41秒 アルゼンチンバックブリーカー)中之上靖文 ×アンディ・ウー
<第6試合 BJWジュニアヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【第8代王者】〇梶トマト(20分37秒 レッドアイ)【挑戦者】×エンデル・カラ
☆梶が初防衛に成功
<第7試合 BJW世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【第21代王者】〇青木優也(11分55秒 片エビ固め)【挑戦者】×浜亮太
※ランニング袈裟斬り
☆青木が初防衛に成功
大日本プロレス後楽園大会のメインはストロングヘビー級選手権、王者の青木に浜が挑戦、浜は4年間ストロング王座には挑戦しておらず、うどん屋経営のために大日本プロレスにはレギュラーでは参戦していなかったが、5・28後楽園で浜がタッグながら青木からフォールを奪ったことで、青木から挑戦者に指名され、浜もうどん屋を休みにして選手権に臨んだ。
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ロックアップで浜が押し込みブレーク、またロックアップで浜が押し込むと、青木が体を入れ替えて張り手を浴びせるが、ショルダータックルは浜は動じない。青木はビックブーツに対し、浜は張り手で返すと、青木のハンドスプリングエルボーは浜が受け流してショルダータックルを浴びせ、全体重をかけて踏みつける
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青木は場外へ逃れると、追いかけた浜は鉄柱にもたれかけた青木にぶちかましで鉄柱とサンドウィッチ状態にする。浜はエプロンへ上がると青木は浜の尻へジャンピングハイキックからサンセットフリップボム狙いは浜がハマケツで圧殺する。
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大ダメージの青木がやっとリングに戻ると、浜が頭突きから尻でコーナーへ押し込み、串刺しヒップアタックを浴びせ、サマーソルトドロップからオオキドプレスを狙うが自爆してしまう。ここで青木はドロップキックを連発し、スワンダイブミサイルキックの連発するが、浜は全て受け流し、青木はフェイントから水面蹴りでやっと倒すとスリーパーで捕らえ、浜はロープエスケープする。
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青木は張り手の連打からランニング袈裟斬りを狙うが、浜がサイドバスターで叩きつけると、串刺しボディーアタックからランニングエルボードロップを命中させ、青木はエルボーを連打も、受け流した浜は浜ハンマーからジャーマン、そしてオオキドプレスを命中させるが、青木はカウント2でキックアウトする。
そして青木はランニング袈裟斬りを命中させると、怯んだ浜に袈裟斬りからランニング袈裟斬りを連発で3カウントを奪い防衛に成功した。
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試合後にダメージで立ち上がれない青木の前に中之上が現われ「みんなが頑張って大日本を盛り上げていく」と挑戦表明すると青木が受諾して7・16後楽園での選手権が決定、そしてマイクを持った青木は「岡林がいない大日本プロレスは絶対に面白いだろ!熱くならないわけがないでしょ!みんなで盛り上げるのが大日本プロレスです、みんなの期待を応えるような試合をする!」と断言して締めくくった。
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内容的には129キロ差があるということで、軽量の青木は大苦戦を余儀なくされたが、最後は袈裟斬りでどうにか活路を見出して勝つことが出来た。
そしてこれまでストロング戦線を率いていた岡林が7月以降から無期限の休養に入るということで、今回のストロング選手権は岡林が抜けても大丈夫なのかというものを示さなければいけない試合でもあったが、青木だけでなく中之上、橋本大地、野村、デスマッチと両輪だが神谷もいる。そしてまだまだ関本も健在なことから、岡林抜きでも充分にやれる。また青木が熱い試合を繰り広げれば、これまで以上の盛り上がり見せてくれると思う。
セミファイナルでは梶の保持するBJWジュニアヘビー級王座に外国人のカラが挑戦、開始からハイテンションを叫ぶ梶はカラに握手を求めるが、カラは旋風脚を狙うと、避けた梶がスピードで丸め込み、梶はバックを奪うがカラはヘッドロック、梶がロープへ押し込むが、体を入れ替えたカラはハイキックは梶が避けるとヘッドロックに対し、カラはヘッドシザースで返す。
梶は読み合いから人工衛星ヘッドシザース、ドロップキックでカラを場外へ出すとハイテンションフェイントで牽制し、戻ってきたカラに串刺しは狙いは、カラが避けて読み合いからドロップキック、首投げからサッカーボールキック、ドロップキック、リストロックからクロスフェースで捕らえ、梶はロープエスケープする。
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カラは梶を場外へ出すとエルボースマッシュからミドルキック、首投げからサッカーボールキックを、客席に座らせてから逆水平と浴びせ、リングに戻って胡坐をかいて挑発する。戻った梶は丸め込みからレッグラリアット、串刺しを迎撃してフライングフォアアーム、レッグラリアットと反撃するが、カラを場外へ出してプランチャは避けられてしまうと、リングに戻ったカラがノータッチトペコンヒーロを命中させる。
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リングに戻るとカラはPKを放つが、フロントキックから串刺しは、避けた梶がジャンピングハイキックも、カラはスワンダイブミサイルキックで応戦、座ったままで蹴り合うと、エルボーのラリーになり、カラがミドルキックに切り替えてラリーになる。
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梶は突進も避けたカラはジャーマン、梶はドロップキックに対しカラはバスソーキックで両者ダウンとなり、梶はブーメランキックからドロップキックも、フロッグスプラッシュは自爆すると、カラがフロッグスプラッシュを命中させ、読み合いから梶のスピードはカラが押さえ込むが、カラの旋風脚をジャンピングハイキックで迎撃した梶はバスソーキックと浴びせた後で、タイガースープレックスホールドを決める。
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カラはダウンすると、梶は叩いて挑発するが、息を吹き返したカラはミドルキックの連打、フロントキック、コーナードロップキックと反撃し、足蹴で挑発してビンタも、梶もビンタで返してラリーになり、梶はジャンピングハイキックもカラはゼロ戦キックから掟破りのレッドアイを敢行、旋風脚からブラディーサンデーを狙うが、梶が切り返してレッドアイで3カウントを奪い王座防衛に成功した。
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カラが未知数だった分、どうなるかと思ったら打撃も出来てハイフライヤーの一面を持っていることから、メジャーでも十分通用出来る選手で、今後楽しみな存在になりそうだ。
第5試合の岡林&関本vs中之上&アンディは、終盤でアンディが岡林に低空ドロップキックを連発してからバスソーキック、中之上のニークラッシャーの援護から、低空ミサイルキックから足四の字と足攻めで苦しめるが、関本がカットに入ってから乱戦になり、アンディに眉山を決める。
そして岡林がアンディをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げれば、関本もアルゼンチンバックブリーカーで中之上を担ぎ上げて競演を完成、アンディがギブアップとなって岡林組が勝利となり、岡林は長期休業前の最後の後楽園ということで、後楽園に駆けつけてきてくれたファンにしばしの別れとなった。
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第4試合での有刺鉄線ボードマッチで石川&菊田が宮本&イサミのヤンキー二丁拳銃と対戦し、石川が車懸ことラザロ・エフェクトで宮本から3カウントを奪う。試合後は石川が現在アメリカ遠征中で不在のアブドーラ小林の保持するデスマッチ選手権へ挑戦を表明し、正式決定となった。
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