58分越しの決着戦!アストロノーツがストロングBJを降し、BJWタッグ史上初の30分越えを制した!


5月28日 大日本プロレス 後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
菊田一美 〇石川勇希(7分34秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 ×吉田和正

<第2試合 20分1本勝負>
伊東竜二 木髙イサミ 〇宮本裕向(7分24秒 体固め)×星野勘九郎 竹田誠志 塚本拓海
※ムーンサルトプレスwith有刺鉄線ボード

<第3試合 20分1本勝負>
〇橋本大地 神谷英慶(10分8秒 STF)×加藤拓歩 鈴木敬喜

<第4試合 30分1本勝負>
〇浜亮太 中之上靖文(10分20秒 体固め)×青木優也 大門寺崇
※オオキドプレス

<第5試合 30分1本勝負>
橋本和樹 〇アンディ・ウー エル・カルデラ(18分9秒 片エビ固め)×梶トマト 関札皓太 吉野達彦
※ブラディーサンデー

<第6試合 BJW認定タッグ選手権試合 時間無制限1本勝負>
【第58代王者】野村卓矢 〇阿部史典(35分50秒 腕固め)【挑戦者組】×岡林裕二 関本大介
☆アストロノーツが7度目の防衛に成功

大日本プロレス後楽園大会のメインはBJWタッグ選手権、王者の野村&阿部のアストロノーツに岡林&関本のストロングBJが挑戦、両チームはタッグ王座をかけて4・16札幌で対戦しているが、阿部と岡林の両者KOの引き分けに終わっており、この結果に納得いかないアストロノーツが時間無制限1本勝負での完全決着戦を要求、5・4横浜武道館で加藤&鈴木のシミラリティの挑戦を退けたアストロノーツはストロングBJとの決着戦へと臨んでいった。

野村vs岡林で開始となり、ロックアップから岡林が突き飛ばすも、バックの奪い合いから野村がリストロックで捕らえ、岡林はヒップトスで逃れてヘッドシザースで捕らえる。岡林がスリーパーから関本に代わると野村にネックロックも、切り返した野村は阿部に代わりネックロック、関本はそのまま持ち上げるも阿部は首投げで逃さずスリーパーで絞める。
首投げで逃れた関本は阿部にスリーパー、代わった岡林がショルダークローで続くも、足を取った阿部はレッグロック、弓矢固めで捕らえるが、抜けた岡林がヘッドロックからナックルを連打、阿部はリストロックから足を取って倒すと代わった野村とダブルレッグスプレットも、岡林は野村に逆水平を連打を浴びせる。

代わった関本は野村にボディーブロー、セカンドコーナーに野村を横へセットしてバックエルボーと腹部を攻めるも、野村はミドルキックの連打、キャッチする関本にビンタを浴びせ、代わった阿部とダブルミドルキック、阿部がサッカーボールキックも、関本はドロップキックで応戦、代わった岡林に阿部が掌底も、受け切った岡林が逆水平からヘッドロックで捕らえる。
岡林はショルダータックルで阿部を場外へ出そうとして、阿部はアイルビーバックを狙うも、岡林が蹴って阻止し、場外戦で逆水平で阿部を圧倒するが、ラリアットは鉄柱に誤爆すると、阿部はサッカーボールキックからリングに戻り、阿部は岡林の左腕へパントキックからアームスクリュー、代わった野村も岡林の逆水平を受け切ってショルダーアームブリーカーを連発で左腕を狙い撃ちにする

阿部は岡林にハンマーロックを仕掛けるが、持ち上げた岡林がボディースラムからボディープレスで圧殺すると、代わった関本がボディースラムからエルボードロップ、スリーパーで捕らえて、野村がナックルでカットも、関本は逆水平で排除し、阿部とエルボーのラリーも、関本は頭突きを浴びせ、代わった岡林に阿部が左腕へミドルキックを連打するも、怯まない岡林は逆水平を打ち込んでいく。
阿部はナックル、エルボーで反撃するが。受け切った岡林がボディースラム、代わった関本もボディースラムとタッチワークで代わる代わる投げ、関本がシュミット流バックブリーカーから逆エビ固めで追い詰めにかかるが、阿部はロープエスケープする。
関本は突進すると、阿部がドロップキックで迎撃してから野村に代わり、野村はマシンガンエルボーから串刺しエルボー、ハーフラッチスープレックスで投げるが、PKは関本がキャッチしてエルボーのラリーに持ち込み、、野村がエルボースマッシュから突進は、キャッチした関本がサイドスラム、代わった岡林がアバランシュホールドから逆エビ固めと今度は野村を追い詰めにかかる。

阿部がサッカーボールキック、頭突きでカットに入るが、岡林が排除すると、野村に逆水平から串刺しラリアットは避けた野村がボディースラム、代わった阿部が低空ドロップキックから回転浄土宗、サッカーボールキックから腕十字で捕らえるも、岡林がバスターで叩きつける。

岡林が逆水平を放つと、阿部はビンタで返してからビンタのラリーに持ち込み、岡林が往復ビンタから突進は阿部がおフランケンシュタイナーで切り返すも、岡林はラリアットで応戦、阿部は伊良部パンチから脇固めは岡林が叩きつけて逃れる。
野村vs関本に代わるとエルボーのラリーから野村がビンタも、関本がコーナーへ押し込んでマシンガンチョップを浴びせ、野村は関本にビックブーツからドロップキックに対し、関本はブレーンバスターで応戦するが、延髄斬りは野村がエルボーで迎撃すると、関本はラリアットからブレーンバスターは野村がブレーンバスターで投げ返すして、突進は関本はラリアットに対し野村が頭突きで返して両者ダウンとなる。
ここで岡林と阿部が入り、岡林が阿部をショルダースルーで場外へ排除すると、正式に代わった岡林が野村にゴーレム式キャメルクラッチで追い詰めにかかり、野村は手を噛んで脱出も、岡林は逆水平からアルゼンチンバックブリーカーで担げば、阿部も関本のアルゼンチンバックブリーカーで担いで競演も、切り返したアストロノーツはお卍固めの競演で反撃するが、岡林は野村を持ち上げ、阿部に叩きつける。

野村は阿部の低空ドロップキックの援護を得で岡林に脇固めで捕らえるが、関本がジャーマンでカットに入れば、阿部は関本にアイルルビーバックから伊良部パンチも、岡林が阿部をスピアーで排除すれば、野村は岡林にジャーマンで投げてダブルダウンとなる。
代わった阿部が岡林の後頭部にランニングキックを放ったところで、BJWタッグ史上初の30分経過となり、阿部がエルボー、岡林が逆水平でラリーになるも、伊良部パンチはビンタで阻止した岡林はブレーンバスター狙いは、阿部がブレーンバスターで投げ返すも、岡林はブレーンバスターから逆水平を連打、阿部の額に逆水平を打ち込む。
ここで関本が入ると関本が阿部にフロッグスプラッシュから、岡林のゴーレムスプラッシュは阿部が剣山で迎撃し、野村が入ると関本にラリアットからジャーマンを狙うと、岡林が入って逆に眉山で投げれば、阿部にはジャンボスープレックスで投げる。

ストロングBJは阿部に串刺しラリアットのトレイン攻撃から、岡林が雪崩式アバランシュホールドを決めるも、野村が必死でカットに入る。岡林は阿部にラリアットからゴーレムボムで叩きつけるも、痛めた左腕を押さえてホールドが出来ず、押さえ込もうとしたところで、阿部が腕十字で捕らえ、岡林はバスターで逃れようとしても、阿部は離さず腕固めへ移行し、腕は伸び切って岡林がギブアップとなり、アストロノーツが逆転防衛を果たした。

試合後のアストロノーツは阿部がマイクを持って「応援ありがとうございました。みなさんまず率直なお気持ちをお聞かせください。きょうのストロングBJ、楽しかったですか? 岡林さん、関本さん、聞こえますか、この大日本コールが!(大日本コール)これだけが大日本プロレスじゃないぞ。オイ、なに先に帰って名古屋に向かおうとしてるんだ? 大日本プロレスというのは設営したあと、撤収までが大日本プロレスだ。おい、ピッリピリの雰囲気を醸し出しながら撤収するんじゃねえぞ、この野郎。岡林裕二! このあと6時から名古屋のメインイベントで、ぶち殺してやる。ただでは殺さねえぞ、死なばもろともだこの野郎! きょうは昼興行、ご来場まことにありがとうございました。よくインディーとかメジャーと言われるじゃない。わかったんだよ、インディペンデントというのはさ、自分たちが自分たちらしく闘って、こうやって少しでもたくさんのお客さんが来てくれるみなさまに、我々がしたいプロレスを見せること。これがインディペンデントだと思います」とアピールすると、最後はアストロノーツコールの中で「今のストロングBJは、アストロノーツだ!バカヤロー!」で締めくくった。

内容的には30分越えとなると、長期戦に長けている岡林&関本が優勢になっていたが、阿部が首の皮一枚でどうにか踏ん張り、最後で岡林に対する左腕攻めが効いていたところを阿部がしっかり逃さなかった。今回の選手権は阿部の粘りが試合のカギだった。
今回は後楽園の後で、名古屋でも大日本プロレスを開催するダブルヘッダー興行(大日本プロレスが日程をミスし、名古屋大会があるにもかかわらず後楽園大会を組んでしまった)で、名古屋では阿部が岡林、野村が関本とシングルで対戦するが、30分越えの死闘の後で、名古屋でシングルとは、どれだけの体力をしているのかと思いたくなってしまう。

第4試合では新ストロングヘビー級王者のなった青木が大文字と組んで中之上&浜と対戦し、終盤で浜を捕らえた青木組がダブルブレーンバスターを狙うも、浜が二人まとめてラリアットで阻止する。それでも青木は浜のオオキドプレスを避けるとスワンダイブミサイルキックを命中させるが、受け流した浜がクロスボディーで圧殺すると、続けてオオキドプレスで3カウントを奪い勝利を収める。
試合後に青木が浜を挑戦者に指名すると、浜は当日店を閉めて挑戦すると返答したことで決定となる。浜はうどん店の経営がメインになっていて、大日本プロレスにはレギュラー参戦していないが、ここにきて大きなチャンスが与えられたようだ。

セミファイナルでは新ジュニア王者の梶&関札&吉野が和樹&カルデラ&アンディと対戦し、梶のスピードをキックアウトしたカルデラが竜巻旋風脚からブラディーサンデーで梶から直接3カウントを奪い、BJWジュニアヘビー級王座に挑戦を表明した。

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