12月13日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」両国国技館
(試合内容は実況ツイートより) 3215人
<第1試合 20分1本勝負>
鈴木みのる TAKAみちのく 〇DOUKI(6分7秒 イタリアンストレッチNo.32)田口隆祐 中島佑斗 ×藤田晃生
<第2試合 20分1本勝負>
〇石森太二 エル・ファンタズモ(2分31秒 片エビ固め)タイガーマスク ×大岩陵平
※ファンタズモのサドンデス
<第3試合 20分1本勝負>
タイチ 〇ザック・セイバーJr. エル・デスペラード 金丸義信(9分16秒 レフェリーストップ)矢野通 真壁刀義 ×本間朋晃 マスター・ワト
※三角絞め
<第4試合 20分1本勝負>
〇棚橋弘至 天山広吉 小島聡 永田裕志(9分25秒 サムソンクラッチ)タマ・トンガ タンガ・ロア バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ
<第5試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也 SANADA(9分30秒 ウラカンラナ)グレート・O・カーン ×ジェフ・コブ
<第6試合 30分1本勝負>
〇オカダ・カズチカ ロビー・イーグルス(11分32秒 片エビ固め)鷹木信悟 ×BUSHI
※レインメーカー
<第7試合 「WORLD TAG LEAGUE 2021」優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【リーグ戦1位】後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(19分58秒 片エビ固め)【リーグ戦2位】EVIL ×高橋裕二郎
※奈落
☆後藤&YOSHI-HASHIが「WORLD TAG LEAGUE 2021」優勝
BEST OF THE SUPER Jr.28優勝決定戦はこちら↓
「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」の最終戦が行われたが、第4試合終了後に柴田勝頼が背広姿で登場
「1月4日、試合するぞ! 以上!」とアピールして、1・4東京ドームに出場を宣言、バックステージでも復帰することを明言した。柴田は10月21日の武道館大会でグラップリングでザックとエキシビションマッチを行ったが、現時点ではどんな形になるか新日本プロレス側と話し合っているものの、復帰であることは間違いないだろう。柴田が2017年4月にオカダに試合に敗れた後で倒れ、急性硬膜下血腫と診断され手術を受けてから4年間になるが、復帰まで本当に長かったと思う。
そしてダブルメインの第1試合は「WORLD TAG LEAGUE 2021」の優勝決定戦が行われ、リーグ戦1位の後藤&YOSHI-HASHIのCHAOSとEVIL&裕二郎のHouse of toutureの間で優勝が争われることになった。
YOSHI-HASHIvsEVILで開始となるが、EVILは場外へ出ると優勝トロフィーを東郷に手渡す、そこで裕二郎が後藤を排除すると、House of toutureがYOSHI-HASHIを捕らえにかかるが、YOSHI-HASHIは逆水平で返すと、後藤が入ってEVILにザンマイ!、東郷をリングに連行して太鼓の乱れ打ちを浴びせる。
EVILはサミングで反撃してから剥き出しコーナーにYOSHI-HASHI、後藤を叩きつけると、YOSHI-HASHIを場外へ出して本部席前の鉄柵に叩きつけ、阿部リングアナだけでなくリングドクターまで巻き込み、EVILはYOSHI-HASHIにイス攻撃、リングに戻って裕二郎がナックルとYOSHI-HASHIを捕らえてリードを奪う。
EVILは突進もYOSHI-HASHIは低空ドロップキックで迎撃すると、後藤vs裕二郎に代わって、後藤は裕二郎、介入を狙う東郷ショルダータックルを浴びせ、EVILに村正、ブルドッキングヘッドロックで攻め込むが、裕二郎が後藤を場外へ引きずりだすと、東郷と共にエプロンへダブルフラップジャックで叩きつける。
リングに戻るとHouse of toutureがトレイン攻撃、EVILが後藤にフィッシャーマンズバスターからSCORPION DEATH LOCKで追い詰めるが、後藤はロープエスケープ、EVILは後藤の後頭部を踏みにじってからダークネスフォールズを狙うが、YOSHI-HASHIがカットに入ると後藤ごとハントを決める。
後藤は串刺し狙いも迎撃したEVILはラリアットも、ダークネスラリアットは切り返した後藤が裏GTRを決め、GTRを狙うが東郷がスポイラーチョーカーで阻止、しかし振りほどいた後藤はEVILと東郷を交錯させると、EVILをバックドロップで投げる。
YOSHI-HASHIvs裕二郎に代わると、YOSHI-HASHIが裕二郎に逆水平を連打、ソバットからネックブリーカー狙いは、裕二郎が手を噛んで阻止もYOSHI-HASHIは逆水平を浴びせるが、バンカーバスターは手を噛んで阻止した裕二郎はインカレスラムで投げ、マイアミシャインはYOSHI-HASHIが逃れると、裕二郎は突進はYOSHI-HASHIが迎撃して突進狙いは、裕二郎がマイアミシャインを決める。
後藤がカットもEVILがダークネスフォールズで排除すると、裕二郎はピンプジュースも阻止したYOSHI-HASHIは逆水平、ラリアットからラリアットは相打ちも、裕二郎が打ち勝ってピンプジュースを決めるが、YOSHI-HASHIはカウント2でキックアウトする。
ここで裕二郎がステッキを持ち出すが、後藤が入って牛殺しを決めると、東郷も排除し、EVILにはGTWを決め、裕二郎には消灯を狙うが、裕二郎は阻止もYOSHI-HASHIがトラースキックからGYR、そして消灯を決めるも、東郷がレフェリーが引きずり出すと、EVILがイス攻撃もYOSHI-HASHIが阻止するが、東郷はスポイラーチョーカーでYOSHI-HASHIを捕らえる。
そこでアメリカ遠征から帰国していた石井智宏が駆けつけると、EVILにラリアット、東郷にバックドロップ、EVILにカマイタチから頭突き、リキラリアットで排除する。
YOSHI-HASHIは裕二郎にしゃちほこラリアットからカルマを狙うが、裕二郎が剝き出しコーナーに叩きつけて阻止してビックジュースを狙うが、阻止したところで後藤が入り激烈一閃を決め、消灯を狙うが、裕二郎が抵抗して阻止する。
裕二郎はYOSHI-HASHIに急所打ちを狙うが、YOSHI-HASHIがキャッチすると、後藤が入りYOSHI-HASHIがフルネルソンで捕らえてから後藤が両足で肩を捕らえ、旋回して叩きつける新合体技”奈落”で3カウントを奪い優勝を果たし、YOSHI-HASHIはタッグリーグ初優勝だが、後藤は3度目の優勝(パートナーはカール・アンダーソン、柴田勝頼)となった。
後藤&YOSHI-HASHIも東郷の介入はしっかり想定しながらの試合だったが、最後の新合体技はHouse of toutureも読めなかった、だが終盤での裕二郎の粘りも光り、勝利への執念も見られた。しかし気になったのは試合が組まれていないSHOが介入せず、最後まで姿を見せなかった。
第6試合のIWGP世界ヘビー級前哨戦は、中盤でオカダvs鷹木になると、オカダが串刺しバックエルボーからDDT、エルボーのラリーも、切り返し合いになるとオカダはマネークリップを狙うが、逃れた鷹木はエルボー、ナックル、DDTと返して、BUSHIとの連係でオカダを捕らえる。
BUSHIがオカダにライトニングスパイラルからコードブレイカーを狙うが、叩き落としたオカダがリバースネックブリーカーからマネークリップで捕らえ、鷹木が慌ててカットも、ロビーが鷹木を排除、最後はBUSHIのスピンキックを受けきったオカダがドロップキックからダイビングエルボードロップ、レインメーカーポーズからレインメーカーで3カウントを奪い勝利を収める。
第5試合ではメキシコ遠征を終えたコブがO・カーンと組んで内藤&SANADAと対戦し、O・カーンはSANADAをエリミネーターで排除し、コブと共にIMPERIALDROPを狙うが、内藤が阻止してコブにトルネードDDTを狙い、コブはパワーボムで叩きつけようとしたが、内藤がウラカンラナで3カウントを奪い勝利、まさかの逆転負けに激怒したコブは内藤にツアー・オブ・ジ・アイランドを狙ったが、内藤は逃れ、媚びを場外へ追いやり寝そべりフェイントで挑発、バックステージへ引き上げるも、怒りの収まらないコブはバックステージまで内藤を追いかける。
第4試合ではオーエンズが棚橋にCトリガーからパッケージドライバーを狙うも、丸め込みに達人が発動した棚橋がサムソンクラッチで3カウントを奪い勝利、試合後にKENTAからのビデオメッセージが公開され、再戦の条件としてノーDQ戦を要求すると、棚橋も受諾して決定となる。
第3試合では金丸が開始前から矢野に襲い掛かってウイスキーをかけまくり、終盤でもタイチが本間に勝ち上げエルボーからザックが三角絞めで捕らえ、矢野がカットに入っても金丸がウイスキーミストを噴射してセーブ、試合は本間が絞め落ちたためザックが勝利も、試合後も金丸が矢野にウイスキーをかけまくり、KOPWトロフィーを手にして挑戦の意思表示を見せる。
第2試合では大岩が石森を逆エビ固めで捕らえたところで、ファンタズモがサドンデスをカットに入って大岩をKOし、石森がカバーして3カウントを奪う。
試合後は石森がタイガーを捕らえて、ファンタズモがサドンデスを狙うが、ロビーが現れて救出すると、田口も駆けつけて石森、ファンタズモにヒップアタックを浴びせて撃退する。ところが田口はロビー&タイガーにもヒップアタックを浴びせると、IWGPジュニアタッグベルトを持って挑戦の意思表示を見せた。