デスペラード&金丸が逆転優勝も、狙いはあくまでIWGPジュニアタッグ!


8月17日 新日本プロレス「SUMMER STRUGGLE 2021~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021~」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 30分1本勝負>
〇グレート・O・カーン(10分50秒 体固め)×本間朋晃
※エリミネーター

<第2試合 30分1本勝負>
〇矢野通 真壁刀義(11分21秒 裏霞)チェーズ・オーエンズ ×邪道

<第3試合 30分1本勝負>
鈴木みのる タイチ 〇ザック・セイバーJr. DOUKI(15分21秒 卍固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×天山広吉 小島聡

<第4試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇田口隆祐 マスター・ワト(15分40秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)【3勝2敗=6点】ロビー・イーグルス ×タイガーマスク

<第5試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【4勝1敗=8点】エル・デスペラード 〇金丸義信(21分4秒 横入り式エビ固め)【4勝1敗=8点】×石森太二 エル・ファンタズモ
☆デスペラード&金丸が初優勝

最終公式戦を迎えた『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』、ここまでの経過を振り返ると全勝の石森&ファンタズモを1敗のデスペラード&金丸、ロビー&タイガーが追いかける展開も、ロビー&タイガーは石森&ファンタズモに敗れていることから、田口&ワトに勝ったとしてもデスペラード&金丸が勝たないことには自力での優勝は難しい状況となっている。

まずロビー&タイガーは2敗の田口&ワトと対戦し、タイガーがローキック、ソバット、ローキックで田口を攻め込むと、ワトがカットに入るが、ロビーが入ってサッカーボールキックのサンドバックタイムで返り討ちにして、田口には尻へサッカーボールキックのサンドバックタイムを浴びせてと田口を捕らえて試合をリードする。

ロビーは串刺しを狙うが、避けた田口はブルーサンダーで反撃してからワトに代わり、スワンダイブアッパーカットからミドルキックの連打、ブラジリアンキックと攻め込むも、旋風脚を避けたロビーはトラースキックからスピンキックで反撃して、ミドルキックから突進はワトがゼロ戦キックで迎撃する。
田口に代わるとロビーにスリーアミーゴズ、タイガーがカットに入っても、ワトが入ってトレイン攻撃で返り討ちにして、ロビーにヒップアタック&水面蹴りのトータルレンジャーからオーマイ&ガーアンクルで捕らえるも、逃れたロビーはアサイDDTを決める。
代わったタイガーがダイビングクロスボディーで続くが、田口はセカンドコーナーからミサイルヒップで応戦、田口は座り込んだロビー組に往復式ヒップアタックの連打からロビーにミサイルキック、タイガーに腿パットを連打を浴びせ、グロッキーとなったタイガーをしっかり固定して照準を定めてからのヒップアタックはタイガーが崩れて自爆してしまう。
田口組を狙うがトレイン攻撃も、避けたタイガーが田口に回転十字固めからリバースダブルアームバーで捕らえ、ロビーと共にサンドウィッチハイキックからロビーがトペコンでワトを排除すると、タイガーは田口に雪崩式ダブルアームスープレックスからダイビングヘッドバットを投下するが自爆してしまう。
ここでギタった田口はタイガーにオヤイからケツイエを炸裂させ、どどんはタイガーがコーナーに押し込むも、田口はセカンドコーナーから雷電ドロップからどどんを決め、再度のどどん狙いはロビーが延髄斬りで阻止も、ワトがミサイルキックからトルニージョでロビーを排除する。
タイガーは読み合いから田口にタイガードライバーを決めてからミドルキックを狙ったが、避けた田口がジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い勝利で、ロビー&タイガーが2敗目を喫して脱落、タイガーもオーマイアンドガーアンクルが来ると思ったが読みが外れてしまったようだ。

これでメインの石森&ファンタズモvsデスペラード&金丸が事実上の優勝決定戦となり、デスペラード&金丸が奇襲をかけて開始となると、場外戦で石森&ファンタズモ組のTシャツを脱がせ、リングに戻ると石森が金丸にバイシクルキックもロープへ走ると場外のデスペラードが足を取って石森を転倒させてから金丸が低空ドロップキック、場外戦で金丸がブレーンバスターから石森を捕らえて先手を奪う。
劣勢の石森は金丸にハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃してファンタズモに代わり、ファンタズモは金丸にブーメランクロスボディーからライオンサルト、場外のデスペラードにトペからリング内の金丸にスワントーンボム、マウントナックルから耳そぎチョップと猛反撃し、代わった石森も金丸に引っ掻きからナックル、ファンタズモが引っ掻きで続いて、逆に金丸を捕らえにかかり試合の流れを変え、石森組の同士討ちを誘発した金丸が石森に延髄斬りを浴びせてからデスペラードへの交代を狙ったが、場外のファンタズモがデスペラードを場外へ引きずり降ろしてする。
石森&ファンタズモはダブルの電気アンマで金丸を蹂躙するが、ファンタズモの突進は金丸が低空ドロップキックで迎撃してからやっとデスペラードに代わり、デスペラードはファンタズモに串刺しエルボー、変則ロープワークからスピアー、逆水平のラリーからエルボーのラリーに持ち込み、ファンタズモがサミングもサドンデスを避けたデスペラードはスパインバスターを決める。
デスペラードはピンチェロコを狙うが、ファンタズモが自軍へ押し込んでから石森に代わり、石森がファンタズモにファンタズモを踏み台にして串刺しダブルニーからスワンダイブ雷電ドロップ、首筋へのエルボーの連打からリバースショルダーバスターと畳みかけると、ミスティカからYesLockで捕らえたが、デスペラードはマフラーホールドで切り返し、石森はエビ固めで切り返してハンドスプリングを狙うが、キャッチしたデスペラードがバックドロップで投げる。
ここで代わった金丸が石森に串刺しビックブーツを浴びせ、石森はサミングで応戦も、読み合いでは金丸が低空ドロップキックからニークラッシャーを決め、デスペラードの膝裏へのラリアットの援護を得た金丸は石森に足四の字固めも、ファンタズモがサンダーキス86でカットする。
勝負に出た石森&ファンタズモは金丸は合体ダイビングニー&スピニングネックブリーカーを決め、合体ロボコードブレイカーからファンタズモのムーンサルトプレスは石森に誤爆すると、デスペラード&金丸が石森にドロップキック&バックドロップから金丸がムーンサルトプレスを投下する。
デスペラード&金丸はファンタズモにも合体技を狙うが、阻止したファンタズモは疑惑の右脚へのソバットを金丸に浴びせ、デスペラードには引っかきも、デスペラードはカウンターエルボーで応戦してピンチェロコを狙うが、ファンタズモが足を踏んで阻止してからサドンデスを炸裂させ、石森がカバーすると、海野レフェリーが試合権利はデスペラードにないと注意し、石森が戸惑っているところで金丸が急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い、逆転優勝を果たした。

試合後の金丸は「オイこら、汚ねえことばっかりやりやがって、オイ、こんな優勝などどうでもいいんだよ、それより、オマエらが持っている価値の下がったベルト、次はオレとデスペラードがやるからな、わかったな?わかったならサッサと帰れ!」とIWGPジュニアタッグ王座への挑戦を表明し、思わぬ敗戦を喫したファンタズモはヤングライオンを疑惑の右脚で蹴飛ばして八つ当たりで退場していった。
内容的には石森&ファンタズモがデスペラードに気を取られてしまったことで隙が出来てしまったか、石森しても金丸の手の内はわかっていたはずだったのに、悔しい敗戦となった。
またデスペラード&金丸にしてみれば目的はリーグ戦優勝ではなく、あくまでジュニアタッグ王座の奪還、ベルトをかけての再戦は必至だろうが、決戦の場はメットライフドームか…

リーグ戦全体を振り返ると、ROPPONGI3Kの空中分解、外道&東郷の欠場とハプニングはあったが、リーグ戦でのMVPはワト、最初こそは田口とのチームワークはかみ合ってなかったが、ワト自身が鉄柱越えのトペコンを出すなど、思い切りの良さが出るようになった。今後が楽しみだ。

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