宮原&青柳が拳王&征矢を降し世界タッグを奪取!そして亮生&HAYATOが全日本新時代宣言で新しいステージへ…


6月15日 全日本プロレス「#ajpw ダイナマイトシリーズ 2023」後楽園ホール 984人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇ブラックめんそーれ 椎葉おうじ(4分37秒 回転エビ固め)本田竜輝 ×花畑正 男

<第2試合 20分1本勝負>
〇鈴木鼓太郎 YUTANI(8分13秒 エンドレスワルツ)ヨシ・タツ ライジングHAYATO

<第3試合 20分1本勝負>
〇エル・リンダマン 飯塚優(8分27秒 ジャーマンスープレックスホールド)佐藤光留 ×田村男児

<第4試合 20分1本勝負>
小島聡 〇太陽ケア カズ・ハヤシ(10分16秒 片エビ固め)鈴木みのる ×大森北斗 土井成樹
※TKO34th

<第5試合 20分1本勝負>
〇永田裕志 野村卓矢 阿部史典(9分48秒ナガタロック54)諏訪魔 安斎勇馬 ×井上凌

<第6試合 石川修司デビュー20周年記念試合 第1弾 20分1本勝負>
〇石川修司 佐藤耕平 綾部蓮(13分8秒 エビ固め)斉藤ジュン 斉藤レイ ×KONO
※ジャイアントスラム

<第7試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第65代王者】〇青柳亮生(13分10秒 片エビ固め)【挑戦者】×石田凱士
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆亮生が初防衛に成功

<第8試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇宮原健斗 青柳優馬(21分50秒 シャットダウンスープレックスホールド)【第95代王者組】拳王 ×征矢学
☆拳王&征矢が2度目の防衛に失敗、宮原&青柳が第96代王者となる

全日本プロレス後楽園大会では2大タイトル戦が行われ、まずセミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権が組まれ、王者の亮生にBLACK GENERATION INTERNATIONAL(BGI)の石田が挑戦、開始から亮生がドロップキックを連発して石田を場外へ出すと、ムーンサルトアタックを命中させ、先手必勝に出る。

リングに戻るとエルボーのラリーでは石田が崩れると亮生がストンピングを連打、足蹴にして挑発するが、石田の串刺しを亮生がジャンプして避けようとしたところで、石田が亮生の腹部をパントキックで蹴り上げる。
場外へ逃れた亮生に石田が正面から鉄柵に叩きつけ、鉄柵めがけて前落としで亮生の脇腹にダメージを与え、リングに戻ると石田が腹部を踏みつけ流れを変え、石田のハンマースルー狙いも亮生がバク転したところで石田が前蹴りを浴びせるが、亮生は読み合いからスワンダイブミサイルキックを命中させる。
亮生は串刺しバックエルボーから3連続フィッシャーマンスープレックスホールド、亮生がポップアップを狙う石田にドロップキックを放つが、ムーンサルトプレスは自爆すると、石田はビックブーツに対し亮生はランニングエルボーとラリーに、亮生はトラースキックに対して石田は延髄斬り、読み合いから亮生は旋風脚も、ハンドスプリングは石田がミドルキックで阻止する。
石田はビックブーツを連打に対し、亮生はエルボー、延髄斬り、ハンドスプリングレッグラリアット、ハウザーインパクト、ムーンサルトプレスを連発と畳みかけるが、ファイヤーバードスプラッシュは石田が剣山で迎撃すると、バスソーキックを浴びせる。
石田はミドルキックを連打も、キャッチした亮生は読み合いから旋風脚に対し、石田がレッグラリアットで応戦、ハーフタイガースープレックスからバスソーキックと攻めてからジャーマンスープレックスホールドを決める。
石田は串刺しを狙うが、キャッチした亮生はコーナーに石田をセットするとジャンピングハイキックからスパニッシュフライを決め、ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛する。
試合後に亮生が大勝利をアピールし、メインの宮原&青柳の必勝を祈願してPlusUltraで中締めをしようとしたら、第3試合で男児を降したリンダが現われて挑戦を表明、亮生が受諾してリンダに速やかに退場させ、改めて必勝祈願のPlusUltraで中締めする。

メインは世界タッグ選手権、王者の拳王&征矢の金剛に、宮原&青柳のビジネスタッグが挑戦、宮原が6・10NOAH横浜ラジアント大会に自ら乗り込み青柳とのタッグで世界タッグに挑戦を表明、当初は拳王の要望でホームリングであるNOAHで行う予定だったが、11日の福島で征矢が青柳とのシングルに敗れたことにより、青柳の要求で全日本プロレス後楽園での挑戦を迫ったことで、試合を見守った拳王が受諾して、今回の後楽園での選手権が実現となった。

拳王vs宮原で開始となると、ロックアップから宮原が押し込んでブレークし、互いに距離を図ると拳王はローキックを一閃、腕の取り合いで宮原がヘッドロックも、拳王はヘッドシザースから読み合いを繰り広げる。
青柳vs征矢に代わると、青柳がリストロックに対し征矢がハンマーロック、青柳も切り返してハンマーロックと腕の取り合いになるが、征矢がレッグシザースからヘッドロックで捕らえ、征矢をロープへ振った青柳がドロップダウンからドロップキックも征矢がショルダータックルで応戦する。
代わった拳王が青柳に首投げからサッカーボールキック、ミドルキックを浴びせるが、突進したところで、青柳がレッグシザースで拳王をセカンドロープにセットすると、宮原が側頭部へドロップキック、そしてビジネスタッグがトレイン攻撃から連係を狙うが、拳王が阻止し宮原を場外へ出すと征矢が強襲をかけ、金剛が場外戦で宮原を痛めつける。

リングに戻ると拳王は宮原にダブルニードロップ、代わった征矢も宮原の腹部を踏みつけてからダブルニードロップと、金剛が宮原を捕らえて先手を奪う。長時間捕まった宮原は征矢のブルドッキングヘッドロックを逃れるとビックブーツから青柳に代わり、青柳は征矢にドロップキック、串刺しエルボーを連発し、ダイビングクロスボディーからエンドゲームで捕らえるが、征矢はロープエスケープする。

青柳は突進するが、征矢はハックエルボーで迎撃してからブルドッキングヘッドロック、代わった拳王が青柳の足を払ってから背後からランニングニーで続いて、アンクルホールドは青柳が慌ててロープエスケープする。

拳王がビックブーツを狙うが、キャッチした青柳がドラゴンスクリューから宮原に代わり、宮原が拳王に低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、エルボーのラリーになると、拳王がミドルキックの連打から蹴暴を放ち、PFSは宮原が避けるとビックブーツ、拳王のスピンキックを避けてブラックアウトも拳王が輪廻で応戦する。

ここで代わった征矢が宮原にショルダータックルからフライング弾道で続き、拳王とPFS&アバランシュホールドの合体技を決めるが、征矢はダブルチョップを連打に対して、宮原が垂直落下式ブレーンバスター突き刺すと、青柳が拳王にジャーマンも、拳王がドラゴンスープレックスで応戦して4選手ダウンとなる。

征矢と宮原がぶつかり合いから、征矢が逆水平に対し、宮原がエルボーで応戦してからフロントキックも、征矢が頭突きから垂直落下式ブレーンバスターで返し、デスバレーボムは宮原が逃れるところで、青柳は征矢にロックボトムで叩きつけると、拳王にはドロップキック、そしてビジネスタッグが合体熨斗紙こと仕事納めで拳王を排除する。
宮原はブラックアウトに対し、征矢がスピアーで応戦してデスバレーボムも、弾道は避けた宮原はジャパニーズレッグロールクラッチは、逃れた征矢が弾道を炸裂させ、再び弾道を狙うと、ブラックアウトで迎撃し、再度の弾道もブラックアウトで迎撃してブラックアウト、そしてシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座奪取に成功した。

試合後の宮原はマイクを持って宮原「拳王、お前の為に言いたいことがある。プロレスファンのクソやろー共!6月24日 拳王15周年 徳島大会、宮原健斗からもご来場お待ちしております!」とPRすると、拳王もさすがに一本取られたのか拍手を送って退場する。
そしてセコンドに着いてくれた安斎や亮生、HAYATOが入って締めくくるかと思いきや、HAYATOがマイクを持って亮生と共に”全日本プロレス新時代を宣言しつつ”、亮生とのタッグで世界タッグに挑戦を表明する。
これを受けて宮原が8・17大田区で決まっていた宮原&青柳vs亮生&HAYATOのノンタイトル戦を選手権に切り替え「ジュニアの概念を変えて見せろ!」と偏とする形で受諾、最後は青柳が「全日本プロレスの底力を見て欲しいとアピールすれば、宮原は固定概念を潰す亮生&HAYATOに宣戦布告して、最後は久々の宮原劇場で締めくくった。

内容的には金剛が全日本プロレスのアイコン(顔)が宮原だとして捕らえにかかってリードを奪おうとしたが、宮原のスタミナが底なしだったことが誤算だったのか、青柳も宮原に任せたこともあり、あくまで勝利を優先する試合運びをしたビジネスタッグの勝利だった。また金剛もタイトルを全て失ったことで無冠になり、ただでさえでも金剛から離脱者が続出している現状の中で、NOAH内での話になるが今回の敗戦は大きな痛手だった。
そして亮生とHAYATOが世界タッグに挑戦し、全日本プロレス新時代宣言することで、全日本プロレスもそろそろvs他団体色を薄めて、世代闘争を視野に入れた内部闘争へと斬り替わろうとするのか、全日本プロレスもチャンピオンカーニバルからALL TOGETHERと若い世代が台頭して大きくアピールしていることから、このいい流れは全日本プロレスも止めたくなく、また新しい時代へと切り開いて欲しいところだ

第6試合では石川修司デビュー20周年記念試合第1弾が行われ、石川が&耕平&綾部のツインタワーズでSAITOBROTHERS&KONOのVMと対戦も、開始から奇襲を受けた石川がVMに狙い撃ちにされ試合をリードも、VMが和田京平レフェリーに反抗するため、怒った京平レフェリーがツインタワーズ寄りのレフェリングを展開する。

代わった耕平と綾部が懸命に試合を盛り返すと、再び代わった石川がKONOに串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプと攻めるも、スプラッシュマウンテンはレイがイスを投げて阻止する。
それでも綾部がSAITOBROTHERSをまとめてジャンピングネックブリーカーで排除すると、最後は石川&耕平がKONOにダブルニーリフト、石川がファイヤーサンダー、カミゴエ、ジャイアントニーリフトと畳みかけてからジャイアントスラムで3カウントを奪い、20周年記念試合第1弾を勝利で飾る。

第5試合では三冠ヘビー級選手権前哨戦、永田が野村&阿部のアストロノーツと組んで安斎&諏訪魔&井上と対戦し、序盤は井上が捕まるも、代わった諏訪魔がアストロノーツをまとめてダブルチョップでなぎ倒し、阿部の回転浄土宗もダブルチョップで迎撃するなど活躍する。
安斎vs永田に代わると、エルボーのラリーとなって安斎が連打から串刺しエルボーからフロントスープレックス、ジャンピングニーと攻めるが、ジャーマンは永田が脇固めから腕固めで捕らえ、諏訪魔が慌ててカットもアストロノーツが排除する。

代わった井上が永田に低空レッグラリアット、延髄斬りから突進するが、永田がキチンシンクからエクスプロイダーで投げるとナガタロック54で捕らえ、井上は無念のギブアップとなり、永田&アストロノーツが勝利、試合後も安斎は「オレが時代を変える」と永田を挑発するが、永田は余裕を見せるかのように無言で退場する。

第4試合では久々に全日本プロレスに参戦したケアが小島&カズと武藤全日本軍を結成して鈴木&北斗&土井と対戦、ケアはGURENTAIのパートナーである鈴木と対峙し、鈴木が指折りからアームロックを仕掛けてヘッドシザースで捕らえると、抜けたケアはヘッドロックも鈴木はヘッドシザースで応戦する。

終盤でもケアは北斗と対峙し、北斗がランニングエルボーもケアはハリケーンスパイクで応戦してから。小島組が入って連係は鈴木と土井が阻止されると、逆にケアにトレイン攻撃から連係で捕らえる。北斗がケアにローリングエルボーからRKOで攻めるが突進したところで、ケアが本家TKO34thで3カウントを奪い勝利を収め、試合後も17日大田区でGURENTAIとして組む鈴木と握手するなどエールを交わし合った。

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