8月18日 全日本プロレス「第8回 王道トーナメント」神奈川・横浜市保土ヶ谷公会堂
(試合内容は実況ツイートより)
<第0試合 15分1本勝負>
青柳優馬 〇本田竜輝 斉藤ジュン 斉藤レイ 塚本竜馬(8分17秒 片エビ固め)大森隆男 イザナギ ブラックめんそーれ 田村男児 ×デビル紫
※スピアー
<第1試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇青柳亮生(7分58秒 サムソンクラッチ)×TAJIRI
<第2試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇石川修司(5分5秒 体固め)×フランシスコ・アキラ
※ジャイアントボディーシザースドロップ
<第3試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇入江茂弘(5分32秒 エビ固め)×ヨシタツ
<第4試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇吉田綾斗(7分34秒 片エビ固め)×大森北斗
※バックドロップ
<第5試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇芦野祥太郎(9分43秒 アンクルロック)×ゼウス
<第6試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇諏訪魔(10分23秒 レフェリーストップ)×アブドーラ・小林
※万力スリーパー
<第7試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇宮原健斗(14分15秒 シャットダウンスープレックスホールド)×T-Hawk
<第8試合 第8回王道トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負>
〇ジェイク・リー(13分21秒 片エビ固め)×岩本煌史
※D4C
王道トーナメントは2回戦へと突入、第1試合では亮生がTAJIRIと対戦、フィンガーロックの攻防で、亮生はカサドーラで切り返し読み合いからアームホイップで投げ、ヘッドロックで捕らえたが、TAJIRIはヘッドシザースで切り返して絞めあげる。
TAJIRIはストンピング、ネックブリーカー、スリーパーと首攻めでリードを奪い、逃れた亮生は突進もTAJIRIはアームホイップからクロスフェースで捕らえる。
亮生はエルボーの連打も、TAJIRIは首投げからエルボースタンプ、再びスリーパーで捕らえ、逃れた亮生にネックブリーカー狙いを狙うが、切り返した亮生が延髄斬り、エルボーのラリーで亮生が連打を浴びせると、バク転からブーメランアームホイップ、ドロップキックからコーナードロップキック、その場飛びムーンサルトと畳みかける。
読み合いになるとTAJIRIがリバースDDTからクロスフェースで捕らえ、亮生は必死でロープエスケープし、TAJIRIは突進を亮生はハンドスプリングエルボー、ハンドスプリングレッグラリアットと畳みかけてから、ムーンサルトプレスを投下も、ファイヤーバードスプラッシュは自爆してしまい、勝負に出たTAJIRIがバスソーキックを狙うと、避けた亮生がサムソンクラッチで3カウントを奪い準々決勝に進出、試合後はセコンドに着いていた兄の青柳優馬も複雑そうな顔を浮かべながら亮生の勝利を祝福する。
第2試合では石川がアキラと対戦し、開始からアキラがドロップキックを連発するが石川は受け流し、バックを奪ったアキラはスリーパーも石川はKUBINAGEで投げる。石川は串刺しを狙うが、アキラが迎撃して低空ドロップキックからローキックの連打、膝裏へのエルボーと切り崩しにかかり、トラースキックを浴びせると、花道から低空トペスイシーダを命中させる。
場外へ逃れた石川にアキラはミステリオラナを狙うが、キャッチした石川はエプロンへパワーボムで叩きつけ、リングに戻ると石川が垂直落下式ブレーンバスターから逆片エビ固めで捕らえて追い詰めにかかり、アキラは必死でロープエスケープする。
アキラは逆水平の連打も受け流した石川はニーリフトを浴びせてからジャイアントニーを狙ったが、飛び越えたアキラは低空ドロップキックからランニングダブルニーアタック、セカンドコーナーからのムーンサルトと畳みかけ、アキラはリバースフランケンで強引に倒して突進するが、石川はラリアットで迎撃する。
石川は突進するが、アキラはトラースキックで迎撃してからハイキックを浴びせてYutakaを狙う、しかし石川が避けるとジャイアントボディーシザースドロップで3かウントを奪い準々決勝に進出、アキラにパワーの差を誇示する。
第3試合のヨシタツvs入江は、開始から入江がキックからハンマーの連打で奇襲をかけると、頭突きから場外戦を仕掛けてパイルドライバーを狙うが、ヨシタツがエプロンに押し込んで逃れ、エルボーのラリーからヨシタツがニーリフトから入江をリングに戻すと、入江は重爆トペスイシーダを命中させ、リングに戻ってからフライングソーセージでヨシタツを圧殺する。
入江はビーストボンバーを狙うがヨシタツはニーリフトで迎撃してエルボースタンプを連打、顔面ウォッシュから頭突きも、入江も頭突きで返し、ヨシタツは頭突きを連打からハンマーを連打も、ミドルキックはキャッチした入江は突進するヨシタツにバックフリップからキャノンボールを浴びせる。
入江はビーストボンバーを狙うが、ビックブーツで迎撃したヨシタツはミドルキックを連打、垂直落下式ブレーンバスターからCBJは入江が前へ放り投げるも、コンプリートショットからのヨシタツ幻想を狙うと、入江が押しつぶして3カウントを奪い準々決勝ジュに進出も、ヨシタツはまさかの敗戦に納得しない。
第4試合の北斗vs2AWの吉田は、北斗がリングインするなり奇襲で開始となり、場外戦で吉田のコスチュームで殴打してから鉄柱攻撃、自身のコスチュームで吉田の首を絞め、イスを持ち出してリングに戻るがレフェリーが取り上げる。
吉田はビックブーツで反撃してからコーナーに北斗を押し込んで足を押し当て、首投げからサッカーボールキック、スリーパー気味のキャメルクラッチで捕らえ、北斗はロープエスケープも吉田はロックボトムで叩きつける。
吉田のPKはキャッチした北斗がネックブリーカーで反撃し、ランニングエルボーからコンプリートショット、シザースキックを浴びせ、串刺しを狙うが吉田はニーで迎撃しランニングネックブリーカー、トラースキックと畳みかける。
両者はエルボーのラリーから吉田が突進するが、北斗が左右エルボーからローリングエルボーを浴びせて突進は、吉田がエルボーからバスソーキック、北斗の急所蹴りを阻止した吉田が突進も、北斗がポップアップ急所蹴りから回転エビ固めで丸め込んだが、吉田はカウント2でキックアウトする。
北斗はイスを持ち出してフルスイングを狙うが、吉田がハイキックで迎撃するとバックドロップで3カウントを奪い準々決勝に進出、余力がある吉田の完勝となった。
第5試合のゼウスvs芦野は、開始から芦野がドロップキックからエルボースマッシュを連打で奇襲も、ゼウスはフライングバイセップスエクスプローションで反撃して、串刺しバイセップスエクスプローション、フロントスープレックス!バイセップスエクスプローションと畳みかけると、チョークスラムは芦野が逃れてレッグシザースから早くもアンクルロックで捕らえる。
ゼウスは蹴って逃れて芦野を場外へ出すと、追いかけようとしてロープを跨ぐと、素早くリングに戻った芦野はロープ越しでドラゴンスクリュー、場外戦でサイキック、鉄柱に膝を叩きつけるなどゼウスの左足攻めで試合をリードする。
リングに戻っても芦野はトーホールドで左足攻めを続け、ロープエスケープしたゼウスは逆水平も芦野は低空ドロップキックからマフラーホールドで捕らえて、ゼウスは必死でロープエスケープ、芦野は串刺しエルボースマッシュも迎撃したゼウスは逆水平、芦野はエルボースマッシュで応戦してラリーになり、芦野はローキックから突進はゼウスがショルダータックルを浴びせて、マシンガンチョップ、ブレーンバスターと畳みかける。
ゼウスはチョークスラムを狙うが、逃れた芦野はアンクルロックで捕らえて、ゼウスは必死でロープエスケープして逆水平もいなした芦野はジャーマンからアンクルロックで捕らえて、ゼウスは必死でロープエスケープする。
ゼウスは突進する芦野にバイセップスエクスプローションからチョークスラム、バイセップスエクスプローションから三沢式フェースロックを狙うが、芦野が切り返してアンクルロックで捕らえ、ゼウスは必死で抵抗も無念のギブアップとなり芦野が狙い通りの攻めで完勝を収めて準々決勝に進出、準々決勝では亮生と対戦することになった。
第6試合の諏訪魔vs大日本プロレスのアブ小は、アブ小が後入場の諏訪魔に襲い掛かりカウベルで殴打して開始となり、早くも花道でバカチンガースリーパーで捕らえるが和田京平レフェリーがリングでやれと一喝され、リングになるとアブ小が諏訪魔の顔をTシャツで覆ってカバーするが、怒った諏訪魔がTシャツを奪って首を絞め、和田京平レフェリーも止めるどころか、諏訪魔にもっとやれと指示する。
アブ小と和田京平が揉めている間に、諏訪魔が襲い掛かるもアブ小は場外戦を仕掛け、鉄柱攻撃を狙うが諏訪魔が逆に叩きつけてから柵を投げつけ、柵を首に翳してからナックルを浴びせてアブ小は流血すると、エプロンに上がるとアブ小が頭突きを浴びせ、返り血を浴びて怒った諏訪魔はエルボーの連打も、アブ小は猫だましからナックルを浴びせ、バカチンガースリーパーで捕らえたが、エプロンのため和田京平レフェリーは場外カウントを取る。
リングに戻ったアブ小は地獄突きの連打からラリアットを狙うが、避けた諏訪魔がフライングショルダーを命中させてからダブルチョップの連打、ラリアットからスリーパーで捕らえ、アブ小はロープエスケープするが、諏訪魔は構わずアブ小の頭を叩きまくる。
アブ小は脳天チョップを浴びせると、諏訪魔がエルボーからバックドロップを狙うが、アブ小が切り返して河津掛けから、スライディングウエスタンラリアット、滾ってからカモイエ、バカチンガーエルボードロップと畳みかけて、ダイビングバカチンガーエルボーを狙うが、諏訪魔が雪崩式ブレーンバスターで落とす。
諏訪魔は串刺しラリアットを狙うが、避けたアブ小はスリーパーで捕らえると、諏訪魔はバックドロップで投げてから万力スリーパーで捕らえて一気に絞めあげ、和田京平レフェリーが試合をストップして諏訪魔が勝利で準々決勝に進出も、完全に暴走モードとなった諏訪魔は構わず絞めあげ、セコンドが慌てて制止する。
息を吹き返したアブ小は和田京平レフェリーに抗議も受け入れられず、バックステージでもインタビュー中の諏訪魔にアブ小が襲い掛かるが、諏訪魔は男児と共にアブ小を返り討ちにし、アブ小も和田京平レフェリーの諏訪魔寄りのレフェリングに怒りをあらわにしていた。なお諏訪魔は準々決勝では入江と対戦する。
セミファイナルでは宮原とGLEATのT-Hawkが対戦し、ロックアップからT-Hawkが逆水平を連発して突進するが、宮原がレッグシザースでセカンドロープにT-Hawkを倒すと、エプロンから側頭部へのドロップキックを放って、場外戦で頭突きを連発、しかし突進もいなしたT-Hawkは逆水平からDDTで突き刺す。
リングに戻るとT-Hawkは宮原の顔面へ低空ドロップキックからロホで捕らえ、宮原は必死でロープエスケープし、T-Hawkは宮原を挑発すると、宮原はエルボーを連発もT-Hawkは逆水平から低空ドロップキックを浴びせたが、突進は宮原が逆に低空ドロップキックから側頭部へドロップキックを命中させる。
宮原は串刺しブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙うが、逃れたT-Hawkは逆水平、スパインボムと畳みかけ、セカンドコーナーの宮原を逆水平で場外へ落とし、エプロンに戻ったところで雪崩式ブレーンバスターで落とす。
T-Hawkはケルベロスを狙うが、キャッチした宮原はエルボーを浴びせれば、T-Hawkもエルボーで打ち返してラリーとなってT-Hawkが崩れる。宮原はバイシクルキックに対して、T-Hawkはアギラで応戦するが、宮原は切り返しからブラックアウトを炸裂させ、後頭部ブラックアウトからジャーマンも、T-Hawkはウラジゴクからナックルを浴びせて、両者ダウンとなる。
T-Hawkは後頭部に逆水平からBTボムを決めるが、宮原はカウント2でキックアウト、T-Hawkはナイトライドを狙うが、逃れた宮原がシャットダウンスープレックスを狙うと、T-Hawkは強引にナイトライドを狙う。しかし逃れた宮原はシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い準々決勝に進出、試合後も睨み合いでエールを交わし合う、なお宮原は準々決勝では石川と対戦することになった。
メインはジェイクvs岩本の元”陣”対決となり、ジェイクが押し込んで岩本が体を入れ替えるともつれ合うように場外へ転落し、岩本は場外の床へニークラッシャーと足攻めで先手を奪ったかに見えたが、ジェイクは岩本の脇腹へミドルキックから場外戦を仕掛けストンピングを連打、脇腹をエプロンの角へ打ち付け、鉄柱攻撃、リングに戻って脇腹へキックの連打と脇腹攻めで試合の流れを変える。
岩本はボディーへ頭突きも、ジェイクは足を押し当て、ストマックブロックからベアハッグで捕らえてスタミナを言う倍にかかり、岩本はロープエスケープする。岩本はエルボーの連打もジェイクはキチンシンク、串刺しは岩本が迎撃し、ジェイクの右脚をセカンドコーナーにセットしてから低空ドロップキック、串刺しバックエルボー、ドラゴンスクリューとジェイクの足を攻める。
岩本はグラウンド式ドラゴンスクリューからSTFで捕らえたが、ジェイクはロープエスケープし、岩本は足四の字狙うと、蹴って逃れたジェイクは串刺しビックブーツ、しかし受けきった岩本はエルボーを連発し、ジェイクもエルボーで返してラリーとなる。
ジェイクはボディーブローも岩本は一本背負いから足四の字で捕らえて追い詰めるが、ジェイクは必死でロープエスケープし、それでも岩本はジャーマンスープレックスホールドで投げ、ドラゴンスープレックスを狙うが、ジェイクが逃れてキチンシンクからニーを連打、ジャイアントキリングと畳みかけ、最後は往復式の後頭部ジャイアントキリングからD4Cで3カウントを奪い勝利で準々決勝に進出する。
試合後にはジェイクがマイクで「岩本、残念だったな、あとちょっとだったよ、あとちょっとで走ることも出来なかったよ」と高笑いすると、準々決勝で対戦することになった同じ元”陣”の吉田を呼び出し、現れた吉田にジェイクがマイクを渡すと、吉田はジェイクが現在していることを認めつつも、「でもな、あんま好き勝手やってとな、気分悪いヤツもおんねんぞ」と不快感を示し、ジェイクを睨みつけ、「ええ顔してんな、新木場では楽しみにしてるからな」と去り、ジェイクも「彼は吉田綾斗、オレにボコボコにされる男です。相手が誰だろうが、知ったこっちゃない、今はな、オレの時間だ」と締めくくった。
改めて準々決勝のカードは宮原vs石川、ジェイクvs吉田、諏訪魔vs入江、亮生vs芦野となったが、唯一ジュニアで残っている亮生は芦野を降すことが出来るか、吉田もジェイクに勝てば三冠挑戦も見えてくるだけに楽しみな一戦になりそうだ。