6月9日 「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」両国国技館 6569人
(試合内容は実況ツイートより)
第1~8試合はこちら↓
<第9試合 30分1本勝負>
高橋ヒロム 〇青柳亮生 AMAKUSA(12分23秒 片エビ固め)マスター・ワト ×ライジングHAYATO HAYATA
※ファイヤーバードスプラッシュ
<第10試合 30分1本勝負>
〇オカダ・カズチカ 青柳優馬 拳王(23分22秒 片エビ固め)×棚橋弘至 宮原健斗 清宮海斗
※レインメーカー
新日本プロレス、全日本プロレス、NOAH三団体による合同興行「ALL TOGETHER」が約11年ぶりに開催され、オープニングでは第1回のメインを飾った棚橋、諏訪魔、潮崎が登場して挨拶、テーマ曲を歌っているFUNKISTの熱唱から大会がスタートなった。
メインイベントは棚橋が宮原、清宮と組んでオカダ&拳王&青柳と対戦、開始前から清宮はオカダを睨みつけるも、オカダは視線を合わさず相手にしようとせず、拳王は拳王が清宮を突き飛ばすと、棚橋を挑発したことで、棚橋vs拳王で開始、ロックアップから棚橋が押し込んでブレークすれば、拳王はローキックの連打からヘッドロック、切り返した棚橋がヘッドロックでようとすると、拳王は棚橋の髪を掴んで逃れる、棚橋も拳王の髪を掴んでブレークする。
拳王は串刺しを狙うが、迎撃した棚橋が旋回式クロスボディーを命中させたところで、オカダvs宮原に代わり、初遭遇となった二人はフィンガーロックでは組み合わずも、バックの奪い合いから腕の取り合いを展開すると、宮原が押し込んでブレークすれば。ロックアップからオカダが押し込むとエルボーを放ち、ガットショットからヘッドロック、ショルダータックルを浴びせる。
オカダは突進すると、宮原がビックブーツで迎撃し、エルボーのラリーから頭突きを浴びせ、読み合いから宮原がヘッドロックに対して、オカダはヘッドシザースから距離を置いたところで、清宮を強襲し、これには清宮もする。清宮は宮原から代わったが、オカダは青柳に代わってスカして青柳に代わってしまい、青柳は清宮とアームホイップの応酬も、清宮はエルボードロップからオカダにドロップキックで強襲し、場外でオカダを鉄柵へハンマースルーで叩きつける。
清宮がリングに戻って、棚橋組は青柳を捕らえるとトリプルドロップキックを狙うが、青柳が阻止すると、宮原のビックブーツを棚橋で誤爆させてからドロップキックを放ち、場外ではオカダが清宮を客席へ叩きつけると、リング内では青柳は棚橋を踏みつけてエアギターを奏で、オカダの指示で拳王と連係を狙うも、は拳王が付き合わず棚橋にビックブーツを放ったため、オカダは不快感を示して、青柳が仲裁する。
それでもオカダ組は棚橋を捕らえてリードを奪うと、拳王は棚橋にミドルキックに対し、受けきった棚橋はドラゴンスクリューで反撃すると、代わった清宮がブーメランフォアアームで続き、カットに入ったオカダがにもドロップキックを放つと、拳王にミサイルキックからシャイニングウィザードは避けた拳王はアンクルホールドで捕らえ、逃逃れた清宮のジャンピングニーをミドルキックで迎撃してドラゴンスープレックスで投げる。
代わった青柳が清宮に串刺しエルボーの連打からダイビングクロスボディーを命中させると、ジャーマンは逃れた清宮がジャンピングネックブリーカーで返し、代わった宮原が低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、頭突きで続くも、青柳がフライングフォアアームから。代わったオカダに代わって宮原を足蹴にして「全日本プロレスはこんなものか!」と挑発する。
オカダは宮原にビックブーツからリバースネックブリーカー、そしてダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取ってレインメーカーは、宮原がブラックアウトで迎撃し、ブラックアウトからシャットダウンスープレックスは逃れたオカダがマネークリップで捕らえるも、宮原がコーナーへ押し込んで逃れると突進するオカダにラリアットを放つ。
宮原は棚橋に代わると、棚橋はオカダにフライングフォアアームから、清宮と宮原が入ってトリプルドロップキックを完成させ、棚橋がオカダにスリングブレイドからハイフライフローを投下したが、オカダは剣山で迎撃する。
オカダは棚橋とエルボーのラリーからレインメーカードライバーを決め、レインメーカーを狙うが、棚橋が避けたところで清宮がエルボーを浴びせてから各選手が乱戦になり、オカダ組が棚橋に連係からヘビーレインを決めるも、オカダと拳王の間に微妙な間が空いたところで、青柳が棚橋にダイビングエルボードロップを命中させると、最後はオカダがドロップキックからレインメーカーフロウジョン、レインメーカーで3カウントを奪い、初出場となったALL TOGETHERのメインを飾り、清宮は真っ先に退場してしまった。
試合後にはエンディングとなり、オカダのマイクで締めくくりとなり、出場選手だけでなく、アントニオ猪木さんの孫である寛太さんと尚登さんを招き、一緒に「1・2・3ダー!」で締めくくった。
試合内容に関してはオカダが初遭遇となった宮原と見せ場を作ったが、オカダは天邪鬼で意外と根に持つタイプなことから、オカダが全日本プロレスファンから何を言われているかも充分にわかっており、プロレスにどう生かそうか考えている。それを考えるとオカダは年を追うごとに懐が深いレスラーになりつつある、それを見せつけた試合だったのではないだろうか、平成の時代は棚橋や諏訪魔、そして潮崎の時代だったのかもしれないが、令和は平成のALL TOGETHERを経験していなかったオカダの時代であることを知らしめた。そしてもう一人の主役である清宮もオカダ相手にガンガン攻めていったことで存在感を発揮した。オカダvs宮原のストーリーはこれからかもしれないけど、オカダvs清宮のストーリーがまだまだ終わりが見えず、これからも続く、そしてオカダを越えた時こそ、プロレス界の新しいリーダーになっているのかもしれない。
セミファイナルではヒロム&亮生&AMAKUSAがワト&HAYATO&HAYATAと対戦、亮生vsワトで開始も、ヒロムvsHAYATOになると、張り手のラリーから読み合いになると、HAYATOがコルタバで場外へ出してからナルシストフェイントで牽制すれば、リングに戻ったヒロムも負けじとHAYATOに串刺しヒロムちゃんボンバーからドロップキックで場外へ出す掟破りのナルシストフェイントで牽制する。
リングに戻ったHAYATOはヒロムにナルシスト式シャッターチャンスタイム、代わったワトがローキック、代わったHAYATAはヒロムのリーブロックをマンハッタンドロップで阻止してから側頭部へドロップキックとワト組がヒロムを捕らえにかかるが、ヒロムはHAYATAにファルコンアローすると、代わったAMAKUSAがスワンダイブハリケーンラナで続き、ワトもロープウォークからHAYATOもまとめてヘッドシザースホイップで続くと、AMAKUSAがトルニージョアタックを命中させる。
しかしHAYATAがAMAKUSAに切り返しから回転延髄斬りを浴びせると、ワトvs亮生に代わってワトがフェースクラッシャーに対し、亮生はワトに連続バク転、ブーメランアームホイップからドロップキックで応戦も。ハンドスプリングはワトがキャッチしてジャーマンを狙い、逃れた亮生は延髄斬りに対して、ワトはハイキック、亮生は旋風脚に対しワトも旋風脚で応戦する。
代わったHAYATOとHAYATAが入って連係で亮生を捕らえると、HAYATOが人でなしドライバーからシドヴィシャスを狙うが、亮生が避けたところでヒロムがトラースキックを浴びせ、ヒロムはHAYATAとワトを蹴散らす、AMAKUSAはヒロムの援護で場外のHAYATAにブエロ・デ・アギラを命中させる。
リング内ではHAYATOが亮生をエプロンめがけてロープ越しでDDTで突き刺すが、雪崩式狙いは亮生が延髄斬りで阻止し、最後はスパニッシュフライからファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い勝利、試合後はヒロムがIWGPジュニア、亮生が世界ジュニア、HAYATAがGHCジュニアベルトをかざして張り合っていた。
