12月13日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」両国国技館
(試合内容は実況ツイートより)3215人
WORLD TAG LEAGUE 2021優勝決定戦はこちら↓
<第8試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 28」優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【リーグ戦1位】〇高橋ヒロム(38分30秒 片エビ固め)【リーグ戦2位】×YOH
※TIME BOMBⅡ
☆高橋ヒロムが「BEST OF THE SUPER Jr. 28」優勝、2連覇を達成
両国大会のダブルメイン第2試合目では「BEST OF THE SUPER Jr. 28」優勝決定戦が行われ、リーグ戦を1位で突破し2連覇を狙うヒロムと、2位で突破したYOHが対戦した。
開始となるとロックアップからハンマーロックで切り返して応酬から、足を取ったヒロムの左腕にYOHは腕十字を狙うと、ヒロムは無理せずロープエスケープ、ヒロムは足を取ってからクロスフィックス、スリーパーで捕らえ、YOHはハンマーロックも、ヒロムは足を取ってレッグロック、トーホールドと左足を狙い、YOHはロープエスケープする。
ヒロムはヘッドロックからショルダータックルも、YOHはヘッドスプリング、ロープワークから読み合い、カバーの応酬と両者は互角に渡り合う。
両者は睨み合いになるとYOHがビンタを浴びせれば、ヒロムもビンタで返してラリーになり、ヒロムは逆水平を浴びせれば、YOHは張り手で返してラリーになると、競り勝ったヒロムは”打って来い”と挑発、今度は逆水平のラリーになり、胸板を真っ赤にしたYHOは串刺しを狙うが、迎撃したヒロムはタランチュラで捕らえ、場外へ出して鉄柵に叩きつけるとエプロンからジョンウーを命中させる。
リングに戻るとYOHが張り手の連打から突進するが、ヒロムが逆水平で迎撃してロープへハンマースルーを狙うと、堪えたYOHは張り手もヒロムも打ち返してラリーになり、YHOが逆水平の連打を浴びせてから切り込み式フォアアーム、エルボーの連打もヒロムは逆水平で返す。
ヒロムは突進もYOHがレッグシザースから側頭部へ低空ドロップキックを放ち、ファルコンアローを狙うが、ヒロムが逃れ、YOHの串刺しを避けて串刺しラリアットからドロップキックも、ファルコンアロー狙いはYOHがファルコンアローで返す。
YOHはドラゴンスープレックスを狙うが、ヒロムが逃れスパインボム狙いも、YOHがフランケンシュタイナーで切り返すと、リバースグラウンドドラゴンスクリュー、スターゲイザーで捕らえるがヒロムはロープエスケープし、読み合いになるとヒロムはハサミワザからDで捕らえるが、YOHはロープエスケープする。
ヒロムはコーナーデスバレーからTIME BOMBを狙うが、YOHが逃れてヒロムのカサドーラ狙いをジャーマンスープレックスホールドを決め、DIRECTDRIVEはヒロムが切り返して丸め込みを連発、トラースキックから突進はYOHがジャンピングニーも、YOHの突進はヒロムがスパインボムとリードを渡さない。
エルボーのラリーからヒロムが連打、追尾エルボーの応酬、エルボーアタックの応酬になると、YOHがドロップキックで迎撃して突進するが、ヒロムがコーナースロイダーで叩きつけ、ヒロムはYOHをエプロンへ連行しデスバレーボムを敢行し、YOHがエプロンに上がったところでサンセットフリップボムを狙いが、YOHがフランケンシュタイナーで切り返しノータッチトペコンを命中させる。
ところがSHOが乱入すると、YOHに襲い掛かり場外でクロスアーム式パイルドライバーでKOすると、続けてヒロムまでクロスアーム式パイルドライバーでKOする暴挙を働き、海野レフェリーに二人がKOされたから無効試合にするように迫り、マイクをもって「無効試合だ!」と観客に帰るように迫る。
しかし前代未聞の暴挙に激怒した海野レフェリーがSHOの要求を突っぱねると、後藤とYOSHI-HASHIが駆けつけたためSHOは逃亡、内藤と鷹木も駆けつけて場外でダウンしているヒロム、後藤とYOSHI-HASHIも場外でダウンしているYOHに檄を飛ばし、海野レフェリーも試合続行の意志を見せて場外カウントを数えず、二人がリングに戻るまで待機する。
二人は必死でリングに戻り、念のために内藤、鷹木、後藤、YOSHI-HASHIもHouse of toutureの乱入に備えてセコンドに着くことになった。試合は再開するとYOHがジョンウーを放てば、ヒロムもジョンウーで返すと、ヒロムはフェイントからジョンウーからTIME BOMBはYOHが丸め込みを連発して、ファイブスタークラッチも逃れたヒロムはジャーマンで投げる。
ヒロムはヒロムちゃんボンバーを狙うが、YOHがバク転で避ける、ヒロムはトラースキックを浴びせ、読み合いからヒロムが頭突きを放てば、YOHも頭突きで返し、YOHは突進すると、ヒロムはヒロムちゃんボンバーからビクトリーロイヤル、そしてTIME BOMBを狙うが、YOHが切り返すと逆回転ドラゴンスクリュー、串刺しエルボーから雪崩式狙いはヒロムが落とすも、YOHがジャンピングハイキックから雪崩式ブレーンバスターからファルコンアロー式牛殺しを決める、
YOHはDIRECTDRIVEを狙うが、ヒロムが逃れて名も無きヒロムロールで丸め込み、トラースキック、から串刺し狙いはYOHがカウンタートラースキックで迎撃すると、ドラゴンスープレックスホールド、DIRECTDRIVEを狙うが、ヒロムが切り返してTIME BOMBを決める。
ヒロムはヒロムちゃんボンバーを狙うが、避けたYOHはラリアットを炸裂させ、YOHが張り手を狙い、キャッチしたヒロムがD狙いもYOHはジャックナイフで丸め込むが、キックアウトしたヒロムはヒロムちゃんボンバーを炸裂させると、ここ一番で出すDの悪夢、ヒロムちゃんボンバーはYOHがファイブスタークラッチも、キックアウトしたヒロムはトラースキックからヒロムちゃんボンバーを炸裂させ、最後はTIME BOMBⅡで3カウントを奪い、BOSJ2連覇を達成した。
試合後は優勝トロフィーを手にしたヒロムがセコンドに駆けつけてくれた内藤や鷹木に感謝しつつ、試合をぶち壊そうとしたSHOに怒りをあらわにすると、デスペラードの保持するIWGPジュニアヘビー級王座へ挑戦を表明、最後は観客に呼びかけ、「BEST OF THE SUPER Jr. 28」を締めくくった。
タッグリーグ優勝決定戦でSHOが現われなかったことから、SHOがBOJS優勝決定戦に乱入することは想定はしていたものの、まさか試合を壊そうとするとは思っても見なかった。
試合は壊れかけていた、だがここで試合が壊れてしまったらBOSJに期待してくれたファンに失礼であり申し訳が立たない、そういった二人の意地が試合を続行させ、海野レフェリーも二人の回復を待ってくれた。そういった意味ではこの試合でのMVPは二人を信じた海野レフェリーだったのかもしれない。SHOのやったことも暴挙だが、皮肉にも試合を盛り上げてしまい死闘となったのも否定はできない。SHOも一歩間違えれば暴動になる可能性もあったことから、そこまでファンから嫌われることを覚悟しており、腹も括っていると思う。
そしてヒロムはIWGPジュニアヘビー王者のデスペラードに挑戦を表明したが、遂に東京ドームという大舞台で二人は対戦することになった。また二人はどんな激闘を繰り広げるのか…