丸藤と田中が前哨戦で熱戦!潮崎が中嶋から直接フォールで復帰後初勝利!


12月7日 NOAH「MAN CRUSH 2021」後楽園ホール 584人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
キング・タニー モハメド ヨネ 〇大原はじめ 矢野安崇 藤村加偉(8分58秒 エビ固め)征矢学 ×タダスケ 亜烈破 覇王 仁王
※フィンランド式フォアアーム

<第2試合 20分1本勝負>
〇鈴木鼓太郎(11分35秒 エビ固め)×小峠篤司
※三沢魂タイガードライバー

<第3試合 30分1本勝負>
NOSAWA論外 〇Eita(5分36秒 片エビ固め)吉岡世起 ×進祐哉
※トラウマ

<第4試合 30分1本勝負>
〇杉浦貴 桜庭和志 藤田和之 ケンドー・カシン(20分10秒 体固め)マサ北宮 稲葉大樹 稲村愛輝 ×岡田欣也
※スライディングD

<第5試合 30分1本勝負>
〇武藤敬司(10分16秒 体固め)×望月成晃
※シャイニングウィザード

<第6試合 30分1本勝負>
〇潮崎豪 清宮海斗(20分52秒 片エビ固め)×中嶋勝彦 拳王
※豪腕ラリアット

<第7試合 スクランブルタッグマッチ 30分1本勝負>
HAYATA 〇YO-HEY(18分19秒 片エビ固め)×小川良成 原田大輔
※顔面G

<第8試合 60分1本勝負>
〇田中将斗(20分49秒 片エビ固め)×丸藤正道
※スライディングD

NOAH後楽園大会では元日武道館決戦の前哨戦が主に組まれ、まず第4試合とメインはGHCタッグ選手権の前哨戦シングル二連戦が行われた。
まず第4試合では武藤が望月と対戦。握手から開始となると、望月がいきなりビックブーツからストンピングを連打で場外へ武藤を蹴り出して先手を奪うが、リングに戻ると望月からグラウンドを仕掛けるも、武藤はサイドポジションからヘッドロックで動きを止めにかかり、望月はフェースロックで捕らえるが、武藤は抜けると腹固め、首投げからフラッシングエルボー、逆片エビからSTFで捕らえ、長時間捕まった望月は必死でロープエスケープもスタミナをロスしてしまう。。

武藤は低空ドロップキックからドラゴンスクリューを狙うが、望月は延髄斬りで阻止、ローキックの連打も、武藤はドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえ、望月は必死でロープエスケープする。

武藤は串刺しシャイニングウィザードから串刺し狙いは、望月がビックブーツで迎撃してからビックブーツを連発、ドラゴンスクリューを膝蹴りで阻止した望月がPKも、ツイスターは上がらず、ビックブーツもキャッチした武藤はドラゴンスクリューから足四の字固め狙いは、顔面蹴りで阻止した望月が首固めで丸め込む。

それでも武藤は低空ドロップキックからシャイニングウィザードを狙うが、ガードした望月が掟破りのシャイニングウィザードからラ・マヒストラルで丸め込み、武藤はカウント2でキックアウトして、望月がレフェリーに抗議すると、その隙を逃さなかった武藤が前、後へシャイニングウィザードからシャイニングウィザードを狙ったが、望月がストレート掌打で迎撃して真最強顔面ローキックを炸裂させる。

望月は真最強ハイキックを狙うが、ガードした武藤は脇固めで切り返したからシャイニングウィザードを連発して3カウントを奪い勝利、試合後は武藤が握手を求めて、望月が手を払いのけて退場も、内容的には最初こそは望月が武藤のプレッシャーに飲まれそうになったが、シャイニングウィザードをカウンターで捕らえるなど、武藤対策には万全といった感じだった。

メインイベントでは丸藤と田中が対戦し、放送席では第4試合で田中の技であるスライディングDで岡田を降し、ZEOR1元日後楽園で世界ヘビー級王座をかけて対戦する王者の杉浦が試合を見守る。
序盤は丸藤がリストロック、虎王など左腕攻めで先手を奪うも、対角線へのハンマースルーは田中が切り返すと、串刺し弾丸エルボーから哲ちゃんカッターを敢行、エプロンに出た丸藤に足刈りスライディングDを炸裂させ、膝固めと右脚攻めで反撃、丸藤のドロップキックも自爆させた田中は再び変形レッグロックで捕らえて、丸藤は必死でロープエスケープする。
田中はヒップトスを狙うが、側転した丸藤がドロップキックで反撃するが、串刺しジャンピング背面エルボーに対して、田中は串刺しラリアットも、再度串刺しを狙ったところで丸藤はトラースキックイリュージョンで応戦すると、不知火を狙うが田中がラリアットで叩き落とす。

田中は串刺しラリアット、切り返し合いでDDTで突き刺すも、スーパーフライは自爆すると、田中は串刺しを避けた丸藤は串刺し虎王、エプロンに田中を出してエプロン上でパイルドライバーを狙うが、田中がリバースして場外へ落とすと、エプロンダッシュでスライディングDを狙ったところで丸藤が虎王と相打ちとなる

リングに戻るが両者ダウンも、、田中のエルボーに対して丸藤は逆水平で返してラリーになり、丸藤のトラースキック、フックキックに対して田中がバックブローで応戦するが、田中が起こすと丸藤が虎王を炸裂させると、コブラクラッチ式虎王からタイガーフロウジョン狙いは、田中がリバースしてスライディングDを狙うも、丸藤がキックで迎撃する。

勝負と見た丸藤は虎王からフックキック、虎王から不知火と畳みかけ、真虎王を狙うが、避けた田中は引き込み式スライディングDを炸裂させスーパーフライを投下する。

それでも丸藤はボディーへ虎王からポールシフトを狙うが、田中が垂直落下式ブレーンバスターで返すと、後頭部へスライディングDからスライディングDで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は杉浦に向けて元日武道館の前にZERO1元日後楽園出てくれることに感謝の意を述べ、元日後楽園と元日武道館のPRをして締めくくった。

田中vs丸藤は前哨戦とは思えない熱戦で、田中も杉浦の前で負けるわけにはいかないと言わんばかりの勝利だった。ZERO1の元日後楽園は例年なら昼過ぎに開催なのだが、田中がNOAHに出場するのに合わせたのか午前11時半スタートとなる、田中も杉浦もダブルヘッダーとなってハードだが、中にはZERO1、NOAHとはしご観戦する人もいるかもしれない。

第5試合では名古屋の再戦となった中嶋&拳王vs潮崎&清宮が行われ、先発は拳王vs清宮も、中嶋vs潮崎になると、中嶋がビックブーツを連発してから突進すると、潮崎が逆水平で迎撃すれば、中嶋がミドルキックとラリーになり、潮崎が連打から突進も、中嶋がミドルキックで迎撃する。

中嶋が潮崎にミドルキックから拳王が入りビックブーツの波状攻撃も、トレイン攻撃は潮崎が中嶋に豪腕ラリアットで迎撃してから、拳王には左のラリアットを浴びせ、二人はたまらず場外へ逃れるも、追いかけた潮崎は中嶋に鉄柵へハンマースルーから逆水平で鉄柵外まで吹き飛ばし、リングに戻ると潮崎はハンマースルーも中嶋が崩れ、潮崎は手刀からフェースロック、代わった清宮もボディースラムからジャンピングエルボードロップとゴーカイタッグは中嶋を捕らえて試合をリードする。
中嶋は清宮に低空ドロップキックから延髄斬りで反撃して拳王に代わり、潮崎が入るも同士討ちを誘発して拳王がミドルキック、背中へフットスタンプから後頭部へダブルニー、アンクルホールドと反撃するが、ローキックの連打、ビンタから串刺しは迎撃した清宮はブーメランフォアアームを放ち、ミサイルキックを命中させる。

清宮はフェースロックを狙うが、逃れた拳王が逃れて輪廻からPFS狙いは、清宮が避けると後頭部へドロップキック、チキンウイングフェースロックは中嶋がカットには入り、潮崎が排除すると、清宮は拳王にタイガースープレックスを狙うが、逃れた拳王はスピンキックを浴びせてからドラゴンスープレックスも、清宮はドロップキックで応戦する。

中嶋vs潮崎に代わると、中嶋がミドルキック、潮崎に串刺しは中嶋が迎撃も、潮崎は逆水平からフィッシャーマンズバスターを決め、逆水平から突進は中嶋がレッグシザースからターンバックルへのキック、トラースキックからPKを狙いは、潮崎はローリング袈裟斬りで迎撃、再度串刺しを狙うも、中嶋がトップコーナーにセットしてパントキックを浴びせ、拳王が入ってミドルキックのサンドバックタイムから中嶋がPKを浴びせる。

中嶋は潮崎に前後からサッカーボールキックからバーティカルスパイクを狙うが、潮崎がゴーフラッシャーで返し、豪腕ラリアットは中嶋がハイキックで迎撃したが、清宮は入って中嶋をジャーマンで投げると、ゴーカイタッグがエルボー&ジャンピングニーの合体技を決め、最後は潮崎がリミットブレイクから豪腕ラリアットで3カウントで中嶋から直接フォールを奪い、復帰後初勝利を収める。

潮崎も名古屋大会は手探りだったかもしれないが、今大会では逆水平の切れ味も戻ってきており、試合勘も戻ってきていて内容的にはベストだった。だが、中嶋自身も潮崎がそうでなくては困るのかもしれない。

セミファイナルで行われたGHCジュニアヘビー級前哨戦、スクランブルタッグマッチでは小川と原田が組んでHAYATA&YO-HEYの金髪元夫婦と対戦するが、HAYATA&YO-HEYは元”夫婦”とあってスムーズにタッチするも、小川と原田は小川がHAYATAに場外戦を仕掛けても、原田がHAYATAをリングに戻してしまうなどギクシャクしてしまう。

それでも小川と原田は試合を優先してタッチには応じて進めていくも、今度は元金髪夫婦が小川を捕らえて連係を狙うと、HAYATAがYO-HEYを小川めがけて突き飛ばして、小川に2ステップムーンサルトを投下するなど不穏空気が流れる。

そしてYO-HEYを攻め込んだ原田は小川に交代しようとしたら、小川が拒否すると、我慢が出来なくなった原田が小川に襲い掛かって仲間割れとなり、原田が小川にローリングエルボーからHAYATAがロープ越しでジャンピングハイキックを浴びせると、最後は試合権利のあるYO-HEYが顔面Gで小川から3カウントを奪う。

試合後はYO-HEYはHAYATAにトラースキックでKOしたが、原田はローリングエルボーでYO-HEYをKO、GHCジュニアタッグ王座奪取をアピールしてNOAHジュニア正規軍の存在を誇示した。

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