12月5日 DDT「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ FINAL」後楽園ホール 650人超満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1ダークマッチ 15分1本勝負>
〇岡谷英樹 高鹿佑也(7分19秒 ノーザンライトスープレックスホールド)納谷幸男 ×石田有輝
<第2ダークマッチ 渡瀬瑞基壮行試合 15分1本勝負>
〇岡田佑介(8分36秒 エビ固め)×渡瀬瑞基
※サドンデス
<第1試合 30分1本勝負>
〇彰人 赤井沙希 小嶋斗偉(7分4秒 足四の字固め)大鷲透 ×アントーニオ本多 平田一喜
◎アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
【挑戦者】〇平田一喜(11分48秒 体固め)【第1523代王者】×彰人
☆平田が第1524代王者となる
【挑戦者】〇大鷲透(11時49分 体固め)【第1524代王者】×平田一喜
※ボディースラムが押しつぶされる
☆大鷲が第1525代王者となる
<第2試合 ハンディキャップマッチ 30分1本勝負>
▲男色”ダンディ”ディーノ 飯野”セクシー”雄貴 今成”ファンタスティック”夢人(4分12秒 やっぱり無効試合)▲高木三四郎
<第3試合 30分1本勝負>
〇高梨将弘(7分24秒 ハングオーバー!!)×勝俣瞬馬
<第4試合 D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ スペシャル10人タッグマッチ 30分1本勝負>
秋山準 〇遠藤哲哉 吉村直巳 火野裕士 ザ・ボディガー(17分5秒 片エビ固め)HARASHIMA 樋口和貞 クリス・ブルックス ×MAO 岡林裕二
※シューティングスタープレス
<第5試合 DDT UNIVERSE選手権試合 60分1本勝負>
【第5代王者】〇佐々木大輔(18分48秒 足極め式クロス・フェースロック)【挑戦者】×高尾蒼馬
☆カリスマが2度目の防衛に成功
<第6試合 D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Bブロック1位】〇竹下幸之介(27分10秒 PlusUltra)【Aブロック1位】×上野勇希
☆竹下が3年ぶり2度目の優勝
いよいよ優勝決定戦を迎えた「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」、優勝決定戦に進出したのはAブロックから上野、Bブロックから竹下のThe 37KAMINA同士が進出し、二人は学生時代は同級生ながらも先にプロレスに入ったのは竹下で、上野は遅れてプロレス入り、上野がデビューした頃は竹下はKO-D王座を奪取してメインイベンターになっていた。その上野が竹下と同じユニットになりながらも、竹下を追い掛け、優勝決定戦に進出し、メインで対戦することになった。
開始からロックアップから竹下が押し込んでブレークとなり、ロックアップからまた竹下が押し込むが、上野が体を入れ替えてビンタを浴びせ、腕の取り合いから上野がリストロックに対して、竹下のリストロックで切り返してリードを奪いにかかる。
竹下はハンマーロックも上野はヘッドシザースで切り返す、竹下はブリッジで抜けて距離を取る。竹下はヘッドロックからショルダータックル、上野はエルボーの連打も竹下は一撃で返し、上野の連打で食い下がるが、竹下は頭突きからビックブーツを浴びせて場外へ出してトペ狙いは、素早くリングに戻った上野はウラカンラナも、竹下はフランケンシュタイナーで応戦して場外へ上野を追いやり、ノータッチトペコンを命中させる。
竹下は上野に鉄柵へハンマースルーからビックブーツを浴びせれば、上野も鉄柵へハンマースルーからビックブーツで返し、ブレーンバスターを狙うが、竹下がエプロンめがけてブレーンバスターで叩きつけ、上野は腰を強打してしまう。
リングに戻ると竹下はエルボーの連打から逆水平、対角線に振って串刺しエルボー、フライングラリアットでリードを奪い、竹下は腰へのエルボードロップ、対角線へ振ってからショルダースルー、エルボーと打撃と攻め込み、上野はエルボーの連打も、受けきった竹下はエルボーで一撃からブレーンバスター、逆片エビ固めと徹底して上野の腰を攻め、竹下はリバースインディアンデスロック、弓矢固め、テキサスクローバーホールドと追い詰めるが、上野はロープエスケープする。
竹下は上野の腰へエルボーからブレーンバスターを狙うが、上野がブレーンバスターで投げ返し、上野は背後からおっぴろげアタックで竹下を場外へ出すとトルニージョを命中させる。
リングに戻るとリバーススプラッシュ式フットスタンプ、しかしブリザードスープレックス狙いは竹下が堪えると、上野の腰へのエルボーからブルーサンダーを決める。
竹下は上野の腰へエルボーを連発するが、上野はランニングローリングエルボー、竹下の突進をいなしてジャーマンも、竹下も大中西ジャーマンで応戦してビックブーツに対して、上野はドロップキックで応戦、しかしラリアットは相打ちも竹下が打ち勝つ。
なかなかリードを奪えない上野はエルボー、張り手の連打も受け流した竹下はローリングエルボーを放ち、ダウンした上野にザーヒーを狙って上野はキャッチも、竹下はジャーマン、エルボーは避けた上野はハーフネルソンスープレックスホールドを決め、雪崩式を狙い、竹下がエプロンへ落とすも、上野は三角飛び雪崩式フランケンシュタイナーを敢行する。
上野はスタンディングシャイニングウィザードからフロッグスプラッシュを投下するが、BMEは竹下が剣山からPlusUltraを狙い、逃れた上野は読み合いからドロップキックも、竹下はショートレンジラリアットで応戦する。
竹下はラリアットを狙うが、切り返した上野がブリザードスープレックスホールドを決め、突進は竹下が迎撃すると、場外へ断崖ブレーンバスターから場外でマットのない床へブレーンバスターの連続技を敢行して、上野は大ダメージを負ってしまう。
上野はなんとかエプロンまで上がり、竹下とロープ越しでエルボーのラリーを繰り広げるが、竹下は左右エルボー、バックスピンエルボーと浴びせてラリアットを狙うと、絡みついた上野がハーフネルソンスープレックスで投げ、顔面へ串刺しドロップキック、コーナーの金具をめがけてインプラントDDTからからミステリオラナを決める。
上野はBMEを狙うが、トップロープに飛び乗った竹下が雪崩式大回転ジャーマンで落とし、ラリアットからクロスアームジャーマン狙いは逃れた上野がドロップキックからWRを決めるも、足がロープにかかっていたためカウントが入らない。
上野はクロスアーム式WRを狙うが、切り返した竹下がクロイツラスを決め、竹下は変形ハーフネルソンスープレックスからザーヒーを炸裂させてからPlusUltraで捕らえると、胴絞め式の変形PlusUltraで捕らえて上野が無念のギブアップとなり、竹下がKO-D王者のままで優勝の偉業を達成した。
竹下は上野にエールを送り、握手でノーサイド、上野が退場後は竹下がお客さんだけでなく参加選手に感謝の言葉を述べるが、12・26代々木の挑戦者は、11・3大田区の再戦で岡林を指名、リングに上がった岡林も指名を受諾して決定となった。
内容的にも上野の猛追を竹下が余裕で振り切った。二人の関係性をそのまま物語っている内容で、上野がフィニッシュであるWRを食らっても、竹下は自分の位置をしっかり把握してロープに足を掛けるなど、しっかり余力を残していた。
そして次期挑戦者に岡林を迎えるが、岡林も怪物だが、竹下も怪物になるほど成長している。また岡林も年明けの1・2大日本プロレス後楽園でストロングヘビー級王座に挑戦(王者は野村卓矢vs橋本大地の勝者)が決まっていることから、ハードな年末年始になりそうだ。
セミファイナルではカリスマの保持するユニバーサル王座に高尾が挑戦、以前高尾にドックフードを食べらされた因縁を今ごろ持ち出したということで遺恨が勃発したが、試合前にカリスマがベルトを翳して高尾を挑発すると、高尾がエルボーを浴びせて奇襲をかけ開始、カリスマがサミングからショルダータックル、読み合いからトラースキックも、高尾がドロップキックで反撃からエルボーの連打、しかしセコンドのMCポーに気を取られると、カリスマが低空ドロップキックから場外戦を仕掛ける。
場外戦では高尾が鉄柵へハンマースルーでカリスマを叩きつけるが、カリスマもやり返すと鉄柱に高尾に左足を打ち付けて固定してからイスでフルスイングし、リングに戻るとカリスマが低空ドロップキックからヒップドロップ、エルボードロップ、レッグドロップと左足攻めで試合をリードする。
カリスマが高尾を場外へ出すが、高尾は介入を狙うポーをエルボーを浴びせてからリングに戻るも、カリスマは左足攻め裏足四の字固めで捕らえて、高尾はロープエスケープする。
串刺しを迎撃した高尾はカリスマにミサイルキック、低空ドロップキックを連発で反撃すると、串刺しレッグラリアットからダイビングフットスタンプ、延髄斬りはカリスマが避けて膝十字固めも、逃れた高尾はエルボーの連打からディープインパクトで突き刺し、突進はカリスマがトラースキックも高尾はローリングエルボーを浴びせる。
カリスマはスピアーで反撃すると、ドックフードを持ち出して高尾の口に突っ込もうとするが、阻止した高尾はクロスフェースで捕らえるも、カリスマがドックフードを高尾の口に突っ込んで脱出する。
エルボーのラリーから高尾が連打を浴びせるが、ジントニックは逃れたカリスマはヘッドシザースで場外へ出すとトペスイシーダを命中させ、鉄柵に左足をセットしてからコーナーからのヒットマンエルボーアタックも命中させる
リングに戻るとカリスマがペティグリーからトラースキックを浴びせ、ダイビングエルボードロップを狙うが、高尾が剣山で迎撃、そこでポーはカリスマにイスを渡して一撃を狙うが、高尾はエルボーで迎撃してイスを奪ってポーに投げつけると、エプロンへ逃げたカリスマに延髄斬りからシュバインを敢行する。
リングに戻ると高尾がランニングエルボーからみちのくドライバーⅡ、ダイビングフットスタンプからマッドスプラッシュを投下するが自爆すると、カリスマが高尾の後頭部へドロップキックからミスティカは高尾が逃れてエルボーの連打からリバースゴリーを狙うも、カリスマが逃れてドラゴンスクリューを決める。
カリスマの串刺しを高尾がキャッチしてジントニックを決めたが、膝の痛みでカバーに遅れてしまいm高尾は雪崩式を狙うが、カリスマは雪崩式ペティグリーを狙う、しかし崩れてしまい、カリスマの足がトップロープに引っかかる。
カリスマも左足を痛めてしまうが、高尾の突進をドロップキックで迎撃すると、ミスティカ式クロスフェースから変形カベルナリアの新技を披露して高尾がギブアップ、カリスマが奥深さを見せて防衛を果たした。
試合後にカリスマがドックフードを撒き散らして高尾に「食べろ」と迫り、高尾は食べようとしたが、カリスマは一転して止め、再びDAMNATION TAとしてよりを戻そうとすると、高尾は現在のパートナーである翔太を選んで拒否し去っていく。
入れ替わりにカリスマとは因縁深いクリスが高梨、バリヤン・アッキを引き連れて登場すると、クリスがマイクを持って挑戦かと思われたが、クリスは高梨を挑戦者に推薦する。クリスの指名に高梨は戸惑うが、クリスとヤッキの説得で乗り気になるも、カリスマがドックフードを食べることを条件にすると、高梨が食べたことでカリスマが受諾、12・26代々木での選手権が決定となる。
高梨はDDT所属なれど、現在はさくらえみの留守を預かりチョコレートプロレスを仕切るためにスポット参戦扱いになっている。その高梨に大きなチャンスが舞い込んできたようだ。
第4試合での8人タッグ戦は遠藤がトーチャーラックボムからシューティングスタープレスでMAOから勝利を収める。
ところが試合後に火野がボディガーにタッグ結成を呼びかけ、ボディガーが応じるとKO-Dタッグ王座に挑戦を表明、現れたタッグ王者のHARASHIMA&吉村が受諾すると、エール交換で握手と見せかけてラリアットでKOする。
第2試合では高木一人がフェロモンズとハンディキャップ戦で対決し、高木が決めポーズを決めるフェロモンズに奇襲で開始となって、ディーノにプラケースでフルスイング、飯野にはスタナーからプラケースにスコピリドライバーを狙う。飯野が逃れると高木は飯野に張り手も飯野が感じて脱ぎだし、高木が阻止も、飯野はプラケースへボディースラムで叩きつけてから遂にアンダータイツ姿となる。
フェロモンズは高木がまだ癒えてない肋骨を攻め、タイツを脱がしにかかるが、また放送禁止を怖れた今林久弥GMが止めに入るも、フェロモンズは構わずセクシーピーラー、ツインフェロモンナイトメアの餌食にして、今成はひたすらカメラで撮影する。
ディーノは高木にイスでフルスイングを狙うが、今林GMが奪って阻止すると、フェロモンフェズロが今林GMも連行して飯野の生尻を押し付け試合はストップとなり、無効試合となる。
それでもフェロモンズは構わず今林GMをツイン地獄門の餌食にしてKOすると、18日の名古屋でフェロモンズと対戦する大仁田厚が駆けつけるが、大仁田は骨折している右手を今成に攻められてしまい、ツイン地獄門の餌食に遭って窮地に立たされてしまう。
そこで今度はクロちゃんが有刺鉄線バットを持って駆けつけるとツイン地獄門にフルスイングする。クロちゃんはフェロモンズを挑発しつつ、あっさりやられた大仁田、高木に説教するが、大仁田はクロニタ軍のリーダーはオレだろうとクロちゃんにすごむも、最後は6人タッグ王座奪取へ向けて気勢を上げる。
第1試合ではアントンがゴンギツネで各選手を排除すると、平田がTOKYOGO!を踊りだすが、彰人も負けじとパラパラを踊りだせば、小嶋もAKBの曲で踊りだす。
その間にアントンが赤井にドラゴンスクリューも、彰人が足四の字固めでアントンからギブアップを奪い勝利したところで、平田が彰人をカバーして3カウントを奪い、アイアンマン王座を奪取する。
そこで各選手が平田に襲い掛かり、平田が手刀で返り討ちも、大鷲へのボディースラム狙いは潰れてしまうと、そのまま3カウントとなり、大鷲がアイアンマン王座を奪取でまた4冠王となった。
そして4・26代々木には鈴木みのるの参戦が発表され、欠場中だった坂口征夫も代々木から復帰することを発表した。