12月26日 DDT「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」東京・国立代々木競技場 第二体育館 1234人満員
(試合内容は実況ツイートより)
第1試合~第6試合はこちら↓
<第7試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第71代王者組】HARASHIMA 〇吉村直巳(18分17秒 片エビ固め)【挑戦者組】火野裕士 ×ザ・ボディガー
※ラリアット
☆HARASHIMA&吉村組の初防衛に成功
<第8試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第77代王者】〇竹下幸之介(37分17秒 変形PlusUltra)【挑戦者】×岡林裕二
☆竹下が2度目の防衛に成功
DDT年内最後のビックマッチが代々木で開催され、メインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に大日本プロレスの岡林が挑戦、D王 GP2021を制した竹下だったが公式戦では唯一岡林と引き分けていることから、完全決着の意味で竹下から岡林を挑戦者に指名して選手権が実現となった。
開始からいきなりぶつかり合いとなり、岡林が逆水平に対して竹下がエルボーで応戦してビックブーツも、、岡林が逆水平からぶつかり合いは岡林がショルダータックルで制する。
今度はフィンガーロックで力比べになると、互角と見るや岡林がリバーススープレックスで投げ、竹下は一旦場外へ逃れて、リングに戻るとロックアップから竹下がヘッドロックで執拗に絞めあげる。岡林はロープに押し込んで逆水平を浴びせるが、ショルダースルーを狙うと竹下がDDTで突き刺し、場外戦になると竹下が鉄柵にハンマースルーからビックブーツを浴びせると、場外DDTで突き刺す。
リングに戻ると竹下はゼロ戦キック、エルボーの連打から串刺しを狙うが、迎撃した岡林はスピアーを浴びせ、ハンマーから逆水平を連発、ボディースラム、サーフボードストレッチからWARスペシャルいへ移行して、竹下はロープエスケープも、岡林はボディースラムからボディープレスを投下すると、再びWARスペシャルで捕らえるとストレッチプラムへ移行し、竹下はロープエスケープする。
竹下はエプロンに出ると岡林に頭突きから断崖式ブレーンバスターを狙うが、岡林がリング内へブレーンバスターで投げ返し、岡林は逆水平を連発も竹下はエルボーで返してラリーになるが、岡林が制して串刺し狙いを狙うも、避けた竹下がバックドロップで投げる。
竹下は串刺しジャンピングエルボーからフライングラリアット、フロントネックロックを狙うが、岡林がリバースし、岡林の突進を竹下がフランケンシュタイナーで場外へ出すとノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると竹下は串刺しビックブーツからブルーサンダーを決め、PlusUltraを狙うが、逃れた岡林はパワースラムから逆エビ固めで捕らえると、竹下は必死でロープエスケープする。
岡林はパワーボムを狙うが、竹下しリバースしエルボーを連打も、受け切った岡林が逆水平を連打で返すと、ラリアットも受け切った岡林がラリアットを放ち、ゴーレムスプラッシュを狙うが竹下が雪崩式ブレーンバスターで落とす。しかし先に立った岡林がブレーンバスターで投げれば、竹下もブレーンバスターで返すと、ブレーンバスターの応酬となる。
岡林はロープへハンマースルーも、竹下が秋山直伝ジャンピングニーを命中させて両者ダウンとなり、エルボーのラリーから岡林が逆水平も、竹下がエルボーで返してラリーにになって、互いに「負けるか」と叫ぶと、竹下がバックスピンエルボーからエルボーで岡林がダウンし、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
竹下はザーヒーを狙うが、岡林がキャッチしてパワーボムで叩きつけるとラリアットを連発し、ゴーレムスプラッシュを投下するも、竹下が剣山で迎撃すると、ドラゴンスープレックスから串刺しザーヒー、フロムコーナーtoコーナーを命中させて、雪崩式を狙うが岡林が雪崩式アバランシュホールドで叩きつける。
岡林がアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、スリーパーで逃れた竹下はPlusUltraも、ビッサリで振りほどいた岡林が逆水平は、キャッチした竹下がカウンターエルボーも、ラリアットは受け切った岡林がラリアットに対し、竹下がラリアットも岡林がラリアットで応戦する。
ラリアット合戦になると、竹下が連打も倒れない岡林がラリアットを浴びせ、パワーボムは逃れた竹下はローリングエルボーからジャーマンも、岡林もジャーマンで返すが竹下がラリアットで応戦して、両者ダウン、竹下が右腕のサポーターを外してラリアットからザーヒーは、キャッチした岡林が頭突きも竹下も頭突きで返す。
ラリアットは相打ちも、岡林の串刺し狙いを竹下がジャンピングニーで迎撃し、ザーヒーからジャーマンスープレックスホールドを決めるが、岡林がカウント2でキックアウトする。
竹下はPlusUltraで捕らえ、岡林が振りほどこうとすると竹下がPlusUltra式卍固めへ移行してそのままグラウンド式に持ち込むと、意外な技の前に岡林がたまらずギブアップとなり、竹下が王座防衛となった。
試合後に握手でノーサイドとなると、竹下が岡林に感謝を述べピッサリで再戦を約束、37KAMINAが揃うと来年はDDTの飛躍をアピールして締めくくった。
試合内容に関しては岡林のペースに竹下が食らいついていったが、竹下はジャンピングニーの使い方が上手くなり、またPlusUltraも更に進化させて岡林をねじ伏せた。
今年のDDTは竹下、遠藤世代の台頭が目立った年だった。それも秋山準効果なのかもしれないが、秋山準が培ったものを竹下らが見事に飲み込んで自分のモノにしている。同じCyberFightのNOAHは武藤敬司などの活躍はあったが、清宮海斗などの次世代が伸び悩んだことを考えると、NOAHと比べて一番飛躍したのはDDTの方だったのかもしれない。竹下もエースとして一本立ちし、遠藤は新たなる路線を歩み出し、上野や吉村、勝俣、MAOも期待通り成長している。来年のDDTはNOAHを脅かすものまで成長する可能性を秘めているが、NOAHと切磋琢磨することが高木三四郎大社長が一番望むことなのかもしれない。
セミファイナルではKO-Dタッグ選手権が行われ、王者のHARASHIMA&吉村に火野&ボディガーが挑戦。
先手を奪ったのは挑戦者組でHARASHIMAを捕らえてパワーで蹂躙し試合をリードする。
ボディガーは串刺しも迎撃したHARASHIMAがジョンウーから吉村に代わり、吉村は串刺しラリアットからフロントスープレックス、ショルダータックルも、ボディガーはスピアーで応戦する。
HARASHIMAvs火野に代わり、HARASHIMAはロープ越しのハイキックからスワンダイブもキャッチした火野がバックフリップで投げるが。火野の突進をHARASHIMAがビックブーツからミドルキックを浴びせると、火野が逆水平で返してラリーになる。
HARASHIMAは火野にスピンキックからファルコンアローを決めると、吉村が入り連係で捕らえ、スワンダイブボディープレス&レッグドロップから、吉村はパワーボム狙いもリバースした火野が逆水平を浴びせ。吉村も打ち返してラリーになり、火野がノーガードになると吉村が打ち込むが、吉村は椰子の実割り、ラリアットを狙う火野にカマイタチから払い腰はm火野がバックドロップからラリアットを浴びせる。
ボディガーにt代わると吉村にマシンガンラリアットからダイビングエルボードロップ、トラースキック、ライジングハイキックからライジングドラゴンで追い詰めるが、HARASHIMAがなんとかカットも火野が排除する。挑戦者組は串刺しラリアットのダース攻撃から、ボディガーがショートレンジラリアットを炸裂させる。
挑戦者組は吉村にサンドウィッチラリアットを狙うが、避けて同士討ちになると、HARASHIMAが入ってジャンピングハイキックを連打もボディガーが排除し、ボディガーが突進も吉村が払い腰で投げたところで、HARASHIMAが蒼魔刀を炸裂させると、吉村がラリアットから正念場、ラリアットは相打ちも吉村が打ち勝って3カウントを奪い防衛、試合後は吉村とボディガーが握手でノーサイドとなった。