11月23日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)634人
<第1試合 10分1本勝負>
△大岩陵平(10分時間切れ引き分け)△藤田晃生
<第2試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗₌8点】〇田口隆祐(11分39秒 片エビ固め)【2勝5敗₌4点】×DOUKI
<第3試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗₌6点】〇ロビー・イーグルス(12分52秒 ロンミラースペシャル)【3勝4敗₌6点】×BUSHI
<第4試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗₌6点】〇YOH(13分33秒 ファイブスタークラッチ)【4勝3敗₌8点】×石森太二
<第5試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【6勝1敗₌12点】〇SHO(15分2秒 レフェリーストップ)【2勝5敗₌4点】×マスター・ワト
※スネークバイト
<第6試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗1分=9点】〇エル・デスペラード(15分10秒 エビ固め)【4勝3敗₌8点】×金丸義信
※ピンチェロコ
<第7試合 「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗₌4点】〇エル・ファンタズモ(23分14秒 体固め)【3勝3敗1分=7点】×高橋ヒロム
※サトンデス
29日の後楽園大会では「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦が行われ、セミファイナルでは3勝2敗1分のデスペラードvs4勝2敗の金丸による鈴木軍対決が実現、後入場のデスペラードはいきり立つように素早くリングインする。
開始から金丸がリングから降りて試合放棄の構えを見せるが、デスペラードが納得せず場外へ降りて金丸を説得する、そこで場外カウントが進むと金丸がデスペラードを引きずり降ろしてリングアウトを狙うが、デスペラードが慌てて戻るも金丸が連続カバーからでスタミナを奪ってからヘッドロックで捕らえる。
デスペラードは足を踏んで逃れるが、デスペラードのバックドロップを着地した金丸はヘッドロック、逃れたデスペラードのアームホイップ狙いをすかした金丸は再びヘッドロックで捕らえて絞めあげる。
金丸はデスペラードをヘッドロックのままで場外へ引きずり出すが、デスペラードは鉄柱に叩きつけて逃れると、金丸は鉄柵へハンマースルーからDDTで突き刺し、リングに戻ると金丸はヘッドシザースホイップからクルックヘッドシザース、基本中の基本技で攻める。
切り返したデスペラードはデスロック狙いも、金丸はヘッドロックからネックロックで捕らえ、切り返したデスペラードは首投げも、首投げで返した金丸は首四の字で捕らえて首攻めで試合をリードする。
デスペラードは張り手からバックドロップで反撃、串刺し低空ドロップキックからマフラーホールドで捕らえると、グラウンドドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえて、金丸はロープエスケープ、
デスペラードは関節蹴りも突進を避けた金丸はトルネードDDTで突き刺す。
金丸は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、切り返したデスペラードはエルボーを浴びせ、レフェリーを利用した金丸は延髄斬りは避けたデスペラードはマフラーホールドも、金丸が首固めで丸め込み、側頭部へドロップキックからブリティッシュフォールを決める。
金丸はムーンサルトプレスから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、着地したデスペラードはスパインバスターからギター・デ・アンヘル、しかし隙を突いた金丸はサムソンクラッチ。読み合いから金丸がジャックナイフ式固めもキックアウトしたデスペラードがピンチェロコで3カウントを奪い、4勝目を収めた。
派手な攻めはなく基本中の基本技で試合をリードする金丸は、組んでいるデスペラードにとっても良い見本で参考になる部分も多かったと思う。その金丸にデスペラードが勝った。デスペラードにとって優勝以上の価値がある勝利だった。
メインイベントは3勝2敗1分のヒロムが2勝4敗と不振気味のファンタズモと対戦、試合前にヒロムは海野レフェリーにファンタズモの疑惑の右脚であるシューズのチェックを要求すると、ファンタズモも応じてシューズを脱いでレフェリーだけでなくヒロムにも確認され、中が入ってないことがしっかり確認される。
ヒロムは謝ってファンタズモにシューズを返し、ファンタズモがシューズを履きなおして開始となるが、ファンタズモはヒロムに再度謝罪を要求すると、ヒロムは英語で謝罪するが、ファンタズモは日本語での謝罪を要求、ヒロムは頭を下げて謝罪するが、ファンタズモはノーガードとなってヒロムの背中を引っ掻く。
リング内では読み合いになるが、ヒロムはファンタズモウォークをしながら謝罪して挑発すると、両者は読み合いからファンタズモが場外も追いかけた、ヒロムはエプロンダッシュをファンタズモが脛蹴りでで迎撃し、鉄柵を使った左腕攻めからニードロップ、鉄柱に左肩を打ち付けるなどして左腕攻めで試合をリードする。
ファンタズモは背中へ引っ掻きから逆水平も、ヒロムは張り手を浴びせれば、ファンタズモも張り手で返し、ファンタズモがロープバウンドから引っ掻きからサミング、左腕ヘショルダーアームブリーカーからサーフボードストレッチ、チンロック、エルボースタンプからスリーパーとヒロムのスタミナを奪いにかかる。
ファンタズモが右脚でヒロムの足を踏むも疑惑でないため威力がなく、反撃したヒロムはハサミワザ、串刺しラリアットからドロップキック、場外へ出されたファンタズモにエプロンからジョンウー、リングに戻ってからファルコンアローと一気に試合の流れを変える。
ヒロムはコーナーデスバレーを狙うが、逃れたファンタズモは読み合いから旋回式クロスボディー、ライオンサルトと畳みかけ、マンハッタンドロップからニードロップ、サドンデスではなくスーパーキックは避けたヒロムは蹴り上げるも、ファンタズモは延髄斬りを浴びせて突進はヒロムが飛びつき式でDで捕らえると、ファンタズモは持ち上げる。
ヒロムはローリングエルボーも、ファンタズモは切り返しからYesLockで捕らえてからBoneLockへ移行し、ヒロムはロープエスケープ、ファンタズモは串刺しエルボーから突進はヒロムがコーナースロイダーで叩きつける。
エルボーのラリーからファンタズモはニーリフトも、ヒロムはカウンターエルボーを浴びせて突進は、ファンタズモが顔面へトラースキックを連発、ヒロムは突進するが、ファンズモが避けると海野レフェリーに直撃してからヒロムに急所打ちを浴びせ、レフェリーだけでなくヒロムもうずくまっている間にファンズモはリング下に潜ってシューズに何か入れて疑惑の右脚に変わる。
リングに戻ったファンタズモはサトンデスを狙うが、ヒロムがキャッチしてトラースキックを浴びせてからヒロムちゃんボンバーを炸裂させ、コーナーデスバレーからTIME BOMBを狙うが、切り返したファンタズモはスピニングネックブリーカーも着地したヒロムは頭突きを浴びせ、旋回式ダイナマイトブランジャーを決める。
ヒロムはビクトリーロイヤルからTIME BOMBⅡを狙うが、ファンタズモが切り返して後頭部頭突き、スピニングネックブリーカーからVトリガーは避けたヒロムは大中西ジャーマンも、ファンタズモはVトリガーを連発から片翼の天使を狙い、切り返したヒロムがD狙いはファンタズモが持ち上げてスタイルズクラッシュを決める。
ファンタズモがCRⅡはヒロムがウラカンラナで切り返し、ラリアットは相打ちもヒロムはトラースキックからヒロムちゃんボンバーを炸裂させる。
ところが受けきったファンタズモがサトンデスで3カウントを奪い、3勝目を収め、ヒロムは手痛い2敗目を喫した。
試合後にファンズモがマイクを持つと「これからはBULLET CLUBのフューチャーと見ておくんだな、SUPER Jr.28を制して、そのままWRESTLE KINGDOMへ続く、ジェイ、オマエがその舞台に上がらないと言うなら…」とマイクを投げ捨てて去っていった。
ヒロムも試合前のチェックでシューズに何も履いていないことを確認したことで安心しきったのか、試合中に装着して疑惑の右脚にすることまではヒロムにとって想定外だった。
そして気になるのが試合後のファンタズモがジェイ・ホワイトに対戦要求らしき発言をしたこと、BULLET CLUB内はジェイのメンバーリストラ発言、House of toutureとの関係で大きく揺れているが、ここにきてファンタズモがヘビー級転向を示唆する発言をしたことでBULLET CLUBはさらに揺れ始めている。ファンタズモがジェイにとって代わってリーダーになろうというのか、ジェイに面白くない態度を取っているタマ・トンガやタンガ・ロアも担ぐ神輿をジェイからファンタズモに変えようと目論んでいるのか…
第5試合では5勝1敗のSHOと2勝4敗のワトが対戦し、開始からSHOが場外へ逃れるが、ワトが追いかけて鉄柵へハンマースルーを連発すると、SHOもやり返すが、ワトはエルボーの連打、リングに戻るとストンピングを連打からエルボーを連打するも、突進はSHOが場外へ出すと鉄柵へハンマースルーを連発、金具用のカバーで口を覆うと鉄柵を使ったアームロック、SHOはヤングライオンをリングに上げてレフェリーを引き付けると。ワトをイスでメッタ打ちし、リングに戻って指極め腕固めと先手を奪う。
SHOはコーナーにワトを押し込んで両足を押し当て、リストを掴んでミドルキックからフィンガーロックでワトを痛めつけるが、ワトはゼロ戦キックで反撃し、場外戦でSHOが鉄柵へハンマースルーも、飛び越えたワトが鉄柵越えスワンダイブアッパーカットを命中させ、リングに戻ってもスワンダイブアッパーカットを命中させる。
ワトはパントキックの連打からミドルキックを連打、ストンピングからビンタを連打と浴びせると、レシエントメンテを狙うが、SHOが指を捻り上げてからのエルボーで阻止、バックの奪い合いになるとワトがジャーマンスープレックスホールド、SHOの急所蹴りもソバットで阻止するも、レフェリーを利用したSHOはワトにスピアーを浴びせる。
SHOはフィンガーロックからリストを掴んだままで前後へミドルキックを連打、トラースキックからショックアローを狙うが、ワトが切り返してハイキックから旋風脚、レシエントメンテからRPPを投下するが自爆してしまう。SHOはスパナを持ち出して一撃を狙うが、ワトがハイキックで阻止し、TTDを狙うもレフェリーを巻き込んで逃れ、ワトはラ・カレデラも、レフェリーがダウンしてカウントが入らない。
SHOはワトとレフェリーを交錯させると、ワトに急所打ちからスパナで一撃しKOしてから、スネークバイトで捕らえ、レフェリーがワトを失神していると判断してストップとなり、SHOが6勝でトップをキープする。
第4試合の4勝2敗の石森vs2勝4敗のYOHは、YOHは石森にヘッドロック、レッグシザースからスライディングキックで先手を狙うが、場外の石森へのプランチャは避けられると、石森が鉄柵へハンマースルーから鉄柵へギロチンホイップで叩きつける。
リングに戻ると、石森がYOHの左肩を剝き出しコーナーに直撃させると、ショルダーアームブリーカー、グラウンドアームスクリュー、ハンマーロックと左腕攻め先手を奪うが、石森のバイシクルキックもキャッチしたYOHはドラゴンスクリューで反撃し、エルボーの連打から切り込み式フォアアームを浴びせ、串刺しエルボーからネックブリーカーで流れを変える。
石森はサミングもYOHはエルボーの連打で応戦するが、ジャーマン狙いは石森がコーナーホイップから延髄斬りmスライディングジャーマン、左腕へのコードブレイカーからYesLockで捕らえ、YOHはロープエスケープも石森は左肩へエルボーの連打でYOHを追い詰めにかかる。
石森は突進するが、YOHがドロップキックで迎撃し、石森のハンドスプリングをYOHがジャーマンスープレックスホールドで投げる。
YOHはDIRECTDRIVEを狙うが、石森が剝き出しコーナーに押し込んで逃れると、鉄柱にYOHの左肩を直撃させからリバースショルダーアームブリーカー、しかしミスティカはYOHが丸め込み、ファイブスタークラッチ狙いは、石森はBoneLockで切り返してからブラディークロスは、YOHが切り返してファルコンアロー式牛殺しを決める。
YOHはドラゴンスープレックスを狙うが、下へ潜って逃れた石森はサイファーウタキを決め、ブラディークロス狙いも逃れたYOHにバイシクルキックを浴びせたが、串刺し狙いはYOHがトラースキックで迎撃し、石森の意識が朦朧としたところでDIRECTDRIVEは石森が切り返すも、諦めないYOHはファイブスタークラッチで3カウントを奪い、3勝目を収める。
第3試合の2勝4敗のロビーvs3勝3敗のBUSHIは、ロビーはロープを使ったヒップトスからティヘラ、ニールキックでBUSHIを場外へ出してトペフェイントも、すぐ戻ったBUSHIはDDTで突き刺し、場外戦で鉄柵へハンマースルー、リングに戻ってTシャツでチョーク攻撃、ネックブリーカー、首四の字と首攻めで先手を狙う。
ロビーは反撃もBUSHIはサミングで黙らせてバックドロップを狙うが、逃れたロビーが足を払ってから後頭部にスライディングエルボー、ミドルキックの連打からレッグラリアットで反撃する。
ロビーがバンダナでチョーク攻撃からアサイDDTを狙うが、逃れたBUSHIはBUSHIロールも逃れたロビーは膝へ関節蹴り、ロープ越しのオーバーヘッドキックをキャッチしてロープ越しで逆片エビ固めも、ロビーのスワンダイブを避けたBUSHIは延髄斬りで場外へ追いやると矢のようなトペスイシーダを命中させる。
リングに戻ってBUSHIはライトニングスパイラルからカナディアンデストロイ狙いは、ロビーが丸め込みを連発し、BUSHIのスピンキックに対して、ロビーはハイキックからトラースキックも、旋風脚は避け、ターボバックバック狙いをBUSHIがバッククラッカーからコードブレイカーを決める。
BUSHIはMXを狙うが、ロビーが足への619で阻止し、串刺しダブルニー、左足へのストンピング、エルボーのラリーを仕掛けるとBUSHIが連打に対してロビーがローキック、左膝へ関節蹴りの連打からミドルキック、突進はBUSHIがドロップキックで迎撃するとエプロンへハングマンDDTで突き刺す。
BUSHIはカナディアンデストロイを狙うが、切り返したロビーがターボバックパックからロンミラースペシャルで捕らえ、左膝裏へのニードロップからロンミラースペシャルで再び捕らえると、BUSHIは無念のギブアップでロビーが3勝目を収める。
第2試合では3勝3敗の田口が2勝4敗のDOUKIと対戦するが、DOUKIの鉄パイプに対して田口はDOUKIのグッズである鉄パイプ風のおもちゃを持参して登場、これに怒ったDOUKIが奇襲をかけて開始となり、田口がヒップアタックからDOUKIグッズで殴打は柔らかいから効かず、更にすっちーばりの乳首ドリルも効かない。
それでも田口はDOUKIグッズでDOUKIの脛、脇を殴打もヒップアタックは自爆してしまい、場外戦でDOUKIが鉄柵へハンマースルー、鉄パイプでチョーク攻撃、田口の股間を鉄柱に打ち付ける。
リングに戻るとDOUKIがストンピングから足を押し当て、ラサンサを投下、サミングから串刺しは田口が迎撃もヒップアタックはDOUKIがアトミックドロップで迎撃するが、田口は時間差ヒップアタックを命中させる。
田口はヒップアタックを乱打も、避けたDOUKIは場外の田口にスライディングキックを狙うと、田口はエプロンでオーマイ&ガーアンクルで捕らえ、スワンダイブヒップアタック、オーマイ&ガーアンクルから串刺しヒップアタック、再びオーマイ&ガーアンクルからブルーサンダーを決めるが、オヤイからケツイエは避けたDOUKIが土遁の術を決める。
DOUKIはデイブレイクを狙うが、田口が倒れてタイミングがずれると、DOUKIが起したところで田口が首固めもDOUKIはいたイリアンストレッチNo.32で捕獲し、田口はロープエスケープ、DOUKIはデイブレイクからスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、田口が逃れたところでDOUKIが地獄突き、読み合いからスープレックス・デ・ラ・ルナは田口がサムソンクラッチからオーマイ&ガーアンクルで捕らえ、どどんズスロウンからオーマイ&ガーアンクルも、切り返したDOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕らえる。
田口はロープエスケープ寸前になると、DOUKIが回転するが、田口が押さえ込んで3カウントを奪い4勝目を収め、大逆転負けを喫したDOUKIはレフェリーに抗議するが受け入れられなかった。
リーグ戦はSHOが12点で単独トップ、大きく差を開かれながらも9点のデスペラード、金丸、石森、田口が追いかける展開となった。