ジェイク完全独走!‟地の利”がある杉浦を粉砕してGHCヘビー級王座を防衛!THE TOUGHは惜しくも敗れGHCタッグに届かず…


6月17日 NOAH「GREEN JOURNEY 2023 in NAGOYA」愛知・名古屋国際会議場イベントホール 833人
(試合内容は実況ツイートより)

<第9試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第65代王者組】ティモシー・サッチャー 〇サクソン・ハックスリー(17分7秒 エビ固め)【挑戦者組】×マサ北宮 稲村愛輝
※ネックハンキングボム
☆サッチャー&サクソンが初防衛に成功

<第10試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第42代王者】〇ジェイク・リー(30分28秒 体固め)【挑戦者】×杉浦貴
※FBS
☆ジェイクが3度目の防衛に成功。

NOAH名古屋大会が開催され、メインはGHCヘビー級選手権、王者のジェイクに杉浦が挑戦、NOAHに参戦してGHCヘビー級王座を奪取したジェイクは中嶋、丸藤と降し、次なる標的を強さの象徴である杉らに定め、杉浦の地元である名古屋での選手権となったが、名古屋での杉浦は勝率が高く、まさに地の利を生かしての挑戦となった。

開始となると、差し合いから杉浦はタックルも足を取ったジェイクはグラウンド狙いは、杉浦がロープエスケープすれば、杉浦はタックルから押し込むもブレークになり、ジェイクはタックルは杉浦が避け、足を取った杉浦はテイクダウンを奪うがジェイクは突き飛ばして逃れ、グラウンドの攻防でも杉浦がテイクダウンを奪い、ジェイクにリードを握らせない。

杉浦がガットショットからヘッドロックを仕掛けると、ビックブーツを連発からスピアーを浴びせ、不意を突かれたジェイクにボディーへエルボーを連発でスタミナを奪いにかかり、首投げかサッカーボールキックを放つ。立ったジェイクは睨みつけるも杉浦はボディーエルボーを連発!場外戦を仕掛けて鉄柵へハンマースルーを連発して正面から叩きつける。リングに戻ると杉浦がストンピング、ブレーンバスターを狙うが、ジェイクが脇固めで切り返し、杉浦がロープエスケープする。

ジェイクはロープ越しでショルダーアームブリーカーと左腕攻めで流れを変え、ハンマーロック。アームロック、ヒップトスからアームロックと攻め、杉浦はエルボーで逃れて突進するも、ジェイクが避けて鉄柱に直撃させる。

場外戦になるとジェイクが鉄柵へハンマースルーで叩きつけると、エプロンからPKを狙うが、杉浦がエルボーで迎撃すると、場外マットを剥がしてエプロンを使ってネックスクリューを敢行する。

リングに戻ると杉浦が串刺しビックブーツから串刺しランニングニーと攻め、雪崩式ブレーンバスターで投げてから三沢式フェースロックで絞めあげ、ジェイクはロープエスケープする。

杉浦が突進するが、ジェイクはトップロープへフラップジャックで叩きつけると、コーナーに叩きつけてからボディースラム、チキンウイングアームロックで捕らえ、ボディーエルボーで逃れた杉浦は死角からのスピアー狙いも、ジェイクが切り返してアームロックを狙い、切り返した杉浦がアンクルホールドを狙うが、切り返したジェイクはジムブレイクアームバーで捕らえ、杉浦がロープエスケープする。

ジェイクは杉浦の左腕へショルダーアームブリーカーを連発、腰へのエルボーで杉浦は抵抗もジェイクは構わずショルダーアームブリーカーを連発。それでも杉浦は腰へのエルボーからボディーエルボーで逃れるとキチンシンクからジャーマンで投げ、ビックブーツを放つも、ジェイクはレッグラリアットで応戦する。

杉浦はジェイクの足を取ってアンクルホールドで捕らえ、ジェイクはロープエスケープ寸前も中央に引っ張った杉浦がアンクルホールドで捕らえ続けるが、ジェイクはロープエスケープする。

杉浦じゃジャーマンからランニングニー、串刺しランニングニーから鬼エルボーを乱打するも、受けきってジェイクは前進して杉浦の左腕へエルボースマッシュ、ニーリフトからバックドロップは、切り返した杉浦がフロントネックロックで捕らえたが、ジェイクはD4Cで突き刺す。

ジェイクはFBSを狙うが、避けた杉浦がアンクルホールドを狙うと、ジェイクは左腕へハイキックで逃れるとハイキックで杉浦がダウンし、ジェイクはニーリフトを乱打からへそで投げるバックドロップ、そしてFBSを炸裂させたが、受けきった杉浦がオリンピック予選スラムで投げ、両者ダウンとなる。

エルボーのラリーから、杉浦が左右エルボーに対し、ジェイクが一撃で返すも、杉浦が左右エルボーからニーリフト、往復ナックルでジェイクがダウンし、オリンピック予選スラムを決めるが、ジェイクはカウント2でキックアウトする。

杉浦がジェイクの後頭部へ胴田貫エルボーを連打し、ジェイクはダウンするも、起き上がったジェイクはバックスピンエルボーからハイキック、ジャーマンからジャイアントキリングを放ち、最後はジャイアントキリングを連発してから顔面へのジャイアントキリング、FBSで3カウントを奪い防衛に成功した。

試合後のジェイクは去り行く杉浦に「杉浦みたいない人とやれてあーあ幸せだ、闘っているのは選手だった、自分を助けるのは自分だと思っていた、けどあんたと戦っているといろんな人の思いが伝わるんだ、それに気づけて良かった、ありがとうございました」とエールを送り、杉浦もゲート前で一礼して去って行く。
ジェイクは挑戦者を募ると思ったら、N-1を全勝優勝宣言し、「誰も文句ないだろう、だが大それたことを堂々と言えるのか、それはオレが舵を取っているからだ」と断言して締めくくった。
内容的には杉浦の流れになっても、ジェイクは左腕攻めで断ち切っていたが、終盤では我慢比べというか、どっちがタフさを比べ合っていた感じで、杉浦も胴田貫エルボーを食らってジェイクがダウンしてグロッキーだと思い、おそらく雪崩式予選スラムで仕留めることを考えていたと思う。ところがジェイクは猛ラッシュをかけてくるとは想定外でもあり、最後のジャイアントキリングは顔面狙いで正調のものだった。杉浦の防衛戦ではNOAHに参戦してから使わなかったジムブレイクアームバーやレッグラリアットまで引き出しを開けたことから、そうでもしないと杉浦には勝つことが出来なかったのかもしれない。
次期挑戦者に関しては誰も名乗りを挙げなかったところを見るとN-1覇者になるのか、清宮、中嶋、丸藤、杉浦と敗れたことで、GHCヘビー級戦線はジェイクの完全独走といっても過言ではないだろう。

セミファイナルではGHCタッグ選手権、王者のサッチャー&サクソンに、北宮&稲村のTHE TOUGHが挑戦した。

サッチャーvs北宮で開始となり、グラウンドの攻防も、サクソンvs稲村になると互いにフルネルソンを狙ってからフィンガーロックとパワー合戦になるが、サクソンがショルダータックル、ビックブーツから稲村の首を掴んで何度も叩きつけ、代わったサッチャーがネックロックと王者組が稲村を捕らえにかかって先手を奪う。

サクソンは串刺しを狙うが、避けた稲村がブレーンバスターで投げると。代わった北宮がジャンピングラリアットからサクソンとエルボーのラリー、サクソンはクローで絞め、振りほどいた北宮にキチンシンクを浴びせる。

北宮はサクソンをコーナーへハンマースルーからバックフリップで投げれば、サッチャーにはバックフリップからセントーンを投下し、サクソンにもセントーンを投下すると、左膝へエルボードロップを連発からニークラッシャー狙いは、サクソンが逃れてサイドバスターで叩きつける。
代わったサッチャーがサクソンと連係で北宮を攻め、サッチャーはエルボースマッシュを連打も、受けきった北宮がスピアーを浴びせる。

代わった稲村が串刺しボディーアタックからボディースラム、ボディープレスからフォアアームを連打も、切り返したサッチャーはフジワラアームバーを狙い、逃れた稲村にフロントスープレックスで投げると、稲村もフロントスープレックスで応戦する。

稲村はサッチャーに無双を狙うが、サッチャーが切り返してキーロックで捕らえるも、稲村がそのまま持ち上げて後ろへ投げる。

ここで北宮vsサクソンに代わると、サクソンのビックブーツを避けた北宮がスピアーを浴びせ、串刺しバックタックルからドラゴンスクリュー、そして監獄固めで捕らえるが、サクソンがロープエスケープする。
北宮はサクソンにパイルドライバーを狙うが、サクソンがリバースし椰子の実割り、頭突き、椰子の割りとせめるも、受けきった北宮はサクソンの空中胴絞め落としをキャッチして足横須賀から監獄固めで捕らえ、サッチャーがカットも、稲村が入りダブルショルダータックルで排除すれば、サクソンにもダブルショルダータックルを放つ。
北宮はサクソンにバックタックルサイトースープレックスを狙うが、サクソンが体を浴びせて潰し、突進する北宮に空中胴絞め落としを決め、稲村がカットもサッチャーがスリーパーで捕まえると、その間にサクソンが北宮にネックハンキングボムで3カウントを奪い、防衛に成功した。

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