10月15日 新日本プロレス「バトル・オータム ’22」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇タイチ TAKAみちのく(8分28秒 タイチ式外道クラッチ)KENTA ×外道
<第2試合 20分1本勝負>
〇後藤洋央紀 石井智宏 矢野通(9分39秒 片エビ固め)真壁刀義 ×本間朋晃 成田蓮
※GTR
<第3試合 20分1本勝負>
〇デビット・フィンレー タイガーマスク マスター・ワト アレックス・ゼイン(10分27秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. エル・デスペラード 金丸義信 ×DOUKI
※トラッシュパンダ
<第4試合 20分1本勝負>
〇高橋裕二郎 SHO(9分25秒 体固め)ヒクレオ ×邪道
※ピンプジュース
<第5試合 30分1本勝負>
内藤哲也 SANADA BUSHI 〇ティタン(11分14秒 片エビ固め)グレート・O・カーン TJP フランシスコ・アキラ ×ギデオン・グレイ
※アンヘル・インモルタル
<第6試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム(8分47秒 反則勝ち)×エル・ファンタズモ 石森太二
※ファンタズモがトレイでレフェリーに暴行
<第7試合 『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦 15分1本勝負>
〇EVIL(10分55秒 片エビ固め)×アーロン・ヘナーレ
※EVIL
<第8試合 『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦 15分1本勝負>
〇YOSHI-HASHI(11分14秒 業)×ジェフ・コブ
後楽園2連戦の2日目も『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦が行われ、メインではYOSHI-HASHIとコブが対戦、開始からYOSHI-HASHIがジョンウーからエルボーの連打で奇襲をかけ、低空ドロップキックは避けたコブのレッグドロップを狙うも、避けたYOSHI-HASHIはドロップキック、しかし逆水平を受け切ったコブがドロップキックを放つと、エルボーの連打からスクワット式ブレーンバスタースラムで叩きつける。
コブはYOSHI-HASHIの背中へニーからエルボースマッシュを浴びせ、YOSHI-HASHIの背中に乗ってサーフィン。ボディースラムからその場飛びムーンサルトを狙うが、YOSHI-HASHIが剣山で迎撃し、脇腹を痛めたコブにYOSHI-HASHIは串刺しラリアット、トラースキックからヘッドハンターと畳みかける。
YOSHI-HASHIは逆水平、コブの左膝へ低空ドロップキックからネックブリーカーと攻め込み、突進するコブを場外へ出すとプランチャを発射したがキャッチしたコブが鉄柱へアバランシュホールドで叩きつける。
リングに戻ると大ダメージのYOSHI-HASHIがエプロンに上がるが、コブがエプロンからトップコーナーにYOSHI-HASHIをセットすると雪崩式サイドスープレックスで投げ、その場飛びムーンサルトからツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うと、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで阻止して膝十字固めで捕らえるも、スリーパーへ移行したところで、コブがコーナーへ押し込んで逃れる。
コブは串刺しを狙うが、避けたYOSHI-HASHIはドラゴンスープレックスで投げ、すぐ起きたコブはラリアットも、YOSHI-HASHIは低空ドロップキック、トラースキック、しゃちほこラリアットと浴びせていく。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、阻止したコブがアスレチックブレックスで投げ、ツアー・オブ・ジ・アイランドを狙いは、YOSHI-HASHIが首固めで丸め込むも、キックアウトしたコブはトラースキックに対し、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアット、コブは頭突き、カウンターエルボーからツアー・オブ・ジ・アイランドはYOSHI-HASHIが業で3カウントを奪い1回戦を突破した。
YOSHI-HASHIがコブの左膝を攻めきれないことからコブペースで試合が終わるのではと思われていたが、YOSHI-HASHIが敢えて正面勝負を誘い、ツアー・オブ・ジ・アイランドにヤマを張っていた、コブもYOSHI-HASHIの術中に見事ハマったのかもしれない。
セミファイナルではEVILがヘナーレと対戦し、ヘナーレが奇襲で開始となると。ローキックの連打から場外戦でもEVILを痛めつけ、リングに戻ってボディーブローから頭突きと浴びせるが、ロープへ走ると場外の東郷がイス攻撃から、EVILがScorpion Deathlockで捕らえ、ヘナーレがロープエスケープする。
場外戦になるとEVILが阿部リングアナごと鉄柵攻撃からリングに戻ってヘナーレを足蹴で挑発、剝き出しコーナーへハンマースルーからフィッシャーマンズバスターで攻め込むが、ヘナーレはボディーブローを浴びせると、EVILの串刺しを迎撃して読み合いからフライングボディーシザースドロップ、マウントパンチと浴びせてサッカーボールキックからセントーンを命中させる。
EVILはレフェリーを使ってトラースキックを狙うが、キャッチしたヘナーレがカウンターエルボーを浴びせ、串刺しボディーアタックからバックフリップ、ハンマーを連打からアルティマを狙い、東郷が介入を狙ってもスライディングキックで排除し、EVILにバーサーカーボムからアルティマで捕らえると、館内が突如暗転、照明が着くとヘナーレは股間を押さえて倒れ、レフェリーまでダウンしている。
EVILがヘナーレの脳天めげけてイスでフルスイングしたが、受け切ったヘナーレがパンチの連打から頭突き、タイナー、ランペイジ、セカンドコーナーからのダイビングセントーンと畳みかけ、Streets of Rageを狙うが、東郷が介入を狙う。
ヘナーレはアルティマで東郷を排除すると、EVILが強襲してレフェリーを利用したマジックキラーを狙うが、ヘナーレが阻止してスピンキックを浴びせるも、ダイビングセントーンは自爆してしまう。
EVILはラリアットを連発し、ヘナーレのスピアーを狙ったが、EVILが剝き出しコーナーに直撃させると、EVILで3カウントを奪い1回戦を突破、EVILが劣勢でも剝き出しコーナーの位置を把握しているなど冷静を保っており、試合運びのうまさでEVILが優っていた。
第6試合の鷹木&ヒロムvsファンタズモ&石森は、入場したファンタズモが電飾ジャケットを使って鷹木を「BAD DADDY」と挑発、試合はファンタズモ&石森がヒロムを捕らえて試合をリードも、代わった鷹木が石森にショルダータックル、ボディースラム、鷹木がブレーンバスターして反撃、首へのエルボーを連発からスライディングパンピングボンバーは石森が十字固めで丸め込み、ハンドスプリングオーバーヘッドを放つ。
代わったファンタズモは鷹木にサドンデスを狙うが、鷹木が避けたところで殴り合いになり、読み合いからファンタズモがDDTからCRⅡは、鷹木が切り返すも、ファンタズモが急所打ちから丸め込む。
そこでファンタズモはスチール製のゴミ箱、トレイを持ち出し、トレイでの一撃を狙うが、鷹木が避け、ファンタズモが制止するレフェリーにトレイで殴打すると、鷹木がゴミ箱の蓋とでチャンバラとなるが、レフェリーが試合終了のゴングを鳴らしてファンタズモの反則負けとなるも、ファンタズモは構わずゴミ箱の蓋とトレイの上でのパイルドライバーで鷹木をKOしたうえで、黒のビニールテープで応急処置を施したKOPW2022トロフィーをへし折ったうえで踏みつけ破壊する暴挙を働き、ファンタズモは10・27で行われる再戦はなんでもアリのニューヨークシティ・ストリートファイトマッチを要求、鷹木も徹夜で応急処置したトロフィーがまた破壊されたことで大いに落胆した。
第5試合の内藤&SANADA&BUSHI&ティタンのLIJvsO・カーン&TJP&アキラ&ギデオンのUNITED EMPIREは、内藤がギデオンとの対戦を要求し、調子に乗ったギデオンは内藤にキチンシンクからラリアットを連発するが、全て受け流されてしまい、ギデオンは内藤に土下座してしまうも、LIJはギデオンに集中攻撃を浴びせたうえで内藤がジャケットを奪ってしまう。
たまりかねたTJPとアキラがカットに入ってから、UNITED EMPIREがBUSHIを捕らえて試合の流れを変えるが、代わったSANADAがO・カーンをパラダイスロックで捕らえて試合を盛り返すも、O・カーンも負けじと北村克哉さんの技であるアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
終盤でもTJPから交代を受けたギデオンがティタンのマスクを剥ぎにかかるも、BUSHIがバッククラッカーでカットに入ると、LIJが連係でギデオンを蹂躙、最後はBUSHI&ティタンの合体技であるコードブレイカー&スワンダイブフットスタンプことアンヘル・インモルタルで3カウントを奪いLIJが勝利となった。