宮原&青柳のビジネスタッグが土肥羆を降して最強タッグ2連覇!アブ小がジェイクを血祭りにあげて三冠に挑戦を表明!


12月5日 全日本プロレス「2021世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール 715人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 2021世界最強タッグ決定リーグ戦 優勝決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負>
【Bブロック1位】〇宮原健斗 青柳優馬(8分49秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)【Cブロック1位】真霜拳號 ×KAZMA SAKAMOTO

<第2試合 2021世界最強タッグ決定リーグ戦 優勝決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負>
【Dブロック1位】〇土肥こうじ 羆嵐(10分0秒 体固め)【Aブロック1位】諏訪魔 ×芦野祥太郎
※人殺しラリアット

<第3試合 30分1本勝負>
長井満也 LEONA 田村男児 〇斉藤レイ 斉藤ジュン(7分1秒 体固め)岩本煌史 本田竜輝 ライジングHAYATO 青柳亮生 ×ブラックめんそーれ
※ボディープレス

<第4試合 30分1本勝負>
ゼウス 〇イザナギ(3分2秒 仙人の首固め)×スペル・クレイジー TAJIRI

<第5試合 30分1本勝負>
大森隆男 〇ヨシタツ 石川修司 T-Hawk(8分20秒 ヨシタツ幻想)エル・リンダマン 木髙イサミ 佐藤耕平 ×立花誠吾

<第6試合 ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負>
〇アブドーラ・小林 ドリュー・パーカー(10分28秒 体固め)×ジェイク・リー 大森北斗
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ

<第7試合 2021世界最強タッグ決定リーグ戦 優勝決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負>
宮原健斗 青柳優馬(27分24秒 エンドゲーム)土肥こうじ ×羆嵐
☆宮原&青柳が2年連続優勝

いよいよ優勝決定トーナメントを迎えた「2021世界最強タッグ決定リーグ戦」Aブロックからは世界タッグ王者組で暴走SUPLEXの諏訪魔&芦野、Bブロックからは宮原&青柳のビジネスタッグ、Cブロックからは真霜&KAZMAの勤王党、Dブロックからは土肥&羆嵐の土肥羆が進出し、組み合わせも抽選の結果、ビジネスタッグvs勤王党、暴走SUPLEXvs土肥羆となった。

まず第1試合のビジネスタッグvs勤王党は、勤王党がブラインドタッチを駆使してビジネスタッグを翻弄、青柳を捕らえて試合をリードする。
青柳は真霜にドラゴンスクリューから宮原に代わり、宮原と真霜は読み合いからエルボーのラリー、も、KAZMAがブラインドタッチして勤王党が宮原にトレイン攻撃からサンドイッチ攻撃を狙うが、宮原が避けて同士討ちとなる。
KAZMAは地獄突きからロープへ走るが、場外の青柳が足をすくうと宮原がKAZMAの後頭部へブラックアウト、青柳がジャーマン、ブラックアウト&トラースキックと畳みかけるが、青柳のキックは宮原に誤爆すると、真霜が入ってDDTからサンドイッチニー、KAZMAがハーフパッケージドライバーを狙うが、阻止した宮原がブラックアウトを浴びせ、KAZMAがニーから延髄斬り、フェイントからトラースキックで反撃も、突進を避けた宮原はここ一番で出るジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い、ビジネスタッグが決勝進出を決める。

第2試合の暴走SUPLEXvs土肥羆は、暴走SUPLEXが早くも連係で羆嵐を捕らえると芦野が俵返しで投げるが、羆嵐がショルダータックルから重爆セントーンを投下、場外へ出すと土肥が鉄柵へハンマースルーと土肥羆が芦野を捕らえて試合の流れを変える。
芦野は土肥にスロイダーで反撃すると、代わった諏訪魔がフライングショルダーからラストライド狙いは羆嵐がカット、土肥羆が連係狙いは諏訪魔がダブルチョップやラリアットで阻止し、土肥に串刺しラリアットからスロイダーで投げると、代わった芦野がミサイルキックで続く。
諏訪魔は土肥にローリングラリアットから芦野がジャーマンで投げると、暴走SUPLEXはウルトラジャーマンボムを狙うが羆嵐がカット、土肥羆は暴走SUPLEXにダブルバックフリップで投げると、芦野がエルボースマッシュも土肥がエルボーで打ち返してラリーになると、土肥がローリングエルボーからスクラップバスターで叩きつける、
羆嵐がトップコーナーへ昇るが、諏訪魔が阻止すると、場外戦となり、土肥は場外で諏訪魔にラリアットからテーピングを持ち出し、諏訪魔を両腕をテーピングで鉄柵にグルグル巻きにして動けなくさせ、土肥羆は孤立した芦野に場外でダブルブレーンバスター、リングに戻って合体フェースクラッシャー!羆嵐が重爆ダイビングセントーンから土肥がラリアットで3カウントを奪い、土肥羆が決勝に進出する。

セミが終わると諏訪魔の呼びかけで2020年2月から首の負傷で長らく欠場していた野村直矢が現われると、「新たにやりたいことが決まった」として12月いっぱいで退団することを発表した。

おそらくだが野村はまだ復帰の目処が立たず、これ以上全日本プロレスに迷惑をかけられないと考えての退団と見ていいだろう。野村もジェイクと青柳と共に全日本プロレスの将来を担い、特に野村はジェイクとのタッグで青柳より先へ走っていたが、ケガによる1年以上の欠場は大きく響いたと思う。

そしてメインの優勝決定戦のビジネスタッグvs土肥羆は、宮原vs土肥で始まり、土肥が押し込んで逆水平からサミング、宮原はビックブーツで反撃する、
青柳vs羆嵐になると、青柳がロックアップからヘッドロック、ショルダータックルも、羆嵐が受け流し、青柳がまたショルダータックルも羆嵐が弾き倒す。
青柳は羆嵐にレッグシザースからエプロンの宮原がドロップキックと連係で捕らえるが、場外戦で青柳がプランチャは羆嵐がキャッチしてボディースラムで投げ、鉄柵へハンマースルーで叩きつける。
リングに戻っても土肥羆がボディースラムで青柳を代わる代わる投げて試合をリード、宮原がたまりかねてカットも土肥が排除する。
長時間捕まった青柳は羆嵐のラリアットを避けてフライングフォアアームを浴びせると、やっと代わった宮原がビックブーツ、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックで続き、串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスを狙うが、羆嵐が担いでカナディアンバックブリーカードロップ、代わった土肥もセカンドコーナーに宮原を宙吊りにするとカーブストンプで踏みつぶす。
土肥はパワースラムから南京錠固めで捕らえるが。宮原は必死でロープエスケープし、土肥は串刺しラリアットも宮原は串刺しエルボーから串刺しブラックアウトで応戦、エルボーのラリーから土肥が逆水平も、宮原はブレーンバスターで投げ、読み合いから宮原はジャーマンも土肥もジャーマンで応戦する。
青柳vs羆嵐の代わり、羆嵐がラリアットも青柳がドロップキックで返し、宮原を呼び込むとトレイン攻撃から青柳がダイビングクロスボディーも、ジャーマンは羆嵐が逃れるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げれば、土肥も宮原にアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、ダブルバックフリップを敢行する。
土肥羆はビジネスタッグに往復式串刺しラリアット、青柳にセカンドコーナーから重爆セントーンから重爆ダイビングセントーンを狙うが、宮原が阻止すると、青柳が羆嵐に頭突きから雪崩式ブレーンバスターで落とす。
宮原が羆嵐に後頭部ブラックアウトからジャーマン、青柳が入ってブラックアウト&トラースキックと畳みかけるが、土肥がカットも仕事納めはタイミングが合わず阻止され、宮原のブラックアウトが青柳に誤爆すると、土肥がビジネスタッグに両腕ラリアット、羆嵐が青柳にバックフリップから重爆セントーンから雪崩式埼玉に乾杯狙う、宮原が阻止も土肥が排除し、土肥羆が青柳に雪崩式合体バックブリップを敢行する。
羆嵐が青柳に埼玉に乾杯から重爆ダイビングセントーンを投下したが、宮原がカットには入り、羆嵐が再度重爆ダイビングセントーンを狙うが青柳が避け手自爆、宮原は土肥とエルボーのラリーになり、土肥が左右エルボーからラリアット狙いは、宮原がブラックアウトで迎撃も、土肥がラリアットで応戦して4選手がダウンとなる。
羆嵐は青柳にラリアットも受けきった青柳はジャーマンスープレックスホールドを決め、羆嵐はクロスボディーから埼玉に乾杯を狙うが、着地した青柳がフロントネックロックからエンドゲームで捕らえるも、羆嵐がアルゼンチンバックブリーカーのままで、土肥が羆嵐のバックを奪ってジャーマンで投げる合体技を決める。
羆嵐は重爆ダイビングセントーンで勝負に出たがまたしたも自爆したところで、青柳がエンドゲームで捕らえ、羆嵐が無念のギブアップとなり、宮原&青柳が連覇を達成した。
試合後もダメージを負った青柳はなかなか立ち上がれずも、賞金が手渡されると途端と元気になって受け取り、青柳は今年1年を振り返ると「最後で笑ったのはオレだ、バ~カ」と笑い飛ばし、宮原も2連覇をアピールすると、年末のプロレス大賞での最優秀タッグ賞取りをアピール、最後は青柳が野村のラストマッチの相手に立候補すると、「カス野郎!バーイ!」で締めくくった。
試合内容も土肥羆がほとんどリードしていたが、羆嵐の長所である体重が逆に仇になってしまい、雪崩式ブレーンバスターで落とされ、重爆ダイビングセントーンを2度に渡って自爆するなど、自身にとってリスクのある技を使い、失敗したのが大きかった。また青柳も宮原と組んでスタミナをつけてきたのも大きい、来年は青柳もタッグではなくシングルでの飛躍に期待したいところだ。

セミファイナルでは全日本プロレス初のハードコアマッチが行われ、ジェイク&北斗のTOTAL ECLIPSEが大日本プロレスのアブ小&ドリューと対戦、両チームは最強タッグ公式戦で対戦して大日本プロレス組が勝利も、11・23大阪でジェイク&北斗がバックステージでアブ小を襲撃し、大日本プロレスの得意としているハードコアルールでの対戦を要求したことで、今回の試合が実現となった。
大日本プロレス組が奇襲で開始となるが、ジェイクはアブ小にビックブーツを浴びせ、ドリューと北斗がイスチャンバラはドリューが制するも、奪った北斗はイスでフルスイングからTシャツでチョーク攻撃で攻め込み、北斗はドリューをイスで埋めてからセントーンを投下してからDDT、カットに入るアブ小にも額をフォークで突き刺して排除する。
TOTAL ECLIPSEはドリューを捕らえて試合をリード、ジェイクもハードコアには付き合わず、自分のペースで試合を進めるが、ドリューが北斗にトラースキックから蒼魔刀で反撃してアブ小に代わり、アブ小は北斗に頭突きの連打から地獄突きもバカチンガーエルボーは自爆すると、北斗はアブ小にイスを投げ渡してからエルボーを浴びせ、代わったジェイクがニーからフロントネックロックでアブ小を追い詰める。
ところがアブ小がジェイクにフォーク攻撃で反撃するとジェイクは流血、ドリューは北斗をエプロンからテーブル貫通河津掛けでKOすると、アブ小は流血に慣れてないジェイクをテーブルに何度も叩きつける。
アブ小はフォークでジェイクの額の傷をえぐってからバカチンガースリーパーで捕らえ、ジェイクはスタナーで脱出も、ドリューがイスで援護からアブ小がウエスタンラリアットを炸裂させ、バカチンガーエルボードロップ、ナックルからイスでジェイクの頭部をフルスイングし、最後はドリューがスワントーンボムからアブ小がダイビングバカチンガーエルボーで3カウントを奪い、アブ小が三冠王者のジェイクから直接フォールを奪う。
試合後のアブ小はジェイクの保持する三冠ヘビー級王座に挑戦表明した。ジェイクにしても相手の土俵とはいえあくまで自分のペースで試合をすれば大丈夫だと思ったのだろうが、慣れない流血戦になると一気に大日本プロレス組のペースになってしまった。ジェイクにしても三冠戦で借りを返すしかないだろう。

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