5月31日 NOAH「SUNNY VOYAGE 2023」新宿FACE 455人札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇征矢学(1分28秒 片エビ固め)×小澤大嗣
※ダブルチョップ
<第2試合 20分1本勝負>
小川良成 クリス・リッジウェイ 〇ダガ(7分51秒 体固め)近藤修司 大原はじめ ×Hi69
※ツームストーンパイルドライバー
<第3試合 30分1本勝負>
〇ショーン・レガシー(8分53秒 エビ固め)×スタリオン・ロジャース
※シャンプルズ
<第4試合 30分1本勝負>
〇HAYATA Eita(10分0秒 片エビ固め)ダンデ・レオン ×宮脇純太
※403インパクト
<第5試合 30分1本勝負>
潮崎豪 〇清宮海斗 マサ北宮 稲村愛輝 稲葉大樹(17分19秒 片エビ固め)丸藤正道 杉浦貴 谷口周平 モハメド ヨネ ×齋藤彰俊
※シャイニングウィザード
<第6試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第56代王者組】〇タダスケ YO-HEY(13分47秒 片エビ固め)【挑戦者組】×小峠篤司 吉岡世起
※サイコキラー
☆タダスケ&YO-HEYが2度目の防衛戦
<第7試合 45分1本勝負>
△中嶋勝彦(45分時間切れ引き分け)△拳王
NOAH新宿大会のメインは中嶋vs拳王のシングル戦、5・4両国で突如金剛を離脱し、潮崎とのAXIZを再結成させていることから、拳王へのケジメマッチの意味合いが込められいる。また2021年11月26日の代々木でGHCヘビー級王者だった中嶋とGHCナショナル王者だった拳王とのダブルタイトル戦として行われており、この時は60分フルタイム引き分けに終わっている。今回は1年半ぶりに中嶋の立場が変わった形で対戦となり、この試合にあたって中嶋が金剛Tシャツを着込んで登場、後入場の拳王に対し金剛Tシャツを丁重に畳んで返却してケジメマッチに臨んだ。
開始から互いに打撃を構えるも距離を置き、再び打撃を構えるがまた距離を置く。中嶋はローキックを放つと、拳王もローキックで返してラリーになり、拳王は掌打からローキックを放てば、中嶋も掌打で返すと、拳王は掌打連打で返してから打ち合いとなる。
中嶋はローキック、拳王は掌打と打ち込むが、差し合いで拳王が押し込みブレーク、拳王は掌打からローキックの連打に対し、中嶋はミドルキックで返し、差し合いから中嶋が倒してヘッドロックで捕らえて、ロープへ振ってビックブーツは相打ちになってから、両者はビックブーツのラリーを繰り広げる。
そこで中嶋がいきなりタックルを仕掛けてフロントネックロックも、拳王がバックを奪いに来ると、中嶋がローキックの連打で倒してからスライディングキックを放ち、拳王は一旦場外へ逃れるが、追いかけた中嶋とエルボーのラリーになると、拳王が連打を浴びせるが、中嶋は拳王をイスに座らせるとミドルキックを浴びせ倒す。
リングに戻ると中嶋は首投げからサッカーボールキックに対し、拳王も首投げからサッカーボールキックの連打で返すが、拳王が”オマエも来い”と挑発して座ると中嶋がサッカーボールキックを浴びせてから座り、拳王もそれに応えて中嶋にサッカーボールキックを浴びせてラリーになる。
中嶋の串刺しを狙うが、避けた拳王はソバットから顔面へトラースキックを連発すると、中嶋は場外でダウンするが、リングに戻ると拳王が串刺しダブルニーアタック、セカンドコーナーからダブルニードロップを命中させ、中嶋はエプロンに逃れても拳王が踏みつけ、リングへ蹴り戻すとボディーシザースで絞めあげる。
中嶋はロープエスケープも、拳王は蹴り上げ、中嶋は張り手からエルボーも、受けきった拳王はソバットから突進すると、中嶋が低空ドロップキックで迎撃してから延髄斬り、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムと四コーナーとも敢行する。
中嶋はバックドロップを狙うが、堪えた拳王は中嶋の突進を足で払って背中へフットスタンプから、背後からランニングニーを命中させ、アンクルホールドは中嶋がロープエスケープする。
拳王は蹴暴を狙うが、低空ドロップキックで迎撃した中嶋がローキックを放ち、ドラゴンスクリューからSTFで捕らえ、拳王は必死でロープエスケープする。中嶋はジャーマンを狙うが、拳王がバックエルボーで逃れて串刺し狙いは、中嶋が避けてターンバックルを拳王ごとの蹴り上げてからミドルキック、PKは拳王がキャッチしてミドルキックも、中嶋もミドルキックで返してラリーになる。
中嶋が崩れてダウンするが、拳王が起こすと中嶋がミドルキックを連打を浴びせて突進は、拳王がミドルキックで迎撃して蹴暴を炸裂させ、PFSを狙ったが、中嶋が避けるとトラースキックに対し、拳王は輪廻で応戦、ビックブーツは相打になって、ハイキックも相打ちとなって両者ダウンとなる。
睨み合いからエルボーのラリーになると、拳王がビンタに対し、中嶋はミドルキック、拳王がミドルキックで返してから、再びエルボーラリーになり、中嶋がキチンシンクから場外へ拳王を追いやるとエプロンからのPK狙いは、避けた拳王が断崖ジャーマンし、トップコーナーから場外の中嶋へPFSを命中させる。
リングに戻るが中嶋は回転して反対側の場外へ逃れ、この焦らしを嫌った拳王が中嶋をリングに戻すと、拳王が蹴暴もカバーしたところで切り返した中嶋がヴァーティカルスパイクで突き刺し、拳王のボディーへパントキックを浴びせるとバックドロップで投げる。
中嶋は拳王に前後からサッカーボールキックを浴びせてヴァーティカルスパイクを狙うが、拳王が切り返してファルコンアローを決め、拳王の突進を中嶋がフランケンシュタイナーで切り返すも、拳王は中嶋の足を絡めとるとアンクルホールドから、中嶋を逆立ちにしてミドルキック、そしてPFSを命中させたが、中嶋はカウント2でキックアウトする。
拳王は炎輪を狙うが、避けた中嶋が拳王をトップコーナーへうつ伏せにして蹴り上げると、雪崩式デスバレーボムを敢行して両者ダウンとなる。
中嶋がエルボーを連打からトラースキックを放って拳王が崩れると、中嶋がPKからヴァーティカルスパイク狙いは拳王が着地も崩れてしまい、中嶋が起こしたところで拳王がハイキックが炸裂して両者ダウンとなる。
拳王がビンタに対し、中嶋がエルボーとラリーになるが、拳王が掌打を乱打すると、受けきった中嶋がビンタで拳王ダウンする。残り3分となって拳王が立つとミドルキックに対し、中嶋もミドルキックでラリーになる。
中嶋が拳王のミドルキックをキャッチしたところで、拳王がハイキックを炸裂させ、中嶋が崩れたところで拳王がバスソーキックからPFSを命中させが、中嶋が場外へ逃れた、残り10秒で拳王が戻したところで中嶋のハイキックが炸裂したが、カバーしたところで45分時間切れ引き分けとなった。
試合後の両者はなかなか立ち上がることが出来ず、やっと立ち上がったところで、互いに言葉を交わし合うと、中嶋がこれまで拳王に世話になった礼として一礼して去って行くと、拳王も何も言わず送り出していった。
これまで金剛は離脱者が出ても、最終的に拳王が理解した上で送り出していった。拳王にしても潮崎と仲間割れして金剛には入りながらも、再び潮崎とヨリを戻すことを選んだことを拳王も理解できなかったが、今日二人がケジメとして対戦したことで、やっと中嶋の選んだこと”信念”を理解して拳王を送り出していったんだと思う。
しかし第2試合では小川&リッジウェイ&ダガが近藤&大原&Hi69の金剛ジュニアと対戦し、試合はリッジウェイのミドルキックの援護を得たダガがツームストーンパイルドライバーでHi69から勝利を収めるも、試合後にはHi69が金剛から脱退を表明して去って行った。今年に入ってから金剛もタダスケ、中嶋そしてHi69と離脱者が続出、特にHi69は仁王時代からの古株メンバーだけに、金剛にとっても手痛いと思う。そして金剛も拳王、征矢、船木誠勝、近藤、大原の5人だけとなったことで、今後どうなっていくのか…
セミファイナルではGHCジュニアタッグ選手権、GLGのタダスケ&YO-HEYの保持するGHCジュニアタッグ王座にNOAHジュニア軍の小峠&吉岡が挑戦した。
YO-HEYが小峠にティヘラから、タダスケが入ってマンハッタンドロップ、YO-HEYがドロップキックと連係で攻めるが、タダスケのGLGコールは吉岡が阻止すると、、GLGを場外へ出した小峠がトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると小峠がYO-HEYに連続串刺しラリアットからブレーンバスター、テキサスクローバーホールドとYO-HEYを捕らえ、タダスケが慌ててカットも吉岡が排除する。YO-HEYの小峠にダブルニーアタックを狙うが、吉岡が入って阻止すると、吉岡のミドルキックから小峠がフェースクラッシャーと連係でYO-HEYを捕らえ、小峠はニーアッパーを狙うと、阻止したYO-HEYがトラースキックを放つ。
吉岡vsタダスケに代わり、串刺しを迎撃したタダスケがランニングアッパーカット、ブレーンバスターからGLGコールを煽ると、吉岡もタダスケにミドルキックからシザースキックで反撃する。
吉岡はタダスケにタイナーからPKを浴びせるが、スワントーンボムは自爆すると、YO-HEYが入り合体技は阻止した吉岡がYO-HEYを踏み台にしてタダスケにスイングDDT、代わった小峠もタダスケにレッグショット、サイドエフェクトからレッグショットを放って続く。
小峠がタダスケに串刺しを狙うが、タダスケが避けたところで、控えのYO-HEYがロープ越しでハイキックで迎撃し、GLGがミサイルキック&オービートライスの合体技から、タダスケがラリアットを狙うが、小峠はロケットキックで迎撃する。YO-HEYは入ってもニーアッパーから吉岡が排除すると、タダスケにもニーアッパーから原田大輔譲りの片山ジャーマンスープレックスホールドを決め、キルスイッチで勝負あったかに見えたが、吉岡を振り切ったYO-HEYが必死でカットする。
小峠はタダスケに再びキルスイッチを狙うが、YO-HEYがドロップキックで阻止してから、タダスケがラリアットを小峠に放ち、場外の吉岡にはYO-HEYがノータッチトペコンヒーロで排除すると、タダスケが小峠にラリアットからクロスアームドライバーことサイコキラーで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後にはリッジウェイ&ダガが挑戦に名乗りを挙げ、タダスケ&YO-HEYも受諾する。
第5試合の潮崎&清宮&北宮&稲村&稲葉vs丸藤&杉浦&谷口&ヨネ&彰俊は、復帰後初勝利を収め勢いに乗る潮崎が杉浦のエルボーと逆水平とラリーを繰り広げれば、丸藤とのリストを掴んでの逆水平のラリーで圧倒するなど、調子が上がってきていることをアピールする。
終盤では丸藤組が清宮を捕らえ、彰俊がアイアンクロースラムを決めるも、逆に彰俊を潮崎組が捕らえると、彰俊の裏拳からの突進をジャンピングニーで迎撃した清宮がシャイニングウィザードで3カウントを奪い勝利を収める。メイン終了後のバックステージでは潮崎が拳王に対戦を要求したが、それだけ潮崎も自信を取り戻しつつあるのかもしれない。
第4試合の初戦となったHAYATA&Eitaの新コンビがダンテ&宮脇組と対戦し、HAYATAがダンテのトリッキーな攻めに苦しみ、代わった宮脇も宮脇がミサイルキック、ドロップキック、613式スイングDDT、ダイビングレッグドロップと攻めるが、Eitaがカットに入ってダンテを排除すると、Eitaが宮脇にシーソーホイップからHAYATAがDDTと連係を見せ、最後はHAYATAが宮脇を403インパクトで3カウントを奪い初戦を勝利で飾った。
