8月9日 新日本プロレス「SUMMER STRUGGLE 2021~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021~」 後楽園ホール 435人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇矢野通 天山広吉 本間朋晃(10分34秒 横入り式エビ固め)チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎 ×邪道
<第2試合 30分1本勝負>
内藤哲也 SANADA 〇鷹木信悟 BUSHI(18分40秒 片エビ固め)後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI ×真壁刀義
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
<第3試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【3勝₌6点】〇石森太二 エル・ファンタズモ(12分57秒 片エビ固め)【2敗₌0点】×外道 ディック東郷
※ファンタズモのサドンデス
<第4試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【3勝₌6点】〇ロビー・イーグルス タイガーマスク(15分45秒 ロンミラースペシャル)【2勝1敗₌4点】エル・デスペラード ×金丸義信
<第5試合 『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【1勝2敗₌2点】田口隆祐 〇マスター・ワト(19分1秒 片エビ固め)【3敗₌0点】×YOH SHO
※RPP
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021~」公式戦は3日目を迎え、第3試合では2戦全勝の石森&ファンタズモvs外道&東郷の復活FECによるBULLET CLUB対決が公式戦で実現。TooSweetで互いにエール交換で開始すると、東郷が寝てファンタズモがカバーもカウント2となり、わざと勝ちを譲ってくれると思っていたファンタズモが戸惑うと、代わった外道が寝てファンタズモがカバーも東郷がカットに入り、FECが勝ちを譲る気がないとわかった石森組が怒る
そこで東郷と外道が相談すると、石森組に襲い掛かり、石森組は引っ掻き攻撃を狙うが、FECはTシャツを着ていたため効かず、それなら石森組はFECのTシャツをめくってから引っ掻き、電気アンマ攻撃で先手を奪う。
石森組が外道を捕らえたが、外道は石森に許しを請いつつ石森を場外へ出すと、東郷が石森、外道がファンタズモに引っ掻きで逆襲し、外道はレザーベルトで石森の背中をシバき、リングに戻って東郷がフィストドロップとFECは石森を捕らえて試合の流れを変え、ファンタズモがたまりかねてカットに入るも東郷が引っ掻きで排除する。
東郷は串刺しを狙いが、石森がレッグシザースでコーナーに直撃させてから、ファンタズモに代わりファンタズモはナックルの連打からフライングショルダー、カットに入る外道にはマンハッタンドロップからアトミックドロップで場外へ排除、東郷にライオンサルト、場外の外道にトペスイシーダ、東郷にスワントーンボムで孤軍奮闘したファンタズモはサトンデスを狙うが、東郷がサミングから丸め込んでクリップラーフェースロックで捕らえ、逃れたファンタズモがアンクルホールドで返すと、ラリアットは相打ちとなる。
石森vs外道に代わり、石森は外道にブーメランフェイントからスワンダイブヒップドロップ、ハンドスプリングオーバーヘッドキックからYesLockで捕らえたが、東郷がカットには入り、外道は石森にチンクラッシャーからトラースキック、そしてメリケンサックを取り出し、レフェリーが気を取られると、石森の背後から東郷がスポイラーチョーカーで捕らえる。
そこでファンタズモがカットするとレフェリーと外道を交錯させ、石森がベルトを外道を投げ渡して倒れ込んでフロリダマジックを狙い、外道が戸惑ったところで石森が丸め込み、エディ・ゲレロ式エビ固めで丸め込んだが、レフェリーがチェックに遭ってカウントが入らない。
外道が丸め込むと、石森はYesLockで捕らえてブラディークロスを狙うが、外道がサミングで阻止してからポップアップ式急所蹴りを浴びせ、本家外道クラッチで丸め込んだところでファンタズモがサドンデスでカットには入り、石森が外道を押さえ込んで3カウントを奪い逆転勝利を収めた。
石森にしてみれば薄氷の勝利で、ファンタズモにしても復活FECの前に振り回されていた。しかし敗れた復活FECは3連敗で脱落が決定となったが、試合内容の良さで評価の高さは変わらない、石森&ファンタズモにしても参考になった試合だったと思う。
セミファイナルでは2連勝同士がデスペラード&金丸vsロビー&タイガーが対戦、ロビーvsデスペラードで開始も、背後から金丸の強襲を受けたロビーにトレイン攻撃を狙うが、阻止したロビーがデスペラードにヒップトス、タイガーに代わってローキックの連打、逆片エビ固めとロビー組がデスペラードを捕らえて先手を奪う。
しかしロビーのスワンダイブ狙いは、場外の金丸が引きずり降ろすと場外戦に持ち込んで、リングに戻ってデスペラードがニークラッシャーから代った金丸が低空ドロップキック、逆片エビ固め、ニークラッシャーとロビーを捕らえ、足攻めで試合の流れを変える。
長時間捕まったロビーはデスペラードにスピンキックからタイガーに代わり、タイガーはダイビングクロスボディーからソバット、ハイキック、回転十字固めからリバースダブルアームバーで捕らえ、金丸がカットに入って連係は阻止したタイガーがデスペラードに再び回転十字固め。低空ドロップキックは避けたデスペラードはストンピングもタイガーは三角絞めで捕らえる。
タイガーはハイキックを狙うが、避けたデスペラードがバックドロップから金丸に代わり、金丸は串刺しビックブーツから顔面に低空ドロップキックも、突進はタイガーがソバットで迎撃してスピンキックからロビーに代わり、ロビーは金丸に串刺しダブルニー、足への619から串刺しダブルニーと攻め込み、ミドルキックから突進するが、金丸が低空ドロップキックで迎撃し、ニークラッシャーから低空ドロップキック、足四の字固めで捕らえて追い詰めにかかるも、ロビーは必死でロープエスケープする。
金丸はブリティッシュホールからディープインパクトを狙うが、ロビーが避けたところで金丸が膝押さえてしまい。これを逃さなかったロビーが金丸の膝裏へ低空レッグラリアット、背後からラリアットを命中させる。
ロビーはスワンダイブ低空ドロップキックからターボバックパックを狙うが、金丸がサムソンクラッチで丸め込み、ロビーのアサイDDT狙いは、デスペラードが入ってバックドロップ&ドロップキックの合体技を決め、金丸はタッチアウトを狙うが、逃れたロビーがキックのコンポからオーバーヘッドキック、タイガーが入ってタイガードライバーから場外のデスペラードにトペスイシーダを命中させて排除、最後もロビーが金丸の膝へ450°スプラッシュからロンミラースペシャルで捕らえて金丸がギブアップとなり、ロビー&タイガーが公式戦3連勝となった。
金丸が終盤で膝を押さえたのは前日のFECとの公式戦でのダメージが残っていたということだろうが、金丸の膝の調子が悪いとなると、今後に不安を残す可能性も否定できない。またロビー&タイガーはタイガーの調子の良さもあるのだろうが、上手くロビーをサポートしている、今後次第では優勝も可能性も否定できず、またタイガー自身にとっても久々にチャンスが巡ってくるかもしれない。
メインの2敗同士のROPPONGI3Kvs田口&ワトは、先発で出たSHOのミドルキックに対しワトはカンフーコンポで応戦、ここでYOHが入ってROPPONGI3Kが連係でワトを蹂躙して先手を奪うが、ワトはYOHにレッグラリアットで田口に代わり、ワトは田口の地獄門に直撃させると、田口がセカンドコーナーからのヒップドロップを投下、田口がフェースロック、ワトが入ってサンドウィッチドロップキックとYOHを捕らえて逆に先手を奪い、田口も覇気のないYOHに苛立ったのか雷電ドロップを乱打し、たまりかねてSHOがカットに入るも田口は排除する。
田口組はトレイン攻撃を狙うが、阻止したYOHがワトに延髄斬りからSHOに代わり、SHOは田口にショルダータックル。ワトにもショルダータックルを浴びせてミドルキックからアームロックで捕らえる。
SHOはミドルキックもキャッチしたワトはエルボーを放つと、SHOも返してラリーになり、バックエルボーの応酬からSHOが突進すると、ワトはゼロ戦キックで迎撃して田口に代わり、カットに入ったYOHにヒップアタックを浴びせると、座り込んだROPPONGI3Kにヒップアタックの連打、SHOにスワンダイブヒップアタックからオーマイ&ガーアンクル狙いはSHOが逃れるも、田口は走ったつもり式ヒップアタックを命中させる。
田口はスリーアミーゴズを狙うが、SHOがブレーンバスターで投げ返してYOHに代わり、YOHは田口に串刺しエルボーからネックブリーカー、田口のヒップアタックもアトミックドロップで迎撃すると、ドラゴンスープレックスは狙いは田口がオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
しかしYOHが逃れたところでSHOが入り、ROPPONGI3Kが田口に合体カナディアンハンマーを狙ったが失敗、それでもROPPONGI3Kは田口にダブルジャンピングニーから連係で蹂躙して、3Kを狙ったが田口はヒップアタックで阻止してSHOに延髄斬りを浴びせ、代わったワトもスワンダイブアッパーカットで続き、場外へ逃れたYOHに鉄柱越えノータッチトペコンを命中させる。
リングに戻ったワトはYOHにレシエントメンテを狙うが、SHOがラリアットでカットに入ってから各選手が入って乱戦となり、YOHvsワトでエルボーのラリーとなると、YHOはローリングエルボーに対してワトはハイキックで応戦、しかしYHOはヘッドスプリングで起き上がりトラースキックからジャーマンスープレックスホールドを決めるが、田口がカットに入る。
YHOがワトにDIRECTDRIVEを狙ったが。逃れたワトがキックのコンポから竜巻旋風脚、レシエントメンテを決めると、SHOがカットするが、田口がケツイエで排除し、最後は田口&ワトがハイキックとヒップアタックのサンドウィッチ攻撃、田口のどどんからワトがRPPで3カウントを奪い、デビュー戦の相手だったYOHに初勝利を収めて公式戦初勝利、ROPPONGI3Kは3連敗で負け越しが決まりリーグ戦から脱落となった。
試合後はワトのマイクで締めくくりとなったが、敗れたROPPONGI3Kは意気消沈したまま退場となり、バックステージでもYOHが「わかんねえんだよ…何かが違うんだよ」とつぶやきながら去っていった。
試合内容もワトがYOHを上回っており、田口でさえも覇気のないYOHに苛立っていた。また敗れたYOHにしても後輩であるワトに敗れたのは最大の屈辱で最悪の敗戦でもあったが、田口が敢えてワトにYOHを取らせたのも不甲斐ないYOHに対する意味合いも込められていたのかもしれない。
デスペラードが以前にROPPONGI3Kに対して「ベルトを取ることとリーグ戦に優勝するしかない価値のないチーム」と発言したことがあったが、現在のROPPONGI3Kはベルトどころかリーグ戦優勝も事実上なくなったことで、完全に何もかも失ってしまった状態になっている。何もかも失ったROPPONGI3Kは今後どうなっていくのか…
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