7月2日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD 2021」後楽園ホール 483人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇飯伏幸太(12分10秒 高角度逆片エビ固め)×辻陽太
<第2試合 20分1本勝負>
〇鷹木信悟(11分3秒 体固め)×上村優也
※パンピングボンバー
<第3試合 20分1本勝負>
鈴木みのる 〇エル・デスペラード 金丸義信(11分8秒 マフラーホールド)石森太二 エル・ファンタズモ ×邪道
<第4試合 30分1本勝負>
内藤哲也 SANADA 〇BUSHI(12分13秒 片エビ固め)タイチ ザック・セイバーJr. ×DOUKI
※MX
<第5試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第21代王者組】〇後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(26分50秒 片エビ固め)【挑戦者】天山広吉 ×小島聡 永田裕志
※GTR
☆後藤&石井&YOSHI-HASHIが7度目の防衛に成功。
後楽園大会のメインでは後藤&石井&YOSHI-HASHIの保持するNEVER6人タッグ王座に、第3世代の天山&小島&永田が挑戦した。
石井vs永田で開始となって、ロックアップから石井がヘッドロックで捕らえるとぶつかり合いとなり、エルボーのラリーから永田がビックブーツを連発し、ローキック狙いは石井が見切る。
小島vs後藤に代わり、後藤がハンマーの連打からヘッドロック、ショルダータックルと攻め込むが、ぶつかり合いは小島が制してマシンガンチョップを放つも、後藤が小島を羽交い絞めにするとYOSHI-HASHIが逆水平を連打を浴びせる。
これに怒った天山がカットに入り、天コジが頭突き&エルボーのサンドバックタイムでYOSHI-HASHIを排除すると、後藤にはヘッドドロップ&エルボードロップと連係を決めるが、天山のラリアットが小島に誤爆してから場外戦になるとCHAOSが第3世代を痛めつけて先手を奪う。
リングに戻るとCHAOSが小島を捕らえ、石井の逆水平で小島の胸板が血で滲み始めるも、YOSHI-HASHIはトラースキックもキャッチした小島がコジコジカッターを決めると、代わった天山がYOSHI-HASHIにショルダータックルから真モンゴリアンチョップや逆水平を連打する。
天山はYOSHI-HASHIに串刺しラリアットからブレーンバスターで投げるが、アナコンダバスター狙いはYOSHI-HASHIが逃れてエルボーのラリーに持ち込み、天山は真モンゴリアンチョップを連打から突進すると、YOSHI-HASHIは逆水平で迎撃してトラースキック、ネックブリーカーからバタフライロックで捕らえ、天山が逃れてもYOSHI-HASHIは逆水平を連打を浴びせるが突進したところで天山がニールキックで迎撃する。
ここで永田に代わり、永田はミドルキックを連打、串刺しビックブーツから突進するが、避けたYOSHI-HASHIがヘッドハンターからCHAOSが入って連係で永田を蹂躙しYOSHI-HASHIが左のしゃちほこラリアットを炸裂させる。
後藤とYOSHI-HASHIが連係でカットに入る小島を排除するが、永田への連係狙いは阻止されると、永田がYOSHI-HASHIに低空ドロップキック、代わった石井にはビックブーツも突進は石井がパワースラムで叩きつけ、龍魂パワーボムは天山がカットに入り、石井が頭突き合戦に挑むも天山が勝って真モンゴリアンチョップを連打する。
ここで永田の延髄斬り&天山の真モンゴリアンチョップのサンドウィッチ攻撃を石井に決めると、永田がナガタロックⅡで捕らえ、後藤がカットに入るも天山がアナコンダバイス、小島も川田殺しでYOSHI-HASHIをセーブし、永田は石井にナガタロックⅢ並行してナガタロックⅡへ移行するが、小島を振り切ったYOSHI-HASHIがカットに入る。
永田が石井に串刺しビックブーツからエクスプロイダーで投げるが、永田はハイキックも避けた石井はジャーマンで投げてからリキラリアットを狙うと、永田がビックブーツで迎撃も、後藤とYOSHI-HASHIが入って永田に後藤ごとハントから石井がスライディングラリアット、垂直落下式ブレーンバスター狙いは永田が逃れても石井は延髄斬りを浴びせる。
そこで石井が永田にリキラリアットを狙うが、小島が身を挺して庇い、天山が石井に頭突きから天コジがオレごとアナコンダバスターを決め、永田がミドルキックからバックドロップで投げるが、後藤がカットには入り、永田はミドルキックもキャッチした石井が頭突きを浴びせる。
後藤vs小島に代わり、エルボーのラリーから小島がローリングエルボーを浴びせると、ラリアットを狙うが、後藤が時間差ラリアットを先に命中させ、後藤の串刺しは小島が避けてマシンガンチョップも、串刺しエルボーからいっちゃうぞエルボー狙いは、後藤が串刺しラリアットで阻止してダイビングエルボードロップを投下する。
ここでYOSHI-HASHIが入って小島に連係を狙うが、天山がカットに入ると、天コジは後藤に天コジカッターを狙うが、石井がカットに入るも、カットに入った永田が石井をタイナーから天コジが天コジカッターで排除し後藤にも狙うが後藤がラリアットで阻止、YOSHI-HASHIが入って小島に隠し狭間、YOSHI-HASHIがダブルニーから後藤がPKを浴びせる。
後藤&YOSHI-HASHIはGYWを狙うが、小島が阻止して後藤に垂直落下式ブレーンバスターも、ラリアットを狙うとキャッチした後藤が牛殺しから念を込めてミドルキック、受けきった小島のラリアットも、キャッチした後藤がGTRで3カウントを奪い防衛を果たした。
試合後には石井から第三世代に手を差し伸べ敬意を表すると、各選手も握手を交わしてノーサイドとなり、試合後は後藤がマイクで「第三世代は強かったです、俺たちの絆はこんなところでは負けません、まもなくオリンピックが始まりますが、オリンピックより熱い試合を見せていきます、これからも新日本プロレスに眼を反らすなよ!」とアピールして締めをYOSHI-HASHIに任せ、YOSHI-HASHIが「防衛し続けるのは…」と叫んだところで突然会場が暗転、照明が点くと後藤とYOSHI-HASHIが排除されて、試合が組まれていなかったEVILとディック東郷が乱入しており、東郷がスポイラーチョーカーで石井の首を絞めあげてから、EVILがEVILでKOして去っていった。
内容に関しては王者のCHAOS相手に第3世代が絆で互角に渡り合い、25分越えの熱闘を見せつけたが、最後は後藤の持ち前の強引さで振り切った。シングル三番勝負では第3世代が敗れ、タイトルマッチにも敗れたが、現実ではなくまだまだ夢を持たせてくれる、その表れが石井からの握手だったと思う。
試合後に石井はEVIL&東郷から闇討ちを受けたが、狙いは6人タッグ王座への再挑戦ではなく、石井とのシングルで、EVILはこれまで石井に一度も勝ったことがないとういうことから、石井に勝ったうえで6人タッグ王座へ再挑戦を狙う気なのか…
辻、上村の試練の勝負は、まず第1試合では辻が飯伏に挑み、辻がタックルも飯伏が決めさせず、バックの奪い合いから飯伏がヘッドロック、辻は切り返して腕十字狙いも逃れた飯伏はサイドポジションで捕らえて、辻は逃れる。
ロックアップから辻がリストロックも、飯伏はリストロックで切り返し、辻はエルボーの連打で逃れるとヘッドロックからぶつかり合いになり、飯伏がミドルキックも受けきった辻がショルダータックルを浴びせる。
辻はチンロックからスリーパー、飯伏は無理せずロープエスケープ、辻はエルボーも飯伏が打ち返してラリーに、辻が連打も飯伏が挑発して受けきりミドルキックを浴びせ、スリーパーからキャメルクラッチへ移行、辻は必死でロープエスケープする。
飯伏は辻の顔面を張って挑発すると、辻は逆水平の連打も、受けきった飯伏はミドルキック,串刺しビックブーツから突進は辻がドロップキックで迎撃し、串刺しジャンピングエルボー、ボディースラム!サマーソルトドロップからボディープレスと猛反撃する。
辻は逆エビ固めを狙うが丸め込んだ飯伏がフットスタンプを投下、背中へパントキック、ミドルキックの連打を浴びせるが、辻はエルボーの連打からビンタも飯伏も打ち返してラリーになり、飯伏がソバットコンポからロープへ振るがカウンターの辻がスピアーを炸裂させ、ジャイアントスイングで大回転してから逆エビ固めで追い詰めにかかるも、飯伏はプッシュアップしてロープエスケープする。
辻はリバースゴリースペシャルを狙うが飯伏が逃れると、辻がトケで丸め込んだが突進したところで、飯伏がバックホームラリアットで迎撃し拷問式逆片エビ固めで捕らえて辻がギブアップとなり、飯伏が勝利も辻も攻めに工夫がみられるなど成長を感じさせる試合となった。
第2試合では上村がIWGP世界ヘビー級王者の鷹木に挑んで、鷹木はIWGP世界ヘビー級ベルトを巻いて登場する。開始からロックアップも上村が体を入れ替えて張り手を浴びせ、!バックの奪う合いからグラウンドも、鷹木がマウントからヘッドロックで捕らえれば、上村が切り返してヘッドロックで執拗に絞めあげる。
ぶつかり合いから上村の挑発で鷹木が突進から読み合いも、上村がアームドラックからハンマーロックで捕らえ、エルボーの連打からエルボースマッシュと攻め込み、串刺しは鷹木が迎撃しても上村がエルボーからショルダータックを放つが、受けきった鷹木がショルダータックル、場外戦を仕掛けてエプロンの角めがけて上村の腰を打ち付ける。リングに戻ると鷹木がロープ越しでストンピング、追尾式キチンシンクからブレーンバスターで攻め込み、足蹴で挑発すると上村がエルボーの連打も、鷹木は一撃で返して左右エルボーで上村がダウンする。
鷹木が上村を起こして串刺しパンピングボンバーから突進するが、上村がドロップキックで迎撃し、エルボーの連打からジャンピングフォアアーム、串刺しドロップキックからバックドロップと畳みかけてから腕十字で捕らえると、鷹木は慌ててロープエスケープする。
上村は右腕へエルボースマッシュからショルダーアームブリーカーを狙うが、鷹木がスリーパーで捕らえ、バックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットと畳みかけてから背面ダイビングエルボードロップを投下、雄叫びから熨斗紙は上村が逆さ押さえ込みで切り返し、龍魂ラリアットをキャッチして閂狙いは鷹木がカウンターのパンピングボンバーから熨斗紙で叩きつける。
鷹木はスライディングパンピングボンバーを狙うが、上村が丸め込んでからジャーマンスープレックスホールドも、閂狙いは鷹木が逃れると、上村は往復ビンタを浴びせたが、突進は鷹木がパンピングボンバーで3カウントを奪い勝利も、上村も全力で勝ちを狙えば、鷹木も上村に応えるかのように全力で叩き潰した。