入江が涙の戴冠…石川を破りGAORA TV王座を奪取!STRONGHEARTSは青柳兄弟を蹂躙してアジアタッグを防衛!全日本がMLWとコラボを開始!


10月31日 全日本プロレス「2021 旗揚げ記念シリーズ」後楽園ホール 510人
(試合内容は実況ツイート、画像は全日本プロレスTVより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇ライジングHAYATO(6分41秒 足四の字固め)×塚本竜馬

<第2試合 20分1本勝負>
〇大森隆男 ブラックめんそーれ 木髙イサミ TAMURA(9分2秒 片エビ固め)ヨシタツ 立花誠吾 ×斉藤レイ バリアンアッキ
※アックスボンバー

<第3試合 本田竜輝 試練の七番勝負~高校からレスリングを始めた僕が、老舗プロレス団体に飛び込みで参戦を直訴し、正式入団を果たしたのちに、トップ選手への階段を登るための試練の七番勝負 第六戦~ 30分1本勝負>
〇宮原健斗(9分18秒 スネークリミット)×本田竜輝

<第4試合 30分1本勝負>
〇諏訪魔 芦野祥太郎 田村男児(11分35秒 体固め)岩本煌史 ×斉藤ジュン カズ・ハヤシ
※バックドロップ

<第5試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー TAJIRI 大森北斗(12分33秒 片エビ固め)ゼウス イザナギ ×UTAMARO
※D4C

<第6試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第111代王者組】〇T-Hawk エル・リンダマン(16分16秒 体固め)【挑戦者組】青柳優馬 ×青柳亮生
※AKACHOCHIN
☆T-Hawk&リンダが2度目の防衛に成功

<第7試合 GAORA TV選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇入江茂弘(19分39秒 片エビ固め)【第19代王者】×石川修司
※ビーストボンバー
☆石川が4度目の防衛に失敗、入江が第20代王者となる

「旗揚げ記念シリーズ」の最終戦が後楽園ホールにて行われたが、第5試合前に全日本プロレスがアメリカの団体MLW(メジャー・リーグ・レスリング)とコラボしたことを発表した。スクリーンにはMLW代表のコード・バウアー氏が登場し第1弾としてTAJIRIが保持するMLWミドル級王座への挑戦者に青柳亮生を指名し、11・29小田原で選手権が行われることが決定した。

MLWは過去NOAH、DRAGON GATEとも提携しており、NOAHにはアレックス・ハマーストーンが参戦、NOAHで修業していたマーシャル&ロスのエリック兄弟も現在タッグ王者としても活躍、新日本プロレスSTRONGにもトム・ローラーを派遣しており、現在は元WWEのサイモン・ゴッチ、全日本に参戦経験を持つTNTもMLWに参戦している。TAJIRIは旗揚げ記念シリーズ前に渡米してMLWに参戦、ミドル級王座を奪取し帰国していた。

TAJIRIは第5試合でジェイク&北斗のTOTAL ECLIPSEでゼウス&イザナギ&UTAMAROのPURPLE HAZEと対戦、試合はTOTAL ECLIPSEがイザナギのマスクに手をかけて試合をリードし、ゼウスがカットに入るもジェイクが排除して「いいか、ようく聞いとけ。お前は大阪プロレスでも何も出来ない」と挑発する。
それでもPURPLE HAZEはゼウスが盛り返してジェイクを捕らえ、UTAMAROがドロップキック、後頭部ラリアット、延髄斬り、バックドロップで攻め込んでいったが、ムーンサルトプレスが自爆すると、ゼウスも排除したジェイクがUTAMAROに後頭部へのジャイアントキリングからD4Cで3カウントを奪い、TOTAL ECLIPSEが完勝を収めた。

そしてメインイベントではGAORA TV選手権が行われ、王者の石川にPURPLE HAZEの入江が挑戦、入江は28日の2AW後楽園大会でも2AW無差別級王座を奪取しており、自身が保持しているOWE無差別級王座も含めて三冠奪取をかけての挑戦となった。
序盤はハンマーロックの応酬で互いに出方を伺うも、ぶつかり合いになると石川がなぎ倒して制し、石川は入江の腰を踏みつけて全体重を浴びせるると、入江は場外へ逃れ、石川が追いかけたところで入江がリングに戻ってエプロンの石川にトップロープへスタンガンを浴びせるが、エプロンからのキャノンボールを狙うと避けられて自爆してしまう。
これを逃さなかった石川は入江をエプロンの角めがけてボディースラムでダメ押し、入江はなんとかリングに戻るが石川はストンピング、背中へサッカーボールキックを連打を浴びせて、入江はたまらず場外へ逃れるも、追いかけた石川が休ませず鉄柵へハンマースルーで叩きつける。
リングに戻るも石川がニーリフトからキャメルクラッチで捕らえ、エルボーのラリーも入江が崩れる。入江の突進も石川がエルボーで迎撃するが、入江は往復式ランニングエルボーでやっと石川を倒す。
入江はブレーンバスターを狙うが、石川が投げ返して突進し、、入江がエプロンに追いやって石川を座らせると、石川の背中めがけて重爆トペスイシーダを浴びせ、リングに戻るとフライングソーセージを投下も、石川が頭突きから閂で捕らえて頭突きの連打を浴びせ、閂スープレックスで投げる。
入江は頭突きを浴びせるが、石川はドラゴンスープレックスで投げると、入江は後頭部へビーストボンバーで両者ダウンとなり、ラリアットは相打ちも石川がバックドロップで投げてから、ここ一番で出す奥の手である地獄固めで捕らえて入江を追い詰める。
石川はジャイアントニーからスプラッシュマウンテンを狙うが、入江はリバースして石川の背中にキャノンボールを浴びせたが、ファイヤーサンダー狙いは石川が切り返してファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンを決めたが、入江はカウント2でキックアウトする。
石川はジャイアントスラムを狙うが、逃れた入江はターンバックルへブレーンバスターで投げてからキャノンボールを浴びせ、雪崩式バックフリップを狙うも足から崩れて失敗するも、それでも入江は奥の手の自分が垂直落下式バックフリップを決め、ラリアットは相打ちも石川がキチンシンクからカミゴエを炸裂させ、ジャイアントボディーシザースを狙いに突進したところで、入江がビーストボンバーで迎撃すると、最後はビーストボンバーで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後は入江は和田京平レフェリーに抱き着いて全日本での初戴冠を喜び、PURPLE HAZEのメンバーも入江を祝福、マイクを持った入江は「全日本プロレスに参戦して8年が経ちました。やっとシングルでメインイベントで結果を残すことが出来ました。パープルヘイズとして結果が残せて嬉しいです。ゼウスさんとあのベルトが巻きたいです!」とアピールすれば、ゼウスも「このゼウスが全日本プロレスで獲っていないタイトルは最強タッグだけ!ボティガーとも崔ともなし得なかったことを最高のパートナー入江茂弘と成し遂げます!そして来年1月、大阪プロレス所属として世界タッグのベルトを巻きます!」と呼応、最後は入江と一緒に「人生は祭りやで、ワッショイ、ワッショイ」で大会を締めくくった。
内容的にも上背では石川が優っていたことから試合をリードされていたものの、入江は体重を生かした技で試合の流れを変え、最後もジャイアントボディーシザースを狙った石川をカウンターで迎撃するなど、入江の重量感でなんとか押し返しての勝利となった。
入江はDDT時代から全日本プロレスに参戦してきたが、石井慧介と組んでアジアタッグは奪取しても、石井と高尾蒼馬が世界ジュニアヘビー級王座を奪取したにもかかわらず、入江はシングルの王座には縁がなかった、入江にしても全日本プロレスに参戦して8年目でのシングル王座戴冠は感慨深いものかもしれない。
そして年内いっぱいで全日本プロレスを去るゼウスの最後の仕事として入江とのタッグで世界最強タッグ決定リーグ制覇を掲げた、ゼウスにしても過去5回参戦したが1度も優勝できず、昨年も入江とのタッグでエントリーを予定していたが、ゼウスが新型コロナ感染でリーグ戦を欠場してしまった。ゼウスが大阪プロレスへ移ってもへ引き続き参戦するが、全日本プロレス所属最後の仕事して最強タッグ制覇なるか…?

セミファイナルではアジアタッグ選手権が行われ王者組のT-Hawk&リンダのSTRONGHEARTSに青柳優馬&青柳亮生の青柳兄弟が挑戦も、リンダは青柳兄弟Tシャツを着こんで登場すると、開始前に引き裂いたことで青柳兄弟が激怒して奇襲をかけるも、STRONGHEARTSは素早い連係で青柳兄弟を蹂躙し、亮生を捕らえて試合をリード、青柳もカットに入るが、リンダのロープを使った急所攻撃で排除されてしまう。
長時間捕まった亮生はリンダにハンドスプリングレッグラリアットで反撃してから青柳に代わり、青柳はリンダに串刺しエルボー、控えのT-Hawkにビックブーツ、リンダに旋回式クロスボディーからバタフライロックで捕らえ、早くもエンドゲームを狙うがリンダはロープエスケープする。
青柳はジャーマンを狙うが、リンダが逃れて突進する青柳にエルボーからローリングエルボー、後頭部へドロップキックからT-Hawkに代わり連係狙いは、青柳がドロップキックで阻止も、青柳の串刺しを避けたT-Hawkはナックルを浴びせて青柳がダウンすると、T-Hawkはウラジゴクを狙うが、青柳が阻止してジャーマンスープレックスホールドを決め、エンドゲームで捕らえるがリンダにカットされる。
代わった亮生はT-Hawkにエルボーの連打も、T-Hawkは逆水平で返し、青柳がカットに入ると青柳兄弟が連係から亮生がセカンドコーナーからのムーンサルトプレス、旋風脚、ブレーンバスターから連続ムーンサルトプレス、スカイツイスタープレスまで初披露してT-Hawkを攻め込む。
亮生はトップコーナーへ昇るが、リンダが動きを止めるとT-Hawkは雪崩式ブレーンバスターで落とし、T-Hawkはケルベロスを浴びせて、ウラジゴクから、リンダがジャーマンと連係で捕らえ、青柳がカットに入ってジャーマンでリンダを排除すると、T-Hawkをフロントネックロックで捕らえたが、T-Hawkがブレーンバスターで投げると、リンダがフロッグスプラッシュを投下して青柳を排除する。
T-Hawkは亮生にナイトライドを狙うが、青柳が入ってドロップキックから亮生が十字固めで丸め込むも、リンダがジャーマンで青柳を排除すると、T-Hawkは亮生の後頭部にケルベロスからウラジゴク、そしてリンダとのコードブレイカー式ダブルインパクトことAKACHOCHINで3カウントを奪い完勝で王座を防衛、試合後もT-Hawkとリンダは優勝候補の一角として最強タッグに参戦することをアピールする。

第3試合では本田の試練の7番勝負が行われ、6番目の相手として宮原と対戦、リングインするなり本田がガウンを脱いでいない宮原に奇襲で開始し、怒った宮原は場外戦を仕掛けるもリングに戻った本田はエプロンからエルボーアタック、宮原は鉄柵へハンマースルーも本田はショルダータックルで返し、ストンピングやエルボーを連打も、受けきった宮原は頭突き返す。
場外でやっとガウンを脱いだ宮原は本田にビックブーツ、頭突き、ビックブーツ、頭突きと本田を制裁し、神林レフェリーを弄りつつ本田をリングに戻し、低空ドロップキックからの側頭部へドロップキックを狙うが、避けた本田は逆エビ固めで宮原のパターンを崩しにかかるが、宮原はロープエスケープする。
本田は串刺しスピアーも宮原が避けると、本田の肩が鉄柱に直撃、そこで宮原は串刺しブラックアウトからブレーンバスター狙うが、本田が投げ返して串刺しエルボー、ノーザンライトスープレックスホールド、そしてジャーマン狙うが、宮原が切り返してスネークリミットで捕らえ、本田はロープエスケープする。
宮原は後頭部へブラックアウトからブラックアウトと浴びせてシャットダウンスープレックスホールドを狙うが、本田が逃れてエルボーの連打から左右エルボー、宮原がビックブーツも受けきった本田はラリアットからジャーマンスープレックスホールドで投げるが、宮原はカウント2でキックアウトする。
本田はスピアーを狙うが、宮原がブラックアウトで迎撃してからスネークリミットで捕らえ、本田はバスターを狙うも腕が伸び切ったため、本田はタップし宮原が勝利となった。

第4試合では諏訪魔がバックドロップでジュンから勝利も、試合後には8年ぶりに古巣参戦となったカズが「GLEATのカズハヤシです。8年ぶりに全日本プロレスのリングに上がらせて頂きました。全日本プロレスの50周年、一緒に盛り上げたいなと。そう考えています、諏訪魔選手」50周年へ向けて協力を約束すると、諏訪魔もだけでなく、かつての後輩である芦野とも握手を交わした。

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